一夏とシャルロットのデートの翌日、一夏とシャルロットは劉備達と1階のリビングで朝食を摂っていた。
一夏「ごめん2人共、朝食用意してもらって。」
呂布「気にするな。」
劉備「これくらいはしないといけないし。」
シャルロット「日本の朝ごはん、美味しい。」
劉備「そういえば一夏、今日は誰とだっけ?」
一夏「楯無さんさ。」
呂布「更識の姉の方か。・・・そう言えば此間更識邸に迎えに行った時お前少し変だったが何があった?」
一夏「ええっと、実は・・・;」
一夏はその時のことを包み隠さず話した。
呂布「成程な。」
劉備「それであんなに疲れた顔していたのか;」
一夏「そういうこと;」
シャルロット「・・・。」
一夏「シャル?」
シャルロット「一夏の初めて・・・盗られた(涙)グス」
劉備「あはは(^_^;)」
呂布「まあ、どんまいだな。」
それからシャルロットは暫く落ち込み劉備達に慰められていた。
ショック状態のシャルロットを劉備達に任せて一夏は待ち合わせ場所に来ていた。
一夏「さて、そろそろ来るかな?」
刀奈「お待たせ~!」
そこに刀奈がやって来た。今の彼女の服装は胸元を開いた水色のワンピース姿だった。
一夏「・・・。」
刀奈「どうしたの?」
一夏「あ!すいません、あまりにも綺麗で見惚れました。」
刀奈「そうなの?嬉しい///」
一夏に褒められて刀奈は顔を赤くして照れくさそうにしていた。
一夏「じゃあ行きましょうか。」
刀奈「ええ。」
刀奈は一夏の腕を組んで今日のデートスポットである動物園へと来園した。
刀奈「わぁああ~凄ーい!」
刀奈は幼い子供のように動物園の動物を見て興奮していた。
一夏「こういう所来たことないんですか?」
刀奈「更識の次期当主としてのこういった庶民的な場所はあまりね。」
一夏「そうですか。」
刀奈「でも今日は一夏君と来れてとても嬉しいわ!///」
一夏「それは良かった。」
???「あれ?一夏じゃん。」
???「お嬢様も。」
一夏・刀奈「「え?」」
突然一夏達に見知った人物が話しかけてきた。
一夏「弾!」
刀奈「虚ちゃんも!」
それは一夏の仲間の1人の弾と刀奈の従者の虚だった。
一夏「2人共何でここに?」
弾「こっちの台詞だよ。」
虚「もしかしなくてもデートですか。」
刀奈「まあね。そっちも?」
虚「恥ずかしながら///」
刀奈「ふーん。だったら一緒に回らない?」
虚「え!?」
刀奈「いいでしょ一夏君?」
一夏「俺は構いませんよ。弾はどうする?昨日は数馬とダブルデートしたし。」
弾「いいんじゃね。」
虚「では、お言葉に甘えて。」
こうして昨日に続き、一夏達はダブルデートすることとなった。
刀奈「あ、こっちに来た。」
一夏「キリンに餌をあげられるなんて貴重な体験だな。」
弾「流石は百獣の王ライオン、凄い迫力だ。」
虚「人気のある動物と言われるだけありますね。」
弾や虚と合流した一夏と刀奈はその後も動物園でデートを楽しんだ。途中でカピバラ達の散歩と遭遇したり、全員で象を背に記念写真を撮ったりした。
一夏「楯無さん・・・ちょっとはしゃぎすぎです。」
虚「そうですよ、もうちょっと立場を弁えてください。」
刀奈「だってぇ~。」
弾「まあまあ、今回は大目に見ようって。」
グゥ~
一夏「あ///」
刀奈「もしかして・・・お腹空いた?」
一夏「恥ずかしながら///」
虚「そう言えばもう昼食の時間でしたね。」
刀奈「ねえ一夏君、実はお姉さんお弁当作ってきたんだ。」
一夏「そうなんですか?ありがとうございます。」
弾「じゃあ俺達は向こうでランチ取ってくるわ。」
虚「また後ほど。」
こうして一旦別行動となった。一夏と刀奈は近くのベンチに座り、刀奈は鞄から弁当箱を取り出して一夏に差し出した。
刀奈「はい、一夏君。」
一夏「ありがとうございます。」
弁当箱を受け取った一夏は蓋を開けた。中には色とりどりのおかずが入っていた。
一夏「じゃあ、いただきます。」
パクッ
一夏「・・・美味しい。」
刀奈「そう?良かった。」
一夏が食べた感想を言うと刀奈は安堵したようにホッと胸をなでおろした。
一夏「どうしたんですか?」
刀奈「だって・・・この前一夏君の手料理を食べた時女としてのプライドをズタボロにされたんだもん。」
一夏「あはは(^_^;)」
そう、実は一夏は刀奈を含めて箒達に自分の手料理をIS学園で振る舞ったのだ。そしてそれを食べた時千冬と男性陣を除くライダーの仲間達はすごく落ち込んでしまったのだ。クリムはそれを見て味わえなかったため改めてベルトになったことを呪ったのだった。
刀奈「あれから一夏君を喜ばせようと必死に頑張って料理を勉強したんだからね。」
刀奈は水筒のコップにお茶を入れながら一夏に話した。
一夏「俺のためにありがとうございます。」
刀奈「いいのよ。」
お互い微笑み合い有意義な時間を過ごした。
昼食の後弾達と合流し、再び動物園を回った。そして動物達のいろんなショーを見たりしてあっという間に夕暮れとなった。
一夏「今日も楽しかった。」
刀奈「そうね。」
虚「私も久しぶりに羽を伸ばすことができました。」
弾「じゃあ俺達行くわ。」
一夏「ああ、またな。」
弾と虚は一足先に帰路についた。
刀奈「一夏君。」
一夏「はい?」
刀奈「改めてありがとう、私の気持ちを受け入れてくれて。」
一夏「いや、そんな・・・。」
刀奈「・・・ちょっと目を閉じてくれない?」
一夏「え?」
刀奈「いいから。」
一夏「あ、はい。」
一夏は言われた通りに目を閉じると両頬が何か温かいものに優しく包まれた瞬間唇に柔らかい感触がした。刀奈が一夏にキスしたのだ。一夏はそれを静かに受け入れ終わるのを待った。
刀奈「・・・ん。」
1分近いキスを終えると刀奈は顔を離す。
一夏「刀奈さん。」
刀奈「大好きよ、一夏君///」
顔を少し赤らめながら微笑んだ。
刀奈「さ、帰るまでがデートだから行こ!」
一夏「ちょ!そんなに引っ張らなくても!」
こうして刀奈とのデートは無事に終了した。そしていよいよ最後の1人、簪の番となった。
つづく