新学期が始まりIS学園でも始業式が無事に終了。その後劉備達の仲間である孔明と張遼、貂蝉が新教師と転校生として入学してきたのだ。だが一夏達を含めた劉備がいる教室にもう1人やって来たのだ。それは元の世界で待機していた筈の劉備の仲間で婚約者というアンジュだった。劉備と呂布もまさかアンジュまで来るとは聞かされていなかったためかなり驚愕していた。そして放課後となり一同はドライブピットに集まっていた。
劉備「まさかアンジュまで来るなんて。」
孔明「すみません、どうしても付いていくと聞かなくて。」
張遼「時が来るまで黙っていてほしいと言われていたのだ。」
貂蝉「まあサプライズということだ。」
一夏「楯無さんは知ってたんですか?」
刀奈「ええ。」
シャルロット「どうして言ってくれなかったんですか?」
刀奈「なんか面白そうだったから♪」
簪「お姉ちゃん;」
劉備「それよりアンジュ、くっつき過ぎじゃないか?」
アンジュは今劉備を背後から抱きしめるようにくっついていた。
アンジュ「だって2ヶ月ぶりに劉備に会えたんだもん。だから劉備の成分摂取してるの。」
劉備「定期連絡入れてただろ?」
アンジュ「映像越しじゃなくて直接じゃないと気が済まないの。」
孔明「余程寂しかったみたいですね。」
千冬「・・・待て、今2ヶ月と言ったか?」
アンジュ「ええ。」
千冬「・・・一夏、劉備達がこの世界に来たのは?」
一夏「2年前。」
鈴「ど、どういうこと?」
呂布「この世界と俺達が元いた世界とは時間の流れが違うということだ。」
ラウラ「成る程。」
箒「ややこしいな。」
真耶「それで全然慌てていませんでしたのね。」
張遼「さて、そろそろ時間だな。」
貂蝉「そうだな。」
シャルロット「時間って?」
孔明「これから誰も使っていないIS学園のアリーナでマッハとチェイサーである弾さんと数馬さんの2人と私と張遼さんと貂蝉さんの3人で模擬バトルを行うのです。」
張遼「新たに選ばれたライダーの今の実力を確かめるのもあるが・・・。」
貂蝉「我々のライダーとしての力を見せようというのもある。」
一夏「つまり3人の力を俺達が把握して今後の戦いに備えるってことか。」
クリム「うむ、確かにいざという時に対応できるな。」
張遼「だが模擬だからといって手を抜く気はないぞ。」
弾「おうよ!」
数馬「望むところだ!」
セシリア「頑張ってください数馬さん!」
虚「油断は禁物です、弾さん。」
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誰もいないIS学園のアリーナで弾と数馬が孔明、張遼、貂蝉と対峙していた。一夏達はピットにてそれを見守っていた。
弾「相手は劉備達の仲間か。」
数馬「あれから俺達も実力を上げてきたけどどこまで通用するか分からない。」
マッハドライバー炎を装着してシグナルバイクを装填する。
<Signal Bike!>
弾「Let's・・・。」
弾・数馬「「変身!」」
<Rider!>
<MACH!>
<CHASER!>
マッハ「行くぞ!」
チェイサー「こっちは準備完了だ!」
孔明「では、我々も。」
張遼「ああ。」
貂蝉「そうだな。」
3人もそれぞれの変身アイテムを装着した。
ピット
一夏「孔明さんのあのベルトは・・・。」
劉備「あれはゲネシスドライバーだ。」
アンジュ「劉備が使っている戦極ドライバーの後継機よ。」
シャルロット「張遼さんは呂布さんと同じゴーストドライバーなんだ。」
箒「貂蝉の腕に着けたものは何だ?」
呂布「メガウルオウダー、ネクロム専用の変身アイテムだ。」
<レモンエナジー!>
<ロック・オン!>
カチッ!
