インフィニット・ドライブ   作:鉄壁拡散

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因縁と強まる絆

文化祭のシンデレラのとは思えない劇に翻弄されながらも一夏と簪はロッカーが沢山あるアリーナの更衣室に逃げ込んだ。しかし安心したのも束の間、一夏達に接触してきた巻紙礼子が現れ、最初とは違う雰囲気で一夏に襲い掛かってきた。だが自身の専用機を纏ったアンジュがリュウトとリョウセンを抱えて一夏を守った。そして礼子は自身をオータムと名乗り、[[rb:亡国機業 > ファントム・タスク]]のエージェントと正体を明かした。それを聞いて一夏はその組織は2年前のモンド・グロッソで自分を誘拐した組織と仲間達に打ち明けた。

 

リョウセン「こいつが!」

 

リュウト「2年前のモンド・グロッソで一夏を誘拐した組織の仲間!?」

 

簪「本当なの!?」

 

一夏「ああ。俺を誘拐した連中がそう言ってたのをこっそり聞いたからな。」

 

オータム「ちっ、あいつらペラペラと。」

 

アンジュ「っで、その組織のあんたがこんな所に何しに来たわけ?」

 

オータム「決まってんだろ、そいつら3人の専用機を頂きに来たんだよ!」

 

簪「一夏達の?」

 

オータム「とっとと片付けさせてもらうぞ!」

 

オータムが光に包まれると、専用機を展開した姿になっていた。

 

リュウト「蜘蛛?」

 

リョウセン「なんとも異形だな。」

 

オータム「こいつはその名の通りアラクネ、アメリカ強奪した俺の専用機さ!」

 

アンジュ「奪っといて自分のものにするなんて、趣味悪いわね。」

 

オータム「テメェらを殺して専用機を頂くぞ!」

 

刀奈「それはできないわ。・・・一夏君は私達の大切な人なんだから。」

 

オータムが振り返ると刀奈がいつの間にかいた。

 

一夏「楯無さん!」

 

簪「お姉ちゃん!」

 

オータム「テメェどうやってここに!?」

 

刀奈「さあ、どうやってかしらね。」

 

刀奈は専用機を展開して素早く一夏の元に駆け寄りドライブドライバーを渡した。

 

刀奈「はい、一夏君。」

 

一夏「ベルトさん。」

 

クリム「一夏・・・エンジンの調子は、どうだい?」

 

一夏「ああ、トップギアだ。・・・ひとっ走り付き合えよ。」

 

クリム「OK!」

 

リュウト「それじゃ俺達も!」

 

リョウセン「ああ。」

 

リュウトとリョウセンは擬人化を解いて劉備と呂布に戻った。

 

オータム「な、何だテメェらは!?」

 

劉備「一夏の・・・。」

 

呂布「頼れる仲間とだけ言っておこう。」

 

劉備・一夏・呂布「「「変身!」」」

 

<オレンジアームズ!花道・オンステージ!>

 

<DRIVE!Type-SPEED!>

 

<カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!Go Go Go!>

 

3人は同時に仮面ライダーの変身アイテムを装着して劉備は鎧武、一夏はドライブ、呂布はゴーストに変身した。

 

オータム「な、テメェらは噂の!」

 

オータムは目の前の3人が噂になっている謎の3人組になったことに驚いた。

 

鎧武「ここからは俺達のステージだ!」

 

ドライブ「行くぜベルトさん!」

 

クリム「OK!Start Your Engine!!」

 

ゴースト「命、燃やすぜ!」

 

簪「私も!」

 

簪も打鉄弐式を纏った。

 

簪「準備OKだよ!」

 

刀奈「じゃあ、行くわよ!」

 

アンジュ「ええ!」

 

 


 

 

真耶『緊急事態発生!緊急事態発生!未確認ISが学園に侵入!』

 

真耶は刀奈の連絡を受けて緊急アナウンスをアリーナ全体に流した。

 

真耶『専用機持ちは、直ちにISを展開! 一般生徒及び、来客の避難誘導と、周囲の警戒を行ってください!』

 

鈴「もう!これで何回目よ!」

 

ラウラ「文句を言うな、師匠と兄上も事件はどんな時もいつ起こるか分からないと言っていたからな!」

 

シャルロット「一夏、大丈夫かな?」

 

箒「劉備と呂布もいるのだ、心配要らない。」

 

