今のプロットだと原作7話まで主人公解説役なんですよね
改めて見直すとカイってマジでクソガキですね、天才ですけど。シャドバやめてもっとより良い方向でその頭脳を使ってくれ。
牙倉タクマと夜那月ルシアとのバトルから次の日、俺はヒイロ達と昼食を食べていた。
「で、どうだったんだよ牙倉タクマとのバトル。」
「すげぇ強かったよ!ギリギリ勝ったって感じ!」
HR前、ヒイロが教室に着いた時にはミモリが昨日のことをカズキや他のクラスメイトに話していたらしく、牙倉タクマとのバトルを聞いてきた。その事についてヒイロが答えようとしたところでHRが始まり昨日の話は昼までおあずけとなった。
「その後のルシアとのバトルの方がもっと凄かった!」
「ルシア?」
「こいつ牙倉とのバトルの後、夜那月ルシアとも戦ってさ。こっちの方がだいぶ接戦してたね。」
「「えっ?」」
まあ、あれはキャタラクトビーストじゃない方のカードが
「そうなんだよ!ヴァンパイアクラスを使いこなしてて本当に強かった!あんなに使いこなせてるのシレン以外初めて見た!」
「初めて見たってお前、そもそもお前自身シャドバやってなかったんだから俺以外でヴァンプ使ってる奴見るの片手で数えられるぐらいだろ。」
「確かにそうだった!ってどうした?」
「ヴァンパイアクラスって、マジで夜那月ルシアじゃんかよ!」
「すごいよヒイロくん!」
カズキたちがすごい驚いている。やっぱ例の負けた奴はシャドバをやめるって話は本当なのかね?
「おぉ、なぁ2人とも。ルシアってそんなに...」
ヒイロが2人に質問しようとした時、昼休み終了を告げるチャイムが鳴った。
「やべ、チャイム鳴ったわ。さっさと戻ろうぜ。話はその後だな。」
「お、おう。」
「はぁー疲れたぁ。」
「お疲れ様ヒイロくん。」
「よっしゃヒイロ!帰りながらルシアとのバトルの話聞かせるじゃんね!」
「おうカズキ!いいぜ!」
「あ、悪ぃ。俺今日先生の手伝いあるから先帰ってくれ。」
「おう!またなシレン!」
「サイズはそうでも無いけどこの彫刻の数を1人で手伝わせないでくれよ...」
先生が次の授業で使う作品を別室に運ばないといけないため呼び出しがかかった訳だが、数が1つや2つじゃなく2桁もあった。こういうのはあともう1人ぐらい手伝わせろよ...
「全く...ん?あれは?」
溜息をつきながら歩いていると前からすごい勢いで走ってくる人がいた。先に帰っていたはずのヒイロだ。
「ヒイロじゃん、どうした?忘れもんか?」
「違う、シレンに聞きたいことがあって来たんだ!」
「おっおう、とりあえず落ち着いてくれ。」
だいぶ険しい顔をしているが何を聞きたいのだろうか?
「ルシアとのバトルの時!キャタラクトビーストをプレイしていた時のもう1枚の手札!あれがなんなのかシレンは分かるか!?」
「あー、なるほどね。」
さてはカズキ達に夜那月との戦いの話をしてる時に何か聞いたな?
「聞きたいのはあれでしょ?あのカードが鋭利な一裂きかデーモンストームかの話。」
「ああ、ルシアがそのカードのどっちかを持っていたか知ってるか!」
「多分持ってた。システム上観戦者はハンドが見れないから証拠は無いけどね。」
「ッッッ!やっぱり、持っていたのか...」
「うん。プレイする時の手の動き、ヒイロの言葉を聞いてから唐突に変えたからね。」
鋭利な一裂きは2コストのスペルカードで自分に2ダメージを与えたあと相手のリーダーかフォロワーに3ダメージを与えるカード。デーモンストームはコストの関係上入れないデッキもあったが一裂きに限っては入れないデッキはほぼなかったと言っても過言じゃなかったカードだ。
「ま、しゃーないな。カードゲームをやる上でああいう奴*1はいくらでもいる。そんで?お前はどうしたいの?」
「決まってる!次は本気のあいつに勝ちてぇ!」
「おう頑張れ。俺は応援してやるよ。」
「ああ!応援しててくれ!必ず勝ってみせるからな!」
あれから、数週間後
「これで決めるぜ!リヴァイアサンで攻撃!」
「うわぁァァァ!!」
上級生 5/20→0/20
HIIRO WIN!
