仮面ライダールパンに敗北した一夏。一夏は直ぐにIS学園の医務室に連れてこらており、そこで手当を受けていた。余談だがルパンとの対決が終わった後、箒達が駆けつけて一夏の心配をした。
医務室
劉備「大丈夫か一夏?」
一夏「ああ、大した怪我じゃない。」
呂布「手加減をしていたとはいえ大分やられたな。」
一夏「俺も自分の未熟さを思い知らされたよ。」
簪「まさかドライブになった一夏があそこまで追い詰められるなんて。」
シャルロット「うん。」
数馬「上には上がいたってことか。」
一夏「次は絶対に勝つ、と言いたいけど俺に何が足りないのか分からない。」
箒「一夏。」
刀奈「自分に足りないものね。」
弾「難しいな。」
虚「こればかりは一夏さん自身の問題ですからね。」
ハート「だがお前が何故仮面ライダーになったかを思い出せば自ずと答えは出るだろう。」
一夏「ハート。」
ハート「次は絶対勝て。俺が言えるのはそれだけだ。」
ハートはそう言い残して医務室を退出していった。
劉備「ハートがあんなこと言うなんて。」
呂布「人間の醜さだけでなく、素晴らしさも知っている奴だから言えることだな。」
刀奈「一夏君、今は体を休めなさい。それが今の貴方のやることよ。」
千冬「リターンマッチはそれからだ。」
真耶「無理はダメですよ。」
一夏「・・・分かった。」
劉備「俺達も、一旦席をはずそう。一夏も考える時間が必要みたいだし。」
呂布「そうだな。」
一夏「すまない。」
一夏を残して劉備達も医務室から退出した。
ドライブピット
クリムはドライブピットで先程の医務室の出来事を見ていた。
クリム「一夏、私も信じているぞ。君がここで立ち止まる男ではないと。」
医務室
一方、医務室に残された一夏は先程のハートに言われたことを考えていた。
一夏「・・・俺が何故仮面ライダーになったか、か。」
一夏は2年前の劉備達の出会いを思い出していた。
一夏(2年前のあの日、俺は死を覚悟していたけど劉備達と出会ってこんな俺でも役に立つことができるのならばって成り行きでドライブになったんだよな。)
次に脳に浮かんだのは2年間の出来事と千冬との再会。
一夏(2年間は厳しいこともあったけど、いつかは劉備と呂布を越える戦士になろうって誓った。そして千冬姉と再会して和解できた。)
そして千冬と和解して弾と数馬と再会、IS学園に入学したことを思い出していた。
一夏(それから箒を始め、弾や数馬と再会した。まあ、俺がISを動かしてしまったのは誤算だったけど。IS学園に入学して色んな出会いもあった。そして箒とシャル、簪、刀奈さんと付き合うことになった。)
最後に自分を受け入れてくれた箒達だった。
一夏「この学園に来て、守りたいものもできた。だから俺は皆と一緒に強くなる!」
一夏のこの発言は、廊下にいた劉備達にも聞こえていた。
劉備「どうやら大丈夫みたいだな。」
呂布「ああ。次にルパンと戦う時には間違いなく勝てるな。」
シャルロット「良かった。」
千冬「本当に、世話のかかる弟だ。」
真耶「ふふ。」
刀奈「さ、私達は私達でできることをしましょ。」
箒「はい。」
簪「メガヘクスの戦いに備えないと。」
弾「メガヘクス、強敵なのは間違いないが負けるつもりはない!」
数馬「ああ!」
ところ変わってハートはIS学園の廊下を歩いていた。そんなハートにブレンとメディックが声を掛ける。
ブレン「まさかハートがああいうことを言うとは。」
ハート「奴には強くなってもらわんと困るからな。」
メディック「よろしいのですか?いずれ我々の脅威ともなりますよ?」
ハート「だからこそその強敵との戦いが俺の心を昂らせるのさ。一刻も早く”超進化態”になるためにも。」
ブレン「そして今回のその鍵が織斑一夏という訳ですか。」
メディック「でしたら、ハート様のために頑張ってもらいませんと。」
そんな会話をセシリア、鈴、ラウラが聞いていた。
セシリア(超進化態?)
鈴(何のことかしら?)
ラウラ(後で師匠と兄上に聞いてみるか。)
太陽が傾き始め夕方になった頃、一夏は再びドライブドライバーを装着してアリーナに立っていた。その反対側にはゾルークがいた。
ゾルーク「意外に早かったな。」
一夏「ああ、今度は負けない。」
クリム「よく立ち上がったな、一夏。」
観客席
劉備「さっきよりもいい目になったな。」
呂布「ああ。」
シャルロット「頑張って一夏。」
簪「信じてる。」
箒「必ずリベンジを果たせ。」
刀奈「貴方なら大丈夫よ。」
ハート「見せてもらおうか、お前の力を。」
メディック「ハート様を失望させないでくださいね。」
ゾルーク「先程とはどう違うのか、見せてもらおうか!変、身!」
<Lupin!>
ゾルークは今の一夏の実力を見極めるためルパンに変身した。
一夏「脳細胞がトップギアだぜ!」
ルパン・ハート「「!?」」
進ノ介『脳細胞がトップギアだぜ!』
ルパン「・・・ふ。」
観客席
ハート「ははw」
ブレン「随分と嬉しそうですね。」
ハート「ああ。」
一夏「行くぞベルトさん!」
クリム「OK!Start Your Engine!」
一夏「変身!」
<DRIVE! Type-SPEED!>
一夏もそれに応えるべくドライブへと変身した。
ドライブ「さあ、リベンジマッチだ!ひとっ走り付き合えよ!」
BGM:Surprise Drive
遂に始まったドライブのリベンジマッチ。ドライブとルパンは最初と同じように格闘戦を繰り広げた。先程とは違い、ドライブはルパンと互角の戦いをしていた。
ルパン「先程とは違うな!」
ドライブ「自分が何の為に戦うか思い出したからな!」
ルパン「そうか。なら俺も少し本気と行くか!」
<Tune! Lupin Blade!>
ルパンガンナーをブレードモードにしてドライブに接近する。
ドライブ「ハンドル剣!」
ドライブもハンドル剣を用いて剣劇を繰り広げた。そんな中ドライブはクリムに語りかけた。
ドライブ「ベルトさん!今なら分かった気がするよ、俺が選ばれた理由!俺に多少でも、人より優れている所があるとすれば・・・それは!」
クリム「そう!私の憧れの、何度壊れてもまた走り出す・・・君のその胸のエンジン、心が進ノ介と同じだったからだ!」
ドライブ「それに応えるためにも、俺は勝つ!」
<DRIVE! Type-WILD!>
タイプワイルドへとタイプチェンジしルパンを追い詰めようとするが、
ルパン「ふっ!」
バン!バン!バン!バン!