別の所ではセシリアと虚が来客の避難誘導を行っていた。

 

セシリア「皆さん、こちらです!」

 

虚「慌てずにゆっくりと!」

 

セシリア「数馬さん、こちらは任せて貴方は!」

 

数馬「分かった!」

 

弾「虚さん、妹を頼みます。」

 

虚「はい。」

 

蘭「お兄。」

 

弾「心配するな。」

 

セシリア「さ、早く。」

 

弾と数馬は周りに人が居なくなったのを確認するとマッハドライバー炎を装着した。

 

数馬「早く一夏と合流しないとな。」

 

弾「ああ。」

 

<Signal Bike!>

 

弾「Let's・・・。」

 

弾・数馬「「変身!」」

 

<Rider!>

 

<MACH!>

 

<CHASER!>

 

マッハ「さて、行くか!」

 

チェイサー「ああ!」

 

 

虚「オルコットさん、貴方も彼らの援護に!」

 

セシリア「はい!」

 

セシリアは一通り避難誘導を終えるとブルー・ティアーズを纏い、一夏達の援護に向かった。

 

 


 

 

オータム「オラオラオラオラ!」

 

鎧武「おっと!」

 

ゴースト「ふっ!」

 

ドライブ「っと!」

 

簪「滅茶苦茶!」

 

刀奈「意外に乱暴なのね。」

 

アンジュ「どっかの誰かさんを思い出すわね!」

 

アリーナの更衣室ということもあってオータムがアラクネから放つレーザーを狭い故に躱すのが精一杯だった。

 

鎧武「場所が悪すぎるな。」

 

ゴースト「だったら広い戦いやすい場所に移す以外ないな。」

 

ドライブ「それなら簪!」

 

簪「うん!打鉄弐式!タイプテクニック!そしてギアチェンジ!ファイヤーブレイバー!」

 

オータム「なに!?」

 

簪「やっ!」

 

ギュイーン!

 

タイプテクニックにチェンジした後ファイヤーブレイバーのラダーエキスパンダーでオータムを捕えた。

 

オータム「うわ!?これで俺を捕まえたつもりか!!」

 

刀奈「簪ちゃんだけじゃないわ!」

 

アンジュ「私達がいることも忘れないでよね!」

 

刀奈がミステリアス・レイディのナノマシンで構成した水をオータムに放つとアンジュがヴィルキスの凍結バレット発射ガンで氷漬けにした。

 

オータム「な、なんだと!?」

 

ゴースト「今だ!」

 

<ダイカイガン!オレ!オメガドライブ!>

 

<オレンジスカッシュ!>

 

HISSATSU( ヒッサーツ)!FULL THROTTLE!SPEED!>

 

鎧武・ドライブ・ゴースト「「「はっ!」」」

 

オータム「どわぁ!?」

 

鎧武の無頼キック、ドライブのスピードロップ、ゴーストのオメガドライブ オレを受けたオータムは先程のシンデレラの舞台に放り出された。

 

ドライブ「よし!」

 

鎧武「ここなら遠慮なく戦える!」

 

ゴースト「ああ、丁度ナイスタイミングで来たようだな。」

 

マッハ「よ!」

 

チェイサー「待たせた!」

 

ドライブ「弾!数馬!」

 

デューク「全員揃ったようですね。」

 

鎧武「孔明!」

 

スペクター「遅れてすみません。」

 

ネクロム「避難誘導に時間がかかってしまってな。」

 

ゴースト「問題ないぞ、張遼、貂蝉。」

 

続々と仲間達が集まる。そこから離れた所に避難誘導を終えた箒達がやって来る。

 

鈴「あいつね、侵入者っていうのは。」

 

シャルロット「みたいだね。」

 

ラウラ「師匠達を甘く見ていたようだな。」

 

箒「良かったな一夏。」

 

セシリア「遅れてすみません!」

 

シャルロット「セシリア!」

 

ラウラ「問題ない。」

 

 

オータム「くっ、まだいたのかよ。」

 

ドライブ「そうだ、本来なら産まれる筈のなかった俺にできた仲間だ!」

 

オータム「っ!テメェまさか!」

 

 

セシリア「え?」

 

鈴「本来なら産まれる筈のなかった?」

 

ラウラ「どういうことだ?」

 

シャルロット「一夏。」

 

箒「・・・。」

 

 

