ノーマの誕生の原因であるエンブリヲの話を聞き、怒りを見せる一行。エンブリヲとの決着の話がされる。
劉備「一度俺達は各場所での修行を中断して、要塞基地に集まった。」
呂布「そしてアルゼナルの連中とそいつらの拠点へと向かったのだ。」
孔明「その途中でお互い自己紹介しつつ、彼女達と交流していきました。」
一夏「まあ、お互い知らない者同士だしな。」
劉備「その世界の者と接触してしまったことを怒られるかと思ったんだけど、アンジュが説得してくれたお陰でそうならずに済んだんだ。」
アンジュ「元はと言えば私が劉備を見つけたからね。」
虚「それからどうしたのですか?」
張遼「アルゼナルの基地に辿り着き、そこの案内をされた。」
貂蝉「ちょっとした事件もあったがな。」
クロエ「ちょっとした事件?」
束「それってなあに?」
劉備「ああ、それは・・・。」
エンブリヲと交戦した劉備は自分の仲間達と合流して移動型要塞基地でアルゼナルの基地に向かっていた。
アンジュ「これが劉備達の要塞基地。」
ヴィヴィアン「おお!」
ヒルダ「結構広いな。」
サリア「今でも信じられないわ。」
ロザリー「こんなの初めて見たぜ!」
クリス「私も。」
エルシャ「突然すみません。」
曹操「気にするな。」
孫権「これから共通の敵と戦うことになるからな。」
関羽「エンブリヲという者を放っておけば真の平和を取り戻すことはできん。」
張飛「アニキを狙ったことを後悔させてやるぜ!」
呂布「お前も災難だな。」
劉備「これも試練のうちだと思えばいいさ。」
サラマンディーネ「私達も出来る限りサポート致します。」
劉備「お、おう。」
自分の手を取って協力の意志を示すサラマンディーネに戸惑う劉備。
アンジュ「ちょっとサラ子!」グイ
劉備「うわぁ!?」
アンジュはサラマンディーネから劉備を無理矢理引き離した。
アンジュ「あんまり劉備に必要以上に馴れ馴れしくしないでよ。」
サラマンディーネ「誰がいつそう決めたのでしょうか?」
バチバチバチバチ
劉備「ちょっと2人共落ち着いてくれよーーーー!;」
自分を巡って争う2人に劉備も宥めるのに精一杯だった。
孫尚香「あらあら。」
孫権「劉備、大変だな;」
陸遜「ですね;」
趙雲「これが修羅場ですか;」
孔明「あはは(^_^;)」
張飛「羨ましいぜ、アニキ。」
呂布「モテる男は辛いな、劉備。」
劉備「俺そんな要素ないのにーーーー!;」
関羽「説得力がありませんぞ;」
曹操「確かに。」
曹丕「どうなることやら。」
張遼「先が思いやれられる。」
貂蝉「ああ。」
アルゼナルの基地に到着した一行は修行がてら交流を深めていった。それから半年の月日が流れ、その間にエンブリヲによる襲撃はなかった。
劉備「こうも何もないと逆に不気味だな。」
アンジュ「そうね。」
呂布「嵐の前の静けさというやつだな。」
劉備「まあ、あいつは俺のことを目の敵にしているから必ず現れるとは思うけど。」
エンブリヲ「その通りだ。」
劉備・アンジュ・呂布「「「!?」」」
劉備達の前にエンブリヲが現れた。
劉備「エンブリヲ!」
呂布「こいつか。」
アンジュ「噂をすればね!」
エンブリヲ「龍帝剣の劉備!今度こそ引導を渡してやる!」
劉備「面倒な奴に因縁をつけられたな。」
曹操「全くだな。」
そこに曹操を始め、三璃紗組とアルゼナル組が集合した。
エンブリヲ「な、なんだと!?」
曹操「この基地に妙な気配がして全員に呼びかけたのだ。」
