仮面ライダーとIS専用機持ちの模擬戦。2回戦はセシリア、ラウラ、更識姉妹の4人と呂布が変身するゴーストの対決となった。結果、セシリアとラウラが最初に戦闘不能になり、刀奈が途中で力尽き、簪が最後まで生き残った。そしてタイムアップとなりゴーストの事実上の勝利となった。
一夏「やっぱり強いな呂布は。」
呂布「ふ、俺とてあれで本気ではない。」
劉備「まあもし本気でやったら相手は死んでるからな。」
鈴「怖いこと言わないで!;」
一夏「楯無さん、簪、お疲れ様。」
刀奈「ありがとう一夏君。」
簪「でも何とか頑張ったけどギリギリだった。」
一夏「ああ、よく頑張ったな。」
簪「ふえっ!?///」
箒・シャルロット・刀奈「「「ああーーー!?」」」
呂布「ほぉ。」
劉備「大胆。」
クリム「やるねぇ。」
一夏は簪を抱きしめて労いの言葉をかける。簪は突然のことで顔を赤面させたがすぐに冷静になって嬉しくなって一夏を抱きしめ返した。
刀奈「簪ちゃん羨ましい!」
一夏「じゃあ楯無さんには・・・。」
刀奈「ふわっ!?・・・これはこれでいいかも///」
簪の様子を羨ましがった刀奈は妬いていたが一夏が頭を撫でたことで機嫌を直した。
箒「ずるいぞ2人共!」
シャルロット「僕だってまだ一夏にそこまでしてもらったことないのに!」
真耶「あらあら。」
千冬「早速これか。」
ラウラ「これが修羅場というのか。」
セシリア「ですが殿方がおられると必死になれるのは良いことですわ。」
千冬「では織斑、次でお前が最後だ。」
一夏「いよいよ俺か。」
千冬「そしてその相手は・・・この私だ。」
一夏「え!?」
劉備「千冬自ら!?」
呂布「珍しいな。どんな風の吹き回しだ?」
千冬「勿論私が戦ってみたいのもあるが、何より弟がどれだけ成長したか姉として確かめたいのだ。」
一夏「千冬姉。」
クリム「これは受けない理由はないな。」
一夏「ああ!」
呂布「全力でぶつかってこい。」
一夏「ああ。」
刀奈「頑張ってね一夏君。」
簪「応援してるよ。」
シャルロット「織斑先生は強いよ。」
箒「油断するな。」
一夏「分かってる。」
千冬「では、10分後に始める。しっかり準備するよくに。」
一夏「はい。」
最後の模擬戦はなんと一夏vs千冬の姉弟対決となった。
そして10分後、一夏と千冬はアリーナの真ん中にいた。
千冬「遠慮はいらない。思い切り来い!」
一夏「ああ!行くぜベルトさん!」
クリム「OK!Start Your Engine!!」
一夏はクリムのイグニッションキーを回し、シフトブレスにシフトスピードを装填して倒した。
一夏「変身!」
<DRIVE! Type-SPEED!>
ガコンッ!
ドライブ「ひとっ走り付き合えよ!」
千冬「では私も!」
千冬も訓練機の打鉄を身に纏った。
ピット
セシリア「いよいよですわね。」
真耶「先輩と織斑君。どんな戦いになるのでしょう。」
ラウラ「教官は強いことは知っている。だがライダーとして戦っている一夏も負けてはいない。」
簪「臨海学校の時はデッドヒートまでパワーアップできたけど・・・。」
シャルロット「デッドヒートは扱いが難しいからね。」
箒「そこは一夏も考えているだろう。」
劉備「これが最後の試合だな。」
呂布「ああ。・・・ところで生徒会長、何故ビデオカメラを構えているのだ?」
そう、刀奈はどこから取り出したのかビデオカメラを用意していた。
刀奈「だって一夏君の勇姿をちゃんと記録しておかないといけないでしょ?」
劉備「そんなことしなくてもシステムが記録しているはずだけど・・・。」
刀奈「それはそれ、これはこれよ。」
劉備「そうですか;」
劉備は刀奈のやり方に諦めることにした。
簪「お姉ちゃん、後で私にも見せて。」
刀奈「いいよ。」
箒「ならば私も。」
シャルロット「僕も!」
呂布「やれやれ。」
流石の呂布もその光景に呆れた。
ドライブ「行くぞ!」
千冬「来い!」
ドライブがハンドル剣を、千冬が葵を構えて中央で交えた。
<Turn!>
ドライブ「受けきれるかな!?」
<
ドライブ「ハアアアアアアアアアアア!」
千冬「真っ向勝負か。受けて立とう!ハァ!」
ガキィン!ギギギギギギギギギギギギ!
