インフィニット・ドライブ   作:鉄壁拡散

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それぞれの激闘(ハートside)

メガヘクス打倒に動き出した一夏達。それを迎え撃つメガヘクスも劉備と呂布から読み取った記憶を基に嘗て彼らが三璃紗で戦って倒した相手を模してぶつけてきたのだった。最初に出現させた袁術ズサと袁術バウをハート、ブレン、メディック、セシリア、鈴、ラウラが相手をすることになった。

 

袁術「随分と舐められたものですね、無敵の力を得た私に挑むとは!」

 

鈴「あんたのどこが無敵だっていうのよ!?」

 

ラウラ「師匠と兄上から聞いた通り嫌味な奴だ!」

 

セシリア「まるで昔のわたくしを見ているようでイライラしてきますわ!」

 

袁術はセシリア達にN字型の鎌の飛双旋鎌から瘴気弾を無数に放つが、セシリア達は焦らず躱し続けて反撃のタイミングを探る。

 

袁紹「三璃紗の帝王たるワシの力を見るがいい!」

 

メディック「なんて傲慢な方なのでしょう!」

 

ブレン「とても王の器があるとは思えませんね。ハートとは大違いだ。」

 

ハート「俺もこいつが全く気に入らん!」

 

ハート達ロイミュードも袁紹の傲慢さに憤りを感じながらも自分が得意とする攻め方で袁紹を攻撃するが、龍飛形態となった袁紹には掠り傷程度だった。

 

ハート「意外に頑丈だな。」

 

袁紹「ハハハ!メガヘクスの尖兵となっているのは癪だが貴様らを始末するのも惜しいな。ワシに仕えぬか?」

 

ハート「断る!相手が降参したにもかかわらず自分に従わない者が出てくると始末する輩につくつもりはない!」

 

ブレン「それに我々がついていくのはハートのみですから!」

 

メディック「よって貴方の出る幕はありません!」

 

袁紹「そうか。ならばワシ従わぬ者は全員皆殺しだ!紹術地獄炎!」

 

ドカーン!

 

袁紹はハート達に向けて邪悪な気がまとまった巨大な炎の球を放った。ハート達はそれに飲み込まれてしまう。

 

袁紹「ハハハ!燃えろ燃えろ!ワシに逆らう者は皆こうなるのだ!」

 

袁紹が勝利を勝ち誇ったように高笑いするが、爆炎の中から人影が浮かび上がってきた。

 

ハート「んーーーーー、はあ!」

 

ハートが静かに唸ると爆炎を吹き飛ばした。そしてハートは全身から蒸気を噴き出していた。

 

袁紹「な、なんだと!?」

 

ハート「これで勝った気になるのは大間違いだ!」

 

袁術と交戦していたセシリア達もそれを見て驚いていた。

 

セシリア「あれって!?」

 

鈴「一夏のドライブと同じ!?」

 

ラウラ「あれが奴のデッドヒートか!?」

 

袁術「余所見している場合ですか!?喰らいなさい!」

 

袁術は再び瘴気弾をセシリア達に放つが彼女達は慌てることはなかった。

 

鈴「ラウラ!AICであれの動きを止めて!」

 

ラウラ「任せろ!」

 

ラウラが手を翳すと袁術が放った瘴気弾は動きを止めた。

 

鈴「セシリア!」

 

セシリア「はい!」

 

鈴「やあーーーー!」

 

セシリア「はあーーーーー!」

 

ボコーン!

 

袁術「なに!?ぐわぁ!?」

 

それをセシリアと鈴がインターセプターと双天牙月を使って打ち返して袁術に命中させた。

 

ラウラ「兄上がやった打ち返しができたな。」

 

鈴「見様見真似だけどね!」

 

セシリア「止めですわ!」

 

セシリア・鈴・ラウラ「「「いっけーーーー!」」」

 

袁術「うわーーーーーー!?」

 

セシリアがスターライトmkIII、鈴が龍咆、ラウラがレールカノンを放ち、袁術の体を貫いた。

 

メディック「ハート様、私達の力を受け取ってください。」

 

ブレン「頼みましたよ。」

 

ブレンとメディックはハートの背中に手を当てるとハートに力が注がれた。

 

ハート「感謝するぞ。」

 

ハートは再び袁紹に向き直った。

 

ハート「恨むのなら、自分のその傲慢さを恨むのだな!うおーーーーーー!」

 

袁紹「ぐおーーーーー!?」

 

ハートは必殺パンチを袁紹の体に貫き通した。

 

袁術「そんな、こんな体でも蜂蜜食べたかったのに。」

 

袁紹「こんな奴らに、このワシがーーーー!」

 

自分達がやられるとは思っていなかった袁紹と袁術は最後まで敗北を認めず爆散した。

 

ブレン「哀れな最後ですね。」

 

鈴「っていうか袁術って蜂蜜好きって聞いていたけど、本当だったのね;」

 

ラウラ「そうなのか。」

 

ハート「先を急ぐぞ。先に進んだ織斑一夏達も足止めを喰らっているはずだ。」

 

セシリア「そうですね。」

 

メディック「分かりました。」

 

彼らは休む間もなく先に進んだ一夏達の元に急ぐのだった。

 

つづく

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