一夏達が更識家へ訪れてクリムの発明の未来も決まり、それからは平和な時が過ぎた。そして一夏は太陽がギラギラ輝く夏休みの真っ只中のある日、とある人物と待ち合わせしていた。
箒「待たせたな、一夏。」
一夏「そんなに待ってないぜ、箒。」
それはIS学園でクラスメイトで幼馴染の篠ノ之箒だった。彼女は今赤色のミニスカートと黒色のシャツを着こなしていた。
一夏「その、似合ってるぞ。」
箒「そ、そうか///」
一夏「じゃあ行こうか。」
箒「ああ。」
そう言って2人は手をつないで歩き出した。向かった先は遊園地で、2人はそこで楽しむ予定なのだ。
遊園地の中に入った一夏と箒は最初に最大の目玉であるジェットコースターに乗ることにした。
一夏「やっぱ遊園地と言えばこれだよな。」
箒「一番のアトラクションだからな。」
一夏「今日は楽しもうな、箒。」
箒「ああ。」
一夏と箒は早速ジェットコースターの最前列に乗った。席が満席になるとジェットコースターは発進し、ゆっくり動き出した。そして頂上に達すると一気に急降下して加速していき、大回転など途中で気絶しそうになるコースもあったが一夏も箒も普段の戦いなどで鍛えているため平気だった。
一夏「大丈夫だったか箒?」
箒「少しクラクラするがな。それにこれくらいでへばっていてはお前に迷惑を掛けてしまう。」
一夏「箒。」
一夏は箒の言葉に思わず嬉しさを感じた。抱きしめたい気持ちを抑えながら2人は次のアトラクションのコーヒーカップに乗った。その際2人もお互い笑いながら楽しんだ。
一夏「そろそろお昼にするか。」
箒「もうそんな時間か。」
それから暫く楽しんだ2人だが気が付けばランチタイムになっていた。そこで園内にある飲食店でランチにすることにした。
一夏「何にする?」
箒「フードコートもいいが、レストランも捨てがたいな。」
箒の提案でこの日のランチはレストランで食べることにした。
ランチタイムを終えた2人は次にお化け屋敷にやって来た。
一夏「なあ箒。」
箒「な、なんだ?」
一夏「ちょっと歩きにくいんだが。」
中に入ったまではよかったが、箒は怖いと感じたのか一夏の腕に抱きついていた。その際箒は自身の大きいバストを押し付けていた。
箒「すまない。だがこういうのは慣れてなくてな。」
一夏「・・・分かったよ。(箒の柔らかいものが当たってるが耐えろ、俺!///)」
一夏は内心興奮していた。
「「「うらめしや~!」」」
箒「うわぁぁあああああ!?」
一夏「のわぁ!?」
そこにお化け役の職員が出てきて、脅かしてきた。突然のことでパニックになった箒は思わず一夏に首に手を回して抱き付いた。
一夏「おい!箒!」
箒「す、すまん。それと・・・一夏///」
一夏「ん?」
箒「み、右手///」
一夏「え?・・・あ!?」
箒に言われて視線を向けると一夏の右手は箒の胸を触っていた。
一夏「ご、ごめん!」
箒「い、いや、大丈夫だ///(一夏ならいいのだがな///)」
多少トラブルはあったが2人は無事にお化け屋敷を出た。
あっという間に時間は過ぎ日は傾き、一夏と箒は観覧車に乗っていた。だが先程のお化け屋敷の時のこともあり気まずい空気が流れていた。
一夏「えっと箒、さっきは本当にごめん。」
箒「もう気にしなくていい。あれは私の不注意でもある。お互い様だ。」
一夏「ありがとう。」
箒「それと一夏。」
一夏「ん?」
箒「臨海学校の時に渡してくれたこのリボン、すごく気に入っているぞ。」
一夏「良かった。実はそれ、箒は白が似合うと思って買ったんだ。劉備と刀奈さんも賛同してくれた。」
箒「そうか。」
一夏「とても似合ってる。」
箒「あ、ありがとう///」
一夏「え!?」
突然箒は一夏の手を掴んで自分の胸に運んだ。
箒「一夏、私は世界で一番お前が好きだ。どんなことがあってもこの気持ちは変わらない。」
一夏「・・・俺もだよ、箒。」
嬉しさを感じた一夏はゴンドラが頂上に達した時に箒と唇を交わした。始めは驚いた箒だが徐々に受け入れ目を細めた。そして観覧車から降りた2人は満足した顔をして遊園地を後にして帰って行った。
つづく