ドライブがドリフトスラッシュで回転しながら千冬に接近すると、千冬も葵で迎え撃つ。そして激しい火花が散った。
ドライブ「うわぁ!?」
千冬「くっ!?」
クリム「一夏、大丈夫か!?」
ドライブ「何とか。」
鍔迫り合いが続いていたがお互い後退した。
クリム「現役を引退したとはいえ、油断はできないな。」
ドライブ「ああ、流石千冬姉だ。だからこそ今の俺の全力をぶつける!」
<
ガコン!
<MIDNIGHT SHADOW!>
ドライブ「ここからがトップギアだ!」
<SHA・SHA・SHADOW!>
ドライブはミッドナイトシャドーにタイヤ交換した後、分身を作り出した。
ドライブ「「「「「行くぜ!ハッ!」」」」」
千冬「分身能力か、厄介だな!」
千冬は分身したドライブの手裏剣攻撃に翻弄されるが、直ぐに見切り1体のドライブ目掛けて突っ込んだ。
ドライブ「うおっと!?何で分かったんだ?」
千冬「勘だ!」
ドライブ「勘かよ!?」
ピット
劉備「やるな一夏。」
呂布「ああ、まだ甘いところがあるが強くなった。」
劉備「それにしても勘で本物の一夏を当てるなんて・・・。」
呂布「最強の肩書きは伊達ではないということだな。」
真耶「でも織斑君も先輩と互角に戦えてますね。」
劉備「ん?先輩?」
真耶「実は私、織斑先生の後輩なんです。」
呂布「初耳だな。」
真耶「言う機会があまりありませんでしたから。」
シャルロット「一夏、大丈夫かな?」
刀奈「彼を信じましょう。」
簪「うん。」
箒「負けるな、一夏。」
アリーナ
クリム「一夏、タイプワイルドで行くぞ!」
ドライブ「分かった!」
<DRIVE! Type-WILD!>
ガコン!
ドライブ「ここからはパワー勝負だ!」
千冬「そう来たか。」
タイプスピードでは不利と考えたクリムはタイプワイルドで立ち向かうことを提案し、ドライブは直ぐにタイプワイルドに変身した。
ドライブ「おりゃあ!」
千冬「ぐっ!?」
アメフト選手さながらのタックルで千冬にダメージを与えるが、千冬もただではやられず瞬時加速で最小限に抑えた。
千冬「やるな。」
千冬は上空に離脱する。
ドライブ「逃がさないぜ!」
<
ガコン!
<HOOKING WRECKER!>
ピット
ラウラ「あ、あれは・・・。」
ドライブがフッキングレッカーにタイヤ交換した途端、一番印象が残っているラウラが青ざめた。
真耶「ボーデヴィッヒさん?」
鈴「どうしたの?」
呂布「以前フッキングレッカーでひどい目に遭ったからな。」
セシリア「そういえばそうでしたね;」
劉備「一夏、トラウマ植え付けちゃったな。」
シャルロット「あの時の一夏えげつなかった。」
箒「まああれはラウラにも原因があるが。」
アリーナ
ドライブ「そーれ!」
千冬「ボーデヴィッヒのようになると思うな!」
ガキィン!
フッキングレッカーのフックを千冬に投げるが葵で弾く。
ドライブ「弾かれたか。」
千冬「後言っておくがボーデヴィッヒにやったことはトラウマを植え付けるみたいだからオススメしないぞ。」
クリム「私も同意見だ。」
ドライブ「分かった。」
2人に説得され今後の使い方を考えるのであった。
ドライブ「だったらこれで行くか!」
<DRIVE! Type-TECHNIC!>
ガコン!
千冬「今度はテクニックか。」
ドライブ「はっ!」
バン!バン!バン!
