~地球~
私の名前は三咲ナナ!16歳の高校生!今私はあることにとっても熱中しているの!それはね…
「ギャォォォ!!!」
バードウォッチングならぬ、怪獣ウォッチング!
「ドクロ怪獣レッドキング!スゴい!やっぱり生で見る怪獣は違うなぁ~!」
一方その頃
~地球付近~
「待て!ベムラー!」
青い球体と化したベムラーをビリーブが追っていると…
アーストロン!ベムラー!
バーニングベムストラ!!!
「変わった!?何!?」
突如姿を変えたベムラーいや、バーニングベムストラにより、ダメージを受けた
「しまった…!地球の引力に捕まった…!落ちるッッ!!」
すると…落ちた先には
ゴツン!
レッドキングがいた。
ていうかレッドキングは爆発四散してしまった。
「え、えぇ~!?!?」
これにはナナもビックリ。
すると数秒後にまた怪獣が現れた。
先程のバーニングベムストラである。
「何!?あの怪獣!スゴい!見たこと無い!」
だがベムストラの着地の影響であるビルが崩れた。
そのビルはナナの真上だった!!
「あ、」
ナナはビルの下敷きになり、その生涯を終えた。
~~~~~~~
「起きるのだ地球人。」
「う~ん…」
「起きるのだ地球人。」
「後5分~」
「え、あっ、わかった後5分ね。」
~5分後~
「起きるのだ地球人。5分経ったぞ。」
「う~ん…うるさいなぁ…ってええ!?!?」
「うん、まずは現状の整理をしよう。私はウルトラマンビリーブよろしく。」
「え、私は三咲ナナよろしく…」
「よろしく。現状を説明すると君は今死にそうだ。」
「え、私生きてるけど」
「それはここの空間だけの話だ。現実の今の君はビルの下敷きだよ。」
「ええ!?!?そうなの!?」
「そこで一つ良いかな。詳細は省くが、今僕はちょっとピンチなんだ。そして君は今ピンチだ。僕と融合しなきゃ死ぬ。」
「ほうほう」
「そこで僕と一時的に融合して怪獣と戦ってほしいんだ。」
「う~ん一時的に融合って言ってもどれくらいの期間?」
「最低でも6ヶ月かな。君の傷の具合を見るとそれくらいはほしい。」
「うん!わかった!融合する!!!」
「よし!それじゃあこれを!」
すると目の前に謎のアイテムが現れた。
「え?ナニコレ?」
「使い方を説明しよう。まずトリガーを押して。」
「ポチっとなってなんか開いたぁ!」
「その中に入れ。」
「うん…」
するとカードが生成された。
「これは?」
「それをカード入れる所があるから入れるんだ。」
『Misaki access Granted』
「次は?」
「動く所があるからそれを一気に動かすんだ。」
「なんか入れる所あるけど良いの?」
「良いの」
ブレードを下ろすと三咲の背後にビリーブが現れた。
「よし!それじゃ、最後だ!おもいっきり叫ぶんだ!」
「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「ごめんね言い方悪かった。ビリーブ!!!って叫ぶんだ。」
「あ、そうなのそれじゃあ、気を取り直して…ビリーブ!!!」
少女がそう叫ぶと光の中から巨人が現れた。
彼の名はウルトラマンビリーブ
この地球に初めてウルトラマンが降り立った瞬間である。
メビウスの次回予告
「今回から僕の新企画メビウスの次回予告が始まるよ!今日のゲストはこちら!」
「ウルトラマンヒカリだよろしく。」
「しかし、光の国を襲ったベムラーがあんなのになるなんて…」
「しかもベリアルの波動を感じるな…ビリーブは大丈夫だろうか…」
「大丈夫さ!ビリーブならきっとやってくれる!それにビリーブは地球の言葉で『信じる』って意味だからね!レッドキングと追突事故起こしてたけど…」
「お互い地球での初任務はヘマをしでかすということだな。」
「茶化さないでくれよ。それでは次回もお楽しみに!!!」