メル「美魔様!魔莉様!修行させて下さい!」
私は美魔と魔莉の前でお辞儀する。
美魔・魔莉「ふぇ?」
美魔「......いやいやいやいや!もうメル様の方が魔力も多いし強いですよ⁉︎それに」
魔莉「メルちゃんを傷付けるなんて出来ないし!」
美魔と魔莉は体の前で手を振る。
美魔「すーはーすーはー。......ふぅ。メル様の命令ならば断るのはいけません。何かあるのでしょう?」
美魔が深呼吸をしてから言う。
やっぱり美魔は冷静だね。魔莉なんて頭を抱えながら転がり回ってるし。全然違うね。
メル「そうそう。あのね、魔界以外の場所ってあるの?」
美魔「はい。魔界を降りると、暴風龍や魔物がうろついております」
ふむ。
美魔「何があるのですか?」
何があるのと言われても。
美魔達には多分まだ言ってないと思うんだけど、私って現世でトラックに轢かれてこっちの世界に来たじゃん。
そのお兄ちゃんは死ぬ前に大賢者の話をしてた。私にも大賢者がいる。つまりはこの世界にお兄ちゃんがいると思う。
って言うのが私の推測なんだけど。
でも魔界にはいないような気がするから下に行きたいんだよね。
暴風龍とかに倒されるのも嫌だし、修行してから行きたいんだよね。
だから。とは言えないんだよね〜。だから適当に言っとこう。
美魔「メル様が何を言っても私達はついて行きます」
魔莉「うん!そうだよ!山を越えても谷を越えても火の中に入っても死にそうになっても地獄に行っても一緒だからね!」
美魔と魔莉が言う。
と言うか魔莉やばいじゃん。そこまでついて来なくていいし。地獄に行ってもって私達死んだの?
まぁそれは置いておいて。
メル「まぁ、旅行気分的な?下にも行ってみたいし」
美魔「そうですか。その為には、下に行く時に身分証明書が必要でして。メル様ならばS級ぐらいまで行けると思いますが」
美魔が言う。
そこまで?
メル「ちなみに美魔達は?」
私が疑問を言う。
美魔「二人同じのEですね。ちなみに一番下です。やった時が結構前なので、今だったらもっと行けると思いますが」
美魔がやれやれと言う顔で言う。
メル「へぇ。ならもう今からでも行こうかな」
それで、Sぐらい取ってからもう一回帰ってきて、行こうかな?
美魔「分かりました」
メル「じゃあ取れるところまで魔法で行こう」
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メル「はい着いた」
受付の人「あ、美魔さんと魔莉さんですね。一つ上のランクを目指しに来ましたか?」
受付の男の人が私に気付いて......いや、美魔達に気付いて言う。
私は受付の人から見える所の丁度下の所に居るため見えないらしい。
この姿小さいんだよなー。大きくすると魔力の減りが半端ないし。小さくするともう幼稚園児になっちゃうし。
これぐらいが丁度良いのかな?
美魔「いいえ。メル様です」ヨイショ
私は美魔に持ち上げられる。
受付の人は今気付いたようだ。
受付の人「え?お嬢さん?それだったら、この討伐するのじゃなくて、違う方が良いんじゃないかな?」
メル「むっ!そんな事言わないで早くやらせて」
美魔「メル様に逆らうと?」
受付の人「えっいやすいません!ではどうぞ」
受付の人はやる所に連れて行く。
魔衣「私は召喚魔法師の魔衣と申します。では、E試験から始めましょう」
観客A「あのお嬢ちゃんE試験するってよ。俺の子供でも出来ないのに、俺の子供より小さいのに出来るかねぇ」
観客B「いやー、出来るとしてもEまでだろう」
観客C「俺達でもEの一個上だしな」
観客A「俺達より上に行くってことはないな!」
観客B「それは確か!」
観客が言う。
美魔と魔莉が怖い顔で見てるのは見なかったことにしよう!
魔衣「では。“いでよ!ハウンドドック!(漢字が分からないのでこれでお願いします)」
メル「うわっ⁉︎ぎゃぁぁぁ!私犬大っ嫌い!」
私はハウンドドックを吹き飛ばす。
魔衣「え?」
メル「うーびっくりした。じゃあ次のやつ!」
魔衣「えー。ごほん。“いでよ!ダークゴブリン!(漢字が分からないので以下略)」
メル「」ドォォン
私はダークゴブリンを微塵切りにする。
魔衣「え、え、え⁉︎」
魔衣は凄い顔になる。
メル「あ、ごめん。めっちゃキモかったから一発でやっちゃった」
魔衣「な、ならば!もうS級です!“いでよ!特級悪魔!(漢字が以下略)」
メル「うわー凄いね」
特級悪魔「」
特級悪魔が私に跪く。
魔衣「えぇ⁉︎ひ、ひひひ跪く⁉︎も、もうS級超えて特級です!」
魔衣が慌てて言う。
特級て何?
観客全員「特級⁉︎初めて聞いた!」スゲ-
メル「終わったよ〜。というか特級って何?」
美魔「......。あ、すいません。特級とは、一番上の級です!」
美魔今フリーズしてたよね。
メル「とりあえず帰るか!」
美魔・魔莉「そうですね(だね)!」