突如始まった一夏達仮面ライダーとIS学園の専用機持ちの模擬戦。最初は箒、鈴、シャルロットの3人と劉備が変身した鎧武との試合となったが時間切れとなり引き分けという結果に終わった。
一夏「劉備!」
呂布「ご苦労だったな。」
劉備「まあな。だけど箒達も日に日に実力を上げている。油断はしない方がいいぞ。」
クリム「ふむ、そうだな。」
千冬「では今のうちに次の試合のメンバーを発表しておこう。」
全員の視線が千冬に集まる。
千冬「次の試合は専用機持ちがオルコット、ボーデヴィッヒ、更識姉妹だ。」
セシリア「わたくし達ですか。」
ラウラ「今の自分全てをぶつける!」
簪「私も頑張る!」
刀奈「いよいよ私の出番が回ってきたわね。」
千冬「そして仮面ライダーは呂布だ。」
呂布「ふ、相手にとって不足はない。」
千冬「今から数分後に行う。それまで英気を養っておくように。」
休憩時間を挟み、次の模擬戦の準備に入った。
そして数分後、休憩時間が終わり、呂布、セシリア、ラウラ、更識姉妹はアリーナに出ていた。
ピット
一夏「いよいよだな。」
劉備「ああ。ところで箒にシャルロット、何故一夏にくっついているんだ?」
劉備の言う通り、箒とシャルロットが一夏の両腕にくっついていた。正に両手に花だ。
シャルロット「だって楯無さんがさっき一夏にくっついていたんですよ。抜け駆けですよ!」
箒「だから私達もやっているのだ!」
劉備「楯無に対する対抗意識か。」
そのやり取りに半ば呆れながら劉備はアリーナに目を向けた。だが後に自分も同じことになろうとはこの時は思いもしなかっただろう。
一夏「あのさ、これじゃ見え辛いから離れて・・・。」
箒・シャルロット「「嫌(だ)!」」
一夏「そうですか。」
一夏は諦めて試合を見ることにした。
千冬「全く。」
真耶「あらあら。」
鈴「仲がよろしいことで。」
クリム「ははは。」
簪「もう、お姉ちゃんも箒達もずるい!後で私もやる!」
それをアリーナから様子を見ていた簪は1人だけ置いてけぼりにされたことに憤慨してした。
呂布「さっさと始めるぞ。」
セシリア「そうですわね。」
ラウラ「今まで師匠達に鍛えてもらった成果を発揮する!」
刀奈「生徒会長の力、見せてあげるわ!」
簪「私も頑張る!」
4人はそれぞれ自分の専用機を身に纏った。
呂布「それが貴様の専用機か、生徒会長。」
刀奈「そ、ロシア代表の更識楯無の専用機、
呂布「では、こちらもいくぞ。」
呂布はゴーストドライバーを装着し、変身準備をする。
<アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!>
呂布「変身!」
<カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!>
ゴーストに変身完了した。
ゴースト「命、燃やすぜ!」
セシリア「先ずはわたくしが!はっ!」
ゴースト「ふっ!」
セシリアがスターライトを撃つがゴーストはバック転で躱した。そしてゴーストはガンガンセイバーをゴーストドライバーから取り出してすぐにゴーストドライバーとアイキャッチさせる。
<ダイカイガン!ガンガンミナー!ガンガンミナー!>
ゴースト「はっ!」
セシリア「インターセプター!」
ガキィン!
<オメガブレイク!>
ゴースト「そんなものか!」
セシリア「きゃあ!?」
セシリアも近接武器・インターセプターを出して応戦するがオメガブレイクの威力でアリーナの壁ギリギリまで後退りした。
セシリア「くっ、やりますわね。」
ラウラ「今度は私だ!」
次にラウラがレールカノンを放つもこれもゴーストは躱す。
ラウラ「もらった!」
ゴースト「ッ!」
だがラウラはその瞬間を狙って手を翳してAICを起動させゴーストの動きを止めた。
ラウラ「簪、今だ!」
簪「山嵐・・・ファイヤー!」
そして簪が装甲を展開させてミサイルポッドを装着し、計48発のミサイルが追撃する。
ゴースト「前より連携できるようになったか。だが!」
ドカーン!
簪「命中!」
ラウラ「油断するな!師匠はこれくらいでやられはしない。」
簪「あ、そっか。」
そして徐々に煙がそこにはゴーストの姿はなかった。
簪「い、いない!?」
セシリア「消えた!?」
ゴースト「作戦としては良かったが、相手を選んで実行するべきだったな。」
別の場所にゴーストが無傷でいた。
セシリア「い、一体どうやって!?」
刀奈「きっと名前の通りゴーストだからよ。」
簪「そっか!幽霊みたいに消えて回避したんだ!」
ゴースト「そういうことだ。」
ピット
一夏「自分の特徴を活かして戦況を自分に傾かせる。」
劉備「どんな戦場でも必要なことだ。」
千冬「自分の力を過信せずに向上心を持つ、ということか。」
箒「私ももっと自分の力を把握しておかなくては。」
ゴースト「ではこちらも少し手の内を見せるか。ビリー・ザ・キッド!」
カチッ
<アーイ!カイガン!ビリー・ザ・キッド!百発!百中!ズキューン!バキューン!>
簪「ビリー・ザ・キッド!?」
刀奈「アメリカで有名な西部劇のガンマンじゃない!」
ゴースト「はっ!」
ババン!ババン!
