鈴からの宣戦布告から数日後、とうとうクラス代表戦の日が訪れた。一夏は箒と一緒に観客席で試合を見ていた。
一夏の訓練にセシリアも参加したため、セシリアの実力は少し伸びた。
一夏「いよいよか。」
箒「セシリアは大丈夫だろうか?」
一夏「まあ一緒に訓練に付き合ってやったんだ。それなりにやれるだろ。」
箒「そうだな。」
その後セシリアは着々と試合を勝ち進んだ。そして決勝となり相手は鈴だった。
一夏「決勝は鈴か。」
箒「代表候補生同士の対決か。」
ブザーが鳴り試合が始まった。どちらも一進一退の攻防を繰り広げる。試合が進む中、遂に終盤に差し掛かろうとした時、
ズシィィィーーーン!
一夏「何だ!?」
箒「何事だ!?」
アリーナの方を見ると謎のISがいた。
ドライブピット
劉備「何だあれ!?」
呂布「分からん。だがこのままではまずいぞ!」
クリム「直ぐに解析して一夏の所に向かおう!」
ドライブピットで試合を見ていた劉備達も気づき、戦う準備をした。
一方、一夏達は、
一夏「駄目だ! ロックされてる!」
箒「これでは出られんぞ!」
何者かにアリーナの入り口及び客席の扉がロックされ出られない状態だった。
千冬『織斑、聞こえるか?』
一夏「千冬ね、じゃなくて織斑先生!?」
そこへ千冬から通信が来た。
千冬『直ぐに扉を破壊して生徒達の避難誘導をしろ! 学園長から許可ももらっている!』
一夏「了解!」
千冬『避難誘導が終わり次第、あの2人と合流して変身しろ。』
一夏「けど監視カメラがあるんじゃ・・・。」
簪『それなら大丈夫!』
一夏「簪!?」
割り込むように簪が通信してきた。
簪『監視カメラは私が抑えるから、安心して!』
一夏「なら遠慮なく!」
バコーン!
一夏はISを部分展開して扉を破壊した。
一夏「よし! ゆっくり1人ずつ避難するんだ!」
箒「慌てるな! ゆっくり出るんだ!」
一夏と箒が生徒達の避難を行っていると避難指示が終えた楯無が走ってきた。
楯無「一夏君、箒ちゃん無事でよかった!」
一夏「楯無さん、丁度良かった。箒、お前も楯無さんと避難しろ。」
箒「一夏は?」
一夏「アイツらと合流して戦う!」
箒「分かった。」
楯無「気を付けてね。」
楯無は箒を連れて避難した。一夏はアリーナの非常用のピットに向かった。
劉備「一夏!」
呂布「来たか。」
一夏「劉備! 呂布!」
アリーナの非常用のピットに着いた一夏は劉備と呂布と合流した。
余談だが誰にも見つかっていない。
劉備「一夏、これ。」
一夏「サンキュ。」
一夏は劉備からクリムを受け取った。
クリム「一夏、エンジンの調子はどうだい?」
一夏「・・・ああ、トップギアだ。ひとっ走り付き合えよ、ベルトさん。」
クリム「OK!」
呂布「織斑、解析した結果あの襲撃者からは生命反応がなかった。」
一夏「つまり無人機ってことか?」
呂布「そういう事になる。」
劉備「誰の仕業かは分からないが、兎に角倒すしかない!」
一夏「分かった!」
一夏がそう言うとピットの扉を開けた。
鈴「もう、何なのよこいつ!?」
セシリア「こっちが聞きたいくらいですわ!?」
一方の鈴とセシリアは驚異的な力を持つゴーレムによって防戦一方な戦いを強いられていた。そこへ千冬から通信が入った。
千冬『オルコットに凰、聞こえるか?』
鈴「千冬さん!?」
千冬『織斑先生だ。お前達は直ぐにピットに戻れ。』
セシリア「で、ですが!?」
千冬『これは命令だ! 後は今から出てくる連中に任せろ。お前達ではそいつらの足手纏いになる。』
セシリア「わ、分かりました。」
鈴「はい。」
2人は渋々承諾しながらアリーナを去ろうとするとゴーレムが2人に追撃しようとしていた。だがその時、
ブウウゥゥゥゥゥゥン! ドゴン!
