「良かった。気が付いたみたいね」
目が覚めるなり横になる自身を見下ろし微笑む少女。
普段であれば居る筈の無い彼女の姿に混乱を覚えるフォルテではあるが、すぐに暴れたり声を上げたりするような事は無かった。
(なんだ?何があった?俺はあの鳥野郎と戦って・・・)
フォルテの脳裏を過るのはラ・ムーンの従者を名乗るガルバダリオとの戦いだ。
フォルテ自身決して口にはしないが、己にとって切り札である悪のエネルギーを用いなければまともに戦う事すら難しかったのではないかと思う程の強敵であった。
彼とは相討ち同然の結果とはなったが、気を失った自身と違いあちらは己の足で退いている。
見逃された形となりフォルテからすれば負けの判定と言える。
「あの鳥野郎・・・次に会ったら」
作業台の上で拳を握り締める彼にロールは呆れた様に手を広げた。
そんな彼女に何かを言おうと起き上がった彼だったが、自身と並ぶ形で作業台に横たわるテングマンやヒートマンの姿に黙り込む。
彼らもフォルテ同様にガルバダリオとの戦いで負傷した面々だ。
手足を失ったヒートマンも含め単純な傷であればフォルテよりも深手だったと言って良い。
彼らも応急的な修理を受けた様で今は電源を落とされ眠っている。
「おや目が覚めたかね」
幾つかの工具とパーツなどを手にした人物の姿にフォルテは己が自身らの基地ではない場所に運ばれた事を悟る。
まあロールがここに居る時点で言うまでも無い事ではあったのだが。
「体に何か異常は無いかね?」
「そんなもんはねえよ。まあ疲れみたいなのは残ってるが・・・何時もの事だ」
本来であれば敵である筈の自身に優しく語りかけ、ぶっきらぼうに返されても尚も笑みを浮かべるのトーマス=ライトその人。
気を失ったフォルテ達を回収し修理したのは恐らくライト博士なのだろう。
「失礼します~」
そう言って作業室に入って来るのは、ワイリー基地で整備の任務などに就いているスナイパージョー達だ。
彼らが手にするのは大小様々なパーツであり、それらを手際良く作業室の机に載せていく。
言うまでも無くヒートマンらの予備パーツであり、ライト博士はそれらを確認するとすぐさに取り付け作業へと入って行く。
スナイパージョー達もそれに加わりフォルテはロボット工学の父と言われる人物の腕前を間近で見るのだが。
「一応の修理が終わったんだからアンタは外に出なさいよ」
「あぁ・・・!?」
ロールに指を突き付けられフォルテは思わず睨み返すのだが。
「博士。ちょいとこいつが危ない。早目に修理してくれるか?」
メタルマンとエアーマンに担がれる形で運ばれてくるのは政府軍所属のロボット。
ガルバダリオに操られる形で暴走したロボットの一人だ。
全身から火花を散らし小刻みに痙攣する様子からして今にも機能停止しそうであった。
「すぐに作業台の上に。ヒートマン達は後にしよう」
片腕だけ取り付けたヒートマンをそのままにライト博士は政府軍のロボットの修理へと移り始める。
「最悪、電子頭脳のバックアップだけでも取らねば」
ぶつぶつと独り言を言いながらも作業を始めるライト博士や他の面々を見て、フォルテもばつの悪そうな顔をして外に出る他無い。
入ってきたメタルマンらと一緒に外に出るフォルテだったが、次に研究所の内部ばかりか窓から見える外の敷地内に並べられるロボット達の姿に息を呑む。
「大半が暴走した政府軍の連中だよ。ひとしきり暴れた後で熱暴走かなんかで動けなくなりやがった」
「流石に政府軍のロボットを我々の基地に運ぶ訳にもいかなかったんでな。お前の修理も含めライト博士が引き受けてくれたよ」
メタルマンとエアーマンがそれぞれ事情を説明する。
街にまで降りてきて暴走したロボット達はその場に居合わせたメタルマンらに倒されるか熱暴走を起こして動けなくなったのだと言う。
因みにエアガッパー含め彼らが駆っていた飛行戦艦は都市郊外に墜落した事でそれによる人的被害は無かったそうだが、政府軍のロボットによる突然の襲撃で建物の倒壊なども含めそれ相応の死傷者が出たとメタルマンは付け加える。