千冬「くっ!正確に狙ってくるか!」
千冬はこの時タイプテクニックの精密な射撃に厄介さを感じた。だが焦ることなく対処しながら回避していく。
ドライブ「先ずは動きを止めないといけないな。」
クリム「ウィンターを使え!」
ドライブ「おう!」
<
ガコン!
<ROAD WINTER!>
埒が明かないと判断したドライブはクリムの助言を受け、ロードウィンターにタイヤ交換し前方に雪の結晶が描かれた円盤をぶら下げたような姿になった。
ピット
シャルロット「あ、ロードウィンターだ。」
箒「ドライブではあんなタイヤか。」
刀奈「一瞬雪だるまが出たわね。」
簪「雪上車だからかな?」
真耶「なんか可愛いです///」
全員「「え?;」」
アリーナ
ドライブ「寒いぜ!」
<WIN・WIN・WINTER!>
レバーを3回倒すと千冬目掛けて円盤から冷気が発射された。するとたちまち地面が凍り付いた。
千冬「流石に氷漬けは御免だ!」
だが回避に間に合わなかったのか千冬の足の一部が凍ってしまった。
千冬「しまった!」
ドライブ「こいつで決めるぜ!来い、デッドヒート!」
ドライブがそう叫ぶと同時にシフトデッドヒートが飛んできてそれを掴んだ。
ピット
劉備「ここでデッドヒートか!」
呂布「タイヤが破裂する前に決着をつけるつもりだろう。」
刀奈「また暴走しないか不安だわ。」
劉備「まあその時は俺達で止めればいいさ。荒療治になるけど・・・。」
簪「確かに;」
アリーナ
ドライブ「ベルトさん、ひとっ走り付き合えよ!」
クリム「OK!」
<DRIVE! Type-DEAD HEAT!>
ドカーン!
タイプデッドヒートに変身すると同時にドライブの周りが爆破する。
千冬「くっ!これがデッドヒートか。」
爆破の余波で千冬も吹っ飛ばされ、凍っていた足も溶けていた。
ドライブ「更に熱くいくぜ!」
<
ガコン!
<MAX FLARE!>
更にマックスフレアにタイヤ交換してパワーアップする。
ドライブ「この一撃に、俺の全てを賭ける!」
<
千冬「ふ・・・嘗てはお前に何もしてやれなかった駄目な姉だが・・・無様に負けるわけにはいかないな!私も全力で迎え撃とう!」
千冬も葵を構えて瞬間加速でドライブとの距離を詰め、ドライブもフレアバージョンのデッドヒートドロップで千冬に突っ込んだ。そして中央でぶつかり合うと激しい爆風が起こった。
ピット
劉備「くっ!凄い爆風だ!」
呂布「これが今の奴らの全力か!見ているこっちも血が昂るぞ!」
セシリア「気を抜いたらこっちが精神を抉られますわ!」
箒「一夏!」
ラウラ「教官!」
鈴「どうなったの!?」
アリーナ
ドライブ「はぁ・・・はぁ・・・。」
千冬「はぁ・・・はぁ・・・。」
土煙が晴れるとそこには疲れ切ったのか肩で息をしているドライブと千冬の姿があった。そして・・・、
ブーーーッ
試合終了のブザーが鳴り響いた。
千冬「・・・強くなったな、一夏。」
ドライブ「ベルトさんや、劉備達のお陰さ。」
仮面越しで分からないが満足した感じだと千冬は思った。
クリム「Nice Driveだったぞ。」
ピット
呂布「全く、しょうがない姉弟だ。」
真耶「いいじゃないですか、2人共満足そうですし。」
セシリア「ですが、凄い戦いでしたね。」
ラウラ「ああ。」
劉備「一夏も頑張ったな。本当に強くなった。」
鈴「ええ。もう千冬さんと比べられた頃の一夏じゃないわね。」
箒「よく頑張ったな、一夏。」
シャルロット「かっこよかったよ。」
刀奈「流石私達が惚れた男ね♪」
簪「うん。」
その後戻ってきた一夏に箒達が駆け寄って労った。こうして仮面ライダーとIS専用機持ちの模擬戦は幕を閉じた。そしていよいよ夏休みへと突入する。
つづく