「よっしィ!」
ヒイロは空いた時間、毎回シャドバをやっていた。
同じクラスのやつとバトルしバトルした全員に勝利。それを聞きつけた別のクラス、果ては上級生も相手取り勝利を掴んでいた。
「やるじゃんヒイロ!もうこの学園じゃ敵無しじゃんな!」
「そうかなぁ〜」
「うん!すっごく強くなったよヒイロくん!私もうヒイロくんに敵わないもん!」
「まだまだだよ、それにまだシレンとバトルしてないしな。」
「俺がどうかした?」
「あ!シレンくん!おかえり!」
「シレン!やっと帰ってきたな、いつ俺とバトルしてくれんだよ!」
「お前がもうちょい強くなったらな。」
あの日から数日経ってもヒイロとはシャドバをしていない。理由はヒイロがもっと強く、それこそ夜那月ルシアを超えるぐらいには強くなってからバトルしたいという願いからだ。
「わかったよシレン。お前が強くなったと思わせるぐらい強くなって、あいつに」
バァン!
ドアを大きな音を立てて開かれたことでクラスにいた皆が一同にそこを見た。そこには青い髪に眼鏡をかけた男子生徒が立っていた。そしてその男子生徒がクラスを見渡したあとこちらに寄ってきたあと、ヒイロを見つめた。
「あなたが竜ヶ崎ヒイロですか?」
「あ、ああ。そうだけど?」
そして男子生徒がヒイロをじっと観察したあと
「はぁ、どうやら偽物のようですね。本物はどこです?」
「いや本物だって!」
「えっと、ヒイロくんは本物だよ?」
「信じられませんね、あなたみたいな愉快な顔をした人が。」
「なかなか言うじゃんか、そういうお前はどこの誰なんだよ。」
「1年A組、伊集院カイ。超天才シャドバプレイヤーです。」
男子生徒、伊集院カイはミモリの言葉を聞いても目の前にいるのがヒイロだと信じられていないようだ。少なくともヒイロに用事があるようではあるが...
「天才ってそれ自分で言うか?てか年下じゃん!」
「天才ではありません。超天才です、あなたのような有象無象には興味がありませんので下がって貰えませんか?」
「お、お前!俺はゾウじゃない!どっからどう見ても人間じゃんか!」
「おい、中学生2年生。超天才様相手とはいえ1年下が知ってる四字熟語をお前が知らなくてどうするよ。」
「ッ!あなたは!」
「?」
伊集院カイがおそらく俺を初めて認識したのだろう。さっきまでの俺らを見下していた態度から一変、俺に対してとてつもない憎悪を込めた視線を向けた。
「えっと?シレンくんは彼とは知り合いなの?」
「
「ッ!まさか僕を覚えていないのですか!」
side ヒイロ
「まさか僕を覚えていないのですか!」
さっきまで俺たちを見下してたカイの様子がおかしくなった。まるで因縁の敵を見つけたような怒りをシレンに向けていた。
北シレン
こいつは俺たち、いや、この学園で1番強いであろうシャドバプレイヤーだ。シレンは暇な時はだいたいシャドバスタジアムいるらしいからその時にあったのかもしれないけどシレンは覚えていないのだろう。シレンは人に対する興味が薄い、それ故に顔と名前が一致しないなんてことはよくあった。
カイの怒りの言葉を聞いた時、シレンは口を歪めニヤついた顔で答えた。
「いやぁ?君のような
「ッ!!!」
その言葉を聞いた瞬間、カイのシレンに対する怒りははたから見ても頂点に達しそうだった。
シレンは基本は面倒くさがりながらも俺たちのサポートをしてくれたりする優しいやつなんだが、シレンにとって気に食わないやつが相手だったりする時の性格の悪さは尋常じゃない。多分、カイの生意気な態度が気に食わなかったのだろう。
「僕とバトルしてください!今ここであなたに僕とのバトルを思い出させてあげます!」
カイはスマホを取り出し、シレンにバトルを申し込んだ。
「いいよ、と言いたいところなんだけどさ。まずヒイロに勝てば戦ってやるよ。」
「え!俺!?」
「おう、だってこいつが最初に用があったのはヒイロだろ?だとしたらまずはお前からだろ。」
「ええ、僕は問題はありません。元々は竜ヶ崎ヒイロにバトルを申し込む予定でしたし。」
まあ、確かに元々は俺を探していたようだけどこの流れで俺とバトルするのはちょっと...