ドライブ「どわぁ!」
ルパンガンナーのエネルギー弾を発射したルパン。ドライブも負けじとシフトテクニックをシフトブレスに装填してタイプチェンジする。
<DRIVE! Type-TECHNIC!>
ガコン!
ドライブ「ドア銃!」
バン!バン!バン!バン!
すかさずドア銃を呼び出して今度はルパンと銃撃戦を繰り広げた。
観客席
セシリア「ハンドル剣にドア銃;」
鈴「本当に泊さんってネーミングセンスが悪いのね;」
束「束さんならもっといい名前つけるけどな。」
クロエ「まあ、そのまま定着してしまったら仕方ありませんね。」
ルパン「やるじゃないか!」
ドライブ「伊達に仮面ライダーとして戦ってないからな!」
ルパン「だが、まだ俺には及ばない!」
ドライブ「ぐわぁ!」
ルパンは昼間のようにドライブを映画のフィルムを模した特殊なフィールドを展開して閉じ込めて動きを封じた。
観客席
千冬「まずい!」
真耶「またあの拘束の力です!」
ラウラ「このままでは!」
ドライブ「負けてたまるか!ベルトさん、力を貸してくれ!」
クリム「勿論だ、一夏!」
拘束されたドライブにシフトスピードが飛んできてシフトブレスに装填され、
<DRIVE! Type-SPEED!>
更にマックスフレアがやって来てマックスフレアタイヤにタイヤ交換した。
<
ガコン!
<MAX FLARE!>
ドライブ「はっ!」
力を込めたドライブはルパンの拘束を打ち破った。
ルパン「ならば!」
<Ultimate!Lupin Stlash!>
ルパン「はっ!」
ドライブ「うおおおおおおお!」
ルパンは必殺技のアルティメットルパンストラッシュをドライブに叩き込もうとしたが、ドライブはマックスフレアタイヤを高速回転させてパワーを全開させて弾き返した。
ルパン「これは、心の共鳴!?」
ドライブ「はっ!おりゃあ!」
ルパン「どわぁ!」
ドライブは炎を纏ったパンチをルパンに叩き込んだらドア銃を装備し、ルパンを掴みながらタイプスピードのスピードを活かしてドア銃のエネルギー弾をルパンに撃ちこみ最後に一蹴り入れて蹴り飛ばした。
ルパン「まさか、短期間でここまで。」
ドライブ「ベルトさん、最後までひとっ走り付き合えよ!」
クリム「OK!次でFinishだ!」
ドライブは必殺技のためにイグニッションキーを回しシフトブレスのイグナイターを押した。
<
ドライブ「行くぞルパン!」
<FULL THROTTLE!FLARE!>
レバーにしたマックスフレアを倒すとルパンの周りに4つの巨大なタイヤが出現し、トライドロンが旋回を始めた。
ドライブ「・・・ふっ! ハッ! ふっ! ハッ! ふっ! ハッ! ハアッ!」
ルパン「どわぁ!?」
炎を纏ったスピードロップをルパンに叩き込み、ルパンは地面に倒れた。
観客席
簪「やったぁ!」
シャルロット「一夏が勝った!」
箒「よくやった!」
刀奈「流石ね。」
劉備「また強くなったな。」
呂布「ふ、鍛えがいがありそうだ。」
弾「やったな一夏!」
数馬「俺達も負けてられないな!」
千冬「今日も見せてもらったぞ、お前の成長ぶりを。」
ルパン「素晴らしい強さだ。」
ルパンは体に鞭を打って立ち上がりドライブを賞賛した。
ルパン「この勝負に悔いなし。だがメガヘクスは強敵だ、油断しないことだ!」
そう言ってルパンはルパンガンナーをドライブに投げ渡した。するとルパンはゾルークに戻り、全身に稲妻が走っていた。
ドライブ「あんた、まさか最初から・・・。」
クリム「我々と戦って倒してもらおうとしていたのか?」
ゾルーク「それもあるが、泊進ノ介の力を受け継ぐ者の姿を見ておきたかったのが本音だ。さらばだ、織斑一夏。」
そう言い残してゾルークのコアは塵となり消滅した。
ドライブ「・・・あんたの思い、しっかり受け止めたぞ。」
こうして仮面ライダールパンとの戦いは終わった。次は愈々、メガヘクスだ。
つづく