インフィニット・ドライブ   作:鉄壁拡散

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金と銀の襲来

ドライブピット

 

突然のIS学園の編入に驚いた劉備と呂布は準備をしていた。現在2人は一夏とドライブピットにいて弾と数馬もいた。自己紹介は既に済ませた。そんな中呂布はこの間のこともあって不機嫌だった。

 

呂布「(怒」

 

弾「すごい怒ってるな(汗」

 

数馬「そりゃ本人の許可なく勝手に手続きされたからな(汗」

 

劉備「ああなった呂布は簡単に怒りが治らない。いつか束をボコボコにしてストレス発散するだろうな(汗」

 

一夏「あはは( ̄▽ ̄;)」

 

箒「うちの姉さんが申し訳ないm(__)m」

 

楯無「でもこれで簪ちゃんの専用機の開発も早めることもできるわね。」

 

千冬「一夏も2人がいれば心強いのではないか?」

 

一夏「それもそうだな。」

 

呂布「だが更識妹のISの製作に時間を作れなくなるかもしれん。」

 

劉備「うわぁ! 呂布!? (汗」

 

いつの間にか怒りが治った呂布が話に入った。

 

呂布「そこで更識簪。」

 

簪「はい。」

 

呂布「これをお前にこれを渡しておく。」

 

呂布はエジソンゴースト眼魂を簪に渡した。

 

劉備「エジソンの眼魂。」

 

真耶「エジソン!?」

 

千冬「アメリカで電気の法則を導いた発明家か。」

 

呂布「こいつが開発に興味を持ったから暫くお前に預けておく。大切に扱えよ。」

 

簪「はい、ありがとうございます!」

 

簪は頭を下げる。

 

千冬「しかしこの眼魂がエジソンだとするとしたらゴーストのあの二刀流の赤の姿は何だ?」

 

呂布「あれはムサシの力だ。」

 

箒「ムサシって、宮本武蔵か!?」

 

千冬「では私を倒した時の青い姿は?」

 

呂布「あれはニュートンの力だ。」

 

弾「ニュートンって確か・・・。」

 

数馬「重力の法則を導いた人だな。」

 

楯無「歴史上の人物ばかりね。」

 

簪「ゴーレムの時の緑の姿は何ですか?」

 

呂布「あれはロビン・フッドだ。」

 

真耶「中世イングランドの伝説上の人ですね。」

 

劉備「此れらは英雄の眼魂と呼ばれていて他にも後11個ある。」

 

一夏「英雄の眼魂か。」

 

千冬「残りがどんなのか楽しみだな。」

 

箒「私としてはムサシの力と手合わせしたいものだ。」

 

真耶「それよりお2人は必要な知識は覚えましたか?」

 

劉備「まあな。」

 

呂布「こんなもの余裕だ。」

 

真耶「そうですか。」

 

劉備「ま、ギリギリまで勉強はしておく。」

 

呂布「ふっ。」

 

こうして一行は解散し、夜は更けていった。

 

 


 

翌日

 

一年一組

 

真耶「今日は転校生を紹介します! 何と4人です!」

 

「「ええええ!!」」

 

翌日のHRで真耶から告げられた転校生の数にクラス中が驚いた。

 

千冬「静かにしろ! では入ってこい。」

 

千冬が一括したら教室が静かになり擬人化した劉備と呂布に加えて金髪で短髪の男性? と眼帯を付けた銀髪で長髪の軍人みたいな女性が入ってきた。

 

真耶「それではそれぞれ自己紹介をお願いします。」

 

リュウト(=劉備ガンダム)「俺の名は徳田リュウトだ。まあ、宜しく。」

 

リョウセン(=呂布トールギス)「風鳴リョウセン、こう見えて勝負好きだ。いつでも相手をしてやるから誰でもかかってこい。」

 

シャルル「シャルル・デュノアです。方に僕と同じ境遇の男子がいると聞いてやって来ました。よろしくお願いします。」

 

一夏「デュノア?」

 

箒「どうした一夏?」

 

一夏「いや、デュノアってどっかで聞いた様な気がして。」

 

セシリア「私もです。」

 

「「「きゃぁぁぁ!!」」」

 

リュウトとリョウセンとシャルルが自己紹介すると一瞬の沈黙が流れて歓声が爆発した。3人は当然耳を押さえる。

 

生徒1「男子よ! それも3人!」

 

生徒2「一組でホントによかったーー!」

 

千冬「静かにしろと言っている!」

 

千冬が再び一括したら教室が静かになった。だがリュウトとリョウセンはシャルルを疑いの目で見ていた。

 

リュウト「(このシャルルというの、本当に男なのか?)」

 