「では改めて竜ヶ崎ヒイロ、あなたにバトルを申し込みます。あなたがもし本物の竜ヶ崎ヒイロで、あの夜那月ルシアに勝ったなら」
「ルシア?」
「それを証明してください。」
ここでなぜルシアの名前が出てくるのか、それは分からない。でも
「あぁ!バトルしようぜ!」
バトルを受けることに変わりはない!
「まっっった!ヒイロ!ここは俺にやらせてくれ!ここまで言われたんじゃ、収まりがつかないじゃんね!」
「あなたと僕では勝負になりませんよ。」
「ぐぬぬぅ、年下のくせに生意気な奴!俺の実力を思い知らせてやるじゃんねぇ!」
「・・・いいでしょう。もうシュミレーションは完了しました。」
そう言って離れて行き
「宣言します、
カイは自分が勝利するターンを宣言した。
「な!そんなのバトルする前に分かる訳ないじゃんね!」
「分かりますよ、超天才ですから。」
そう言って、カイとカズキはバトルの体制に入った。
「なあシレン、お前はああいう宣言できるのか?お前も頭いいしシャドバ強いから。」
「いや?理論上勝てるターンだったり平均キルターンだったりは言えるけど俺それ宣言してそれより短く倒せたり思ったよりカード引けなくて長引いたりで宣言通りならないことの方が多いいからやらないよ。外したら恥ずかしいし。」
「なるほどなぁ。」
side out
で、カズキのバトルの結果だが
「ま、負けた...」
「ぴったり7ターンです。」
「ぴったり7ターンだった...ヨヨヨ」
「ボロ負けもいいところだったな。」
「カズキくん!大丈夫?」
後輩にボコボコにされ宣言通りにやられてしまいカズキがふにゃふにゃと床に倒れてしまいミモリがそれを心配し寄り添った。見てて清々しいぐらいには完敗だった。
「それでは竜ヶ崎ヒイロ、いいですね?」
「おう!それじゃあ「待った2人とも」」
「そろそろ休み時間終わりだから、ね?」
心に傷を負ったカズキの介抱はミモリ任せて俺は次にいこうとした2人を止める。さすがに休み時間超えてのシャドバは止めないとな。
「そうですね、そろそろ出なければ授業の5分前に着席できなくなりますね。」
「おい!俺とのバトルはどうするんだよ!」
「・・・放課後、駅前のシャドバスタジアムでお会いしましょう。超天才の戦略、お見せしますよ。そして、北シレン。あなたも来てください。竜ヶ崎ヒイロを倒した後にあなたにもバトルを申し込みます。」
「いいよ、受けてやるよ。」
そう言って教室の外に出ると
では失礼します!
との声と同時に綺麗な90度のお辞儀をみせ、ドアを閉めて行った。
「か、変わったヤツじゃんな...」
「そ、そうだね...」
「真面目で生意気なやつだな。」
「けど、シャドバが強いのは間違いねぇ!放課後が楽しみだぜ!」
放課後 シャドバスタジアムにて
「っへへ。いよいよだな、カイ!」
「フッ、敗北する覚悟は出来ていますか?」
「負けるつもりはないぜ!それに、俺はまだまだ強くならなくちゃいけないんだ!」
「・・・それでは宣言しましょう、竜ヶ崎ヒイロ。あなたは8ターンで敗北する!」
「おもしれぇ!やれるもんならやってみろ!」
「「バトル!シャドウバース!」」
「おぉ、やっと始まるなぁ。さて、どっちが勝つか。」
「ヒイロ!俺の仇を取ってくれ!」
「カズキくん、シレンくん。カイくんってどんなデッキ使うの?」
「俺、気づいたら負けてたからわかんなかったじゃんね。」
「あぁすまん、俺も覚えてない。カズキのバトル途中からバトルの見所なくてカズキの表情だけ見てたし、何より俺あいつとのバトル覚えてないんよ。ウィッチ使うことしかわからん。」
「でも、カイくんには戦ったんだよね?あんなに敵視してたからカイくん勝ったからだと思うんだけど。」
「さあ?俺あいつのデッキのカードあんま見た記憶ないんだよね、使われたカードの数なんてほんと数枚だった気がするし。」
「「え?」」
「そら、試合始まるから見て。」
「俺のターン、ドロー!俺はジュエルドラゴンをプレイ!そんでターン終了だ!」