トライドロンがゴーレムを突き飛ばした。
セシリア「あ、赤い車?」
疑問に思いながら2人はアリーナを去った。それと同時に劉備と呂布と一夏が出てきた。
呂布「漸く出番か。」
劉備「行けるか、一夏?」
一夏「勿論!」
鈴「一夏!?」
セシリア「あの2人は誰でしょう?」
アリーナの出入口で見ていたセシリアと鈴が驚き疑問に思うのにも関わらず、劉備と呂布、そして一夏はそれぞれ自分のドライバーを装着した。
劉備「お前は俺達が止める!」
オレンジロックシード<オレンジ!>
オレンジロックシードを取り出し解錠する。
呂布「誇り高き戦士の魂を未来に繋ぐ!」
カチッ!
オレゴースト眼魂を取り出し起動する。
一夏「みんなの生活を脅かす奴は・・・俺が許さない。」
クリムのセントラルフェイスの右にあるイグニッションキーを起動しシフトスピードをレバーにする。
劉備「変身!」
<ロックオーン! ソイヤ!>
ゴーストドライバー<アーイ! バッチリミナー! バッチリミナー!>
呂布「変身!」
ゴーストドライバーのレバーを引く。
一夏「変身!」
シフトスピードをシフトブレスにセットしてレバーを勢いよく倒す。
戦極ドライバー<オレンジアームズ! 花道・オン・ステージ!>
ゴーストドライバー<カイガン! オレ! レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト! Go! Go! Go! Go!>
クリム<DRIVE! Type-SPEED! >
セシリア・鈴「「!?」」
劉備は鎧武、呂布はゴースト、一夏はドライブに変身した。
鎧武「ここからは、俺達のステージだ!」
ゴースト「命、燃やすぜ!」
ドライブ「行くぜベルトさん!」
クリム「OK! Start Your Engine!!」
セシリア「あ、あれって・・・。」
鈴「噂の謎の3人組じゃない!?」
セシリアと鈴は一夏がその3人組の1人だということに驚愕した。
ゴースト「行くぞ!」
鎧武・ドライブ「おう!」
BGM : B.A.T.T.L.E G.A.M.E
ゴーレムと仮面ライダー達の戦闘が開始された。
鎧武は無双セイバーのブライトリガーを引きムソウマズルから弾丸を連射するもゴーレムは躱す。しかし鎧武が接近していたことには気付かず最後の一発を受けた。
鎧武「輪切りにしてやるぜ!」
更に大橙丸と無双セイバーで切り裂き追撃する。
ドライブ「俺達を忘れてもらっては困る!」
ドライブはゴーレムの足元を地面に手を当てて回転しながらハンドル剣で足を斬る。
ハンドル剣<TURN!>
ドライブ「ひとっ走り付き合えよ!」
ドライブは更に追い打ちをかけ、ゴーストも負けじとゴーレムを攻撃する。
ゴースト「無人機と言っても、所詮はこの程度か。」
ゴーレムはゴーストに向けてパンチをする。
ゴースト「ムサシ!」
カチッ!
ゴーストはムサシゴースト眼魂を取り出し、ゴーストドライバーにセットした。
ゴーストドライバー<カイガン! ムサシ! 決闘! ズバット! 超剣豪!>
ゴーストはムサシ魂になり、ガンガンセイバーを二刀流モードにしてゴーレムのパンチを防いだ。
ゴースト「喰らえ!」
ガンガンセイバーをゴーストドライバーとアイキャッチさせる。
ガンガンセイバー<ダイカイガン! ガンガンミナー! ガンガンミナー!>
ゴースト「ふっ! ふっ!」 ガキィン! ガキィン!
ガンガンセイバー<オメガスラッシュ!>
ゴースト「ハァ!」
ガキィーーン! ドカーン!
ゴーレムの更なるパンチを防ぎながらオメガスラッシュを発動してゴーレムの両腕を破壊した。
鎧武「今度はこっちの番だ!」
パインロックシード<パイン!>
オレンジロックシードを外し、取り出したパインロックシードを戦極ドライバーにセットする。
戦極ドライバー<ロックオーン! ソイヤ! パインアームズ! 粉砕! デストロイ!>
鎧武はパインアームズに換装し、パインアイアンを振り回す。
鎧武「そーれ!」
パインアイアンを巨大化させてゴーレムの頭に被せ動きを封じる。
ドライブ「俺だって!」
イグニッションキーを回し、腰のホルダーからマックスフレアを手に取り、レバーにしてシフトブレスにセットし、レバーを倒す。
クリム<
ガコン!