リョウセン「(確かに怪しさ満載だな。後で調べるか。)」

 

2人は小声でそう話していた。そしてもう一人。

 

真耶「えっとそれではラウラ・ボーデヴィッヒさん、自己紹介をお願いします。」

 

ラウラ「…。」

 

千冬「挨拶をしろ、ボーデヴィッヒ。」

 

ラウラ「はっ! 教官。」

 

千冬に言われてその女子生徒は敬礼をして答える。

 

箒「教官?」

 

一夏「そう言えば千冬姉俺が行方不明になった後現役を引退してドイツで1年間教官をしていたって。」

 

セシリア「その時の教え子というわけですか。」

 

千冬「ここではもう教官ではない。織斑先生と呼べ。」

 

ラウラ「分かりました。ラウラ・ボーデヴィッヒだ。」

 

前を向いてそれだけ言った。

 

真耶「えっと、以上ですか?」

 

ラウラ「以上だ。」

 

リュウト「(面倒くさそうなのが出てきた。)」

 

リョウセン「(全くだ。)」

 

するとラウラは一夏を見るなり、

 

ラウラ「貴様が!」

 

一夏「!?」

 

ビンタをしようとした。だが、

 

ガキィン!

 

ラウラ「!?」

 

リョウセン「何の真似だ貴様?」

 

リュウト「初対面の相手にいきなり暴力とは教育がなってないな。」

 

リュウトとリョウセンが素早く動き、無双セイバーとガンガンセイバーをラウラの首元に突き出してそれを止めた。真耶や周りの生徒達はその様子を見てオロオロとした。

 

千冬「お前達、そこまでにしておけ。」

 

千冬が注意すると2人は武器を下した。

 

ラウラ「くっ! 認めない、貴様が教官の弟など!」

 

一夏「は?」

 

ラウラはそう吐き捨て自分の席に座り、一夏本人はなんのこっちゃと分からないまま唖然としていた。

 

千冬「徳田、風鳴、デュノアお前達も席に座れ。」

 

そう言われて3人も席に座った。

 

千冬「それでは次の授業は実技訓練だ。グランドに集合しろ! 遅れた者は鉄拳制裁だ、いいな! それと織斑、転入生を案内してやれ。」

 

一夏「分かりました。」

 

シャルル「あ、君が織斑君? 初めまして、僕は・・・。」

 

一夏「挨拶は後回し! 急ぐぞ!」

 

シャルル「え!?」

 

シャルルの自己紹介を遮り、一夏はシャルルの手を強引に引っ張ってリュウトとリョウセンと共に更衣室に早足で向かうが女子生徒達に見つかってしまう。

 

「いた! 織斑君達よ!」

 

「転校生と一緒よ!」

 

「者共、出合え、出合え!」

 

どこぞの武家屋敷の如く追いかけまわされたが、何とか逃げ切り更衣室に到着した。

 


 

更衣室

 

シャルル「はあ・・・はあ・・・びっくりした。」

 

リュウト「何とか撒けたな。」

 

リョウセン「騒がしいったらありゃしない。」

 

一夏「ホントだな。」

 

シャルル「でも何でみんなあんなに騒いでるんだろう?」

 

一夏・リュウト「「え?」」

 

リョウセン「何を言っている?」

 

シャルル「え?」

 

一夏「俺達は男で、世界で4人しかいない男性IS操縦者なんだぞ?」

 

リュウト「それを見ようと群がってくるのは当然だと思うけど?」

 

シャルル「あ、そっか。そうだよね、あははは(苦笑)。」

 

苦笑いをするシャルルにリョウセンは確信する。

 

リョウセン「(コイツ、明らかに男ではなく女だな。それにデュノアとは、まさか。)」

 

リョウセンは改めてシャルルについて調べることにした。

 

一夏「まあ兎に角、俺は織斑一夏。好きに呼んでくれ。」

 

リュウト「俺は徳田リュウト。気軽にリュウトでいい。」

 

リョウセン「風鳴リョウセン、呼び方は何でも構わん。」

 

シャルル「じゃあ僕もシャルルでいいよ。一夏、リュウト、リョウセンこれから宜しくね。」

 

互いの自己紹介を終えてやっと着替え始めた。

 

シャルル「あれ? みんなISスーツを制服の下に着てたの?」

 

一夏「ああ、一々着替えるの面倒だし。」

 

リュウト「じゃあ俺達先に行ってるよ。」

 

リョウセン「お前も早く来いよ。」

 

シャルル「あっ! 待ってよー。」

 

3人はシャルルを置いてグランドに向かった。

 


 

グランド

 

