それと一部モブキャラが酷い扱いされるのでダメな方はブラウザバックしてください。
臨海学校の準備とハプニング
VTシステムによるラウラの暴走によりタッグマッチトーナメントは勿論中止となった。
その数日後、一夏はIS学園のドライブピットに来ていた。そこには弾と数馬の顔もあった。
一同「えええーーーーーー!?」
一夏は劉備達にある悩みを打ち明けていた。その内容は劉備達も驚くものだった。
劉備「箒達に告白された!?」
数馬「マジか。」
弾「この野郎め!」
一夏「痛いって弾。」
羨ましいのか、弾は一夏にちょっかいを出す。
呂布「だが、それを俺達に言うか?」
クリム「私に関してはベルトだし、生きていた頃は独身だったんだぞ。」
一夏「だって他に相談できる相手がいないんだもん!」
開き直って反論するのだった。
一夏「俺さ、自分が人工生命体だって知った時はショックだったけど劉備達のお陰でなんとか立ち直れた。でも何で箒達は俺のことを思ってくれるのかなってさ。」
劉備「成程な。だが箒達はそんなことは関係ないと思っているんじゃないか?」
一夏「え?」
呂布「以前に自分の正体を明かしたのだろ? そして篠ノ之達はそれを百も承知で貴様に告白した。」
クリム「彼女達の君に対する思いは本物だ。君が何者であろうとな。」
弾「俺達も同じだぜ。」
数馬「誰であろうとお前はお前だ。」
一夏「皆。」
一夏は改めて仲間達の大切さを実感するのだった。
一夏「あ、でもできれば皆を幸せにしたいけど誰か選ばなけばならないな。」
劉備・呂布「「・・・。」」
一夏の言葉を聞いて劉備と呂布は驚いたように目を見開いた。
一夏「ど、どうしたんだ2人共?」
劉備「一夏、もしかして・・・。」
呂布「自分が今無国籍だったことに気付いてなかったのか?」
一夏「え? (・_・; ええ!? Σ(; ゚Д゚)」
劉備「その様子だと知らなかったみたいだな。」
呂布「お前がIS学園に入学することになってから国籍は無くなったぞ。それにより法律には問題無くなった。」
クリム「つまり、君は晴れて箒達を受け入れられるという訳だ(^^)」
一夏「うっそー。」
未だに信じられないでいる一夏であった。
劉備「まあゆっくり考えるといいさ。」
呂布「決めるのはお前だ。」
一夏「あ、ああ。」
クリム「まあ私は、君には幸せな人生を送ってほしいとは思っているのだがな(^o^)」
一夏「ベルトさん。・・・ありがとう。」
翌日
劉備達に悩みを打ち明けた一夏は現在、IS学園に近い商業施設レゾナンスに来ていた。来週に始まる臨海学校の水着を買うためである。リュウトとリョウセンに擬人化した劉備と呂布も同行しているのだが、
リュウト「しかし箒達まで来るとはな。」
箒、シャル、刀奈、簪、クラスメイトの本音と本音に似たヘアバンドに眼鏡をかけた女性も一緒だった。
シャルロット「まあ僕達も臨海学校の準備が必要だったしね。」
箒「偶々お前達を見かけて同行させてもらった。」
簪「うん。」
眼鏡の女性「すみません皆さん、私まで同行させてもらって。」
一夏「いいんですよ虚さん、生徒会ではお世話になっていますし。」
彼女の名前は布仏虚、本音の姉にして生徒会の書記をしている。
刀奈「私と虚ちゃんは臨海学校に行かないけど、折角だから一夏君に選んでもらおうと思ってね♪」
一夏「何故俺?(汗」
本音「イッチー、ファイト~。」
リョウセン「しかし、まさか布仏本音が更識簪の直属のメイドだったとはな。」
リュウト「ああ、俺も信じられない。」
本音「ほへ?」
虚「申し訳ございません、本音はいつもこうなのでお恥ずかしい限りです。」
一夏「虚さんも大変なんですね。」
本音「でも~イッチー達には感謝しているんだよ~。」
リュウト「え?」
虚「はい、お嬢様と簪様の仲を修復してくださいましたから。」
リョウセン「俺達は切っ掛けを与えたに過ぎん。」
虚「それでもです。」
一夏「っていうか俺あまりセンスないんですけど。」
刀奈「一夏君が選んでくれるのなら気にしないわ♪」
