「見つけたぞ!福井出カイ!」
「…早かったですね…」
バーニングベムストラから変身解除された福井出カイはボロボロの姿で山道に横たわっていた。
「今回の事件の概要、及びなぜお前がジードライザーを、使えるのか後ついでに俺のことも洗いざらい喋って貰うぞ!」
(自分のことはついでで良いんだ…)
「まぁ、良いだろう。まずは、何を聞きたいんだい?」
「まずは、お前の目的を教えてもらおうか。」
「目的と言っても色々とあるから言ってくれないと分からないなぁ~」
「茶化すな。今回の少年少女達をさらった目的は何だ?」
「邪神の復活さ。ま、こうやって捕らえられたから完全復活失敗だがね。」
「じゃあ次、何故お前はジードライザーを使えた?」
「あぁ、それは私が自分のストルム器官を自分で改造していたからさ。」
「何だと!?お前正気か!?一歩間違えれば死は免れないぞ!?」
「別にそれくらいなんてこと無いさ。」
「…じゃあ最後だ子供だ何だ言ってたが俺の正体について詳しく教えろ。」
「…良いだろう。」
その時空気が変わった。
「お前は私が弟の福井出ケイと別れた後に私がケイから奪った高密度のベリアル因子と様々な宇宙人の細胞を掛け合わせたウルトラマン、それがお前だ。」
「俺が…」
(宇宙人とウルトラマンのハーフ…!?)
思わず自分の手を見る
この手が純粋なウルトラマンではないと知った。
それを見て自分が醜くいモノに見えた。
「…ならなんで俺を作ったんだ?」
「そんなの、ただデータが欲しかっただけさ。そうデータ欲しかっただけなんだ。」
「そう…君は半分は高純度のベリアル因子で構成されており、もう半分は数えきれない程の怪獣や宇宙人の遺伝子を組み込んでいる。それこそ、あらゆる次元あらゆる世界手に入る物は全てのつぎ込んだ…まったく、本当に苦労したよ…そのデータを基にまた新たな戦士を…!と言いたい所だけど、それは出来なさそうだね。」
その男はやけにドライだった。自分がこれからどうなるのかも分からないのにここまで冷静だ。
「だけどね一つ私は君に感謝しないきゃいけないことがあるんだ。」
「…何だ」
「それはね…」
「邪神は復活するよ。今すぐにね。」
その言葉が放たれたと同時に辺りが闇に包まれた。
「!?おい、一体何をした!?太平風土記ではまだ儀式まで時間はあるハズだぞ…!」
「へぇ…やっぱり太平風土記を見てここを割り出したんだ…だけどねぇ…完全な復活とはいかないけど、邪神はこうやって蘇ることが出来るんだよ…」
「…!」
雷が数回落ちた。
何も無かったそこには怪獣が出現していた。
否、あれは怪獣ではない正に邪神…邪神ガタノゾーアだ。
「三咲…俺は完全なウルトラマンじゃない…だけど、戦ってくれるか?」
「何を馬鹿な事言ってるの?当然じゃない!短かったけどこれまで一緒に戦ってきたじゃない!」
「…ありがとう。じゃあ行こうか!」
「えぇ!」
「ビリーブ!」
Zライザーを掲げ、ウルトラマンビリーブに変身する。
相対するのは邪神ガタノゾーア、果たしてビリーブはこの強敵を倒すことが出来るのか。