私メル。今裁判所にいます。
ベリー「これから、メルの裁判を始める!」ド-ン
そう言ったのは、裁判長ベリーさん。机をドンと叩き、裁判所に大きな声を響かせた。
ベリーって苺......、あ、駄目だ駄目だ。もっと怒られるー。ベリーと言えば.....、! ペリーだ!
ベリー「メル。先ずはいつ生まれた!」
ベリーが私を指差しいう。
指差しちゃいけませんわよー。お母さん怒っちゃいますわ! プンスカプンプン
メル「えーっと、一ヶ月ぐらい前に、生まれて(転生したんだけどね......)、起きたら、あっちの方向の魔法の村のとある人の家の一室に眠ってた」
私は、めんどくさそうに言う。ベリーが、顔をぴくぴくさせ、こちらを見ている。めんどくさそうに言うなよ......と、小声で呟いているのが、聞こえた。
小声で言ってても、スキルで聞こえちゃうんだけど。こしょこしょ話は私に効きませーん。
ベリー「そのオーラは?」
ベリーが、まだぴくぴくしながら、私を見た。
そこまで怒らなくても......。
メル「えー。いつのまにか」
私は、真顔で言った。後ろで見ている魔利が、クスクス笑っているのが聞こえた。魔駒が、こら! と言って怒っているのも聞こえた。
魔利は、私が真顔で言ったからクスクス笑ったのかなぁ。何でだろ。
ベリー「レオン様。あいつはどう致しましょう」
と、ベリーがレッ君に話しかけている。レッ君は顔色変えずに何かを言っている。小さ過ぎる声+遠過ぎるで、何も聞こえない。そして、ベリーは、直ぐに帰って来て、ごほん、とわざとらしい咳をした。
ベリー「メルは、ゆうざ「ゴホン!メルは、無罪。だが、メル達は、一年入ってはいけない。ベリーは、クビ!」はいぃ⁉︎何で俺も⁉︎しかも、クビですかぁ!」
ベリーは、私が有罪! と、カッコつけて言おうとしたが、途中でレッ君に私は無罪、と言われた。
と言うか、大魔国に、一年も入っちゃいけないの⁉︎ ふっ。でも、ニヤァ。これはこーれは。良い機会。仲間を増やそうと思っていたのだ。ニヤニヤニヤニヤ。
レオン「早く出るのだ」
レオンは、裁判所に響く声で、言った。私が後ろを見ると、魔利が、えぇぇぇ。と言う顔で硬直していた。
一年。我慢するしかないなぁ......。まぁ、人間にとっては大変だけど、多分、魔物にとっては一年は早いはず。
と、私は考え、裁判所からうんうんと頷き出て行く。美魔達は、私の後ろをテクテクと歩いてくる。魔利も流石に、私達が居なくなっていることに気付き、慌てて走ってくる。だが、ベリーに、走るなぁ! と、涙目で怒る。魔利は、怒られ、ズーンとされているのを、戻ってきた美魔に引き連れられて、こっちへ来た。
うん。流石に、ペリー......ベリーもクビ、と言われ、流石に傷付いたのだろう。可哀想に......。私が助けてやろう!
メル「ペリー。私の所に、来る?」
私は、ズーンとして歩いてきた、ベリーに、肩を置き、言った。
ベリー「俺なんか、大魔国に居場所なんてないんだ......。行こう......。って!今、ベリーじゃなくて、ペリーって言ったよな⁉︎ちゃんと聞いてたかおい!ベリー。ベリーだ!良いか!」
ベリーは、前半は、ズーンと涙目でいい、後半は、前半のような所は一切なく、怒って言う。
あれ。バレちゃった? テヘ。
魔法の村
メル「ただいまー」
私は、持っていた鞄を村長に渡し、豪華なソファーに座った。
村長「メル様。ただいま、とは?」
村長は、鞄を受け取り、言った。
アレ。村長、ただいま知らないの? 時代、オクレテル? あ、そうじゃないや。人間じゃないから、知らないんだね。
メル「ただいまってね......。え?ただいまってどう説明すんの?ああ〜。そう言うことねぇ〜。帰ってきた時に、言う言葉だよ!で、お帰り。ただいまーって言われたら、そうする。良い?」
私は、ソファーから降り、ここら辺をクルクルしながら言った。村長は、ふむふむと、メモ帳? か何かに書いている。
まさか、知らないとは思わなかったよ。
メル「あ!そうだ。ベリー」
私は、手をぐぅにし、手の平に乗せて、思い出す。
ベリー「......ベリー.......っす」
ベリーは、とても嫌な顔をし、言った。他のみんなは、分かったようで、パチパチパチパチと、拍手をする。
村人①「ベリーさん、名前があるなんて良いよね」
村人②「私なんか、出来損ない魔女って呼ばれてるんだよ」プンプン
村人③「しかも、美少年って」
村人④「しかも、大魔国の裁判長様でしょ?もう、全部良いじゃん」
村人①〜④「羨まし〜!」アハハ
メル「じゃあ名前つけてやる!」
メル「じゃあ魔師。魔損(出来損ない魔女......)。魔魅。魔姉。姪魔。魔男。魔露。魔衣。笑魔......」
五分後
メル「もう......無理......」バタン
私は、みんなの名前を付け、倒れた。
また起きた......。やっぱり。
みんな「メル様⁉︎」
翌日
メル「うーん」
そう言ったのは、私、メル。アレ。もうこのやり取りしたか。
村長→魔村「メル様。起きましたか」
村長.....魔村は、しわくちゃな顔.....って! あれれ。変わってない? ほら。しわくちゃ、チガウヨ?
魔村「メル様が倒れた後、どんどん成長していきまして。他の皆さんもそんな感じに成長して行きました。皆さんが、メル様に力が強くなった事を見せたい、成長したよ、と言うことを知らせたい、との事です。準備ができてから、でも良いですが。今から来ますか?」
魔村は、成長した顔で、規律と言った。
メル「うん。今から行こうかな。そこまで成長したなら、見せてもらおうじゃないかぁー(ドヤっ)!」トイウカセイチョウジャナクテ,モドッテルヨネ......
下(さっき寝てたとこはどっかの家だった)
魔利「あ!ね......メル様!」
魔利が、私が家から出て来ると、いきなり走って来て、ぎゅーっと抱きしめて言った。
うん。一回猫ちゃんって言おうとしたのは、気の所為だよねー。気の所為であって欲しいなぁ。
メル「魔利。メル様じゃなくても良いよ。なんか変な感じする」クビハナシテ-
私は、抱きついて来る魔利の手を、離そうとして、言った。
ちょっと待って。やばい。魔利の手取れないんだけど......。
魔利「ん?じゃあ、猫ちゃん?いやそれは、魔龍を倒してくれたしぃ。メルさん、いや違うな。メルちゃん!それでいっか!メル様と、猫ちゃん。メル様のメルと、猫ちゃんのちゃん。組み合わせれば、メルちゃんだ!よし。それで決まり!」
魔利は、私に抱きついていた手をぱっと離し、一歩離れた所で、くるくると回り、いつかは、よし! と、手を手の平に乗せ、元気な声で言った。
メルちゃんって。まぁいいか。私がメル様は辞めてって言ったんだし。
これからは、魔利からはメルちゃんと呼ばれ、この村にはベリーという仲間が加わって暮らすことになるだろう。
これから楽しみだな。