千冬と和解した一夏は今、仲間達と織斑家の掃除をしていた。
一夏「すまない2人共、手伝ってくれて。」
呂布「気にするな。」
劉備「俺達は仲間なんだしいいよ。」
劉備と呂布と一夏はゴミ出しをしていた。そして織斑家に戻ろうとした瞬間
???「一夏?」
???2「本当に一夏なのか?」
一夏にとって聞き覚えのある声がした。全員が声のした方向を向くと一夏の懐かしい友がいた。
一夏「弾、数馬?」
弾「やっぱり一夏じゃねぇか!」
確信した弾は一夏に駆け寄る。
一夏「ひ、久しぶりだな。」
弾「久しぶりじゃねえだろ! 心配させやがって!」
劉備「一夏、彼らは?」
一夏「ああ、2人は俺の友達だ。」
劉備「一夏の友達?」
数馬「アンタ達はもしかして、一夏と戦っている仮面ライダーの2人?」
一夏「え?」
呂布「き、貴様何故それを!?」
劉備「まさか!?」
呂布と劉備は警戒態勢を取る。
弾「安心してくれ、俺も知っているし、俺達は味方だ。」
数馬「その証拠を見せるよ。」
すると弾と数馬はポケットから白と黒のミニバイクを取り出した。
一夏「ミニバイク?」
劉備「それはシグナルバイク!?」
呂布「何故貴様らがそれを!? まさか!?」
弾「そっ、俺達もライダーとして戦うことになったんだ。」
一夏「弾達も!?」
数馬「説明は一夏の家でするよ。一夏、千冬さんにはお前のこと話したのか?」
一夏「ああ、さっき仲直りしたばかりで2人と家の片付けをしていたところだ。」
弾「そうか。良かったな。」
5人は織斑家に向かった。
弾と数馬が来た時千冬は少し不安がったが一夏が大丈夫だと言って励まされた。千冬も2人が仮面ライダーとして戦うことになったことは勿論驚いた。因みに家の中は完全に綺麗になった。
劉備「改めて俺は劉備、仮面ライダー鎧武だ。」
呂布「俺は呂布、仮面ライダーゴースト。」
クリム「私は一夏がドライブに変身する為のベルト、クリム・スタインベルトだ。呼びにくければベルトさんと呼んでくれ。」
箒「一夏の幼馴染の篠ノ之箒だ。」
弾「次は俺達だな。俺は五反田弾、一夏の中学時代の友達だ。」
数馬「俺は御手洗数馬、一夏と弾の旧友だ。」
クリム「ところで2人とも、そのシグナルバイクを何処で手に入れたのだ?」
弾「マッハっていう前の仮面ライダーの変身者から受け取ったんだ。」
劉備「前のマッハの変身者って!?」
呂布「詩島剛か!?」
弾と数馬は無言で頷く。
数馬「一夏がいなくなって千冬さんがドイツから帰国した後かなりショックを受けてさ、その時弾の奴が一夏を見捨てたと思って頭にきて千冬さんをぶん殴ったんだ。」
劉備「えっ!?」
一夏「マジ?」
弾「おい、数馬!」
千冬「気にするな、あれは私の罰でもある。」
箒「千冬さん。」
数馬「それから一夏がいなくなった数ヶ月が過ぎた後のことだ。」
回想
数馬「弾、ちょっとは落ち着いたか?」
弾「ああ。あんなことをしたとしても一夏は戻って来ない、それぐらいは分かっている。正直頭に血が昇ってた。」
すると
弾「うわあっ!?」
数馬「な、何だ!?」
2人が突然光に包まれた。光が晴れると不思議な場所にいた。
弾「何処だここ?」
???「よっ、よく来たな。」
白いジャケットを着た青年が現れた。
弾「アンタは?」
剛「俺は詩島剛、仮面ライダーーーーマッハだ!」
シ---ン しばしの沈黙。
剛「なんだよ乗りが悪いな(汗」
弾「あ、すんません。」
数馬「って仮面ライダー!?」
剛「遅えよ(汗」
弾「何で俺達をここに?」
剛「これを見てくれ。」
一夏がドライブになる瞬間と自分の真実、劉備と呂布が一夏と一緒に戦う今までの映像が流れた。
弾「一夏の奴生きていたのか。」