現在街の方ではバラード達やガッツマンらライトナンバーズの面々が懸命の救助活動を行っている最中だそうだ。
「・・・チッ」
己が気を失っている間の出来事を聞き舌打ちをするフォルテ。
彼からすれば街の住人がどうなろうが知った事ではないが、やはり聞いていて気持ちの良い事ではない。
「しゃあねえ・・・俺もバラード達の手伝いをするか」
「おっ・・・珍しいな」
「まあここの奴らには修理してもらった恩もある。それくらいは返さねえと・・・」
まだ本調子ではないが自分に出来る事と考えればここで修理を手伝うのも柄では無いので、消去法で力仕事となってしまう。
メタルマンの茶々に怒るでもなくフォルテが素直に答えた時だった。
「・・・ん?」
研究所の入り口を開けたフォルテは十数人の人間達の集団が近づいて来た事に首を傾げる。
一瞬連邦政府の関係者かと思われたが、彼らが持つのはカメラなどの撮影機材だ。
「え~我々は暴走したロボット達が収容されているライト研究所の前に居ます」
アナウンサーなのかマイクを手に横たわるロボット達を前に話をし始める人間の男性。
「ロボット達が我々人間に危害を加えると言う痛ましい事件がまた起こってしまいました。果たして本当にロボットは安全なのでしょうか?ふとした事から突然暴走を起こす機械を我々は親しい隣人と言って良いのでしょうか?」
言い回しからすぐに分かったが彼らは反ロボットの姿勢を示すメディアの様であった。
暴走するロボットの危険性を煽る様な論調であれやこれやと話し出す人間。
フォルテも話には聞いてはいたが、キング事件以降ロボットが自らの意思でも人間に反逆を企てる事が証明され人間達の間でロボットの排斥運動が強まっているらしい。
そんなこんなでこの場におけるこの手のマスメディアの登場も必然と言えば必然なのだが。
「あ、カルラウーマンです!!」
「彼女は政府軍所属のロボットです」
「・・・ヒッ!!」
政府軍の仲間達の応急処置を行っていたカルラウーマンを見つけるや否やマスコミ一同は一斉に彼女を取り囲む。
見た目からも内気で口下手と分かる彼女は小さな悲鳴を上げ、そのまま硬直してしまう。
「どうして政府軍のロボットは暴走したんですか?」
「と言うか貴女は暴走しないんですか?」
「地中海の方でも政府軍のロボットが暴走したと聞いています。その事とこれの関係は?」
無数のマイクを向けられ矢継ぎ早に質問を投げつけられ狼狽える彼女。
「糞野郎共~・・・」
歯を軋ませフォルテがマスコミを追い払おうとした時だった。
「私の研究所で何をしているのかね!?」
己の後ろから声が響きフォルテばかりかその場に居た全員が声の方向に振り返る。
そこには何時に無く険しい表情を浮かべたライト博士が腕を組みながら仁王立ちしていた。
「我々は市民の代弁者です。今回の暴走事件の真相を知る必要があるのです」
「それについては詳しい調査を行った上で連邦政府と共に公式の発表を行う。原因が分かっていない中であまりある事無い事、勝手に広めないで欲しい」
自身に注目が集まった隙に目で合図を送りカルラウーマンを研究所内に下がらせるライト博士。
それでも何人かが彼女を追いかけようとしたが、その行く手はメタルマンによって遮られる。
「今回の事件はワイリー軍団などによる仕組まれた暴走なのですか?それともやはり自発的なロボットの反逆なのでしょうか?」
「先程も言ったが原因は現在調査中だ。今はこれ以上は言えない」
憶測で話をしないライト博士とは逆にどうもマスコミの側は、自らの意思でロボットが反乱を起こした形に持って行きたいのだろう。
誘導尋問には引っ掛からず、毅然とした態度で対応するライト博士だがそのやり取りを隣で聞いていたフォルテの苛立ちはあっと言う間に限界を超える。
(とりあえず殺さない程度にぶん殴るか?)
