百足神   作:岩床体

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ちょっとアブノーマルになるかもしれない初め

明けましたおめでとうございます


は(壊して性癖。刷り込んで愛情。掌握されて歓喜)

オオムカデの生態の1つに、子守りの習性がある

 

 

"卵を身体と脚で(くる)み、初齢幼生まで世話をする"という子守りの習性が

 

なんでこういう話をするかと言うと

 

 

 

 

「いい子いい子。お前は私の物だよ〜。ふふふふ」

酒を飲んで酔っ払った香夜さんに身体を包まれているから、頭を撫でられているから、耳元で甘い言葉を流し込む様に囁かれているから、反対の耳を偶にコリコリと指でいじられたり、耳に指を優しく出し入れされるから

 

身長差によるものなのか、顔の上半分が彼女の胸に包まれている。

 

 

 

ほんのり冷たいムカデ部分の腹。柔らかく、しかし弾力のあるそれと脚でしっかり掴まれている感触がとても心地好い。それに対するように、上半身は非常に温かく、安心できる。何故か久しく感じる人肌の温もり。偶に首の辺りを噛まれるが、その仄かな痛みもじんわりとした優しい快楽に繋がっている

 

自分の肉体を掌握され、精神を侵蝕されている感覚が強烈な多幸感と安心感をもたらしている

「香夜しゃんしゅきぃ」

思考能力が著しく低下して思ったことをただそのまま伝える

 

好意を口に出して伝えないと、という義務感にとらわれていた

 

 

 

「ふふふ。男がそんな声を出して恥ずかしくないのかい?宗染」

そう女声低音(アルト)で囁き、耳朶を優しく噛む

「ひぁっ... あっ…あ"〜〜…」

表情筋は緩みきり、足と腕の骨格筋も活動を放棄してされるがままになっている

 

口の端から涎が垂れていた

 

「ちょっとセロトニン入れすぎたかも…。まぁ、甘えてくれるなら良いか。」

 

 

祖父の葬式が終わり、下宿先に帰った日の夜に襲われ、強引だが優しく犯され、童貞を卒業した。

 

首の見える所にがっつり噛み跡が残っている。

それが昨日の夜

 

治ったそこを偶に細く美しい指でなぞられると背筋にぞわぞわとした快感が走る

 

 

 

 

頭がほわほわと気持ち良くなり何も考えられなくなっていった

 

 

もちろん美味しく頂かれた。感情には幸福しか残っていない。

 


そんなこんながあったが学生である

 

という事で明日は大学へ行かねばならない

 

「ふむ、大学か。弁当作るから持っていけ。」

休みの日に食べたご飯が美味しかったのでとても楽しみだ

 

「んっ。」

何かを期待するような顔で見つめてくる

 

「行ってきます」

 

軽くキスをしてドアを開けようとすると

 

 

 

「ちょっと待て。所有印付けないとお前が心配だ」

 

「変な虫が付くかもしれないからかい?」

独占欲が強いのは良いなぁ

「まぁ、それもあるが私を感じて欲しくてな…えへへ」

 

なんだこのかわいいいきもの

 

 

 

「ちょっと失礼するよ。」

 

そう言って優しく咬む

それと同時に内転筋近位部、乳首の当たりを優しく刺激してくる

「んっ…あんっ…ここ…玄関なのに…っ///」

咬みつかれた場所から段々と身体中を掌握されていくような感覚が広がり、ちょっとよがってしまう。

 

 

駅まで久しぶりに全力で走った


 

 

なんやかんやあって大学に到着

 

電車に揺られているうちに疲れはある程度落ち着いた

教室に入る

「おはようさん。ほれ、休んでた時の講義内容な。」

 

「おはようごぜーまふ。助かるわぁ。ありがとうね。」

 

友人から休んでいた時の講義内容を書いたノートのコピーを貰い、雑談に興じる。

 

「講義で一緒になった先輩が…」

「いやなんでそうなる。バチバチいって空中放電するってどういう事だよ。普通の人間だろ?」

「ほら、先輩着てるのがえらく静電気が発生し易い組み合わせでな…」

「なるほ。」

 

とか

 

 

「牡蠣食べたい」

「儂も。焼き牡蠣とか食いてー」

 

とか話してるうちに

『おはよー。今日の講義始めるよー。今日は異形種と人間の関係を考えて貰うよー。』

 

異形種。香夜さん的なやつ。下半身だけだったり、人間型に特徴が少し混ざっていたりする。存在する人数が人型種よりちょっと少ないが、日本は法律整備がきちんとなされていて、差別等も少ないので、生きやすいらしい。老人の方が差別するのではと思われるが、土地神様はそんな姿形をしているので、土地への愛着がある人は土地神様とよく触れ合う場合が多いので、異形種は好かれている。ちなみに、種族的マイノリティと表現する方が適切とされている、教授は、生徒が自主的に種族的マイノリティと言う表現を使うのを促すためにわざと異形種と言っている。と質問しに行った時に語っていた

 

『ちょっと質問だ、昔から異形種と人型種の婚姻譚はあるが、現実ではほぼ存在しないのは何故だと思う? うーん。じゃあ、蚣ヶ野(コウガヤ)。自分の率直な意見を言ってくれ。あと2人当てるから、そのつもりで。』

困った…

「はい。えー。種族固有の性質や、寿命、住居の改装。それに伴う金銭的余裕の消失。周囲の異物を見るような目。などでしょうか。また、老人より若者の方が異形種への理解や友好関係を築けていないのではと考えております。種族的マイノリティの方々には、人より優れた性質を持つ存在が居ます。太古より、人はソレを守り神として崇拝したり、神社に祀ったりしてきましたし、その祀られている神である種族的マイノリティの方々との婚姻譚も事実としてありました。しかし、科学技術の発展により、神の概念は曖昧模糊とし信じられる事も減り、それに伴い種族的マイノリティの方々への信仰、興味、崇拝が薄れて行き混ざるようになり、いつからか、異形種は近くに居るが、人とは明らかに異質な存在として婚姻や恋愛の対象としては受け入れられないとなっていき。今の状態になったのでは。と考えております。」