孔明「最も、劉備さんが何もない場所から現れるのを聞いて、いつでも駆け付けられるように警戒線を張っておきました。」
エンブリヲ「警戒線だと?」
孔明「聞いた話だと貴方は劉備さんだけでなくアンジュさんも必要以上に狙っている。もし貴方がお2人のうちどちらか、またはお2人の前に現れると曹操様のディケイドの力が働いて集合できた訳です。」
エンブリヲ「くっ、!だが私の花嫁となるアンジュだけは!」
孫権「ストーカーかこいつ!」
アンジュ「言っとくけどね!私が1人の男として好きなのは・・・劉備だけなんだから!」
劉備「・・・え?」
突然のアンジュの発言に劉備は思考が停止した。
アンジュ「この際だから言うけど!劉備は私のことをミスルギ皇国皇女のアンジュリーゼでも、ノーマのアンジュでもなく、初めて1人の私として見てくれた!そんな劉備のことが私は好きになったの!」
エンブリヲ「なに!?」
張飛「おいおい。」
ヒルダ「マジか。」
サリア「ここで愛の告白///」
劉備「( ゚д゚)ポカーン」
孫尚香「劉備、ポカーンってしてるわね。」
曹丕「無理もない。」
曹操「まさか自分に好意を持たれているとは思っていなかったらしいからな。」
呂布「ふん!」
パチィン!
劉備「痛!(>_<)」
そんな劉備に呂布がハリセンで叩いて現実に戻した。
呂布「いつまでもボーっとしている場合ではないぞ。」
劉備「あ、ああ。」
直ぐに劉備は切り替えてエンブリヲとの迎撃態勢に入った。
クリム「公の場で勢いで。」
セシリア「あわわわわ!///」
簪「大胆///」
アンジュ「まあ、今となっては恥ずかしいけど///」
劉備「それを聞いてエンブリヲは激情して、強硬手段に出たんだ。」
千冬「何をしてきたのだ?」
呂布「奴は自分の本体がある時空の狭間に劉備と斑鳩を連行したのだ。」
アンジュ「挙句の果てに劉備が傷つくのを私に見せつけようとしたのよ!」
鈴「うわぁ!」
シャルロット「最低!」
真耶「大丈夫だったんですか!?」
アンジュ「劉備が簡単にやられることはなかったわ。」
劉備「まあ、意外な奴にも助けられたけどな。」
一夏「意外な奴?」
時空の狭間に連れてこられた劉備とアンジュ。アンジュは何故か花嫁衣装を着させられていた。
エンブリヲ「さあ劉備よ、アンジュを私のものとするために消えてもらうぞ!」
劉備「ふざけるな!彼女の人生は彼女が決めるものだ!お前の勝手で決めていいものじゃない!」
アンジュ「劉備。」
エンブリヲ「黙れーーーー!」
劉備「翔龍斬!」
エンブリヲ「ぐはぁ!?」
エンブリヲは龍の力を纏った斬撃を受けて吹っ飛ばされてしまった。それを機にアンジュは急いで劉備に駆け寄った。
アンジュ「劉備!」
劉備「アンジュ!ってその格好・・・。」
アンジュ「これはエンブリヲに無理矢理着させられたものよ。」
劉備「・・・こんな状況だけど、似合ってるじゃん。」
アンジュ「あ、ありがとう///」
エンブリヲ「おのれ、私のアンジュに・・・ぐはぁ!」
劉備・アンジュ「「!?」」
エンブリヲがいた場所を見ると、エンブリヲは外に放り出されており、代わりに1人の男がいた。
ジュリオ?「・・・。」
アンジュ「ジュリオ!?」
劉備「それって確か・・・。」
アンジュ「ええ、私を陥れた兄よ。」
劉備「けど確かエンブリヲに・・・。」
アンジュ「ええ、殺された筈なんだけど。」
劉備「どういうことなんだ?」
ジュリオ?「・・・全く往生際が悪い。」
ピカーン!
