インフィニット・ドライブ   作:鉄壁拡散

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タッグトーナメント開催と突然の事件

リュウトとリョウセンがラウラをコテンパンして数日、タッグトーナメント当日となった。

 

 

シャルロット「いよいよだね。」

 

一夏「ああ。」

 

シャルロット「どうしたの?」

 

一夏「いや、ちょっとな。」

 

シャルロット「ボーデヴィッヒさんのこと?」

 

一夏「ああ。」

 

時は少し遡る。

 

 

ドライブピット

 

一夏「それにしても相変わらず凄いな2人は。」

 

クリム「だが少々やり過ぎたのではないか?」

 

劉備「俺もそう思ったけど仕方ないだろ、ああでもしないと引き下がってくれる相手じゃなかったんだしさ。」

 

呂布「話が変わるが、あの女の出生について調べた。」

 

一夏「え、そうなのか?」

 

劉備「ああ。」

 

呂布「奴はドイツの遺伝子強化試験体、つまり試験管ベビーだ。」

 

クリム「!? 人工生命体。」

 

一夏「俺と同じ。」

 

劉備「そしてそれはプロジェクト・モザイカの技術の一部を使われたらしい。」

 

一夏「なんだって!?」

 

呂布「つまりボーデヴィッヒはお前の遠い親戚のようなものだ。」

 

クリム「成程、親戚か。」

 

一夏「信じられない。」

 

劉備「これからどう向き合っていくかは君次第だ。」

 

一夏「分かった。」

 

再び現在

 

一夏「まあいいや、考えるのやめた。」

 

シャルロット「いいのそれ?(汗」

 

一夏「それよりシャル、準備はいいか?」

 

シャルロット「うん。対戦相手見に行こうか。」

 

待機室に着いた一夏とシャルロットはモニターから対戦表を見た。

 

一夏「一番最初に劉備と呂布の試合か。」

 

シャルロット「僕達はその後で対戦相手は、!?」

 

2人の相手はラウラと箒のペアだった。

 

シャルロット「箒、ボーデヴィッヒさんとペアになっちゃったんだ。」

 

一夏「恐らく抽選で当たったんだろう。シャル、悪いけど・・・。」

 

シャルロット「分かってる。箒は任せて。」

 

一夏「すまない。」

 

 

一方こちらはラウラと箒がいる待機室。

 

ラウラ「ほう、奴と当たるとは手間が省けたな。」

 

箒「・・・。」

 

ラウラ「邪魔だけはするなよ。」

 

箒「分かっている。(最もお前が一夏に勝てるとは思えんが。)」

 

 

 

薫子『さあお待たせしました! これよりタッグトーナメントを開始いたします! 実況は私、新聞部の黛薫子がお送りします! では早速始めていきましょう。先ずは世界初の男性操縦者織斑一夏に続いて登場した学園の最強ペアとも言われている徳田リュウト&風鳴リョウセンペアだ!』

 

 

アリーナ

 

Aピットから最初はリュウトとリョウセンが出てきた。

 

リュウト「さて、やりますか。」

 

リョウセン「余り大したことをしていないが誰がそんな設定にした?」

 

続けて実況がBピットの紹介をして対戦相手が出てきた。

 

薫子『それでは試合開始!』

 

ブザーが鳴り、試合が始まった。

 

「男の分際でISを気安く!」

 

「この下等生物が!」

 

ラファールを纏った相手2人が女尊男卑主義者であり、リュウトとリョウセンも呆れていた。

 

リョウセン「まだこんな奴がいたか。」

 

リュウト「一気に決めるか。」

 

リュウトとリョウセンはそれぞれナギナタモードにした無双セイバーとガンガンセイバーを構える。

 

リュウト「悪いけど手加減はしない!」

 

<ロックオーン!>

 

<一・十・百・千・万! >

 

リョウセン「覚悟しろ!」

 

リュウトとリョウセンは武器を振り回しながら突っ込む。

 

「「くるな!? くるなーーー!?」」

 

<オレンジチャージ!>

 

リュウト「ナギナタ無双スライサー!!」

 

リョウセン「オメガストリーム!!」

 

バシュン! バシュン!

 

「「うわあぁぁぁ!?」」

 

アサルトライフルで抵抗するが無意味に終わり、対戦相手の2人は地面に墜落した。

 

薫子『しゅ、瞬殺! 瞬殺です! 見事なコンビネーションが炸裂! 勝者徳田&風鳴ペア!』

 

一瞬の静寂の後歓声が響いた。

 

待機室にいる一夏達もその様子を見ていた。

 

一夏「やっぱ凄いなあの二人。」

 

シャルロット「相手何もできずに倒されちゃった。」

 

リュウトとリョウセンの試合が終わってからやっと一夏達の試合がきた。

 

一夏「じゃ、頼むぜ。」

 

シャルロット「任せて。」

 

一夏「来い、白式!」

 

シャルロット「行くよ、ラファール!」

 

それぞれの専用機を展開し、アリーナに飛び立つ。

 

 

アリーナ

 

一夏とシャルロットが出るとラウラと箒も出てきた。

 

ラウラ「今度こそ叩き潰してくれる!」

 

一夏「あっそ。」

 

箒「一夏、少しはやる気を出せ(汗」

 

シャルロット「あははは( ̄▽ ̄;)」

 

そうしている間に、試合開始のブザーが鳴った。

 

シャルロット「行くよ!」

 

一夏「おう!」

 

手筈通りシャルロットは箒と迎え撃った。

 

シャルロット「ごめんね箒。」

 

箒「いや大丈夫だ。一夏も決着をつけたいと思っているからな。」

 

シャルロットと箒が交戦し始めて同じ頃、一夏もラウラにドア銃を撃つ。

 

一夏「ハッ!」

 

バキュン! バキュン!

