メガヘクスと交戦をした仮面ライダー達はIS学園にあるドライブピットに帰還して今回の敵のことを教えた。
千冬「メガヘクス?」
劉備「ああ。」
呂布「そいつが謎のエネルギー反応の正体だ。」
クリム「また恐ろしい敵が現れた。」
シャルロット「何者なんですか?」
劉備「それはな・・・。」
束「ちょっと待った!」
一夏「束さん?」
クリム「実は十蔵に学長室に来るように連絡が先ほどあったのだ。」
簪「学園長が?」
クロエ「そこで今回の敵の説明をして欲しいとのことです。」
呂布「確かに今回はIS学園だけでなく世界中をも巻き込むからな。」
刀奈「世界中を!?」
劉備「先ずは学長室に行こう。そこで全てを話す。」
ドライブピットにいたメンバーは学長室に移動を始めた。
IS学園にある学長室に一夏達が入るとそこには学園長の十蔵だけでなく、セシリアと鈴、ラウラ、虚、本音もいた。
一夏「あれ、何でセシリア達も?」
セシリア「わたくし達も学園長に呼ばれてきました。」
鈴「何かヤバイ奴が宇宙から来たって知らせを聞いてね。」
ラウラ「師匠と兄上が説明をすると聞いて私も同行させてもらった。」
十蔵「では皆さん、席についてください。」
十蔵に言われて全員は用意されていた椅子に座った。
一夏「それでベルトさん、劉備、呂布、メガヘクスって何なんだ?」
ラウラ「メガヘクス。」
虚「それが今回の敵の名前。」
劉備「奴は機械生命体メガヘクス。」
呂布「嘗ての鎧武である葛葉紘汰が戦ってきたヘルヘイムからの侵略を受けたある星がヘルヘイムの侵略から乗り切るために、星ごと機械化した結果、個性までも全て消え去り機械化してしまった生命体だ。」
弾「ほ、星ごと!?」
本音「ほにょ!?」
クリム「そしてその統一された生命体は、いつしか全宇宙の惑星を機械化して個性までも捨てて、一つにまとめるという野望を抱くようになってしまったのだ。」
数馬「そんな危険な奴だったのか。」
呂布「メガヘクスはこの世界とは違う地球を襲来し、地球を侵食してデータ化し自身と融合させ進化させようとした。」
劉備「だけど当時の鎧武とドライブである紘汰と進ノ介によって阻止されて最後は星ごと消滅したんだ。」
一夏「泊さんが。」
劉備「奴には最初弱点なんてものはなかった。」
呂布「だがサイバロイドZZZ(スリーゼット)を取り込んだことでそのコアが弱点となった。」
箒「サイバロイドZZZ?」
劉備「クリムが開発した、コアのない強化ロイミュードだ。」
クリム「私は今はベルトになっているが、最初はそれに魂を入れるつもりだった。」
呂布「だがそれを動かすにはクリムの精神力には及ばず、心が暴走してしまう危険性があったためにクリムは封印した。」
劉備「だけど当時進ノ介と仮面ライダールパンとして対峙していたアルティメットルパンことゾルーク東条がそれを起動させてしまったんだ。」
シャルロット「る、ルパン?;」
真耶「そんな名前の仮面ライダーもいるのですか;」
束「にゃはは!面白いね!」
呂布「最終的に泊とクリムが力を合わせて停止させたが、メガヘクスが吸収したのだ。」
一夏「じゃあ今のメガヘクスは・・・。」
クリム「コアがあるかどうか不明だ。」
???『その心配は要らない。』
全員「「!!」」
すると部屋に何者かの声が聞こえ全員がキョロキョロして戸惑っているとシフトカーに似たコウモリ型のミニカーが現れた。
クリム「これは、バイラルコア!」
一夏「それって確か、ロイミュードの肉体の小型ユニットの?」
劉備「ああ。だけど今の声って・・・。」
呂布「まさか。」
バットバイラルコアから白いシルクハットとスーツ、黒いマントとマジシャンを思わせる青年のホログラムが出てきた。
ゾルーク東条『久しぶりだね。』
呂布「ゾルーク!?」
一夏「こいつが!?」
劉備「ああ。アルティメットルパンこと仮面ライダールパンだ。」
ゾルーク東条『その通り。』
その正体はゾルーク東条だった。
劉備「だけどどういうことだ?」
呂布「貴様のバイラルコアは破壊された筈だが?」
ゾルーク東条『確かに俺が奪ったバイラルコアは破壊されて俺は力尽きた。だが、ある存在がメガヘクスの残骸を回収した時に俺のバイラルコアの残骸も回収したのだ。』
クリム「ある存在だと?」
呂布「タルタロスか。」
ゾルーク東条『正解。』
千冬「タルタロス?」
劉備「ウルトラマンと敵対している究極生命体・アブソリューティアンの戦士だ。」
一夏「う、ウルトラマン?;」
クリム「本当にいたとは。」
簪「ということは、宇宙人ですか!?」
呂布「そんなところだ。」
ゾルーク東条『タルタロスはメガヘクスの残骸に自分達の力の源であるアブソリュート粒子を注入し、メガヘクスをサイバロイドZZZを取り込んだ時のコアがある状態で復活させた。その時俺のコアにもそれが降りかかり復活した。』