ジュリオ?の目が赤く光った。
劉備「・・・!お前まさか!?」
ジュリオ?「ふっ。」
ジュリオ?は不敵に笑うと銃のようなアイテムとコブラの模様が描かれたボトルのようなものを取り出した。
<コブラ!>
ジュリオ?「蒸血。」
<ミストマッチ…! コ・コッ・コブラ…! コブラ…!>
<ファイヤー!>
ブラットスターク「よぉ、久しぶりだな。」
劉備「エボルト!何でお前が!?」
アンジュ「エボルト?」
ブラットスターク「ちょっと野暮用でな。」
劉備「野暮用だと?」
ブラッドスターク「それより俺に構ってる暇はないんじゃないか?」
劉備「・・・後でしっかり説明してもらうからな。」
ブラッドスターク「おうよ。」
劉備「行こうアンジュ、此処を出よう。」
アンジュ「え、ええ。」
劉備はアンジュを連れてその場を離れるのだった。
ブラッドスターク「あいつも隅に置けねぇな、あんな美人に惚れられて。」
その場に残ったブラッドスタークはアンジュを見て興味深そうに呟いた。
アンジュ「ねぇ劉備、さっきのエボルトって奴は誰なの?」
劉備「敵か味方か分からないが、簡単に言うとちょっと因縁がある奴だ。」
アンジュ「敵なら容赦の必要はないわね。」
暫くして建物の中から脱出するとその建物は見覚えのあるものだった。
劉備「これって!」
アンジュ「アルゼナルの基地じゃない!」
エンブリヲ「その通り、此処が本来のアルゼナルだ。」
劉備「エンブリヲ!」
エンブリヲ「だからこそ、誰にも私の邪魔はさせない!」
エンブリヲは懐から劉備と同じ戦極ドライバーを取り出して装着した。
アンジュ「あれって劉備のと同じ!」
エンブリヲ「違うのは使うロックシードだ!」
エンブリヲは金のリンゴをモチーフにしたロックシードを取り出した。
劉備「そのロックシードはコウガネの!」
エンブリヲ「変身!」
<ゴールデン!>
<ロックオン!>
<ゴールデンアームズ!黄金の果実!>
エンブリヲは仮面ライダーマルスに変身した。
劉備「マルスだと!?」
マルス「覚悟しろ!」
劉備「くっ!」
アンジュ「劉備!」
劉備はアンジュを守ろうと手を出して後ろに匿った。マルスのソードブリンガーが自分に迫ろうとして覚悟をしたその時・・・。
ブゥン!
劉備・アンジュ・マルス「「「!?」」」
3人の上空からオーロラカーテンが開き、そこから劉備達の要塞基地が現れた。
劉備「あれは!」
アンジュ「劉備達の要塞基地!」
マルス「バカな!何故この空間に!?」
ディケイド「簡単なことだ。」
劉備「曹操!」
そこにディケイド・コンプリートフォームになった曹操が現れた。
ディケイド「斑鳩のヴィルキスには時空跳躍システムが搭載されている。その力と今は余の力であるディケイドの力を合わせて全員で辿り着けたというわけだ。」
マルス「くっ!」
ディケイド「斑鳩、これを・・・。」
アンジュ「・・・!これって私の指輪!」
ディケイド「もう離すのではないぞ。」
アンジュ「・・・ええ。」
バロン「アニキーーーーー!」
バロンとなった張飛を始め、自身の強化フォームに変身した仲間が要塞基地から円盤のような乗り物に乗って駆け付けてきた。
劉備「皆!」
サリア「私達もいるわ!」
アルゼナルのパラメイル部隊やサラマンディーネの龍神器の部隊もやって来た。
アンジュ「来てくれたのね!」
ヒルダ「当たり前だろうが!」
ロザリー「今度こそけりをつけるぜ!」
クリス「終わらせる!」
エルシャ「子供達の未来のためにも!」
ヴィヴィアン「いっくぞーーー!」
サラマンディーネ「私達も力を貸します!ナーガ!カナメ!」
ナーガ「はい!」
カナメ「絶対に勝ちます!」
マルス「次から次へと!」
状況が悪化したことでマルスは旗下のラグナメイルを何体か呼び寄せた。
ディケイド「劉備、奴との決着はお前がつけろ。」
劉備「・・・分かってる。」
<カチドキ!>
<フルーツバスケット!>
劉備「変身!」
<極アームズ! 大・大・大・大・大将軍!!>
劉備は仮面ライダー鎧武・極アームズに変身した。
アンジュ(劉備は私のために戦ってくれている。もう見ているだけなんていたくない!)