簪「は、派手すぎないのにしよう///」
シャルロット「僕も///」
箒「一夏に選んでもらうならそうしようか///」
そうして一行は水着コーナーに向かうのだった。だが、そんな彼らを見つめる者達もいた。
セシリア・鈴「「・・・。」」
セシリアと鈴であった。
鈴「なんか一夏楽しそう。」
セシリア「ええ、そうですわね。」
セシリアは一夏達を見て微笑ましげにしながらも羨ましく感じていた。一方の鈴は輪に入れる空気ではないと感じ悔しく感じていた。
セシリア「仕方ありません。わたくし達はわたくし達でショッピングを楽しみましょうか。」
鈴「そうね。」
2人は2人でレゾナンスで買い物をするのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
水着コーナーに着いた一行は男性組と女性組に分かれて水着を選んでいた。男性組は少なかったため直ぐに終わった。
リュウト「しかし、女子って本当に買い物が好きだな。」
リョウセン「気にしたら負けだ。」
一夏「そうだな。」
ラウラ「おや、師匠に兄上、一夏ではないか。」
リュウト「あ、ラウラ。」
リョウセン「貴様も来てたか。」
ラウラ「はい。スクール水着でもよかったのだが周りが新しいのを買うと言って選んでみようと。」
一夏「だったら水着コーナーにいる箒達に手伝ってもらったらどうだ? きっと相談に乗ってくれるさ。」
ラウラ「ならそうしてみるか。」
一夏の提案を受け、ラウラは水着コーナーに入っていった。
リュウト「初めて会った時より成長したな。」
リョウセン「まだまだだがそうだな。」
一夏「世間知らずが玉に瑕だけど。」
ラウラが去った後暫く雑談し合っていた一夏達だが突然近くの水着コーナーにいた女性に声を掛けられる。
「ちょっとそこの男達! これを元の場所に戻しなさい!」
その女性は女尊男卑主義者のようで面倒くさいと思い、一夏達は無視して雑談を続けた。
「ちょっと無視するんじゃ・・・。」
ゴツン!
「ぐっ!」
リョウセンが女性の顔面を殴り倒した後、足でグリグリ踏みつける。
リョウセン「さっきからうるさいんだ、よっ!」ゴキッ!
止めとばかりに女性の顔面にサッカーボールの要領で思い切り蹴り飛ばした。その反動で何度もバウンドしながら転がった。
リュウト「あーあ。」
一夏「やっちゃった。」
その光景を見ていた周りのガヤが騒ぎ出し、近くの女性警備員が駆けつける。
「ちょっと警備室まで御同行願えますか?」
リョウセン「やる気か?」
殺気を出して戦闘態勢を取るリョウセン。だが、
???「待て風鳴。」
そこに千冬と真耶がやって来た。
リュウト「千冬!」
一夏「千冬姉!」
リョウセン「何だ?」
千冬「気に入らないのは分かるが、あまり問題を起こすな。」
真耶「そうですよ。」
「お、織斑千冬さん。」
千冬「さて、何故このような状況になった?」
リュウト「楽しく雑談していたところ・・・。」
一夏「あそこで倒れている女性がいきなり難癖をつけてきて・・・。」
リョウセン「俺が顔面を踏みつけてやった。」
リュウト「証拠もある。」
そこに赤みがかったオレンジ色の宣伝車型のシフトカー・《カラフルコマーシャル》が走ってきて先程のやり取りを映し出す。更にはその女性が女性警備員と闇取引をしているものもあった。それを見た女性警備員は顔を真っ青にして固まってしまった。
リュウト「つまりリョウセンは正当防衛しただけで。」
一夏「悪いのはこの2人ってことだ。」
千冬「そうか。だがやり過ぎはいかんぞ。」
真耶「そうですよ。今後は控えてください。」
リョウセン「フン、命拾いしたな。」
そこに他の警官が駆けつけて女性と女性警備員を連行していった。
箒「何の騒ぎかと思ったら・・・。」
刀奈「こんなことになっていたとはね。」
リュウト「あ、皆。」
いつの間にか箒達が戻って来ていた。そこには弾、数馬、セシリアと鈴の姿もあった。
シャルロット「流石に顔面を殴ったり、踏みつけるのはどうかと思うけど(汗」
リョウセン「フン。」