クリム<MAX FLARE!>
ドライブ「ハッ! ハッ!」
マックスフレアタイヤとなり炎のエネルギー弾を飛ばす。その後直ぐにイグニッションキーを回し、シフトワイルドを取り出してレバーし、シフトブレスにセットして倒す。
クリム<DRIVE! Type-WILD!>
ドライブ「オーラァ!」
タイプワイルドになったドライブはそのままゴーレムに体当たりした。更にイグニッションキーを回し、クリアイエローのダンプカー型のシフトカー、《ランブルダンプ》を手に取りシフトブレスにセットした。
クリム<
ガコン!
クリム<RAMBLE DUMP!>
ドライブの右肩部にダンプの荷台のような形状の黄色いタイヤが装着され、ランブルスマッシャーも装備された。
ドライブ「ダンプなのに何でドリルなんだ?」
クリム「そこは気にしないでくれ。」
ドライブ「あっそう!」
ドライブはランブルスマッシャーを手に持ち、ゴーレムの右足を貫く。ゴーレムはバランスを崩し、仰向けに倒れる。
ゴースト「ロビンフッド!」
カチッ!
ゴーストはロビンゴースト眼魂を取り出し、ゴーストドライバーにセットした。
ゴーストドライバー<カイガン! ロビンフッド! ハロー! アロー! 森で会おう!>
ガンガンセイバーをアローモードにしてコンドルデンワーが連結した。
ガンガンセイバー<ダイカイガン! ガンガンミナー! ガンガンミナー!>
ゴースト「ふっ!」
ガンガンセイバーをゴーストドライバーとアイキャッチさせジャンプする。
ガンガンセイバー<オメガストライク!>
ゴースト「ハッ!」
オメガストライクでゴーレムを打ち抜く。ゴーレムはボロボロになりながらもなんとか体制を整える。
ドライブ「まだまだ!」
ドライブは再びイグニッションキーを回し、シフトテクニックをシフトブレスにセットした。
クリム<DRIVE! Type-TECHNIC!>
タイプテクニックになったドライブはドア銃でゴーレムを集中攻撃する。ゴーレムがひるんだ後クリアイエローとスモークグレーのロードローラー型のシフトカー、《ローリンググラビティ》をシフトブレスにセットした。
クリム<
ガコン!
ドライブ「うわぁ!?」
クリム<ROLLING GRAVITY!>
ドライブの胸部に黄土色の縁取りの黒いタイヤが装着され、錘型の武器10tオモーリが装備された。
ドライブ「重!?」
クリム「一夏! タイプテクニックは重労働な攻撃手段が苦手だから気を付けたまえ!」
ドライブ「それを先に言ってくれよ!」
ゴースト「文句を言うのは後にしろ! ニュートン!」
カチッ!
ゴーストがドライブにそう注意してニュートンゴースト眼魂を取り出し、ゴーストドライバーにセットした。
ゴーストドライバー<カイガン! ニュートン! リンゴが落下! 引き寄せまっか!>
ゴーストはニュートン魂になった。
ゴースト「ハッ!」
ドライブ「そーれ!」
ドライブは10tオモーリをゴーレムに投げつけて、ゴーストは左手の引力で重力を操作しゴーレムの動きを封じる。その間に鎧武がイチゴロックシードを取り出して戦極ドライバーにセットする。
イチゴロックシード<イチゴ!>
戦極ドライバー<ロックオーン! ソイヤ! イチゴアームズ! シュシュッとスパーク!>
鎧武「一気に決める!」
<ロックオーン!>
イチゴロックシードを無双セイバーにセットする。
鎧武「呂布! 一夏!」
ドライブ・ゴースト「おう!」
鎧武の掛け声と共にドライブとゴーストはゴーレムから離れる。
鎧武「ハアアアアア!」
無双セイバー<一! 十! 百! イチゴチャージ!>
鎧武「セイハァアアアア!」
クナイバーストを発動してゴーレムに浴びせる。
ドドドドドドド!
諸に受けたゴーレムは最早風前の灯火だった。仮面ライダー達は最初のフォームに戻る。
ドライブ「みんな! 止めだ!」
鎧武・ゴースト「おう!」
戦極ドライバー<ソイヤッ!>
カチッ! カチャ!
クリム<
鎧武は戦極ドライバーの刀でロックシードを斬り、ゴーストはゴーストドライバーのレバーを引き、ドライブはイグニッションキーを回し、ブレスの赤いボタンを押してレバーを倒す。
戦極ドライバー<オレンジスカッシュ!>
鎧武「・・・ハアアアアア! セイハァアアアア!」
ドゴン!
