メル「ただいま〜」
私が魔法陣から出てきて言う。
魔莉「ねぇねぇ聞いて!」
魔莉が言う。
魔駒「なんだよ」
魔莉「メルちゃんなぁS級なるかと思てやらせたら特級だったねん!」
メル「......?」
魔莉「あ」
美魔「魔莉!」
美魔「メル様?こ、これは空耳ですよ、空耳!」
美魔が必死に庇う。
メル「ねぇ......。なんで、なんで関西弁に......」
美魔「あ、バレた」
魔莉「え、えへへ......」
メル「理由かなんか言って!」
魔莉(莉華?)「じ、実は、私、莉華。覚えてる?」
美魔(美華?)「私は美華。メル様、いや、百合花」
メル「魔駒達は知ってたの?」
魔駒「まぁ」
メル「詳しく」
魔斗「あの、前はこの村は弱々しい事で結構有名でして。
そんな雨のある日、魔莉と美魔が来て......。泊めて欲しいと言ってきたんです。
僕達では敵わないような魔力の持ち主で......。勿論どうぞと言ったんです。
その翌日、雨は収まって、帰るのかと思ったら、魔莉と美魔がここに住みたいと言ってきたんです。
断ったらどうなるかも分からなかったのでこれも勿論と言ったのですが.......。
その後自分達の話を聞いて欲しいと言われて.......。
“私達は現世からの転生者。もう一年程である人が来るの。前は美華と莉華って言ったんだけど......。この事は秘密にして欲しい。いつか、バレるまで.......”。
と言ったんです」
メル「魔莉達は?」
魔莉(莉華)「関西弁の方が喋りやすいから関西弁にするね。前、あたし子供を守って死んだやろ。それでー転生してきたんやわ」
美魔(美華)「私は、高校生の時一回すれ違ったでしょ?それ以来だね、こうやって喋り合うのは」
いつのまにか魔駒達はいなくなっている。
美魔(美華)「私は、実はその後癌にかかって......もう痛いのは嫌だったの。自殺したわ。
頑張って組紐を作って......。
でも、組紐なんか作れないような不器用だったのに、何かが私にかかっているように手が勝手に動いたの。
それから、組紐を作って、手が勝手に首に掛けたわ......。
今思うと、私、
“死んで生き返っても、一緒だよ”
って言ったわ、だからなったのかと思う」
メル「そっか......。分かった」
私は頷く。
メル「実わね、私下の世界、モンスターとかいる世界に行きたいの」
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美魔「はい?」
魔莉「下の世界へいくぅ?」
二人が息ぴったりでいう。
メル「そう。なんか言ってる私も意味わかんないけど下から強い親しいっぽい気があるような気がする」
本当に私も意味わからないんだけどね。
なんなんだろうな。
美魔「じゃあメル......百合花が行きたいなら」
メル「メルでいいよ。いつも通りの方がいいし」
私がいう。
いつも通りって言ってもそれでも美魔たちにとっては前の名前がいつも通りでーあーもう!よくわかんないいいい!
魔村「下の世界、行ってきてもいいですよ!」
メル「うわァァァ‼︎......なんだ魔村かぁ」
魔莉「とりあえずいったらぁ?」
メル「ん?魔莉もいくよね?まさか行かないっていうのかなぁ?面倒くさいから自分だけ行かない?なにそれ〜ねぇ魔莉ぃ?」
私が怖い顔で脅かす。
これぐらいしないとこないからね。強引もいいことがある!どやあ。
魔莉「うぅぅぅぅ。分かった!分かったからその顔どけてぇ」
メル「分かったならよし」
メル「じゃあ準備を___」
私が手を横に出す。
美魔「大丈夫です!メル様の準備は私がしてきました!
