竈門炭治郎との任務の帰りに突然それは現れた。
「グギギギィ!」「グガガガガァッ」
人喰い悪魔だ。
数は六体。
鬼と違って人喰い悪魔は群れて行動する。
1匹自体は大して強くないが、彼らが群れることである意味厄介だ。
炭治郎「桃花さん!」
『分かってるって。ワタシにここは任せてよねッ!』
人喰い悪魔が飛びかかってきた。
冷静に後ろに跳躍し、日輪銃ⅹ2を目にも留まらぬ早さで取り出した。
一瞬で狙いを定め、
ドパンッ!ドパンッ!
2体の人喰い悪魔の核が砕けた。
その隙を狙って他の人喰い悪魔が突撃を…
『遅せぇんだよ!蠅が!』
ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!ドパンッ!
残りの核が砕け、人喰い悪魔は空気に溶け込むように消えた。
銃をクルクル回してかっこよくキメると、炭治郎がキラキラした目をさらにキラキラさせて私を見ていた。
…やめろよぉ、恥ずかしいだろう、そんな目で見られたら……
炭治郎「桃花さんは凄いですね!悪魔の集団を一瞬で!」キラキラ
『ま、まぁね!あんな程度の奴らだったら い、イチコロだしぃ?』
炭治郎「本当に凄いです!俺は銃、上手く使えないので…」
『なぁーに、最初は皆そうだよ。それに無理して上手くならなくていい。人には向き不向きがあるんだからねぇ。』
炭治郎「そうですよね!俺、頑張ります!」
『無理はすんなよ、アンタやりそうだし。』
炭治郎「そんなことないです!」
ぐぬぬぬぬぬ!
『アンタ、鬼も真っ青な顔してんじゃないよ!その顔早く戻して!見てるこっちがこわい!本当に!』
炭治郎「俺は嘘ついてません!」
『何悪化させてんのよ!早く戻してぇ!』
〜数分後〜
『はぁー、酷い目にあった…』
炭治郎「すみません。なんか…」
『いえいえ、どうってことないよ。』
怖かったけど。めっちゃ怖かったけど!
『あれ?炭治郎こっち?』
炭治郎「あっ、はい!ってことは…」
『お別れだね。』
炭治郎「そうですね!ありがとうございました!またいつか会いましょう!」
『そうだね。では、』
「『さようなら!』」
そのまま私は家に帰った。
あの後の任務なかったし。
ガチャっと家のドアを開ける。
「あっ!お姉ちゃんが帰ってきた!」
ドテドテドテ
ドタッ!
「お姉ちゃん〜!」
『ただいま。エルフェ。』
エルフェ「おかえり。お姉ちゃん。」
エルフェ「お姉ちゃん!あたしちゃんとおるすばん出来たよ!」
『そうか、偉いぞ、エルフェ。』
私はエルフェの頭を優しく撫でた。
エルフェは嬉しそうに目を細めた。
彼女は私が帰ってくると大はしゃぎするけれどいつもは部屋にこもってぐーたらしている。お布団が友達。
「あらあら、おかえりなさい。桃花。」
そう言ったのは私のおかあさん、ベルセルナ。摘み食いが止まらず、いつの間にか1品完食していることがよくある。大食い。
「帰って来たのか!なら今夜はいっぱい飲むか!」
私のおとうさん、マモンナロ。いつも家族の物盗んでいく、強欲の塊。好きな物は酒。…今夜ってか、いつも飲んでいる気がする。
「いつもお酒ばかり飲んでないで野菜ジュースでも飲んだらぁ。」
「ふん!あれくらいわっちも飲めるわ。」
私のおねえさん。
上はレヴィア、おっとりしたお姉ちゃん的存在。嫉妬深い。
下はサタナエル。常に拗ねてる。怒るとめっちゃ怖ぇ。
「ふん、帰って来たのか、疲れてるだろ?そこで休め。」
上から目線のおにいさん
ルシエル
そして、、
「きゅう!」
可愛いモコモコのうさぎ。
この子はとっても賢い。
自慢のペット。
名前は…
『ただいま「アスモテイル」。』
「キュキュッ!」
今日も我が家は元気です。
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