数馬「しかも噂の謎の三人組の1人が一夏で三国志の人物の名前のガンダムとトールギスの仲間といたなんて。」
剛「俺がお前達の前に現れたのは俺と俺のダチの力を授けるためだ。だがお前達はダチとしてあいつと共に戦う覚悟はあるのか?」
弾「・・・・あるさ!」
剛「!」
弾「一夏が作られた奴だっていうのは驚いたけど、あいつはあいつだ。俺達の友達に変わりはねぇ!」
数馬「ああ、俺も同じ気持ちだ!」
剛「そうか。それならこいつを安心して渡せるな。」
剛は弾にシグナルマッハ、数馬にシグナルチェイサーを渡した。
剛「変身にはもう一つアイテムがいるがそっちはあいつらと合流した時に貰え。」
数馬「あ、はい(何で一緒に持っていないんだ。)(汗」
剛「だが一つ約束してほしい。」
数馬「約束?」
剛「俺は戦いでダチを救えなかった。お前らはちゃんと自分のダチを救え!」
弾「! ああ!」
数馬「勿論だ!」
2人再び光に包まれて元の場所に戻った。
弾「頑張らないとな。」
数馬「ああ。」
回想終了
千冬「そんなことが。」
劉備「つまり君達が俺達を知っていたのは(汗」
呂布「詩島の仕業ということか。」
呆れたように呟いた。だが一夏は複雑だった。
一夏「弾、数馬。・・・俺本当は2人を巻き込みたくなかった。箒の時も様子を見に来たらすぐに立ち去るつもりだった。」
箒「!? それで篠ノ之神社に。」
弾「一夏、俺達は迷惑だなんて思ってねぇよ。」
数馬「俺達は自分の意志で戦うって決めたんだ。今度こそ力になるよ。」
一夏「ありがとう、2人共。」
劉備「一夏はこんなにも友に恵まれていたんだな。」
呂布「ああ。」
劉備と呂布は静かに見守る。
千冬「すまない五反田、御手洗。私は」
弾「俺はもう怒ってないよ、千冬さん。」
数馬「血の繫がりがなくてもアンタは一夏を大切に思っているのは分かっているから。」
千冬「ありがとう。」
劉備「まあ兎に角、弾と数馬の変身アイテムは明日渡すとしよう。」
呂布「そうだな。今日はもう遅い。」
一夏「これからよろしくな。弾、数馬。」
弾「ああ。」
数馬「こっちこそ。」
それから一夏達はいろいろ雑談した後解散した。
翌日、一夏と劉備と呂布は弾と数馬、千冬と箒をドライブピットに連れて来ていた。
劉備「これが弾と数馬専用のドライバー、マッハドライバー炎だ。言いにくかったらマッハドライバーと呼んでくれ。」
劉備は弾と数馬にマッハドライバー炎を渡した。
呂布「実際に使って変身してみろ。」
弾と数馬が互いの顔を見て頷き合うとマッハドライバー炎を装着した。
マッハドライバー炎<Signal Bike! Rider!>
弾と数馬はシグナルライディングパネルにシグナルマッハとシグナルチェイサーを装填した。
弾「Let's!」
弾・数馬「「変身!」」
マッハドライバー炎<MACH! CHASER!>
弾は仮面ライダーマッハ、数馬は仮面ライダーチェイサーになった。
チェイサー「すげー!」
マッハ「追跡! 撲滅! いずれも…マッハ! 仮面ライダー…マッハ! いい絵撮れたでしょう?♫」
シ---ン
千冬「五反田、何だ今の名乗りは?(汗」
マッハ「いや、何故か勝手に(汗」
箒「そういえば、一夏達が変身した時の『ここからは俺のステージだ!』や『命、燃やすぜ!』、『ひとっ走り付き合えよ!』は何なのだ?」
劉備「あれは前の変身者が言ってたやつなんだ。」
呂布「変身すると俺達は当時の奴の性格となってあの台詞を言ってしまうのだ。」
チェイサー「じゃあ、今弾が言ったのは(汗」
劉備「前の変身者、つまり剛の決め台詞だ。」
呂布「兎に角これからビシビシ鍛えていくから覚悟しておけ。」
マッハ「えーー(汗」
チェイサー「まあまあ。」
こうして一夏に新たな仲間が加わった。彼らの戦いはまだまだ続く。
つづく