アンジュ「劉備、どういうことなの?」

 

鎧武「一夏は普通の人間じゃないんだ。」

 

ゴースト「こいつはプロジェクト・モザイカ、別名織斑計画によって誕生した。」

 

デューク「プロジェクト・モザイカ?」

 

ネクロム「なんだそれは?」

 

鎧武「そのプロジェクトは遺伝子操作によって意図的に『最高の人間』を造り出すためにある謎の組織が計画した一大プロジェクトなんだ。その中で1000体目で初めての成功体が千冬なんだ。」

 

ゴースト「そしてそのデータを基に量産に適して生み出されたのが織斑だ。つまり織斑は織斑千冬を基にして誕生した試験管ベビーだ。」

 

スペクター「なんと!?」

 

 

セシリア「一夏さんが!?」

 

鈴「うそでしょ。」

 

ラウラ「バカな!」

 

箒・シャルロット「「・・・。」」

 

 

オータム「・・・へっ、だったらいいこと教えてやるよ。」

 

ドライブ「・・・?」

 

オータム「そのプロジェクトを計画したのは・・・俺達亡国機業さ!」

 

ドライブ「・・・!」

 

アンジュ「あんた達が!」

 

オータム「感動の再会ってやつだな。それで、自分の真実を知って絶望したか?」

 

ドライブ「・・・確かに2年前のモンド・グロッソの時に俺は絶望したさ、生きている価値なんてないくらい。」グググ

 

 

 

非常用作戦室

 

真耶「織斑君。」

 

千冬「・・・。」

 

非常用作戦室でその様子を見ていた千冬達もその様子を静かに見守っており、千冬は何とも言えないくらい言葉が出なかった。

 

 

ドライブ「だけどあの時劉備と呂布、そしてベルトさんに出会わなかったら俺はこんなに恵まれなかった。だからこそ俺はそれに報いるためにISによる今の社会を変える!そして劉備と呂布を超えるような戦士になる!それが俺が生きる意味だ!」

 

ネクロム「奉先を超えるか。」

 

スペクター「大きく出たな。」

 

オータム「ほざけ!」

 

鎧武「ふ!」

 

ゴースト「は!」

 

バシュン!

 

オータム「ぐはぁ!?」

 

オータムがドライブに斬りかかろうとしたが、その前に鎧武が大橙丸を合体させてナギナタモードにした無双セイバー、ゴーストがブレードモードにしたガンガンセイバーで反撃した。

 

ドライブ「劉備、呂布。」

 

ゴースト「何でもかんでも1人で抱え込むな。」

 

鎧武「君は1人じゃない、俺達がついている。」

 

チェイサー「そうだぞ一夏。」

 

マッハ「もっと俺達を頼れ。」

 

ドライブ「弾、数馬。」

 

簪「私やお姉ちゃん達もいるよ。」

 

刀奈「いつでも相談に乗ってあげるから。」

 

ドライブ「簪、楯無さん。」

 

アンジュ「こんなにも沢山仲間がいるんだからね。」

 

ドライブ「アンジュさん。」

 

オータム「くそ!(けど、少し安心したぜ。)」

 

 

鈴「そうね、あいつがどうであれ一夏は一夏だもの!」

 

ラウラ「ああ。」

 

セシリア「そうですね。」

 

シャルロット「僕も一夏のために頑張る!」

 

箒「ああ!(生まれがどうであれ、私はお前が好きだぞ、一夏。)」

 

 

鎧武「それじゃ、一夏の礼をしてやらないとな!」

 

ゴースト「ああ。」

 

<カチドキ!>

 

<ロックオン!>

 

<ソイヤッ!カチドキアームズ!いざ、出陣! エイ・エイ・オー!>

 

鎧武はカチドキアームズに換装した。

 

アンジュ「カッコいいわよ、劉備。」

 

刀奈「これがカチドキアームズ。」

 

ゴースト「ふっ!」

 

<グレイトフル!ガッチリミーナー!コッチニキナー!ガッチリミーナー!コッチニキナー!>

 

ゴースト「変身!」

 

<<ゼンカイガン!ケンゴウハッケンキョショウニオウサマサムライボウズニスナイパー!ダ~イ~へ~ンゲ~~!!>

 

アイコンドライバーGを装着してゴーストはグレイトフル魂に変身した。

 

マッハ「うお!」

 