<アーイ!バッチリミロー!バッチリミロー!>
<standby…>
<Yes Sir!>
<loading…>
孔明・張遼・貂蝉「「「変身!」」」
<ソーダ!>
<レモンエナジーアームズ!Fight Power!Fight Power!Ffffffight!>
<カイガン!スペクター!レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ・ゴースト!>
<TENGAN!NECROM!Mega-Ulu-orde!>
<CRASH THE INVADER!!>
デューク「アーマードライダー、デューク!」
スペクター「仮面ライダー、スペクター!」
ネクロム「仮面ライダー、ネクロム!」
ピット
真耶「デューク。」
簪「スペクター。」
刀奈「ネクロム。」
鈴「どんな力があるのかしら?」
デューク「はっ!」
マッハ「おっと!」
チェイサー「よっ!」
ドーン!
デュークは先手必勝とばかりにソニックアローから光の矢を放った。マッハとチェイサーは上手く躱したが、命中した場所に少々大きなクレーターができた。
マッハ「なんて威力だ。」
チェイサー「当たったら一溜まりもないぞ!」
スペクター「余所見をしている暇はないぞ!」
ネクロム「我らがいるのも忘れるな!」
<ガンガンハンド!>
<ガンガンキャッチャー!>
スペクターとネクロムはゴーストドライバーとメガウルオウダーから専用武器であるガンガンハンドとガンガンキャッチャーを出現させてマッハとチェイサーに襲い掛かる。
ガキィン!ガキィン!
ネクロム「悪く思うな。」
スペクター「戦場では一瞬の隙が命拾いになるぞ。」
マッハ「そんなこと!」
チェイサー「分かっているよ!」
マッハとチェイサーはゼンリンシューターとシンゴウアックスでそれを防ぐと相手と距離を取る。
<
マッハ「オラァ!」
チェイサー「ハッ!」
ガキィン!ガキィン!ガキィン!ガキィン!
マッハ「複数相手ならこれだ!」
<Signal Bike!
マッハがマッハドライバー炎にガトリングとミサイルポッドのような物がついた青色のクルーザーバイク型のシグナルバイク『シグナルカクサーン』を装填するとシグナルコウリンが指定方向以外走行禁止(多方面)の標識となった。
マッハ「それ!」
ダン!
マッハ「そして!」
<
ゼンリンシューターを撃った後マッハドライバー炎のブーストイグナイターを押すと弾丸が広範囲に拡散した。
デューク「それなら!」
<レモンエナジースカッシュ!>
デュークがゲネシスドライバーのシーボルコンプレッサーを押し込むと、額の赤いシグナルが光り出して複数の自分の分身を生み出した。そしてその弾丸は全てその分身に命中した。同時に分身は全て消えていた。
チェイサー「分身で弾丸を回避したか。」
デューク「因みにですが、今の分身は全て立体映像ですよ。」
マッハ「あれが全部立体映像!?」
スペクター「驚くのはここからだ!」
カチッ!
<アーイ!カイガン! ツタンカーメン!ピラミッドは三角!王家の資格!>
ピット
ラウラ「ツタンカーメン。」
シャルロット「エジプトの王様もいるんだ。」
ツタンカーメン魂になったスペクターはガンガンハンドをゴーストガジェットの一つであるコブラケータイと連結させて鎌モードにさせた。
スペクター「行くぞ!」
<ダイカイガン!ガンガンミロー!ガンガンミロー!>
ガンガンハンドのエナジーアイクレストをゴーストドライバーにアイキャッチさせるとマッハとチェイサーの背後に三角錐状の物体が出現し、マッハとチェイサーを吸い込もうとした。
マッハ「な、何だこれ!?」
チェイサー「吸い込まれる!うわぁ!」
抵抗虚しくマッハとチェイサーは吸い込まれてしまった。
スペクター「!」
<オメガファング!>
ドカーン!