セシリア「容赦なさ過ぎですわ(汗」
鈴「殺気も駄々洩れだったし(汗」
弾「三国最強は伊達じゃないな。」
数馬「だな。」
ラウラ「流石は師匠だ!」
本音「そうだね~。」
簪「ラウラ、本音、感心している場合じゃないよ(汗」
一夏「それにしてもカラフルコマーシャル、よくあんな映像集められたな。」
シフトスピード(クリム)「私が事前に頼んで日頃のこれを録画してもらっていたのだ。」
リュウト「クリム。」
やって来たシフトスピードを通じてクリムが話しかける。
数馬「何でこのシフトカーからベルトさんの声が?」
リョウセン「ドライブの変身用シフトカーはクリムの端末の役割もしていて、これを通じて物を見たり声を出すことができるのだ。」
弾「へえ〜。」
虚「・・・。」
そんな中虚は弾のことをじっと見つめていた。
一夏「ところで千冬姉達も買い物か?」
千冬「ああ。」
真耶「私達も水着を。」
するとリュウトが真耶に気になることを尋ねる。
リュウト「あの〜山田先生、一つ質問いいですか?」
真耶「はい、何でしょう?」
リュウト「山田先生ってよく食べますか?」
真耶「いいえ、それがどうかしたんですか?」
リュウト「いや〜、山田先生って栄養が胸にいく体質なのかな〜と思って。」
一夏「ああ〜。」
リョウセン「言えてるな。」
真耶「違いますよ! 織斑君達も納得しないでください!」
心外と言わんばかりに真耶はリュウト達に叫ぶ。
千冬「まあ山田先生の胸はムダにデカイからな、そう思われても仕方がない。」
真耶「む、ムダにデカイって、ひどくないですか!?」
千冬の言葉にショックを受ける真耶。
千冬「実際そうだろう、この間もISスーツのサイズがきつくなり新しいのを購入もしていたそうじゃないか。」
真耶「そ、それは言わないでくださいよぉ~!」
千冬の一言で涙目になって慌てる真耶だが、自身も気にしている胸が上下にポヨンポヨンと揺れる。
鈴「相変わらず山田先生デカイわね。」
ラウラ「気にしたら負けだ。あれは脂肪の固まりだ。」
簪「そうだよね。」
一夏「簪、俺は特にスタイルがいい方が好みとは思ってないからな。」ナデナデ
簪「ありがとう一夏///」
シフトスピード(クリム)「これが胸囲の格差社会というものか。」
鈴、ラウラ、簪はこの世の非情を恨むが、クリムに関しては新しいことを知れて納得していた。簪は一夏に頭を撫でて慰められてその優しさに惚れ直すのだった。
真耶「皆さん羨ましがっているかもしれませんけど、良いことなんてありませんよ! 胸が大きいと肩が凝るし、重いし、足元も見え辛いし!」
箒「うん、分かるぞ山田先生。私も何故か大きくなってしまい剣道では邪魔になってしまったし。」
リョウセン「そう言いながらそれで織斑を誘惑しようとしているのではないのか?」
箒「なっ!?///」
一夏「リョウセン!」
リョウセン「冗談だ。」
リュウト「お前の冗談は冗談には聞こえないよ!」
リョウセンの冗談に箒も満更でもなさそうに顔を赤らめるのだった。その後一夏は箒達が選んだ水着で似合うものを選択し会計を済ませた。
簪「あ、そうだ。リョウセン。」
リョウセン「ん?」
簪「これ、ありがとうございました。」
水着を買い終えた後、簪がリョウセンにエジソンゴースト眼魂を渡した。
リョウセン「どうやら専用機は完成したようだな。」
簪「うん。エジソンさんと楽しい時間を過ごせました。」
リョウセン「そうか。」
簪「これからどんな戦いがあるか分からないけど覚悟はできてます。」
リョウセン「それだけで十分だ。」
千冬「さて山田先生、我々もそろそろ・・・。」
真耶「あ! 私買い忘れた物がありました。」
千冬「なんだと?」
真耶「荷物が多くなりそうなので、徳田君と風鳴君、手伝ってください。」
リョウセン「何故だ?」
リョウセンが疑問に思うとリュウトが真耶の含みのある笑顔を見て察した。
リュウト「成程。リョウセン、ゴニョゴニョ。」
リョウセン「そうか、なら行くか。」
リュウト「クリム。」
シフトスピード(クリム)「ふむ、私も失礼するとしよう。」