チェイサー「眼魂が全部呂布に!」

 

ゴースト「これこそが15の英雄の眼魂の力が宿った姿、グレイトフル魂だ!」

 

ドライブ「すげぇ!」

 

簪「一夏、これを!」

 

ドライブ「ん?」

 

簪はドライブに青い車体のF1マシン型のシフトカー、《シフトフォーミュラ》を渡した。

 

ドライブ「シフトフォーミュラ!」

 

簪「いつでも使えるよ!」

 

ドライブ「よしベルトさん、ひとっ走り付き合えよ!」

 

クリム「OK!」

 

ドライブはイグニッションキーを回して、シフトフォーミュラをシフトブレスに装填した。

 

<DRIVE!Type-FORMULA!>

 

ガコン!

 

ドライブは頭部が黄色いメット、胸部がフロントウイングやカウルで覆われ、白と青のツートンカラーをメインカラーとしたレーシングカーのような姿となり、左右の腕部フェアリングアームガードにフォーミュラタイヤが装着された。

 

チェイサー「あれが新しいドライブか。」

 

マッハ「F-1カーみたいだ。」

 

ドライブ「行くぜ!」

 

 

BGM:Rise Up Your Flag

 

鎧武「先ずは俺だ!」

 

鎧武は背中のカチドキ旗を手に取った。

 

オータム「そんなもので勝てると思ってるのか!?」

 

鎧武「おりゃ!」

 

オータムが両手を前に突き出すとアラクネから蜘蛛の糸のようなものが現れたが、鎧武が旗を大きく振り回すと糸は衝撃波の渦に巻き込まれ炎上してしまった。

 

オータム「なんだと!?」

 

デューク「炎には弱かったようですね。」

 

<レモンエナジー!>

 

デューク「はっ!」

 

オータム「ぐっ!」

 

畳み掛けるようにデュークがソニックボレーでオータムを攻撃してアラクネの脚部ブレードの1つを破壊した。

 

オータム「一撃かよ!」

 

簪「私達がいることも!」

 

アンジュ「忘れてもらっては困るわ!」

 

簪「ギアチェンジ!ロードウィンター!」

 

アンジュ・簪「「はっ!」」

 

カチコチ!カチコチ!

 

ヴィルキスの凍結バレット発射ガンとロードウィンターの力でオータムは再び凍り付いた。

 

オータム「また氷かよ!」

 

スペクター「ふっ!」

 

ネクロム「はっ!」

 

オータム「がっ!」

 

スペクターとネクロムがガンガンハンドとガンガンキャッチャーでオータムを更に動きを止めた。

 

ゴースト「来い、ムサシ、ロビンフッド!」

 

ムサシ!ロビンフッド!デルデルデル~ゾ~!ラッシャイ!!

 

ゴーストはアイコンドライバーGからムサシとロビンフッドの偉人ゴーストを召喚した。

 

ゴースト「行くぞ!」

 

ムサシ・ロビンフッド「「おう!」」

 

剣豪!アロー!オメガフォーメーション!

 

ゴースト・ムサシ・ロビンフッド「「「はっ!」」」

 

オータム「どわぁ!?」

 

ゴーストのサングラスラッシャーとムサシのガンガンセイバー二刀流モードの斬撃とロビンフッドのガンガンセイバーアローモードの光矢を同時に受けてオータムは吹っ飛ばされた。

 

オータム「くそ、なんてパワーだ!」

 

刀奈「大人しくお縄についた方が身のためよ。」

 

オータム「誰がするか!」

 

オータムは不利と悟ったのか撤退しようとした。

 

ドライブ「逃がすか!」

 

マッハ「スピードは!」

 

チェイサー「俺達が上だ!」

 

ビュンビュンビュン!

 

オータム「がっ!くっ!くそ!」

 

ドライブ、マッハ、チェイサーが持ち前のスピードを駆使してオータムを翻弄して動きを封じる。

 

ドライブ「はっ!」

 

マッハ「おらぁ!」

 

チェイサー「ふっ!」

 

オータム「くそ、このガキ共が!」

 

ドライブ「お前は俺達を甘く見過ぎていたようだな!」

 

鎧武「これで決めるぞ!」

 

<ロックオン!>

 

ゴースト「ああ!」

 

ムサシ!エジソン!ロビンフッド!ニュートン!ビリー・ザ・キッド!ベートーベン!ベンケイ!ゴエモン!リョウマ!ヒミコ!ツタンカーメン!ノブナガ!フーディーニ!グリム!サンゾウ!

