【完結】理想主義者(笑)の自由奔放記   作:夭嘉

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4ABY〜?ABY
新しいゲーム


アナキンとの再会から数日後。

 

銀河中に私の生存が知れ渡った。それはどうでもいい。又聞きの又聞きで、元老院が私の自由を認めたと聞いた。

 

パドメとアナキンが進言したらしい。少し怖いのは、ナブーのソルーナ女王が私を支持しているということ。なんで私なんかを支持するのか謎だ。

 

そして今日、新たな展開を迎えた。

 

 

『尚、エレノア・クラウドに事実確認を─────』

 

 

ホロネットを観ながら、私は待っていたグラスを割ってしまう。

 

ガラスが割れた音に、ステファニーが駆けてきて私を心配する。

 

 

「ママ、おててまっか。」

 

 

ステファニーは顔を青くさせる。

 

 

「怖がらせてごめんね。」

「おてていたい?」

「痛くはないよ。」

 

 

シスの秘術で手の平を治し、頭を抱える。ステファニーは隣の部屋で遊ばせて、私は思わず項垂れた。悩まずにはいられない。

 

さっき聞いたホロネットによれば、帝国軍の残党に動きがあったという。まぁ、それもどうでもいい。問題はそれじゃない。

 

元老院は、どうしても私を悪者にしたいようだ。

 

私が帝国軍の残党を率いていると思っているらしい。

 

 

「いや知らねーよ。」

 

 

そう吐き捨てると、フェラスが屋根の修理から戻ってきた。

 

どうしたのかと問われ、私は一連の話を教える。

 

 

「情報提供したらいいんじゃないか?」

「何の情報?」

「何かあるだろ。シスのこととか。」

「皇帝は死んだんだから、シス関連のことを情報提供したって意味ないでしょ。」

 

 

いっそのこと、私が直々に残党を始末しようかな。今なら怒りゲージ上限ぶっちぎってるから、フォース・ドレインで終わらせられる。いや、ただ殺すだけじゃつまらない。

 

少しは遊ばせてもらわないと気が済まない。

 

 

「エレノア、その顔をステフに見せるなよ。」

「分かってるよ。でも腹立つ!!」

「落ち着け。それなら、率先して新共和国に手を貸したらどうだ?」

「絶対嫌だ。」

 

 

思わず即答してしまった。

 

ジェダイも嫌いだけど、元老院はもっと嫌いだ。クローン戦争時代、何度暗殺されかけたか。余計な横槍を入れてきたことを、私は絶対に忘れない。

 

 

「エレノア」

「分かったよ!疑いを晴らせって言いたいんでしょ!?行くよ!」

「ステフは任せろ。いいか、くれぐれも、」

「分かってるよ。人は殺さない。」

 

 

ハードル高いけど、疑いを晴らす為には誰も殺さないようにするしかない。

 

メンドクサイ。

 

 

「じゃあステフ、パパと良い子にしててね。」

「ママ」

「ん?」

「はやくかえってね!」

「うん。行ってきます。」

 

 

シャトルに乗り込み、私はエンジンを立ち上げる。

 

真っ直ぐ軌道へ出て、惑星シャンドリラの座標を入れた。ハイパースペースに突入し、自動操縦にした後、私は操縦席で周波数を調整する。

 

こっちの周波数を隠しながら、新共和国の議長オフィスに直接通信を試みた。

 

官僚が取り次ぎ、すぐに“モン・モスマ議長”と繋がった。

 

 

『ようやく重い腰を上げたようですね、エレノア・クラウド。』

「仕方なく、だよ。あんたまで私を疑ってるわけ?」

『貴女を信じていますが、動機は充分にあります。貴女が関係している証拠もなければ、無関係という証拠もありません。元老院では、復讐を疑う声も出ています。』

 

 

復讐という言葉に、私はつい鼻で笑ってしまった。

 

 

「復讐?誰に対して?共和国?それとも個人的なもの?どうでもいいけど、復讐を疑うってことは、議員様方は相当私が怖いんだろうね。」

『アミダラ議員も、貴女を案じています。』

 

 

モスマは、パドメの名前を出せば私が話を聞くと思っている。随分嘗められたものだ。私はそう簡単に丸め込めない。

 

パドメはただの友達じゃない。

 

彼女は私の理解者だ。名前を出されたところで、私の考えは変わらない。モスマはそれを分かっていない。

 

 

「パドメは関係ないでしょ。私と新共和国に信頼関係はない。疑われたところで痛くも痒くもない。」

『不快にさせたのでしたら謝ります。しかし、このままでは帝国軍を助長させてしまいます。貴女自身で、元老院に明言してください。』

「あ、ちょっと、」

 

 

通信を切られ、思わずプロジェクターを殴ってしまう。

 

確かに帝国軍が調子に乗るのは面倒だけど、それは私のせいじゃない。元老院はいつもこうだ。だから戦争が始まったり、皇帝を生み出してしまったりするんだ。

 

パドメ以外、議員を取り替えた方がいいんじゃないの?

 

 

「全部私に丸投げだし………」

 

 

ハイパースペースから出て、シャトルはシャンドリラの軌道へと出る。

 

軌道上の防衛軍と通信をした後、私はシャンドリラの行政区へと向かった。シャトルの両隣にはXウィングが飛び、飛行ルートまで指定された。異例の体制に、溜め息が出る。

 

新共和国も気が張っているのが分かる。

 

それに加えて、私の疑いは相当深いみたいだ。

 

フェラスの言う通り、行動しなきゃ。

 

 

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