インフィニット・ドライブ   作:鉄壁拡散

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更識家へ

篠ノ之神社で夏祭りが行われた日から3日後、弾と数馬、箒、シャルロットを含めた一夏達ライダー組は刀奈と簪に連れられて大きなお屋敷に来ていた。表札には『更識』と書かれていた。

 

一夏「ここが・・・。」

 

リュウト「楯無と簪の・・・家?」

 

弾「でかいな。」

 

数馬「流石お嬢様。」

 

リョウセン「ある程度予想はしていたが・・・。」

 

クリム「正にUnbelievableだ。」

 

箒「私もこういった建物に来るのは初めてだ。」

 

シャルロット「僕も。」

 

刀奈「さ、皆入って入って。」

 

簪「本音達や私達の両親が待ってるよ。」

 

更識姉妹が門を開いて中に入ると一夏達もそれに続いた。

 

 


 

 

刀奈・簪「「ただいま!」」

 

刀奈と簪が挨拶すると奥の方から先に帰っていた本音と虚、多くの更識に仕える従者達が出迎えた。

 

虚「お帰りなさいませ、お嬢様達。」

 

本音「お帰りなのだ~。」

 

従者達「「「お帰りなさいませ。」」」

 

虚「一夏さん達もいらっしゃいませ。」

 

一夏「あ、はい。」

 

弾「お邪魔します。」

 

数馬「どうも。」

 

一夏達が挨拶すると奥の方から別の男性がやってきた。

 

???「刀奈、簪お帰り。」

 

刀奈「ただいま、お父さん。」

 

一夏「楯無さんと簪のお父さん?」

 

簪「そう、お姉ちゃんの前の更識当主、更識浩二。」

 

浩二「やあ、君が織斑一夏だね。」

 

一夏「あ、はい。」

 

浩二「そして君達が・・・。」

 

弾「五反田弾です。」

 

数馬「御手洗数馬です。」

 

リュウト「徳田リュウトです。」

 

リョウセン「風鳴リョウセンだ。」

 

箒「篠ノ之箒です。」

 

シャルロット「シャルロット・デュノアです。」

 

浩二「更識浩二だ、よろしく。」

 

虚「浩二様、ここでお話しするのもなんですが・・・。」

 

浩二「おっとそうだった。付いてきたまえ。」

 

一夏達は浩二に案内されて奥の広い和室に入り、用意された腰掛けに座った。

 

浩二「さて、娘達から君達のことは全て聞いている。」

 

リュウト「それじゃあこの姿を解いてもいいな。」

 

リョウセン「ああ。」

 

2人は擬人化を解いて元の姿に戻った。

 

劉備「改めて俺は仮面ライダー鎧武の劉備だ。」

 

呂布「俺は仮面ライダーゴーストの呂布だ。」

 

クリム「そして私がクリム・スタインベルト、Nice to me too.」

 

浩二「こちらこそ。」

 

 


 

 

浩二「それと一夏君、君には礼を言わなければならない。」

 

一夏「え?」

 

浩二「うちの娘達は今の楯無である刀奈が当主になってから仲違いになってしまってね。君との出会いが切っ掛けで昔みたいに仲良くなったのだ。」

 

一夏「そうだったんですか。」

 

浩二「君達の戦いは、我々も陰ながらサポートさせてもらうよ。」

 

呂布「良いのか?」

 

浩二「ああ、せめてもの礼だ。それに2人は一夏君に好意を持っているらしいしね。」

 

刀奈・簪「「///」」

 

一夏「あの、俺でいいんですか?」

 

浩二「勿論だ。」

 

刀奈「やったね一夏君!」

 

簪「一緒に幸せになろ。」

 

一夏「お、おう。」

 

シャルロット「ちょっと2人共!」

 

箒「私達を除け者にするな!」

 

劉備「また始まった;」

 

呂布「全く。」

 

クリム「ふふふ。」

 

数馬「やれやれ。」

 

弾「羨ましい奴め。」

 

浩二「ふふ。そしてドクタークリム。」

 

クリム「?」

 

浩二「これは私の勝手な提案なのだが、貴方の発明を我々更識のために役に立ててはどうだろうか?」

 

クリム「なに?」

 

浩二の突然の提案にその場にいる全員が沈黙した。

 

クリム「何故私の発明を?」

 

浩二「突然で申し訳ない。しかし貴方の開発したドライブシステムは我々暗部にも大いに役立つ。」

 

クリム「・・・君の言いたいことは分かった。だが・・・。」

 

浩二「無論、コア・ドライビアが人の手に余ることも理解している。だがいつまでもそのままではいけない、未来に向かわなければならないと思うのだ。勿論、全てが終わってからでいいが。」

 

クリム「・・・。」

 

一夏「ベルトさん、浩二さんの言う通りだと思う。」

 

クリム「一夏。」

 

一夏「確かにコア・ドライビアは危険かもしれない。でも、俺はそれを正しく使い続けられるようにベルトさんの力になりたいんだ。俺を救ってくれたベルトさんのために。」

 

弾「俺も一夏と同意見だ。」

 

数馬「俺も。」

 

クリム「皆・・・。そうだな、君達の言う通りだ。全てが終わったら協力するとしよう。」

 

浩二「こちらも貴方の発明の悪用を防ぐのを約束しよう。」

 

劉備「これでクリムの悩みも少しは解決かな、これからが大変だけど。」

 

呂布「そうだな。」

 

劉備と呂布も安堵する。

 

 

その後、一夏達は色々話し合いながら更識家で時間を過ごした。そして日が暮れた時、一夏以外のメンバーは帰宅した。何故なら一夏は刀奈に泊まるように誘われたからだ。

 

一夏「箒とシャル残念そうにしていたけど、今度ちゃんと埋め合わせしておかないとな。」

 

夕食やお風呂を済ませた一夏が自分に用意された部屋に入ると、

 

一夏「おわっ!?」

 

誰かに引っ張られて部屋のベッドに押し倒された。

 

一夏「何なんだ一体!?」

 

???「ふふ、待ってたよ一夏君♪」

 

???「やっと来た。」

 

一夏「え?」

 

目の前には刀奈と簪がいた。

 

一夏「ふ、2人共何やってるの?」

 

刀奈「今日は寝かさないわ♪」

 

簪「一夏、いただきます♪」

 

一夏「ちょ、ちょっとーーーー!」

 

断末魔と共に一夏は刀奈と簪に襲われてしまった。その翌日、一夏はげっそりした顔で部屋から出てきて更識姉妹は肌がツヤツヤになっていたそうだ。

 

つづく

 

 

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