 

ラウラ「無駄だ!」

 

ラウラはプラズマブレードで弾き、レールカノンを一夏に向けて放つ。

 

一夏「おっと!」

 

反射神経を駆使して何とか躱す。

 

ラウラ「チッ! 躱したか。」

 

一夏「今度はこっちの番だ!」

 

一夏は左腕の電子パネルの《シフトテクニック》のボタンを押す。すると白式は白から緑へと変色した。

 

一夏「白式! タイプテクニック!」

 

シャルロット「緑色。」

 

箒「新たな力か!」

 

ラウラ「色が変わったくらいで!」

 

一夏「本番はここからだ!」

 

再び電子パネルを操作して白色の雪上車型のシフトカー、《ロードウィンター》のボタンを押す。すると白式の左右に雪の結晶が描かれた円盤が出現した。

 

一夏「ギアチェンジ! ロードウィンター! ハッ!」

 

バキュン! バキュン!

 

ドア銃で再びラウラに撃つ。

 

ラウラ「何度やっても同じだ!」

 

再びプラズマブレードで弾こうとするがロードウィンターの能力で凍ってしまい使い物にならなくなった。

 

ラウラ「な!? 氷だと!?」

 

一夏「驚いている暇はないぞ!」

 

ガチャ!

 

タイプテクニックの能力が備わったバイザーをかけ解析する。

 

一夏「ハッ!」

 

バキュン! バキュン!

 

ラウラ「同じ手が二度も通用するか!」

 

ラウラはそれをAICで止めようとするが光弾は軌道を変えて全てラウラの手に命中した。

 

ラウラ「がぁっ!……まさか、偏向射撃(フレキシブル)!?」

 

一夏「隙だらけだぜ!」

 

それを逃さずにタイプスピードとなってラウラの背後に回り、ハンドル剣で隙だらけの背中を斬った。

 

ガキィン!

 

ラウラ「ぐはぁ! おのれぇ! 許さんぞ!」

 

一夏「ギアチェンジ! ドリームベガス!」

 

スロットが沢山ついたドリームベガスにギアチェンジしてハンドル剣にベガスを装填する。

 

ハンドル剣<FINISHER(ヒッサーツ)DREAM VEGAS! FULL THROTTLE!

 

一夏「ハッ!」

 

ガキィン!

 

ラウラ「がはぁ!」

 

ハンドル剣<TURN!>

 

一夏「まだまだ!」

 

ガキィン!

 

ラウラ「ぐっ!」

 

ハンドル剣<TURN!>

 

ガキィン!

 

ラウラ「がっ!」

 

ハンドル剣<U-TURN!>

 

ガキィン!

 

ラウラ「ぐぁぁぁっ!!!」

 

お札やメダルの幻影を見せて連続で斬るドリームベガスのターンスマッシュをラウラに決める。

 

 

一夏の技を受けたラウラは地面に転げ落ちた。

 

ラウラ(負けるのか・・・・・・この私が?)

 

自分の敗北が認められないラウラは力を求めてしまった。

 

ラウラ(欲しい・・・・・・力が! 教官の汚点である奴を凌駕する力が!)

 

そしてラウラの頭に直接声が響いた。

 

『求めますか? 最強で最高の力を・・・?』

 

ラウラ(なんだと? 寄越せ! あの男に完膚なきまで叩き潰せる力を!)

 

『いいでしょう。まあ、命の保証はできませんけどね。』

 

 

 

『Valkyrie Trace System STANDBY・・・・・OK』

 

 

一夏「ふう。」

 

シャルロット「一夏、お疲れ様。」

 

シャルロットも箒と戦い終えて一夏の元に来た。

 

箒「私もまだまだだな。」

 

一夏「ん?」

 

箒「一夏?」

 

シャルロット「どうしたの?」

 

一夏「あいつの様子がおかしいぞ。」

 

箒・シャルロット「「え?」」

 

箒とシャルロットもラウラを見ると確かに様子が変だった。すると突然起き上がった。

 

ラウラ「くううっ! うわあぁぁぁ!」

 

ラウラが突然叫び出すとシュヴァルツェア・レーゲンは黒いどろどろとした泥のようになった。

 

一夏「な、なんだ!?」

 

シャルロット「なに!?」

 

箒「何が起こったのだ!?」

 

一夏達も突然のことで怯んだ。その直後信じられない光景を目にした。

 

一夏「ち、千冬姉?」

 

シャルロット「あれって暮桜!?」

 

箒「ど、どういうことだ!?」

 

千冬が嘗て使っていた暮桜がラウラを吞み込み姿を現した。果たしてどうなるのか?

 

そして緑の服を着て眼鏡を掛けた男がいることは誰も知らない。

 

???「さあ、見せてもらいますよ。新しい仮面ライダードライブ。」

 

つづく

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