私のもできました。魔莉のはできてません☆」
美魔が私の鞄と自分の鞄をぱんぱんにしてきて持ってきた。
おーやったあ私準備しなくていいんだー。
魔莉「おいいいいい!なんであたしのはしないやああああ」
魔莉がひ弱な声で叫ぶ。
アラカワイソウネウフフフフ(棒)。
美魔「じゃあメル様!先行ってましょうか!」
美魔が私の鞄も持ってくれて言う。
メル「そうだね!」
魔莉「ちょっと待ってよ!あー服もいる!あああああとなにいるんだああああ!」
魔莉が慌てる。
メル「じゃあ行こう」
美魔「じゃっ!」
魔莉「あ!うう!先行っててもいいから!後からきてやるうう」
下の世界についた。
メル「わぁー。なんか洞窟みたいだね」
美魔「そうですね」
メル「んっ⁉︎」
私が驚いた声を出す。
なぜかと言うと、あっちに大きい気が二つある。私と同じくらいだ。互角くらいか......。でも二人でやられたらひとたまりもない。
美魔「?どうしました」
メル「あっちに大きい気が......」
美魔「本当だ....」
メル「とりあえず行こう。行ってもこちらから攻撃をしなければやられることはないし。
そういえばあそこらへんは確かゴブリン村だよね」
美魔「......そうですね。だれか冒険者が来てるんじゃないですかね」
私はただの冒険者ではないような気がして美魔の言葉には何も言わずに先へ進んでいった。
もうすぐ出口。
出た瞬間スライムと鬼人らしき者たちがいた。
??「だれでしょうか」
スライムが言う。
メル「メルです」
リムル「俺はリムル。スライム」
リムルと名乗ったスライムは、敵ではないと察したらしく、ホッとした感じで喋った。
メル「横のは美魔」
リムル「下がれ」
鬼人たちが下がると、一人の大きい気の竜?的なのが残った。
美魔「あ、貴方様はまさか......ヴェルドラ様では?」
美魔にヴェルドラと言われた竜が言う。
ヴェルドラ「読み読み.....」
言われたが気づいてない。
ヴェルドラ(?)は本を一生懸命読んでるみたい。
リムル「すまんな。こいつ本読み始めると全然何言っても気づかないんだ。
ちなみに美魔?さんの言った通りこいつはヴェルドラ。俺のマブダチだ」
おーう。ヴェルドラってなんかすごそうだからリムルさんもすごそう......。
美魔が囁く。
「ヴェルドラって凄い人ですよ......」
メル「うえ」
思わず声が出た。
全員がこっちを向く。
メル「あ、スイマセンユルシテクダシャイすいましぇん......」
あぁーめっちゃカタカナっぽくなっちゃった......、逆に恥ずかしい。
魔莉「おーいきたよー!ん?何このスライム弱そっ!横の竜もメルちゃんにかかったらすぐに倒せちゃうね!弱い弱い!」
二人「......」
あー!魔莉何してんの死ぬよ⁉︎私でも倒せないんだよ⁉︎あーもう知らない!死んでも知らない!
ヴェルドラ「......」
あ、ヴェルドラサンの方は本読んでるだけだった......。
スライムのリムルさんの方は許してくれるかな......?
リムル「俺は『悪いスライムじゃないよ!』」
メル・魔莉・美魔「ぶっ!」
メル「それってあの国民的の....」
リムル「ふむ。やっぱり日本人」
メル「と言うことはリムルさんも日本人?」
リムル「元、だな。転生してきた」
メル「へぇ!私も美魔も魔莉もそうなんだよ!」
私が楽しそうに言う。
リムル「こんなに見つかるか.....」
メル「あーそういえば私のお兄ちゃんもそのゲームしてたんだよね!めっちゃハマってた」
美魔「あー確か悟さんでしたよね!」
あ!個人情報♡w
リムル「その人って名字は?」
メル「ん?三上だけど。もう死んじゃったんだよね。通り魔に刺されて」
リムル「.......」
メル「とりあえずそっちの村行っていいか聞くから美魔達あっち行ってて」
リムル「こっちの村は別にきてもいいけど......」
リムルさんが体をぷるんぷるん揺らさせて言う。
あー!可愛い♡ぎゅっとしたい〜!あの頃の私にこのやわらかそうなスライムあげれたらストレス発散できそう〜。
メル「ありがとうございます!」
リムル「普通に喋っていいよ」
メル「じゃあ」
メル「そういえばリムルさんなんでさっき私のお兄ちゃんについてすごい聞いてたの?」
リムル「......」
リムルさんがうつむいた感じで黙っている。
やがてリムルさんが勇気を決めて言う。
リムル「お前って、百合花だよな?」
よければ見てください。
またいつ出すかわかんないので気長に待っててくださいね!