セシリアの宣戦布告から1週間の間、一夏はセシリアの専用機「ブルー・ティアーズ」のデータを見て対策を立てながら楯無からISの戦闘技術を学んで改造した白式を使いこなしていた。勿論、箒との剣の稽古もしていた。現在一夏はライダーのこともあるので部活には入っていない。
一夏「それじゃ行きますか。」
一夏は百式を展開した。
一夏「織斑一夏 白式・・・出撃!」
アリーナ
一夏がアリーナ上空に出ると専用機ブルー・ティアーズを纏ったセシリアが待機していた。
セシリア「遅かったですわね。・・・・・てっきり私に怖気づいて逃げたと思いました。」
一夏「あっそ。」
一夏は興味なさげに返した。
セシリア「な、何ですのその態度!?」
一夏「俺、そう言う戯言聞くの嫌いだから。」
セシリア「ざ、戯言!?」
観客席
箒「流石一夏、代表候補生相手にあのような口が利けるとは。」
楯無「劉備さんと呂布将軍に出会ったお陰で逞しくなったって聞いたけど。意外にカッコイイかも♪」
簪「うん。」
ドライブピット
劉備、呂布、クリムもドライブピットで試合を見ていた。
劉備「一夏、勝てるかな?」
呂布「心配はいらんだろ。彼奴が負ける筈がない。2年前より強くなったのだからな。」
劉備「そうだな。」
クリム「彼を信じよう。」
アリーナ
セシリア「まあいいでしょう。今からチャンスを与えますわ。この勝負の結果は私が勝つことは明白の理。ここで泣いて土下座をすれば許してさしあげますわ。」
一夏「ほう、そう言ってくるということは以前言った通り再起不能にされる覚悟ができてるということか?」
セシリア「なっ!?」
セシリアに初めて会った時に抱いた恐怖が蘇った。
管制室
真耶「お、織斑君(・・;)」
千冬「とんでもない方向に成長してしまったなアイツ(汗」
管制室にいる千冬と真耶もドン引きしていた。
アリーナ
セシリアは多少恐怖を抱きながらも直ぐに持ち直した。
セシリア「よくも私をコケにしてくれましたね。もう許しませんわ!」
すると試合開始ブザーが鳴った。
セシリア「徹底的に叩きのめします!」
一夏「だったらこっちもそれ相応の対応をさせてもらうぜ!」
一夏は左腕の電子パネルの《シフトスピード》のボタンを押す。
一夏「白式! タイプスピード!」
セシリア「ISの色が変わった!?」
セシリアは当然驚いた。
一夏「ひとっ走り行くぜ!」
観客席
箒「今、ひとっ走り付き合えよと言いかけたな。」
楯無「誤解を招くからあんな言い方したのね。」
簪「でもカッコイイ。」
観客席にいた箒達は一夏の各感想を述べていた。
アリーナ
セシリア「み、見かけ倒しですわ!」
一夏「どうかな?」
そして試合が始まり、セシリアはライフルを構え一夏に撃ち放った。だが一夏はタイプスピードのスピードで難無く躱す。
セシリア「な、何故当たらないのですの! しかも速すぎですわ!」
数分後セシリアのブルー・ティアーズのSEはじわりじわりと削られていった。
セシリア「くっ、こうなったら踊りなさい! 私とブルー・ティアーズが奏でるワルツで!」
セシリアは腰に装着されたBT兵器、『ブルー・ティアーズ』を起動させる。
一夏「そう来るか。だったらこれだ!」
一夏は左腕の電子パネルを操作して《ミッドナイトシャドー》のボタンを押す。すると百式は全身が手裏剣を思わせる姿に変わった。
一夏「ギアチェンジ! ミッドナイトシャドー!」
観客席
箒「あれがミッドナイトシャドーでの姿か。」
楯無「正に忍者ね。」
簪「凄い!」
アリーナ
セシリア「喰らいなさい!」
そう言って畳み掛けるように一夏に攻撃するが。
一夏「そう簡単に喰らうかよ!」
一夏はミッドナイトシャドーの力で自身の分身を作って躱す。
セシリア「ぶ、分身!?」
一夏「驚いている暇はないぜ!」
セシリア「この! この! この!」
セシリアは苛立ちからティアーズを打ちまくる。だが一夏は次々と躱す。
ドライブピット
劉備「見たところ
呂布「所詮その程度の実力だった訳だな。」
クリム「容赦ない言い方だね(汗」
劉備達はセシリアの実力を見て各感想を述べ、クリムは呂布のセシリアに対する言い方に引いていた。
アリーナ
一夏「そろそろいいかな。ハンドル剣!」
一夏はハンドル剣を装備してティアーズを次々と撃墜していった。
セシリア「ティアーズが!?」
一夏「後はお前だけだ!」
一夏はそのままセシリアに迫った。
セシリア「ティアーズはまだ六機目がありましてよっ!」
一夏「悪いが使わせない!」
ハンドル剣<ターン!>
ガキィーーン!
セシリア「さ、最後のティアーズが!?」
一夏は最後のティアーズが使われる前にハンドル剣で使用不能にした。
一夏「これで止めだ!」
セシリアから一旦距離を置いて構える。
一夏「必殺! スピードロップ 白式バージョン!」
ドライブ・タイプスピードの必殺技スピードロップの白式バージョンでセシリアにドロップキックを決める。
セシリア「キャァァァァァ!!!」
諸に受けたセシリアは地面に叩き付けられた。
アナウンサー『勝者ーーーー織斑一夏。』
観客席から歓声の声が上がる。
一夏「しかしこれ本来俺がクラス代表になるけど、バランスが悪くなりそうだから辞退しようかな?」
そう言って一夏はピットに戻った。こうしてセシリアとのクラス決定戦は終了した。だがまだこれで終わりではなかった。
???「待ってなさいよ一夏。今まで心配された償いをさせるんだから!」
何やら一夏を知っている少女がIS学園前に現れた。これはまた波乱の予感。どうなる一夏?
つづく