弱い人間がサイヤ人のターレスに憑依し強くなる   作:コセイ5

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第4話 ナメック星

ヤードラット星から出発して、暫くの時が流れた。

目的地のナメック星の大気圏が近づいてきたようだ。

 

無事着陸に成功し、外へと出る。

今度は誰も居ないな。

それにしても、他の惑星とは違って空気が綺麗だな...

 

 

ナメック星に来た目的は3つある。

 

1つ目は、ナメック語を覚えるという事。

理由は2つ目の目的に繋がるが、ナメック星の神龍 ポルンガはナメック語でしか通じない。

自分の願いは自力で叶えたいからな。

 

2つ目は、ナメック星の神龍で願いを叶えるという事。これが一番の目的だ。

願いは、元の世界で本当に死んだのか。そして生きている場合、元の世界に帰れるかどうか。

俺がこの世界に来た後、どうなっているのか分からない。もしかしたら、もう世界は... うん、考えたくも無い。

とりあえず大きな賭けだと思うが、一応聞いておこう。

 

3つ目は、最長老に潜在能力を解放してもらうという事。

これは今じゃなくても良いが、一応頼んでみるつもりだ。

 

 

とりあえず、気が集まっている集落の方に向かって歩いて行く。

暫く歩くと集落が見えてきて、あちらも俺に気づいたようだ。やはりサイヤ人だからなのか、集落の人達は警戒しているようだ。

 

「見たことの無い顔だが... このナメック星に何の用だ?」

 

そう話しかけてきたのは、確かベジータに殺されてしまう ツーノ だった。

 

「俺はターレスといいます。ナメック語を教わりに来ました。」

 

俺は用件を伝える。

 

「ほう... どうしてナメック語を覚えるのかね?」

 

「この星に集めれば願いが叶う球があると聞いて、どうせなら自分の願いは自分で叶えたいなと思ってまして...

この星の言語でしか叶えられないとも聞きました。」

 

「ドラゴンボールの事か... ちょっとこっちに来なさい。」

 

俺は指示通り、ツーノの前に立った。すると、頭に手をかざされる。

なんだか中身を読み取られているような感覚。余計なところまで読み取られなければよいが...

 

「うむ... 邪悪な気をお前からは感じられない。

良いだろう、教えてやろう。」

 

「ありがとうございます!」

 

そうして、ツーノからナメック語を教わる事になった。

 

 

 

・[約2年後...]

 

それから俺は2年かけてナメック語を理解し、話したり書けるようになった。

 

そしてマスターしたナメック語をテストする為に、ドラゴンボールを使わせてもらう事になった。その為には、最長老に会わないといけないそうだ。集落に1つずつ守ってあるからな。

それにしても、ナメック星のドラゴンボールは本当に大きいな。まだ地球のドラゴンボールを見たこと無いけど...

 

「<最長老様の所に行くのって、どれくらいの時間がかかるんですか?>(ナメック語)」

 

「<私の所からだと、この速さで約5時間くらいかな。>」

 

「<まあまあ、かかりますね...>」

 

という風に日常的にナメック語で会話している。

 

 

大体5時間が経過した頃、高台に建つ建物が見えてきた。

 

「<ここが最長老様の住居であられる。>」

 

「<ここがですか...>」

 

原作通りの建物が建っている。

 

「<最長老様はお前さんが来た事も全て知っておられる。>」

 

そして、中へと入る。

そういえば、ネイルはまだ居ないようだ。

 

「よく来ましたね。ツーノ、そしてターレスよ。」

 

最長老はナメック語では無く、普通に話してきた。

 

「こんにちは。」

 

「この子にドラゴンボールを使わせてやりたいのですが、よろしいでしょうか?」

 

「分かりました。その子には邪悪な気は感じませんからね。少し前から、ドラゴンボールを持っている長老達に集まるよう呼びかけています。来るまでもう暫くお待ちください。」

 

流石は最長老、本当に全ての事を把握しているんだな... テレパシーでもしたのだろうか...

 

 

それからまた数時間が経った。

計6人の長老が集まり、ドラゴンボールを持ってきてくださった。

 

「それでは、呼び出してみなさい。」

 

「はい。でも、ほんとに俺が全て叶えてもよろしいのでしょうか?」

 

一応聞いておく。願いは3つ叶えられる事が出来るからな。

 

「ええ、構いませんよ。」

 

他の長老達も頷いた。

 

「分かりました。では...

タッカラプト ポッポルンガ プピリットパロ!」

 

そう叫ぶと、ドラゴンボールが光り出した。

そして空が暗くなり、ナメック星の神龍ポルンガが出てきた。

やはり大きい...

 

「さあ、願いを言え。どんな願いも3つ叶えてやろう。」

 

早速だけど...

 

「<俺を元の世界に戻す事は可能でしょうか?>」

 

俺はそう聞く。その答えは...

 

「それは叶わぬ願いだ。次元を移動させるのは私ではどうする事も出来ない。他の願いを言え。」

 

やはり無理か...

となると、地球のドラゴンボールでは到底無理だ。残ったのは、大元である超ドラゴンボールだという訳だ。

しかし超ドラゴンボールは宇宙規模に大きいし、集め方も分からなければ、他の宇宙に行く方法も分からない。そこら辺は神の領域だからな...

 

「願いは無いのか?」

 

おっと、忘れていた。といっても、何を願おうかな...

...そうだ。

 

「<俺が乗ってきた宇宙船を大きくしてください。>」

 

「容易い事だ。」

 

ポルンガがの目が光り、アタックボールが大きくなった...だろう。アタックボールがある所までは遠いからな。

これで、移動も少しくらい修行できるだろう...

 

「2つ目の願いを言え。」

 

とはいえ、これ以上願いは思いつかなかった。

 

「<願いはもうありません。ありがとうございました。>」

 

「そうか。では、さらばだ。」

 

ポルンガは消えて去った。

 

「いいのか?願いは3つまで叶えられるが...」

 

「別にそんなに願いがある訳ではありませんから。」

 

「そうか... ところで、最長老様が終わったら最長老様の所に来るようにと仰っていたぞ。」

 

「分かりました。」

 

そして、俺は最長老の所へ行った。

一体、何の用なんだろうか...

 

「来ましたね。こっちに来なさい。」

 

「はい。」

 

最長老の横に立つと最長老は俺の頭に手を乗せた。

 

「やはり、あなたはかなりの潜在能力をお持ちですね。せっかくですから、あなたの中に眠る潜在能力を開放いたしましょう。」

 

すると、大きな壁が無くなったような、力が湧いてくるような感覚を感じた。まさか、最長老の方から開放してくださるとは...

 

「これが、俺に眠っていた力...」

 

「とはいっても、あくまできっかけを与えただけです。修行次第でまた強くなるでしょう。」

 

「ありがとうございます!」

 

 

その後、早速アタックボールを見に行く事にした。

見てみると、ナメック星編でブルマ達が乗った宇宙船よりは大分小さいがそれなりに大きくなっていた。もうアタックボールとは呼べないな、普通の宇宙船だ。

 

 

原作開始まで、あと約6年半...

 

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