ガンモードにしたガンガンセイバーとバットクロックの二丁拳銃を用いてセシリア達に銃撃した。
セシリア「きゃ!」
ラウラ「くっ!」
刀奈「危な!」
簪「流石はアメリカ開拓時代のガンマン!」
ゴースト「これを受けきれるか!?はっ!」
<ダイカイガン!ガンガンミナー!ガンガンミナー!>
カチカチカチカチ
ゴーストはガンガンセイバーとバットクロックを合体させてライフルモードにするとゴーストドライバーとアイキャッチさせて複数の蝙蝠のエフェクトや時計の刻む音と共に目の紋章を模したスコープで狙いを定める。
<オメガインパクト!>
ゴースト「くらえ!」
刀奈「皆避けて!」
ドーン!
刀奈の掛け声に反応して咄嗟に4人は攻撃を回避した。攻撃が当たった場所はそれほど大きくないがクレーターができていた。
ピット
真耶「すごい威力です!」
千冬「嘗ての偉人の力がこれ程とは。」
箒「流石は一夏が目標としている1人なだけはあるな。」
一夏「ああ。」
劉備「そう簡単に追いつかれたりはしないぞ。」
一夏「望むところだ!」
シャルロット「頑張ってね一夏!」
ゴースト「次はこれだ。ベートーベン!」
カチッ
<アーイ!カイガン!ベートーベン!曲名!運命!ジャジャジャジャーン!>
ゴーストはベートーベン魂にゴーストチェンジした。
ラウラ「ベートーベンだと!?」
セシリア「有名な作曲家までいるんですか!?」
ゴースト「さあ、コンサートの開幕だ!」
するとベートーベンの代表曲:運命と共に指揮者のように手を動かしてエネルギー振動波をセシリア達にぶつけた。
セシリア「きゃあ!」
ラウラ「く!」
簪「なんて攻撃!」
刀奈「流石は有名な作曲家なだけはあるわね!」
ゴースト「まだまだ行くぞ!ベンケイ!」
カチッ
<アーイ!カイガン!ベンケイ!アニキ!ムキムキ!仁王立ち!>
ベンケイ魂にゴーストチェンジしてガンガンセイバーをナギナタモードにするとクモランタンが合体し、ハンマーモードにした。
簪「ベンケイって、武蔵坊弁慶!?」
刀奈「源義経に仕えた僧兵ね!」
ゴースト「ふっ!」
<ダイカイガン!ガンガンミナー!ガンガンミナー!>
ゴースト「行くぞ!」
<ダイカイガン!ベンケイ!>
ゴースト「ハアアアアアアアアアアア!」
<オメガドライブ!オメガボンバー!>
ドーン!
セシリア「キャアアアアアアア!?」
ラウラ「うわああああああああ!?」
簪「セシリア!」
刀奈「ラウラちゃん!」
簪と刀奈はギリギリ回避できたがセシリアとラウラは直撃した。
『ブルー・ティアーズ及びシュヴァルツェア・レーゲン、シールドエネルギーエンプティ!』
ここでセシリアとラウラは戦線離脱となった。
ピット
劉備「相変わらず容赦ないな、呂布の奴は;」
一夏「だけどあれでも手加減しているんだろ?」
劉備「まあな;」
鈴「あ、あれでも本気じゃないっていうの!?」
劉備「ああ。下手をすればISも破壊されてる。」
箒「ISを破壊するほどの力、か。」
シャルロット「使い方を間違えれば取り返しのつかないことになるっていうのはこのことなんだね。」
真耶「よく気づけましたね。」
千冬「それが分かっただけでもいい前進だ。」
セシリア「ここまでですか。」
ラウラ「流石は師匠だ。」
簪「2人共大丈夫?」
セシリア「はい。」
ラウラ「何とかな。」
ゴースト「その2人を移動させる時間をやる。」
刀奈「感謝するわ。」
刀奈と簪はセシリアとラウラを安全な場所に移動させた。
刀奈「お待たせ。」
簪「でも勝負はこれから。」
ゴースト「では、そろそろクライマックスと行こうか!」
カチッ!ボッ!