ゴーストドライバー<ダイカイガン! オレ・オメガドライブ!>
ゴースト「・・・ハアァァァァーー!ハアッ!」
ドゴン!
クリム<FULL THROTTLE! SPEED!>
ドライブ「・・・ふっ! ハッ! ふっ! ハッ! ふっ! ハッ! ハアッ!」
ダダダダダダダ! ドゴン!
鎧武「ふっ!」
ドカーン!
ゴースト「ふん。」
ドカーン!
ドライブ「はっ!」
クリム「Nice Drive!」
ドカーン!
ドガガーン!!
鎧武が空中から無頼キック、ゴーストが左からオメガドライブ、ドライブが正面からスピードロップをゴーレムに喰らわせ、それらを受けたゴーレムはライダー達が背にして大爆発を起こし沈黙した。
学園長室
ゴーレム事件の後一夏は学園長に呼ばれ学園長室に来ていた。
一夏「失礼します。」
中に入ると入学の時に出会った轡木十蔵と劉備と呂布と千冬と真耶と楯無と箒とセシリアと鈴がいた。
一夏「何で轡木さんも?」
劉備「そう言えば言ってなかったな。」
千冬「実はこの人はIS学園の学園長なのだ。」
轡木「黙っていて申し訳ありません。」
何と学園長だったのだ。
轡木「因みに皆さんのことも全て知っています。」
それを聞いた一夏は服装を整える。
一夏「つながった。ベルトさん、またアンタだろ?」
クリム「Exactly!」
真耶「まさか学園長共秘密裏で協力していたなんて思いませんでした。」
セシリア「ですが一夏さん達が謎の3人組とは。」
鈴「しかも喋るベルトにガンダムの姿をした三国志の人物って驚くことが多すぎよ。行方不明になってた2年間のことも全部千冬さんから聞いたし。」
箒「まあ私も最初に聞いた時は驚いたがな。」
轡木「それでは更識会長、先程の事件の報告をお願いします。」
楯無「はい、アンノウンは一夏君達仮面ライダーの3人が何とか撃退しました。怪我人は出ておりません。」
轡木「そうですか。ありがとうございます。山田先生あのアンノウンについて何かわかったことがありますか?」
真耶「はい、あのアンノウンはにはISコアがありましたが未登録でした。」
呂布「後で調べたがあれは篠ノ之束が作ったゴーレムだと分かった。」
箒「姉さんが!?」
劉備「さっき束から聞いたんだけど廃棄処分する筈のゴーレムが無くなっていたって。」
一夏「つまり今回の事件は束さんじゃないってことか。」
一夏は顎に手を添えて言う。
真耶「それと・・・。」
真耶が何か言いにくそうだった。
轡木「どうかしましたか?」
真耶「じ、実はISコアともう一つ、人の脳と脊髄が見つかりました。」
全員「!?」
全員が驚愕した。
セシリア「人の脳と脊髄が!?」
真耶「はい。電気信号で指示を受けて動くもののようですが完全に壊れており送信先は特定できませんでした。それとこんな見たこともないマークが出てきたのです。」
モニターに地球の上に鷲のような鳥がいるマークが映し出された。
鈴「何、これ?」
劉備と呂布はこのマークを見て目を見開いた。
劉備「これって!?」
呂布「間違いない、ショッカーのマークだ!」
全員「!?」
千冬「これがショッカーのマークだと!?」
クリム「今回の犯人は奴らだったのか。」
箒「これが・・・。」
呂布「だとしたら人の脳と脊髄を利用できるのは1人しかいない。」
劉備「死神博士!」
呂布「ああ。」
楯無「死神博士。」
鈴「物騒な名前。」
一夏「今後こういったのが出てくる可能性が高いな。考えたくないけど。」
呂布「兎に角警戒した方がいいだろう。」
劉備「そうだな。」
轡木「ではここで何か質問等はありますか?」
声を上げる者はいなかった。
轡木「それでは皆さんこれで解散とします。あ、それと劉備さんと呂布将軍は後日この学園に入学することになりました。」
劉備・呂布「「はぁ!?」」
千冬「ま、待ってください学園長!? 何故そのようなことに!?」
轡木「篠ノ之束博士が2人にはIS適性があるのが分かったから入れて欲しいと依頼を受けました。」
呂布「あのアホ兎-----!(怒」
劉備「呂布落ち着けーーー!?(汗」
怒り狂う呂布を劉備が何とか抑えて一夏達は学園長室を後にした。だがIS学園を舞台にした戦いはまだ始まったばかりだ。
つづく