「では僕のターンですね。僕はスペルカード、知恵の光をプレイ。このカードの能力により、デッキからカードを1枚引くことが出来ます。ターンエンドです。」
「知恵の光ってことはウィッチクラスか!お前はどういうカードを使うんだ!」
「ウィッチクラスについては多少なりとも知っているようですね、ではあなたは知ることになるでしょう。スペルブーストの恐ろしさを。」
「スペルブーストか!おもしれぇ!俺のターン!」
「ヒイロくん、なんだかとっても楽しそう。」
「だな。ん?どうしたシレン?」
「今伊集院の話聞いてた?スペルブーストだってよ。」
「スペルブースト?」
「お前あいつと戦ったし俺とも何回かウィッチでやったやろ...いい?」
スペルブーストとは基本的にスペルブーストを持つカードが自分の手札にある場合、自分が他のスペルをプレイするたびにスペルブーストが1回働く。働くと、手札のスペルブーストを持つカードのコストが下がったり、与えるダメージが上がったりするなどの強化が施される。
「基本的にウィッチは土の印を消費して効果を発動させる土の秘術を軸にした秘術ウィッチ。スペルブーストをして一気に爆発させるタイプのスペブ軸のウィッチがある。それで、あいつはスペルブーストの恐ろしさって言ってたから十中八九後者があいつのデッキタイプだ。」
「へえーすごいなシレン、そこまで読み取れるのかぁ。」
「実際は戦わないと分からないけどね、そんでスペブを軸にしたデッキタイプは主に2つ。1つは次元の超越でEXターンを得たあとワンキルを狙う超越ウィッチ、もう1つは次元の魔女ドロシーを早期着地させて処理できないような盤面を作るドロシーウィッチがある。特にドロシーがぶん回ったたらもう手に負えない。」
「よくそこまで知ってるねシレンくん。やっぱり色んなクラスを使ってるとそこまで分かるの?」
「まあ覚えられるよ、使ってなくても強いカードはだいたい頭に入ってる。たまに知らないのもいるけどね。」
イグニスドラゴンみたいな
「それに...おっと2人とも、今から試合が動きそうだぞ。」
「俺のターン、いくぜ!古の飛龍!俺はこれでターン終了だ。」
「ドロー...それではそろそろお見せしましょうか。」
「?」
「手札から知恵の光をプレイ、知恵の光の能力によりデッキからカードを1枚引く。そしてサモンスノーをプレイ!」
「サモンスノーだと!?」
「どうしたシレン!あのカードそんなにすごいカードなのか!?」
「えっ、いやあのカードは」
サモンスノーをプレイしたカイの場に1体の雪だるまが場に出てくる。
「このカードをプレイした時、まずはスノーマンを場に1体場に出すことが出来ます。」
「なぁんだ、それだけかよ。」
「それだけではありません。場に出せるスノーマンの数はスペルブーストされるたびに、つまり僕がスペルを使うたびに増えていきます。」
「何!?」
「僕が使用したスペルは合計で3枚。よって、スノーマンはさらに3体場に出る!」
「マジかよ!」
2ターン目で出ていたクレイゴーレム1体の横に4体の雪だるまが場に並び一気に場のフォロワーを上限まで増やした。
「スノーマンを進化させ、古の飛龍を攻撃!」
スノーマン(進化) 3/3→3/1
古の飛龍 2/3→2/0
「さらに、クレイゴーレムでリーダーを攻撃!」
ヒイロ 20/20→18/20
「ターンエンドです、どうですか?スペルブーストの力、味わっていただけましたか?」
「ああ!すっげぇワクワクしてきたぜ!」
「すっげぇなスペルブースト!カイの場にいっきに4体と場に出たじゃんね!」
「うん!すごいよカイくん!...?どうかしたのシレンくん?」
「ああ、いや」
なぜサモンスノーなんだ?当時で使われたデッキって俺冥府ぐらいしかしらんぞ。もしかして俺の知らないだけで超越かドロシーに入ってた?もしくは代理?マジでわからん...代理だとしてももっといいのあったやろ...