 

<ゼンダイカイガン!>

 

剣豪!電動!アロー!リンゴ!カウボーイ!巨匠!無双!怪盗!ダゼヨ!女王!大王!武将!脱走!読書!僧侶!

 

<全員集合!>

 

ドライブ「おう!」

 

HISSATSU( ヒッサーツ)!>

 

<カチドキチャージ!>

 

鎧武「おりゃあ!」

 

<グレイトフル!オメガドライブ!>

 

<FULL THROTTLE!FORMULA!>

 

ゴースト・ドライブ「はああああああああ!!」

 

ドゴーン!

 

オータム「のわあああああああ!?」

 

鎧武の火縄大橙無双砲を正面から受け、ゴーストのオメガドライブ グレイトフルとドライブのフォーミュラドロップの追撃を受けてオータムは戦闘続行不可能まで追い詰められた。

 

オータム「くそ!」

 

ラウラ「そこまでだ!」

 

オータム「!」

 

箒「観念しろ。」

 

シャルロット「無駄な抵抗はしない方がいいよ。」

 

セシリア「もう虫の息ですわ。」

 

鈴「どうする?」

 

箒達に包囲されオータムは何も抵抗することはできなかった。

 

ゴースト「・・・!これは・・・!」

 

刀奈「皆避けて!」

 

ドカーン!

 

ゴーストと刀奈が何かの殺気に気づくと即座に箒達はオータムの場から離れた。上空からその場に薄い紫の細い無数のレーザー光線が降り注がれた。全員が上を見ると蝶を彷彿とさせる謎のISがいた。

 

鎧武「何だあれ?」

 

ドライブ「セシリアのブルー・ティアーズに似てるけど・・・。」

 

セシリア「あれはまさか・・・サイレント・ゼフィルス?」

 

ゴースト「サイレント・ゼフィルス?」

 

チェイサー「知ってるのか?」

 

セシリア「はい。本国で開発されたブルー・ティアーズの後継機です。何らかの形で強奪されたって聞いてますが・・・。」

 

オータム「Mか!」

 

ゴースト「エム?」

 

鎧武「仲間か?」

 

アンジュ「あれも亡国機業が強奪したってことね。」

 

M「・・・。」

 

ドライブ「あいつ、俺を見ている?(それになんかどこかで・・・。)」

 

M「・・・オータム、スコールからの命令だ。撤退するぞ。」

 

ドライブ「・・・!(あいつ、まさか!)」

 

アンジュ「ん?」

 

簪「一夏?」

 

オータム「チ、仕方ねぇ!」

 

オータムはアラクネからコアを抜き取ると、Mと呼ばれた人物に素早く回収されるとアラクネは光を放ち始める。

 

スペクター「まさか!」

 

ネクロム「自爆させる気か!?」

 

鎧武「皆離れろ!」

 

ドカーン!

 

鎧武が声を掛けた瞬間、アラクネはとうとう爆発した。全員がアラクネの近くにいたため爆発に巻き込まれてもおかしくはなかったが、爆煙が晴れていくにつれてまるでドーム型の噴水の様に、水が上から下へと流れ落ちて行っている光景が現れた。

 

刀奈「皆大丈夫?」

 

箒「はい。」

 

簪「うん。」

 

シャルロット「なんとか。」

 

アンジュ「劉備、怪我はない?」

 

鎧武「大したことはない。」

 

マッハ「間一髪だったな。」

 

チェイサー「ああ。」

 

ドライブ「奴らは?」

 

辺りを見回したがどこにもいなかった。

 

鈴「いないわ。」

 

ゴースト「逃げられたようだな。」

 

ラウラ「はい。」

 

セシリア「そうですね。」

 

スペクター「だが何れまた現れるだろうな。」

 

ネクロム「私もそう思うぞ。」

 

クリム「こちらもその時に備えて対応しなければならない。」

 

ドライブ「・・・。」

 

鎧武「一夏?」

 

ゴースト「どうした?ボーっとして。」

 

ドライブ「・・・いや、なんでもない。」

 

クリム「?」

 

新たな強敵に戦慄する中、ドライブだけはサイレント・ゼフィルスの人物が気になる一方だった。

 

つづく

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