ガンガンハンドのトリガーを引くとその物体は爆散した。
ピット
一夏「弾!数馬!」
千冬「なんて威力だ!」
箒「あれでは無事で済まないぞ!」
ネクロム「さて、どうなった?」
暫くして爆煙が晴れると左手を地面につけて支えにしているマッハとシンゴウアックスを杖替わりにしているチェイサーの姿があった。
デューク「あれを耐えましたか。」
チェイサー「危なかったな。」
マッハ「シグナルキケーンにしていなかったらどうなってたことか。」
マッハのシグナルコウリンはシグナルキケーンにした時のハザードシグナルの標識になっていた。
ネクロム「成る程。」
デューク「シグナルキケーンの力で威力を抑えたのですね。」
スペクター「ならば次はこれだ!」
カチッ!
<アーイ!カイガン! ノブナガ!我の生き様!桶狭間!>
ピット
箒「ノブナガって、第六天魔王の異名を持つ織田信長か!?」
ネクロム「では私も。」
カチッ!
<Yes Sir!>
<TENGAN!GRIMM!Mega-Ulu-orde!>
<FIGHTING PEN!!>
ピット
千冬「あれは、グリムか。」
箒「グリム?」
ラウラ「19世紀のドイツで活躍した文献学者兄弟だ。」
アンジュ「兄弟で1つの眼魂に入ってるのね。」
スペクター「はっ!」
バン!バン!バン!バン!
ネクロム「ふっ!」
シュ!シュ!
ノブナガ魂となったスペクターはガンガンハンドを銃モードにして連射し、グリム魂となったネクロムは肩部の伸縮自在なエネルギーチューブとペン先型の鋭利な金属体で構成される「ニブショルダー」を伸ばしてマッハとチェイサーを攻める。
マッハ「マズい!」
<Signal Bike!
マッハは咄嗟にレールガンがのようなものがついた黄色のスーパースポーツバイク型の『シグナルトマーレ』にシグナルコウカンした。シグナルコウリンも一時停止の標識になっていた。
マッハ「はっ!」
バン!バン!バン!バン!
ゼンリンシューターを撃ってその攻撃を相殺した。
ネクロム「ほう。」
スペクター「やるな。」
デューク「ではこれはどうですかね。」
<ロック・オン!>
デュークがソニックアローにレモンエナジーロックシードを装填すると弓が巨大化して二十螺旋構造の矢となった。
チェイサー「な!」
マッハ「デカい!」
<レモンエナジー!>
デューク「はっ!」
ドカーン!
マッハ・チェイサー「「うわぁ!」」
必殺技であるソニックボレーを受けてマッハとチェイサーは吹き飛ばされてしまった。
ピット
シャルロット「さっきより威力が強い!」
ラウラ「それにあれは!」
アンジュ「ええ。劉備がジンバーアームズに換装した時と互角かそれ以上よ。」
クリム「これは効いたな。」
マッハ「大丈夫か?」
チェイサー「なんとかな。」
ネクロム「中々粘るな。これならどうだ?」
カチッ!
<Yes Sir!>
<TENGAN!SANZO!Mega-Ulu-orde!>
<SAIYU ROAD!!>
ピット
簪「サンゾウって・・・。」
鈴「今度は西遊記で有名な三蔵法師!?」
ネクロム「・・・。」
<ダイカイガン!>
サンゾウ魂となったネクロムはガンガンキャッチャーにグリムゴーストアイコンをセットして銃モードにした。
ネクロム「!」
<オメガフィニッシュ!>
チェイサー「そう何度も!」
マッハ「喰らうかよ!」
マッハとチェイサーはライドブースターを呼び寄せてオメガフィニッシュを回避した。
デューク「成る程、ライドブースターですか。」
マッハ「マシンは使ってはいけないルールはないだろ?」
ネクロム「だが甘いぞ!」
スペクター「飛べるのはお前達だけではない!」
カチッ!