更衣室から出てきた一夏達はグランドに到着した。その間に一夏は気になっていたことを言った。

 

一夏「それにしてもデュノアってどっかで聞いた気がするんだよな。」

 

リュウト「フランスのデュノア社のことじゃないか?」

 

一夏「あ、それそれ!」

 

リョウセン「となるとデータが狙いだな。何故かは分からないが調べてみよう。」

 

そして授業が始まった。

 

千冬「これより模擬戦を行う。オルコット、鳳前に出ろ!」

 

セシリア「は、はい!?」

 

鈴「はぁ、はーい。」

 

セシリアはやる気が出ていたが鈴は少し元気がなかった。理由は先日のゴーレム襲撃事件の後呂布に『お前は織斑の足を引っ張るからこれ以上関わるな。』と言われ、何でと突っかかっろうとしたが一夏や千冬にも念を押されて諦めたからだ。

 

セシリア「で、お相手は?」

 

鈴「別にセシリアでもいいけど。」

 

千冬「まあ待て、お前達の相手は・・・。」

 

真耶「ど、どいてください~~~~~っ!!」

 

一夏達の上から突然声が聞こえて全員が空を見上げる。ラファール・リヴァイヴを装着した真耶が落下してきた。しかも一夏とリュウトとリョウセン目掛けて・・・。

 

リュウト「や、山田先生!?」

 

一夏達の周りにいた生徒達は直ぐに離れる。

 

リョウセン「織斑!」

 

一夏「ああ! 白式!」

 

一夏はデータをアップデートした白式を展開して左腕の電子パネルの《シフトワイルド》のボタンを押す。百式は白から黒に変わった。

 

一夏「白式! タイプワイルド!」

 

セシリア「今度は黒色!?」

 

一夏は飛び上がり電子パネルを操作して深緑色のクレーン車型のシフトカー、《フッキングレッカー》のボタンを押す。すると白式の右肩部はクレーンのフックのようなものが出てきた。

 

一夏「ギアチェンジ! フッキングレッカー! それ!」

 

一夏はフックを投げて真耶の腹に巻き付けて落下の勢いを弱めぶら下げた状態で止めた。

 

一夏「ふぅ、危なかった。」

 

真耶「あ、ありがとう、ございます! ///(は、恥ずかしいです!)」

 

箒「流石一夏だ。」

 

リョウセン「もうちょっとで隕石になるところだったな。」

 

リュウト「だが、何故ああなったんだ?」

 

千冬「見事だ織斑。そのまま山田先生をゆっくり降せ。」

 

一夏「了解。」

 

一夏はそのまま真耶をゆっくり降ろして元の位置に戻った。

 

千冬「お前達の相手は山田先生だ。」

 

セシリア「え、でも・・・。」

 

鈴「流石に2対1じゃ・・・。」

 

千冬「安心しろ。今のお前達では到底勝てない。」

 

セシリア・鈴「「む!!」」

 

千冬の挑発にカチンときた2人は直ぐに上昇して真耶の到着を待った。

 

リュウト「単純というかなんというか。」

 

リョウセン「あれでは足元を掬われるな。」

 

千冬「それでは、始め!」

 

千冬の合図と共に相互が距離を取り、模擬戦が始まった。

 

千冬「丁度いい機会だ。デュノア、山田先生のラファールの説明をしろ。」

 

シャルル「あ、はい! ラファールは第二世代最後期の機体でありながら、その汎用性の高さから、第二世代でも第三世代に劣らないスペックを持っているデュノア社製のものです。現在配備されてる量産型ISの中でも世界第三位で、使い手を選ばす、各種戦闘スタイルに合わせて装備の換装が可能です。」

 

シャルルは戸惑うも冷静にラファールについて解説した。

 

千冬「よし、もういいだろう。・・・そろそろ決着がつく。」

 

千冬がそう言うとセシリアと鈴が上空から落下してきた。後に続いて真耶も降りてきた。

 

鈴「アンタねぇ! 何回避を読まれているのよ!!!」

 

セシリア「鈴さんだって、衝撃砲を無駄に撃ち過ぎですわ!!!」

 

鈴「なによっ!!!」

 

セシリア「なんですのっ!!!」

 

千冬「どっちもどっちだ、馬鹿者。山田先生はこれでも元日本代表候補生だったんだ。」

 

真耶「もう昔の話ですよ。///」テレテレ

 

千冬「これで諸君も教員の強さが分かっただろう。今後は、皆敬意をもって接するように。いいな?」

 

「「「はいっ!!!」」」

 

千冬が締め括り、授業に入る。だがこの授業でも一波乱起こる。

 

つづく

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