アンジュ「ヴィルキス!私に力を貸して!」
ピカーン!
アンジュの思いに応えたのか指輪が光り輝き、それと同時にヴィルキスが現れてアンジュを搭乗させた。
アンジュ「ありがとう、ヴィルキス。」
アンジュが搭乗するのと同時に、彼女は新しいパイロットスーツに着装した。
BGM:JUST LIVE MORE
鎧武「ここからは・・・」
鎧武・アンジュ「「俺(私)のステージだ(よ)!」」
鎧武とアンジュの掛け声と共に旗下のラグナメイルとの交戦が始まった。
バロン「アニキに手を出したことを後悔しやがれ!」
デューク「皆さん、一斉攻撃です!」
斬月・真「おう!」
龍玄「はい!」
<レモンエナジースカッシュ!>
<ドラゴンフルーツエナジースカッシュ!>
<メロンエナジースカッシュ!>
<ブドウスパーキング!>
4人「「「「はっ!」」」」
ドカーン!
それぞれの最大火力の斬撃とドラゴンショットを受けて爆散した。
ゴースト「貴様に未来はない!」
スペクター「今まで行ったことの報いを受けろ!」
ネクロム「行くぞ!」
<チョーダイカイガン!ムゲン!ゴッドオメガドライブ!>
<ゲンカイダイカイガン!ギガオメガドライブ!>
<DAI-TENGAN!NECROM Omegaulord!>
3人「「「はっ!」」」
ドカーン!
それぞれの必殺キックで爆散した。
アギト「決めるぞ!」
G3-X「ええ!」
エクシードギルス「はい!」
アギト「シャイニングライダーキック!」
エクシードギルス「エクシードヒールクロウ!」
G3-X「ケルベロスファイヤー!」
ドカーン!
ディケイド「最後に言っておく!」
ディエンド「我々は・・・。」
ディケイド・ディエンド「「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」」
<FINAL ATTACK RIDE!D・D・D・DIEND!>
ドカーン!
ディケイドとディエンドのディメンションシュートを受けて爆散した。
ナーガ「サラマンディーネ様!」
カナメ「今です!」
サラマンディーネ「成敗!」
サリア「はっ!」
ヒルダ「おりゃ!」
ドカーン!
ヴィヴィアン「行けーーアンジュ!」
ロザリー「やっちまえ!」
クリス「皆の敵を取って!」
エルシャ「アンジュちゃん!」
アンジュ「ええ!ハアアァァ!」
ドカーン!
ヴィルキスの強化された力で最後のラグナメイルが撃墜された。
アンジュ「これは私と劉備の分よ!」
マルス「くっ、あと一歩というところで!」
鎧武「残るはお前だけだ!」
マルス「おのれ!」
<大橙丸!>
鎧武「ふっ!」
ガキィン!
鎧武「まだまだ!」
<ドリノコ!>
鎧武「はっ!」
マルス「くっ!」
ガキィン!
ドリノコをアップルリフレクターで防いだ。
マルス「くらえ!」
鎧武「!!」
<メロンディフェンダー!>
ガキィン!
