インフィニット・ドライブ   作:鉄壁拡散

47 / 50
文化祭編
新たな仲間と新学期


メガヘクスを倒して数日が経ち、一夏を始めとした専用機持ちとライダー組がドライブピットに集まっていた。

 

一夏「どうしたんだ2人共?急に呼び出して。」

 

劉備「ああ、新しい仲間を紹介しようと思ってな。」

 

千冬「新しい仲間?」

 

呂布「そうだ。これから起こるであろう戦いは更に激しさを増す。その為の戦力の増加も必要だ。」

 

箒「成程。」

 

劉備「皆、入ってきてくれ。」

 

劉備が声を掛けるとドライブピットの扉から劉備と呂布と同じ等身大の3人が入ってきた。

 

数馬「リ・ガズィにゲルググ、キュベレイ?」

 

弾「3人も来た。」

 

孔明「初めまして、仮面ライダーデュークであり、劉備軍の軍師の孔明と申します。」

 

張遼「仮面ライダースペクターであり、元呂布隊にして曹操将軍の部下の張遼だ。」

 

貂蝉「同じく元呂布隊にして仮面ライダーネクロムの貂蝉だ。」

 

刀奈「孔明って、三国志の伝説の天才軍師諸葛孔明?」

 

簪「彼の魏の五将軍の張遼と三国志の架空の人物の貂蝉まで。」

 

貂蝉「まあ、これから世話になる。」

 

張遼「よろしく頼む。」

 

孔明「戦術のアドバイスならお任せを。」

 

一夏「俺は織斑一夏、この世界でドライブになった男だ。」

 

弾「マッハになった五反田弾だ。」

 

数馬「チェイサーになった御手洗数馬だ。」

 

それから各自で自己紹介を行い、親睦を深めていった。一通り終わった所で劉備と呂布はこの世界で今まで起きたことを合流した仲間達に説明した。

 

孔明「劉備さん達を超える戦士になることが恩返しですか・・・いい目標ですね。」

 

一夏「まだ及ばないかもしれないけど、いつかは必ず追い付こうとは思っています。」

 

貂蝉「そうか、陳宮と高順が・・・。」

 

張遼「残念です。もう少し早く来ていれば・・・。」

 

呂布「だがあいつらも最後は呂布隊の戦士として悔いもなく散っていった。例えこの世に居なくとも、此処にいる。」

 

呂布は自分の胸に拳を当てて心に陳宮と高順がいることを示した。

 

貂蝉「・・・そうだな。」

 

張遼「ですね。」

 

呂布「ところでアホ兎。」

 

束「ひど〜い!束さんはアホ兎じゃな〜い!」

 

呂布「貴様に相応しい呼び方だ。」

 

束「ブーブー!」

 

劉備「孔明達のIS学園での立場は決まったのか?」

 

話が進まないと思った劉備が代わりに質問した。

 

束「勿の論!こうくんはこの学園で男性教師をやってもらうよ!」

 

シャルロット「教師に?」

 

孔明「こうくんって私のことですか?」

 

劉備「すまない孔明、束は気にいった相手にはあだ名で呼ぶんだ。」

 

千冬「待て束。それだと反感を買うのではないか?」

 

束「そこは大丈夫!束さんが脅・・・説得しておいたから。」

 

弾「今脅迫って言い掛けなかったか?;」

 

数馬「ああ;」

 

箒「姉さん;」

 

千冬「全く;」

 

束「そしてりょうくんは2組、せんちゃんは4組に入学することになったよ!」

 

鈴「張遼さんはアタシと同じなのね。」

 

簪「貂蝉さんは私のクラスなんだ。」

 

セシリア「また賑やかになりますわね。」

 

真耶「そうですね♪」

 

ラウラ「時間があれば師匠と兄上のことについて話を聞いてみたいものだ。」

 

一通り自己紹介が終わった後、その日は解散となった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

孔明達がやって来て2日後、夏休みが終わりIS学園は2学期を迎えた。一夏達は全校集会のため体育館に集合していた。

 

一夏「なあ皆・・・。」

 

リュウト「分かっている。」

 

リョウセン「皆まで言うな。」

 

一夏、リュウト、リョウセンは今自分達に集中している視線を鬱陶しく感じていた。IS学園は元々女子校に近いので全女子生徒に男性操縦者という肩書きを持つ彼らに注目しやすいのは仕方ないことだった。そんな中、IS学園の生徒会長である楯無こと刀奈が壇上に上がった。

 

刀奈「皆、おはよう。今年は色々ごたごたがあって挨拶が遅れたわね。私は更識楯無、この学園の生徒会長よ。さて、もう直ぐこの学園にも学園祭の時期がやって来ました。そこで今回は特別ルールを取り入れるわ!」

 

 

一夏「特別ルール?」

 

リュウト「リョウセン、何か知ってるか?」

 

リョウセン「ああ。事前に聞かされていたからな。」

 

 

刀奈(呂布さんに何も言わずにやったら殺されそうになるから予め言っておいたのよね )

 

どうやら刀奈はリョウセンに学園祭の特別ルールのことを説明していたようだ。

 

刀奈「学園祭では毎年各部活動ごとの催し物を出し、それに対して投票を行って、上位組は部費に特別助成金が出る仕組みでした。でも最近男性操縦者の皆様が部活動に参加していないことで私達生徒会に苦情が出ました。そこで今回の特別ルールは上位の部活動にはこの3人と今日転校してきたもう1人を1ヶ月の仮入部させようと思います!」