 

『ふむふむ。成程。確かに異形種への偏見等は減っているが、存在するのは事実だね。そして異形種の事を種族的マイノリティと名称を変えている事も非常に良いと思うよ。うん。かなり理解出来ているんじゃないかな。でも後半はあまり必要では無いと思…いや、自分の意見を言えと言っているのだから受け入れなきゃ教授として失格ですね。すまない。では、次は……』

 

いきなり当てられたので頭の中がこんがらがってしまい良く分からない事を言っていたので、反省しないといけない。我が心は遊動。

 

あまり彼女(香夜)のことは周囲にバレないようにしなくてはいけないと直感的に思う

 

 

 

授業はいつも通り恙無く進行し、終了した

 

『次の講義では種族的マイノリティの方々に話を聞く、と言う実習みたいな事をするので、質問したい事を考えてくるように。それでは、本日の講義を終了します。お疲れ様でした。』

[[[ありがとうございました]]]

 

午後の講義も受け、あとは帰るだけである

「宗染!スマンがちょっと助けてくれ!」

 

友人に呼び止められる

彼にはノートのコピーをしてくれた恩があるので

「犯罪に関われっていう事以外なら助けるぞー」

 

「ありがてぇ!実はな、合コンの人数が足りなくてな。お前の分の金は払うから出てくれないかな…」

 

困ったぞ。

香夜になんて説明しよう。

 

「ちょっとマテ茶。嫁様に伺う。無理だったらすm『嫁ェ!?』…うむ。自慢の嫁様だよ。うむ……。うん。他の女と話す事は良いけど、終電帰りは許さん。だって。ちょっと怒ってるわ。仕方あるまい。」

 

「そうか…そうか。申し訳ない。しかし、おめでとうだ!目出度い!だがホントに申し訳ない! …で、嫁さんってどんな人?」

おぉう…

 

「美人。うーむ。なんだろ、近所の若奥様の色気と包容力と優しさを1.2倍くらいにしてそこに人間をダメにする成分を足した感じだと思う。あと、力が強いよ。」

 

「うわぁー。羨まし『奪うな。怨み呪う。ワカッタ?俺は彼女のモノ。彼女は俺のモノ。』す、すまん。とりあえず駅前に行こう。男はそこで合流するようにセッティングしている」

 

 

 

友人と駅前へ歩く

 




股間とカフェインによるほわほわに導かれながら書いた。
後悔はしてない。1片たりとも



蚣ヶ野(コウガヤ) 宗染(ソウゼン)

ごく普通の人間
見た目:乱歩奇譚のコバヤシ少年の目付きを悪くして隈をプラスした感じ。男性にしては力が弱く、体力もあまり無い。
身長:154cm
体重:57kg
年齢:20
声:地声は低い。頑張れば若本ヴォイスも出せる。しかし音域は広いのでアルトまでなら出せる。
特徴:毒への耐性がちょっと高く、怪我が常人より少しだけ治りやすい。その代わり、性感反応範囲が広く(くすぐる、撫でる等の普通の刺激から抓る、咬む、爪を立てる等の少し痛い程度の刺激までを性的快楽として受容してしまう)、性感帯が多い。
香夜が好き
百合崇拝党の百合の間に挟まろうとする男は許さない派に所属

父が外の巫覡の家系の女性と駆け落ちし、少しだが外の血筋が混ざった所為で百足神に執着()される。しかし、彼の事を第1に考えているので周囲の女性と仲良くなっても特に何も感じない。


香夜(カヨ)

百足神なるもの

百足神モード
腰から下が百足
体長:4.7m
体重:赤黒い液体で汚れて読めない
特徴:上半身の平均体温が高めで、下半身の平均体温が少し低くなっており、抱きしめられると温かい。下半身の百足部分の腹側はふにふにと柔らかいが、弾力性もあり、包まれると知性が終了して正月になっていくので注意。

人間モード
身長:195cm
体重:赤黒い液体で汚れて読めない
特徴:神としての権能により下半身を人化させた姿。街を歩けば10人中9人が振り返るくらいの美しさ。しかし、かなり体力等を消費するので、あまり変身したくないらしい。宗染を結婚式でお姫様抱っこするのが夢。

宗染を愛している。宗染が幼少期の頃に1度出会って、その時に一目惚れしたらしい

宗染の家系の味が気に入ったものすごく旧い土着の神。
ある時祀られていた村が、野盗衆らによって壊滅し、それからしばらく独りぼっちになっていたが、他の村からやってきた集団にいた宗染の先祖を気に入り、血を少し貰う代わりに、村の復興を手助けし、土地に悪しきものが入らない事を約束した。
村の神社に分社があり、分社の賽銭が半分ほど懐に入っているので実は結構お金を持っている。

違う土地の旧い血筋の者と結婚した者との子どもは味がさらに良くなるから偶に攫っていた。しかし150年ほど前の先祖が、外部の人間と結婚する場合は許可が必要という家訓を作ってから攫うことは無くなったが、子ども好きなので偶に人型になって顔を見に来たり、遊び相手になったりする

宗染は150年振りの外の強い血筋の男で、しかも好みだったので食べちゃいたいらしい。
「食べちゃいたいって?もちろんダブルミーニングよ」

女装男子好こ党のゆったり犯したい派に所属(山に捨てられていた艶本が原因)

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