マルス「なに!?」
対する鎧武もメロンディフェンダーでソードブリンガーを防いだ。
<バナスピアー!>
鎧武「はっ!」
マルス「ぐはぁ!」
鎧武はマルスを徐々に追い詰めていく。
マルス「何故だ!?調律者である私が何故!?」
鎧武「紘汰のように言わせれば、お前はタダの金メッキだ!」
アンジュ「劉備!」
鎧武の隣にヴィルキスから降りたアンジュが並び立った。
鎧武「アンジュ!」
アンジュ「最後は私も一緒に!」
鎧武「ああ!」
<火縄大橙DJ銃!>
<無双セイバー!>
鎧武「ふっ!」
<ロックオン!>
鎧武は火縄大橙DJ銃と無双セイバーを召喚し、その2つを合体させて大剣モードにした後にオレンジロックシードをドライブベイにセットした。
マルス「千年の中から選んでやったというのに! 私の愛を理解出来ぬ女など、もはや不要!」
アンジュ「何が愛よ! キモい髪型でニヤニヤしてて 服のセンスも無くて いつも斜に構えてる恥知らずのナルシスト! 女の扱いも知らない 千年引きこもりの変態オヤジの遺伝子なんて 生理的に絶対ムリ!塵に還れ!私を抱こうなんて一千万年早いわ!」
鎧武「エンブリヲ!お前の理想は自分の意見しか押しつけていない独りよがりの世界だ!皆と力を合わせて支え合いながら平和な未来を築き上げていく・・・それこそが、本当の理想だ!」
マルス「黙れーーーーー!」
BGM:乱舞Escalation
鎧武「アンジュ!」
アンジュ「ええ!」
大剣モードにした火縄大橙DJ銃をアンジュに渡して鎧武はオーバーロードの王であったロシュオの大剣を持って迎え撃った。
鎧武「エンブリヲ!この世から去れ!」
アンジュ「二度と戻ってくるんじゃないわよ!」
鎧武・アンジュ「「はっ!」」
バシュン!
マルス「ぐはぁ!・・・ば、バカな・・・この私がーーーーーー!」
ドカーン!
鎧武とアンジュに斬りつけられたマルスはその場で爆散したのだった。
バロン「やったぜ!」
タスク「やっと終わったんだ。」
サラマンディーネ「長きに渡る因縁が。」
鎧武「・・・うっ。」ドスン
アンジュ「劉備!!」
鎧武が突然片膝をついてアンジュは慌てて駆け寄った。
アンジュ「大丈夫!?」
鎧武「すまない、ちょっと疲れが出てしまった。」
アンジュ「もう、無茶し過ぎ。」
パチパチパチパチ
鎧武・アンジュ「「!!」」
ジュリオ(エボルト)「流石だな、あのエンブリヲを倒しちまうとは。」
ヴィヴィアン「え!?」
サリア「あれは!?」
ヒルダ「ジュリオじゃねぇか!」
ロザリー「どういうことだ!?」
クリス「エンブリヲに殺された筈じゃ!?」
エルシャ「でも口調が違うような。」
鎧武「エボルト!」
ディケイド「なに!?」
ゴースト「エボルトだと!?」
アギト「まさか!?」
サラマンディーネ「エボルト?」
アンジュ「忘れてたわ、こいつのこと!」
ジュリオ(エボルト)「ふふっ。」
<エボルドライバー!>
<オーバー・ザ・エボリューション!>
<コブラ! ライダーシステム! レボリューション!>
<Are you ready?>
ジュリオ(エボルト)「変身。」
<ブラックホール! ブラックホール! ブラックホール! レボリューション!>
<フッハッハッハッハッハッハ!>
ジュリオ(エボルト)は仮面ライダーエボル・ブラックホールフォームに変身した。
エボル「ここからは、俺の番だな。」
アギト「お、おいまさか!」
鎧武「皆!今すぐこの空間から脱出するぞ!」
ディケイド「奴の力に巻き込まれる!」
アンジュ「え!?」
エボル「そういうことだ!」
<Ready Go!>
<ブラックホールフィニッシュ!チャオ!>