「俺のターン、リヴァイアサンをプレイ!こいつは覚醒状態じゃないから攻撃できない。でも次のターンなら!ターン終了。」
「馬鹿野郎ヒイロ、それは悪手だぞ。」
リヴァイアサンは4コスト6/5という破格のスタッツである代わりに覚醒状態になるまで動けないカード。盤面ロックをする訳でもないのであれば盤面を処理できる訳でもないのであればただの案山子、それに相手はウィッチクラス、破壊するスペルなんぞいくらでもある。
「なるほど、確かにリヴァイアサンは恐ろしいフォロワーです。しかし、スペルブーストの力には耐えられない!ウィンドブラストをプレイ!」
巨大な竜巻の前になすすべもなく打ちのめされるリヴァイアサン。風が止みヒイロは信じられないという顔をしていた。
「リヴァイアサンがたった1枚のスペルカードで!?」
「ウィンドブラストはスペルブーストする度にその威力を増します。」
「やるなぁ!」
「まだ終わりではありませんよ。全てのフォロワーでリーダーに総攻撃を仕掛けます!」
「なにぃ!」
3体のスノーマンとクレイゴーレムの体当たり、進化したスノーマンが吹雪がヒイロに襲いかかる。
「うわぁぁぁ!」
ヒイロ 18/20→10/20
「「ヒイロ!」くん!」
「ターンエンドです、この程度なんですか?」
ヒイロは膝に手を付き、肩で息をしている。今の8点が効いたのだろう。
「ッ!そんなわけねぇだろ!」
だがヒイロはカイの言葉を否定し、目を輝かせ立ち上がった。
「どんなピンチだって、乗り越えて見せる!はぁぁぁ!」
ヒイロを中心に衝撃波が放たれる。ヒイロのPPは7、つまり
「プレイポイント7、覚醒状態となったわけですか。」
「ああ、ドラゴンクラスはこっからが本番だ!いくぜ!龍の翼をプレイ!全てのフォロワーに1ダメージを与える!」
ヒイロの背中にドラゴンの翼が生えそのまわりに炎の衝撃波が放たれる。
スノーマン×3 1/1→1/0
クレイゴーレム 2/1→2/0
スノーマン(進化) 3/1→3/0
「グゥゥゥ!」
「さらに、手札から海剣竜をプレイ!このフォロワーは、覚醒時に疾走を持つ!」
「ッ!」
「そして進化だ!いっけぇ、海剣竜!」
「うわぁぁぁ!」
カイ 18/20→12/20
「これだから面白いよな、シャドバは!」
「認めましょう、確かにあなたは竜ヶ崎ヒイロのようだ。」
「それまだ疑ってたのかよ。」
「ですが、あの夜那月ルシアに勝てるとは思いません!魔力の蓄積をプレイ!」
「ヒイロあの場面で完全回答を引くか〜右手強いなぁ。しかも2コストという最低限のコストで全部消したからな。」
「やるじゃんヒイロ!」
「うん!カイくんに負けてないよ!」
「ま、相手はウィッチだ。このまま終わらせてくれるようなデッキでもなさそうだしな。あ、エミル*2と刃の魔術師*3出てきた。」
ということはドロシーウィッチの可能性が大きくなったか?でも魔力の蓄積があるってことは超越か?
カイは刃の魔術師を進化させヒイロを攻撃、残り体力は6。海剣竜も炎の握撃*4で破壊され再びヒイロの場はまっさらに。だいぶヒイロピンチな状況になった。
「どうです?もう降参した方がよいのではないですか?」
「へっ、まだまだ!やっと面白くなってきたところだぜ!」
「フンッ、諦めの悪さだけであの夜那月ルシアに勝てるはずがない。」
「ルシアルシアって、お前なんかあったのか?それにシレンに対してもすごい当たりしてたし。」
「・・・」
一呼吸、そして
「ありましたとも、彼らは僕を負かしたたった2人の人間なのですから...!」
「え?」
そして語られるカイのルシアに、そして
「へ?」
ここにいる自分は蚊帳の外だと思い込んでいたやつに対する執着を。
圧倒的力を持ったとして、ガキに死ぬほど舐められたら力を振りかざしたくなると思うんですよ。誰だってそうする、俺はそうする。