 

刀奈がそう言うや否や、スクリーンに一夏達3人と青髪が特徴のもう1人の男が映し出された。

 

リュウト・一夏「「はい!?」」

 

リョウセン「そういう反応になるな。」

 

知らなかった2人は当然の如く驚愕した声を上げた。

 

 

箒「何を考えているんだか・・・楯無さん!」

 

シャルロット「一夏大丈夫かな?」

 

 

簪「お姉ちゃんったら(-_-;)」

 

箒達も知らなかったため刀奈のやることに呆れてしまう。

 

刀奈「それでは新たな男性操縦者についてここで自己紹介してもらいましょう!」

 

壇上にスクリーンに映し出されたもう1人男性が上がった。

 

一夏「なあ、あいつって・・・。」

 

リョウセン「ああ、張遼だ。」

 

 

刀奈「では、どうぞ。」

 

ソウエイ「先程紹介にあった新たな男性操縦者の遼村ソウエイだ。迷惑をかけるかもしれないが、よろしく頼む。」

 

「「「キャアアアアア!」」」

 

ソウエイが自己紹介を終えた瞬間、体育館中に女子生徒達の叫び声で響き渡った。

 

「4人目キター!」

 

「お母さんありがとう!」

 

「これでまた新作できる!」

 

 

ソウエイ「・・・聞いていた通り男に飢えているのだな。」

 

刀奈「まあ、これも試練だと思って♪」

 

ソウエイ「他人事みたいに言うな。」

 

その後学園祭に関する注意事項等の説明が行われ、各自教室に戻ることになった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

3組

 

ソウエイ「先程全校集会でも紹介された遼村ソウエイだ、以後お見知りおきを。」

 

「やったーー!」

 

「遼村君と同じクラスになれた!」

 

ソウエイ「やれやれ。」

 

鈴(・・・一夏達も最初はあんな感じだったのかな。)

 

鈴は少しだけ一夏達男性陣に心の中で同情した。

 

 

4組

 

同じ頃4組には黒い長髪で蝶の髪留めを頭部につけた女性が転校生として教室にいた。その人物こそ貂蝉が擬人化した姿だ。

 

センネ「胡蝶センネだ、よろしく頼む。」

 

簪(・・・貂蝉さん、擬人化すると綺麗だな。)

 

簪は擬人化した貂蝉の美しさに見惚れいた。

 

 

1組

 

フクリュウ「皆さん初めまして。ここで教師をやらせてもらうことになった光明寺(こうめいじ)フクリュウです。教科は歴史を担当しています。」

 

「イケメン教師キター!」

 

「私もう死んでいい!」

 

真耶「はーい皆さん、興奮する気持ちは分かりますが落ち着きましょう。」

 

リュウト「教師の立場の孔明でもこんななのか。」

 

リョウセン「全く鬱陶しい。」

 

一夏「俺はもう考えるの止めた。」

 

男性陣は流石に疲れたようだ。

 

真耶「では、もう1人転校生を紹介します♪」

 

リュウト「ん?」

 

一夏「え?」

 

リョウセン「もう1人だと?」

 

箒「変だな。」

 

シャルロット「生徒会長からはそんな話聞いてないけど。」

 

それぞれが疑問に思う中、フクリュウはリュウトに申し訳なさそうな顔をした。

 

リュウト(孔明?)

 

真耶「では、入ってください。」

 

ガラガラ

 

???「こんにちは。」

 

リュウト「ズコーーーー!」

 

ドテーン!

 

リョウセン「な!?」

 

一夏「え?」

 

その人物が入ってきた時リュウトはズッコケてリョウセンは目を見開いて驚愕した。

 

アンジュ「斑鳩・アンジュよ。よろしくね 」

 

リュウト「あ、アンジュ!?」

 

アンジュ「ヤッホー!」

 

リュウト「な、なんで!?」

 

アンジュ「勿論、貴方に会いに来たのよ♪」

 

一夏「な、なあリョウセン、あの人もしかして仲間?」

 

リョウセン「ああ。」

 

箒「リュウトと、どういう関係なのだ?」

 

リョウセン「・・・聞いて驚くなよ、こいつはリュウトの・・・許嫁、婚約者だ。」

 

シャルロット「・・・え?」

 

リョウセンが衝撃の事実を述べると教室内に静寂が支配していたがやがて絶叫が響き渡った。

 

「「「「「えっーーーーーーーーー!?」」」」」

 

アンジュ「まあ、そういうこと♪」

 

リュウト「ちょっ!?///」

 

そう言ってアンジュはリュウトを抱き寄せて自慢した。

 

「徳田君恋人いたの!?」

 

「そんなーーー!」

 

「あんまりだーーー!」

 

リュウトを狙っていた女子生徒達は信じられないという意味を込めた阿鼻叫喚を上げたのだった。セシリアとラウラはそんなリュウト達を微笑ましく見ていて、箒とシャルロットは一夏とあんな関係になりたいと憧れていて、一夏は開いた口が塞がっておらず、リョウセンは頭を抱えていた。

 

こうして波乱万丈な2学期が始まったのだった。

 

つづく

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。