エボルがエボルドライバーのEVレバーを回転させると必殺技のブラックホールフィニッシュを発動し、ブラックホールを生み出した。
ナーガ「なっ!」
カナメ「ブラックホール!?」
ゴースト「急げ!」
鎧武達は要塞基地に急いで乗り込み、オーロラカーテンを通じてその空間を脱出した。そしてその空間はエボルによって消滅するのだった。
タスク「何とか脱出できたね。」
鎧武「そうだな。」
脱出した一同はサラマンディーネ達アウラの民がいる世界に辿り着き、緊張が解けたためライダー組は変身を解いた。
孫権「まさかエボルトがいたなんてな。」
陸遜「ひやひやしました。」
アンジュ「ねぇ劉備、そろそろ教えてくれない。あのエボルトって奴は何者なの?」
劉備「・・・エボルトは、数々の星々を滅ぼしてきた地球外生命体なんだ。」
サリア「地球外生命体!?」
孫権「奴はさっきのブラックホールの力で色んな星やそこに住む人々を滅ぼして自分のエネルギーにしてきたんだ。」
ヒルダ「あいつそんなヤバい奴だったのかよ!?」
???「まあ、そういうことだ。」
そこにブラッド族の姿であるエボルトが彼らの前に現れた。
劉備「エボルト!」
呂布「まさか貴様がいたとはな。」
エボルト「俺は今は既に文明が滅びた星だけを吸収してエネルギーにしてきた。そして今から10年前にこの世界に来てな、ノーマっていう理由で部外者扱いしているあの世界をいつ頃滅ぼして吸収しようかと思っていたが・・・。」
曹操「そこに修行のためにやって来た我々の存在を嗅ぎつけたのか。」
エボルト「正解。っで、今まであの世界の住人にバレずに過ごしていたって訳だ。」
サラマンディーネ「どうやって今までバレずに・・・。」
孫権「こいつは自分の遺伝子を操作して様々な人物に擬態できる。」
アンジュ「つまりさっきのジュリオの姿もあんたの擬態だったわけ?」
エボルト「正解!お陰でエンブリヲにも気づかれずにやり過ごせた。まあ、俺がいなかったらお前らもただでは済まなかっただろうな。」
曹操「・・・礼は言わんぞ。」
エボルト「分かってるよ。んじゃ、俺は行く。縁があったら、また会おうぜ。チャオ~♪」
エボルトは身体を液状化させると天高く飛んで行った。
劉備「今回はあいつの気まぐれに助けられたか。」
孫権「ああ。」
曹操「だが次に奴に会う時は敵か味方か分からん。警戒しておいた方がいいだろう。」
呂布「そうだな。」
意外な助っ人に助けられながらもエンブリヲとの決着をつけた一行だった。
劉備「こうしてエンブリヲとの決着は、エボルトの介入で終わりを迎えたんだ。」
数馬「ぶ、ブラックホールを操るって・・・。」
弾「ヤバ過ぎだろ、そのエボルトって奴。」
劉備「後で分かったことなんだけど・・・エボルトはブラッド星という場所に住んでいたブラッド族だったみたいなんだ。」
一夏「ブラッド族。」
呂布「そのブラッド星を、エボルトの兄にしてブラッド星の王であったキルバスが滅ぼしてしまったらしい。」
千冬「なっ!」
真耶「自分の母星を!?」
ラウラ「何故そのようなことを!?」
劉備「エボルトから聞いた話じゃ・・・キルバスは破滅型の快楽主義者で、破壊衝動に駆られて自分の星を滅ぼしたみたいなんだ。」
鈴「何それ怖いんだけど;」
呂布「エボルトは命からがら、ブラッド星の源だったパンドラボックスを奪って逃走したそうだ。」
劉備「そこからは皆の聞いての通りさ。」
刀奈「彼にも事情があったのね。」
簪「でもだからといって他の生命体を滅ぼしていい理由にはならない。」
アンジュ「まあ、いつ襲ってきたとしても返り討ちにしてやるけどね!」
劉備「そんなこんなで全てが終わった後、いよいよアンジュ達の世界から旅立つ時がきた。」
そして遂にアンジュ達の世界との別れの時がやってきた。
つづく