一夏「ちょ、ベルトさん?」
クリムも何かを察して走り去ってしまった。
弾「じゃあ俺達も。」
数馬「一夏、後でな。」
一夏「ちょ、お前らまで。」
それを見て刀奈も皆を誘導する。
刀奈「はぁーい、私達も行きましょ♪」
箒「な、何故!?」
刀奈「ほら早く。」
そして一夏と千冬だけが取り残された。
千冬「はぁ・・・、全く余計なことを。」
一夏「そうだな、気を利かせちゃったよ。」
千冬「それにしても、こうも2人でいるのは久しぶりだな。」
一夏「確かに餓鬼の頃以来だな。千冬姉が有名になってから俺は蔑ろされていたけど。」
千冬「だからそれはすまんと言ってるだろ(汗」
一夏「冗談だ。俺もちゃんと向き合わなきゃならないって思ったこともあったし。」
千冬「そうか。ところで一夏。」
一夏「なんだ?」
千冬「先程篠ノ之達の水着を選んでいただろ? お前はどちらがいい?」
そう言って黒と白のビキニ水着を見せる。
一夏「ん〜、黒かな。」
千冬「ほう、白を選ぶかと思ったが。」
一夏「白を選んだら白騎士になっちゃうだろ? 実際千冬姉が白騎士だけど。」
千冬「! お前、何故それを?」
一夏「ベルトさん達と世界中を飛び回っているうちに知ったよ。」
千冬「そうか。だがあれが私の罪であるなら受け入れるしかあるまい。」
一夏「千冬姉。」
千冬「ところでクリムから聞いたが、篠ノ之達に告白されたそうだな。」
一夏「ああ。正直俺自身もびっくりしてる。」
千冬「私は別に構わないぞ。お前には幸せになってほしいからな。」
一夏「いいのかよそれで。」
口ではそう言うが嬉しく思う一夏。
千冬「今のお前は無国籍だ。まあそうでなくとも束が何かするとは思うが。」
一夏「だよな。まあ俺は全員を幸せにする覚悟でいるけど。」
千冬「欲張りだな。私は会計してくる。お前は先にあいつらの所に戻っていろ。」
一夏「ああ。」
千冬「では、またな。」
千冬に応援されながらもリュウト達の所に戻っていく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一夏「あ、いたいた。」
千冬と別れた一夏はリュウト達と合流するべくあちこち探していたが何やらコソコソしている仲間達を見つけた。
一夏「おーいみんなー!」
一同「しーー!」
一夏「ど、どうした?」
リュウト「あれ。☞」
リュウトが指を差した方向を見ると、
弾・虚「「・・・・・。」」
弾と虚がベンチで重苦しい雰囲気で座っていた。
一夏「弾と虚さん?」
シャルロット「一夏と織斑先生が別れてから色々あったんだけどあの2人がいい雰囲気になってね。」
数馬「楯無さんに行き成り二人っきりにするって言い出して俺達は影から様子を見ることにしたんだけど・・・。」
一夏「今の状況になっているということか。」
箒「虚さん、気持ちは分かるぞ。」
そんな弾は話題を変えて緊張をほぐす。
弾「ところで一夏は学園では元気にやってますか?」
虚「あ、はい。生徒会では私もお世話になっております。」
弾「そうですか。あいつ、時々1人で抱え込む癖があるので力になってやってください。」
虚「分かりました。」
リョウセン「・・・気まずい雰囲気から脱出したようだな。」
リュウト「今後の2人が楽しみだ。」
一夏「だな。」
本音「良かったね、お姉ちゃん。」
鈴「悲しませたら許さないわよ、弾。」
ラウラ「ではそろそろ学園に戻るとするか。」
一夏「あっ!」
セシリア「どうしました一夏さん?」
一夏「俺まだ買ってない物があったんだった。」
簪「そうなの?」
一夏「ああ、悪いけど先に戻っていてくれ。」
箒「むぅ、それはしょうがないか。」
リュウト「なら俺が付き添うよ。」
刀奈「じゃあ私も付き添うわ。その場の対応は任せてね♪」
一夏「ありがとう。」
シャルロット「じゃあ僕達先に帰るね。」
鈴「道草すんじゃないわよ!」
一夏とリュウト、刀奈は箒達と別れた後お店を散策し、お目当ての店を見つけ、一夏が店に入って探していた物の買い物を済ませた。その品物が入った袋を片手に取り、リュウトと刀奈と合流した。