<アーイ!カイガン! フーディーニ!マジイイジャン!すげぇマジシャン!>
スペクターがフーディーニゴーストアイコンを装填すると専用マシンのマシンフーディーがパーカーゴーストに変形して装着された。
ピット
劉備「フーディーニの力で対抗してきたか。」
呂布「張遼め、考えたな。」
一夏「フーディーニ?」
刀奈「ハリー・フーディーニ・・・アメリカで脱出王の異名として有名な奇術師よ。」
真耶「本名はヴェイス・エリクといい、『不可能を可能にする男』として評価されています。」
千冬「飛行機や陸上競技への造詣も深く、超能力や心霊術のいかさまを暴露するサイキックハンターとしても知られている。」
スペクター「行くぞ!」
ギュイーン!
マッハ「あれで飛べるのか!」
チェイサー「流石フーディーニといったところか!」
<ダイカイガン!>
スペクター「ふっ!」
ジャリ!
チェイサー「うわぁ!」
マッハ「鎖!?」
<フーディーニ!オメガドライブ!>
スペクター「はっ!」
マッハ・チェイサー「「うわぁ!」」
ドゴーン!
ライドブースターから鎖で拘束されたマッハとチェイサーはそのまま成す術もなくフーディーニ魂のオメガドライブを受けて地面に叩きつけられた。
ピット
セシリア「数馬さん達が!」
虚「大丈夫でしょうか!?」
マッハ「大丈夫か数馬?」
チェイサー「なんとかな。」
デューク「ならこれで決めますか。」
<ドラゴンフルーツエナジー!>
<ロック・オン!>
<ソーダ!>
<ドラゴンエナジーアームズ!>
ピット
箒「何だあのアームズは!?」
本音「ドラゴンフルーツ?」
チェイサー「見るからにヤバそうなアームズだな。」
マッハ「だったらこっちもこれで迎え撃つぞ!」
<Signal Bike ! Shift Car!>
<Rider ! DEAD HEAT!>
マッハ「次の一撃に賭けるぞ!」
チェイサー「ああ!」
<
<
マッハ「先ずは俺だ!」
デューク「では。」
<ロック・オン!>
マッハ「負けないぜ!」
<
<ドラゴンフルーツエナジー!>
デューク「はっ!」
<DEAD HEAT!>
マッハ「はぁ!」
赤黒い龍型エネルギーを発射するソニックボレーとヒートキックマッハーがぶつかり合う。
マッハ「ぐぅ・・・どわぁ!」
小競り合いの末、マッハが吹き飛ばされ変身が解除された。
<
チェイサー「チャージ満タン!」
デューク「おっと。」
<ドラゴンフルーツエナジースカッシュ!>
<FULL THROTTLE!>
チェイサー「おりゃ!」
デューク「ふっ!」
バシュン!
チェイサー「なに!?・・・うわぁ!」
互いにアクロスブレイカーと斬撃を放つが、デュークの斬撃がアクロスブレイカーを打ち消してチェイサーに命中した。そしてチェイサーも変身が解除された。
ピット
呂布「勝負あったな。」
劉備「孔明達の勝ちだ。」
一夏「強いな。」
箒「ああ。」
シャルロット「うん。」
刀奈「ええ。」
簪「すごい。」
クリム「流石だな。」
千冬「お前達、あいつらの元に行ってやれ。」
セシリア・虚「「はい。」」
弾「いてて。」
数馬「流石は一夏が目標としている2人の仲間だ。」
デューク「よく頑張りましたね。」
スペクター「まだまだ未熟な部分もあるが、悪くなかったぞ。」
ネクロム「これからも精進することだ。」
弾「ああ!」
数馬「いつまでもやられっぱなしではいないぞ!」
こうしてライダー同士の模擬バトルは終了した。弾と数馬は駆け付けたセシリアと虚に手を貸してもらいながらアリーナを後にした。
つづく