<一発闘魂!アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!>
ゴースト「変身!」
<闘魂!カイガン!ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!>
闘魂ブースト魂へと変身した。
簪「臨海学校の時の!?」
刀奈「私も初めて見るわね。」
<サングラスラッシャー!>
ゴースト「手加減なしで来い!」
簪「だったらこっちも!打鉄弐式!タイプテクニック!」
簪は左手にドア銃、右手に超振動薙刀、『夢現』を構える。
ゴースト「ハアアァァ!」
簪「ヤアアアア!」
ガキィン!
ゴースト「はっ!」
バキュン!
簪「負けない!」
バン!
最初はサングラスラッシャーと夢現がぶつかり合い、ゴーストがサングラスラッシャーをソードモードからブラスターモードに変形させて射撃すると簪もドア銃で応戦して打ち消す。
刀奈「私も忘れないでね!」
ゴースト「忘れてはいないぞ!」
ガキィン!
すかさず刀奈が特殊ナノマシンによって超高周波振動する水を螺旋状に纏ったランス、『蒼流旋』を用いて突撃するもゴーストは直ぐにサングラスラッシャーをソードモードに変形させて鍔迫り合いをした。
ピット
千冬「学園最強と言われる更識姉と互角に戦えるとはな。」
一夏「生徒会長の肩書きは伊達じゃないってことか。」
劉備「だけど呂布のゴーストの力はまだまだこんなものじゃない。」
箒「というと?」
劉備「見てのお楽しみだ。」
アリーナでは刀奈とゴーストが一旦距離を取っていた。
刀奈「流石ね。でもまだまだこれからよ!」
ゴースト「ではこちらも見せるとしよう!ゴエモン!」
カチッ
<アーイ!カイガン!ゴエモン!歌舞伎!ウキウキ!乱れ咲き!>
ピット
シャルロット「ゴーストチェンジ!?」
鈴「あの姿でもできるの!?」
刀奈「ゴエモンってことは石川五右衛門ね。」
簪「安土桃山時代の大盗賊。」
ゴースト「大技行くぞ!」
カチッ
<メガマブシー!メガマブシー!>
<闘魂!ダイカイガン!>
刀奈「こっちも行くわよ!」
ゴーストがサングラスラッシャーにオレゴーストアイコンと闘魂ブーストゴーストアイコンを装填すると逆手に持って必殺技の体勢に入り、刀奈も蒼流旋を構えて迎え撃つ準備をする。
ゴースト「ハアアァァ!」
刀奈「ヤアアアア!」
<メガ!オメガシャイン!>
2人はすれ違うと背中合わせになる。
ゴースト「!?」
ドカーン!
すると突然ゴーストの周りに霧が立ち込めると爆発が起こった。幸いにもゴーストはギリギリ回避した。
ゴースト「これは、水蒸気爆発?」
刀奈「そ、ナノマシンで構成された水を霧状にして発熱させて水蒸気爆発させる
ゴースト「成程、気づかないうちに仕掛けていたか。」
刀奈「う!」
簪「お姉ちゃん!?」
ゴースト「どうやら先程のダメージが大きかったようだな。」
刀奈は先程のぶつかり合いでダメージを受けていたようでその場で片膝をついた。
刀奈「ごめん簪ちゃん、お姉ちゃんはここまでみたい。」
簪「分かった。後は任せて。」
残るは簪だけとなった。
ゴースト「では次はこれといこう。リョウマ!」
カチッ
<アーイ!ガイガン!リョウマ!目覚めよ日本!夜明けぜよ!>
簪「今度は坂本龍馬!?」
ゴースト「行くぞ!」
<メガマブシー!メガマブシー!>
<闘魂!ダイカイガン!>
ゴーストはサングラスラッシャーをブラスターモードにすると再びオレゴーストアイコンと闘魂ブーストゴーストアイコンを装填した。同時に銃口付近に目の照準が出現する。
簪「あの技を迎え撃つにはこれしかない!」
簪はドア銃にシフトテクニックを装填した。
<
ゴースト「命、燃やすぜ!」
簪「いっけーーー!」
<メガ!オメガフラッシュ!>
ドカーン!
タイプテクニックのパーフェクショットとサングラスラッシャーから放たれた真っ赤なレーザービームのメガオメガフラッシュが中央でぶつかり爆発を起こす。
ピット
一夏「簪!」
箒「どうなったのだ?」
シャルロット「・・・!見て!」
シャルロットが指を刺した方向を見ると何事もなかったように立っているゴーストと息が絶え絶えになっている簪がいた。
簪「はぁ・・・はぁ・・・やっぱり強い。」
ゴースト「貴様も中々やるな。」
ブーーーッ
ゴースト「ここまでか。」
簪「模擬戦、ありがとうございました。」
ゴースト「こちらも良い経験をさせてもらった。感謝するぞ。」
第二試合は事実上ゴーストの勝利で幕を閉じた。次はいよいよドライブの出番だ。
つづく