と強引に彼らを黙らせる方法を考えるもそれをしてしまえば、相手の思う壺なのも頭では理解出来るだけに余計に腹が立つ。
「いい加減に・・・」
フォルテが声を出そうとしたその時であった。
「いい加減にしないか!!」
顔を真っ赤にして大声を上げるライト博士。
恐らくと言うか滅多に上げぬであろうその声に思わずフォルテらも目を剥く。
「君達の魂胆など目に見えているぞ。そうやってロボットの危険性を煽り、自分達の都合の良い報道をして世論を操るつもりなのだろう。暴走を起こしたロボット達に罪が無いとは言わない。だが犯罪を犯した人間が真相を知る為に裁判を行う様に彼らも暴走した原因を調べる必要がある。調査を行った上で彼らにはしかるべき法の裁きが行われるであろう」
相手側に一切の反論も許さずにライト博士が指を突き付ける。
「動けないロボット達をこれ見よがしに撮るなど、恥ずかしい事だと思わないのか?はっきり言うが今の君達の行いは街で救助活動に当たっているワイリー軍団のロボット以下だと言ってやろう!!」
「お~いお前ら。今から俺達の密着取材しろよ」
ライト博士の言葉を受けメタルマンが笑いながら言う。
「これ以上、ここで活動を続けるなら君達を不法侵入で訴えるぞ」
ライト博士のあまりの剣幕に驚いたのかあれやこれやと言いながらマスコミは退散する。
そんな彼らをメタルマンが『俺の取材しろよ~』と言いながら追いかけて行ったので、暫く来る事は無いだろう。
「・・・・・・」
僅かに肩を上下させたライト博士は無言のまま研究所の中へと戻っていく。
それを呆けた様に見つめながらフォルテは思うのであった。
(ロックマンの野郎が本気を出した時に似てたな・・・やる時はやりやがる)
半ば感心と言うか尊敬にも似た感情を思い浮かべながら、フォルテは己がライバルと見出す人物の事を思い浮かべる。
「ハハ・・・ハクショーン!!」
「おや風邪ですか?」
「・・・ちょいとの」
暴走したラルゴによる被害の確認を終え基地の司令室へと移動した面々。
世界中で同時多発的に起こったと言う暴走事件の詳細を確認し始めた矢先に、ワイリーがくしゃみをしたのだからオクターヴが首を傾げながら聞いてくる。
小さく鼻をすすりながらワイリーは一枚のディスクをオクターヴに手渡す。
「ロボットエンザウィルス・・・ワシが何時も使うロボット暴走プログラムを空気感染する様に改良したコンピューターウィルスじゃ」
「く・・・空気感染するコンピューターウィルス!?」
ワイリーの言葉に周囲が驚きの声を上げる。
彼が『何時もの』と言ったロボット暴走プログラムがネットなどを経由してインストールされたロボットが暴走するのはまだ分かる。
だが現実の病原体宜しく空気感染するコンピューターウィルスなど聞いた事も無い。
「要はロボットが暴走するだけに特化した悪のエネルギーって事かな?」
思い当たる節があるのか確認する様に聞くロックにワイリーはニヤリと笑う。
「流石は察しが良いな。悪のエネルギー単体でもロボットは暴走するが、あれは増大するエネルギーの負荷にロボットが耐えられぬが故に結果として暴走するのじゃが。このロボットエンザはパワーアップは生じさせずとにかく暴走させる事を目的に生み出した。上手くこれを使えば地球上のロボット全てを暴走させる事も不可能ではない」
もしもその様な事になってしまえばワイリーによる世界征服も不可能ではないどころか、現在のロボットに依存した生活基盤が破壊される訳でとんでもないレベルでの被害が生じる。
血相を変える面々を前に『安心せい』とワイリーは付け加える。
「そうなればたやすく世界征服が出来ると思って作っては見たんじゃが。流石にそれは皮算用じゃった」
とワイリーは己が開発した核兵器などに代わりうる代物の欠点を説明する。