呂布「つまり貴様も言わば過去から来た並行同位体か。」
ゾルーク東条『その通り。だがここで奴にとって誤算が生じた。』
クリム「誤算だって?」
ゾルーク東条『メガヘクスはタルタロス達の支配から抜け出し、更に大量のアブソリュート粒子を吸収したのだ。そしてまた全宇宙の惑星を機械化して個性までも捨てて、一つにまとめるという行動に出たのだ。』
束「一度やられたのに学習能力ないね。」
ゾルーク東条『そしてタルタロスはナラクというゲートを使ってこの世界に送り込んだのだ。』
劉備「つまり俺達はメガヘクスの厄介払いをさせられたってことか。」
鈴「なんて迷惑なの。」
呂布「だがこうも考えられる。仮面ライダーとして戦っている俺達が奴らの脅威となるなら排除できるに越したことないだろうと。」
刀奈「成程。」
ゾルーク東条『メガヘクスはアブソリュート粒子を取り込んだことでかなり厄介な存在となっている。苦戦は免れないだろう。』
劉備「だが逃げるわけにはいかない。奴をほっとけばこの世界だけでなく様々な惑星が機械化されてしまう。」
呂布「奴のくだらん野望など、この手で打ち砕いてやる!」
一夏「前の俺だったらこの世界を否定していたけど、今は違う。全力で阻止してみせる!」
クリム「及ばずながら、私も協力しよう。私としてもメガヘクスは無視できない存在だ。」
弾「俺もだ!」
数馬「いきなりやって来て機械にされるなんて御免だぜ!」
千冬「我々にもできることをしよう!」
真耶「はい!」
箒「一夏がやるなら私もやる!」
シャルロット「機械化して個性を捨てるなんて僕だって嫌だ!」
簪「私の心は私のものだもん!」
刀奈「このまま我が物顔でこの世界を好きにさせるわけにはいかないわ。」
虚「それにメガヘクスのしていることは侵略行為です。」
本音「悪いこと、ダメ!」
セシリア「このセシリア、必ず役に立ってみせますわ!」
鈴「やってやろうじゃん!」
ラウラ「私も漸くこの学園で生きることの大切さを学んだ。それを台無しにはさせない!」
クロエ「皆さん、やる気ですね。」
束「束さんも同じ気持ちだよ。」
???「その話、俺達も混ぜてもらおうか?」
全員「「!!」」
ハート「よぉ。」
ブレン「お久しぶりです。」
メディック「ごきげんよう。」
一夏「ハート!?」
クリム「ブレンにメディックも!?」
再び違う声が響くとロイミュードの三幹部がいた。
千冬「どうやって此処に!?」
ブレン「我々にとってはここに侵入することなど容易いことです。」
メディック「どんなセキュリティだろうとです。」
クリム「何て奴らだ。」
劉備「それで、一体何をしに来たんだ?」
ハート「メガヘクスと戦うそうだな。俺達も協力してやる。」
箒「どういう風の吹き回しだ?」
ブレン「今は味方だと思って構いません。」
ハート「俺達ロイミュードは個人主義の集まりでな。個を消して一つの存在にするそんなつまらん世界などお断りだ。」
メディック「私達も自由が一番ですから。」
呂布「敵の敵は味方ということか。」
劉備「まあ確かにお前達は味方だと頼もしいけどな。なあ、クリム・・・。」
クリム「分かっている。今は昔のことで引きずっている状況ではないことは私も理解している。ここは一時停戦だ。」
ハート「理解が早くて助かる。」
呂布「織斑、お前は?」
一夏「協力者は多い方がいいし、俺も大丈夫だ。それに・・・。」
箒「それに?」
一夏「泊さんと深く関わりのあるハートのことをもっと知れるかと思うんだ。あの人がこいつのことをどんな思いで向き合ったのか。」
ハート「・・・ふっ、流石は泊進ノ介の力を継ぐ者だ。」
十蔵「では会議はここまでにしてメガヘクスの戦いに備えましょう。」
ゾルーク東条『待ちたまえ。』
全員「「?」」
解散しようとした時ゾルークが待ったをかけた。
ゾルーク東条『織斑一夏、君には他にやるべき事がある。』
一夏「やるべき事?」
ゾルーク東条『それはこの俺と戦って勝つことだ。』
全員「「!?」」
ゾルークは突然一夏に宣戦布告してきた。
劉備「それってどういうことだ!?」
ゾルーク東条『織斑一夏、君は仮面ライダーになって確かに強くはなった。だが今の君ではメガヘクスに勝てるかどうか危うい。そこで俺と戦ってその実力を確かめる。』
一夏「つまり、あんたに勝てなければメガヘクスに勝つこともできないということか?」
ゾルーク東条『そうだ。どうする?』
箒・シャルロット・簪・刀奈「「「「一夏(君)。」」」」
一夏「・・・分かった、受けて立つよ。自分の今の実力を知らなかったら一生後悔するからな。」
ゾルーク東条『決まりだね。』
こうして急遽一夏がゾルークと戦うことになった。果たして一夏は勝てるのか?
つづく