一夏「お待たせ。」
刀奈「そんなに待ってないわ。」
リュウト「何を買ったんだ?」
一夏「これさ。」
一夏はリュウトと刀奈に買った物を見せる。
リュウト「何でこれを買ったんだ?」
一夏「実は・・・。」
一夏は理由を話す。
刀奈「そうだったの。」
一夏「あんまり買いに行く時間がなくて。」
リュウト「確かに似合いそうだな。さて、そろそろ帰るか。」
刀奈「そうね。」
一夏「ああ。」
帰路に着きながら一夏は刀奈に話しかける。
一夏「あのか・・・楯無さん。」
刀奈「ん?」
一夏「楯無さんを含め、箒達も大切にします。」
刀奈「一夏君、それって///」
一夏「これからもよろしくお願いします。」
刀奈「うん、任せなさい!///」
リュウト「何の話してるんだ?」
一夏「なんでもない。」
刀奈「うん♪」
2人の返事に納得していないが、はぐらかされると思いそれ以上聞こうとしなかったリュウトであった。3人はモノレールに乗ってIS学園に戻って臨海学校に備えるのだった。
その日の夜、箒は1人でIS学園にあるアリーナの観客席にいた。
箒「・・・。」
彼女の手にはスマホを握っていた。
箒「長い間掛けてなかったが、出てくれるか?」
箒はある電話番号に掛ける。
プルル……プルルルル……プルルルルーー
束『もすもすひねもすぅ〜! ハァーイ! みんなのアイドル、篠ノ之 束だよぉ〜〜〜♪』
箒「やはり掛けるべきじゃなかった。」
束『ああ!? 待って待って箒ちゃ~ん!』
箒「姉さん。」
相手は箒の姉の篠ノ之束だった。
束『束さん嬉しいよ! 箒ちゃんから連絡してくれるなんてぇ!』
実は束は箒に対してシスコンなのだ。
箒「それで姉さん。」
束『何かな?』
箒「話し合いませんか? 久しぶりに。」
箒は以前簪と刀奈の仲直りを見て自分も前に進もうと考えていた。
束『・・・いいよ、束さんも家のことほったらかしにしてたからね。』
それから箒と束は色々話し合い、姉妹間の蟠りも無くなった。
箒「ふう、久しぶりに話したらスッキリしました。」
束『そうだね。』
箒「それと姉さん。」
束『ん?』
箒「呂布が相当怒っていましたから今度会う時には覚悟しておいてください。」
束『は、はーい(汗』
箒「それと、専用機はまだ後回しにしてください。」
束『分かってる。じゃあね~♪』
箒は束との電話を終え、一息ついた。
リョウセン「こんな所にいたか。」
箒「リョウセン、何故此処に?」
リョウセン「お前が中々戻って来ないと織斑が言っていたので探してしたのだ。」
箒「そうか。」
リョウセン「何をしていたのだ?」
箒「姉さんと話をしていたのだ。」
リョウセン「篠ノ之束だと。」
束の名前を聞いてリョウセンは顔をしかめる。
箒「ああすまん(汗」
リョウセン「いや気にするな。あのアホ兎、次に会った時は必ずしめる(^言^)」
黒い笑みを浮かべている当たり相当ご立腹のようだ。
リョウセン「それで何を話し合っていた?」
箒「ずっと溜めこんでいたものを言ったり、専用機は後回しにしてほしいことだ。一夏の隣に立つのは遠回りになるが。」
リョウセン「そうか。だが忠告だけはする。」
箒「忠告?」
リョウセン「お前はまだ力を得るということが何なのか理解していない。それに気付かない限りお前は織斑と共に戦うことができない。」
箒にそう言い残してリョウセンは去っていった。
箒「力を得るということが、何なのか・・・。」
リョウセンに言われたことに悩み始める箒。それに答えるのは誰もいなかった。
つづく
おまけ
一夏がタイプワイルドとタイプテクニックのテストを終えて寮に戻ろうとしたら楯無に気づき、軽い話をした後、楯無は一夏の後ろ姿を見送り廊下に残っていた。
楯無「さて、簪ちゃんの所に・・・。」
虚「此処にいましたかお嬢様。」
楯無「う、虚ちゃん!」
虚「全く油断も隙もありませんね! さ、早く今日の仕事を終わらせますよ!」
楯無「ふえぇぇ!」
一夏と別れた後こんなやり取りがありました。