「まずに空気感染するとは言ったが密着でもせん限り感染はまず無くその感染力が極めて限定的であった事。それで単純に暴走するだけなら良かったんじゃが、人間のインフルエンザの様に熱暴走を引き起こしてしまっての~暴走してからの活動時間が短いんじゃ」
仮に全ロボットが感染しても24時間後には動けなくなってそれで終わりとワイリーは話す。
「しかも暴走と言っても制御出来る類の物ではなく本当に本当の暴走じゃ。はっきり言ってそんな無秩序に暴れるロボットなどワシの世界征服計画の足を引っ張るだけじゃ」
制御面での欠点も多く結果として己の計画には使えないと判断したワイリーは、実質的にロボットエンザウィルスを開発はしたがお蔵入りにしたと説明する。
「ワイリー博士は今回の暴走事件はそのロボットエンザによるものと判断するのですね」
「まあの・・・何故に奴らがそれを用いるのかは分からぬが。恐らくキング事件辺りにワシのデータベースから流出したか何かじゃろう」
再度鼻をすすりワイリーはまたしても大きなくしゃみをする。
ワイリーが渡したディスクの中にはロボットエンザウィルスのワクチンプログラムのデータも入っており、これらを使えば当面の感染からロボット達は身を守れるであろう。
「言っておくがこのワクチンプログラムに罠なんぞ仕掛けてはおらんからな。そもそもこの手のプログラムは一度使ってしまえば、次からは対抗策を備えられるのがお約束じゃ・・・ワシからすれば惜しくもないから遠慮なくハッハッ!!」
「ハ~ックション!!」
壁の方に顔を向け大きなくしゃみをするワイリー。
その顔は心なしか赤くなっている様に思える。
「ご協力ありがとうございます。ワイリー博士は医務室で診察を受けた方が宜しいでしょうね」
オクターヴの言葉に僅かに体を震わせたワイリーは兵士らに付き添われて一室を後にする。
「さて我々としては博士から提供して頂いたワクチンプログラムの中身を精査した上でロボットエンザに備えるとして。次に相手の目的がなんであったのかを考える必要があります」
既にロック達の下には世界中で起こった事件の被害の報告が入っており、それらに目を通したロックの心は痛む。
「王さんが居れば何か知ってるかも知れんが」
パイレーツマンが端末を操作しながら言う。
元キング軍団の一員である彼は世界中で指名手配されている状態だが、ロシアの富豪エフレーモフ家に身柄を預けられている事と先の一件で政府側に協力した事もあり一旦その扱いについては拘束はせずに保留と言う形となっている。
「何時もの事やが出やんな」
返信が無い端末の電源を落としパイレーツマンが溜息を吐く。
「コサック博士からは確証が無いとは言え敵の目的が欧州なのではと連絡を受けています」
同時多発的に発生した事件はワイリーが次に計画していた世界征服計画に参加する予定のロボット達が引き起こしているのだが、ロボットエンザの特性を考えればわざわざ彼らを暴走させる必要は無い。
何せキング事件以降の連邦政府に反感を抱き、自主的に反旗を翻そうとした面々なのである。
そんな彼らの思いを踏み躙る様な手は、如何にワイリーが悪人と言えどする筈が無いとロック自身も認める所である。
「調査の方は我々ロボットアーミーや連邦政府が行いますので皆さんは一度休まれては?恐らくメンテナンスも必要でしょう」
オクターヴの言葉にロック達は自身らが連戦に次ぐ連戦で応急処置しかしていない状態である事を思い出す。
彼に促される形でロック達は戦いの傷を癒すべくそれぞれメンテナンスに入る事となる。
「あ~あ~!!」
渡された解熱剤を飲料水ごと喉の奥に押し込むワイリー。
「よ~しワシは寝るぞい!!」
わざとらしく宣言をしながらベッドに転がるワイリーに監視役の兵士も思わず溜息を吐く。
「おおそうじゃった~」
ベッドの上に寝転びながら端末を操作するワイリー。
ややあって彼の持つ端末に映し出されるのはライト博士である。
あちらも色々あったのはワイリーも把握しており、ライト博士の顔からは疲労の色が隠せない。
<ワイリーか。先程、暴走したロボット達にワクチンプログラムをインストールした所だ>
「そうかそうか。まあこれで敵は同じ手は使えんじゃろう。ライトよそれはさておきじゃ」
ズルズルと鼻をすすりながらワイリーは一呼吸おいてライト博士にある事を告げる。
「あの女・・・生きておったぞ」
<・・・な?>
ワイリーの言葉に一瞬反応が出来ず首を傾げるライト博士。
「・・・ワシらの知ってるあの女じゃ」
だがそれも一瞬の事、ワイリーの言葉の意味を解しライト博士の表情が青ざめる。
丁度風邪で顔を赤らめるワイリーとは極めて対照的な反応だ。
<ば・・・馬鹿な!!か、彼女は死んだ筈だ!!>
「それがの・・・おったんじゃ。ロボットアーミーの科学顧問としてのう」
<むむむむ・・・!!>
「言っておくがワシはこの件に関しては嘘は言わん。ワシとしてもあの女が生きておる事が分かった以上、今後の活動にも影響が・・・」
バタンッッ!!
ワイリーからその事実を告げられたライト博士は、一連の事件での疲労もあってか目を回し真横に倒れ込んでしまう。
<は・・・博士大丈夫ダスか!?>
端末の向こうから間の抜けた様な声が響く。
確かライトットとか言う名前の見た目もそのまんまなロボットであったか。
『無理も無い』と内心で思いながらワイリーは無言で端末の電源を落とすと大きな欠伸をし、暫しの眠りへとつくのであった。
今の状況であればほぼ確実にあの時の夢を見ると確信しながら。
何時もの後書きです。
さらっと読み飛ばして頂いて結構です。
〇ガルバダリオ戦の事後処理について
作中でも言及されている様に一連の事件でフォルテを含めた破損したロボット達はライト研究所に運び込まれている。
当然暴走の原因を探る意味合いもあるが、この時点でライト博士はある程度の原因を掴んでいる状態である。
ヒートマンとテングマンは暫くの間、戦線離脱せざる得ない状況となっている。
〇マスゴミについて
キング事件以降、この時代における人類が抱くロボットの不信感は最高潮に達しているのがこの時点での状況。
事実上世論を二分する形となっている為、ロックマン9におけるロボット廃棄関連の新法が連邦政府で議論になるなど、深刻な事態となっている。
今回登場したマスコミもといマスゴミは反ロボット系の団体や企業傘下のメディア。
世界各地でロボットによる事件、事故の被害等を煽る様に流している。
この手の団体は現実含めいつの世もいるものである。
因みにライト博士もワイリーほどではないがマスコミは嫌いである。
〇ロボットエンザについて
ロックマン10で出て来る代物ではあるがこれがウィルスなのかその他諸々の設定は公式で言及されていないのであしからず。
削除されたある公式サイトの年表とかはあったのだが。
作中のオリジナルの設定としては、空気感染する理由は悪のエネルギーの原理を応用している為。
暴走そのものはカットマン達を含めた面々を暴走させたプログラムと似た様な原理なのだが、熱暴走からくる暴走なので長時間の活動は不可能と言うのが欠点。
空気感染も極めて限定的な接触感染からしか起こらずとワイリー自身、開発はしたが己の世界征服計画には適さないとお蔵入りとなった。
因みに自我意識の無い機械には感染しない。
とは言えその気になれば一つの施設なり都市のロボットを機能停止に陥れる事は可能であり、今回の様な突発的な事件を起こす事も出来る。
〇ワイリーの体調について
普通に風邪である。
最近ちょっと歳だし、色々とタイミングが悪かった感じ。
言うまでも無いが命には全くの別状はない。
今回の後書きは以上です。
読んでくださってありがとうございます。