「なあ藤堂 歩夢と天野 未来って、有名なのか?」
「シラネ」
「さあ?」
「そんな時間ないよ?」
俺達ゲーム作りに夢中で、他の人の動画見てないから。
もっぱらBGMかゲームのテストプレイくらいしかしてないや。
「当人が来た時どうしたんな」
「いや? ただリスナーが、何か反応してくれって言ってたな」
「で、どう反応したんだ?」
|
:歩夢きゅんがきちゃあああ!!
:あの有名な藤堂が来たぞ!
藤堂 歩夢:貴方のゲームを見させてもらいますね
「ようこそ藤堂さん。ゆっくりして行ってくださいね。
さて、ガリアの動向ですが――」
:え、それだけ?
:こーもうちょっと
:媚び売っとこうよ
:おい、他人の動画でケチつけんな
:なんだと?
「固定ハンドルネームを禁止にいたします。
またここはゲームをする場所です。関係のない話は、よそでお願いします」
:は?
:は?
藤堂 歩夢:誠に申し訳ございません。浅慮な行いでした。失礼いたします
:ちょ、どっかいったぞ
:なんで!? 歩夢きゅうううん!!!
:鳩行為はやめろ。モラル違反だぞ
:帰れ
:消えろ
:運営に対応してもらうから
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「あの最後の方のコメって、おまえらだったのか」
「せやで」
「眠たかったから適当に便乗」
「流石にね?」
「ありがとな。藤堂に関しては、後日TwitterでDMやったから。
それとコテハンに関しては、Vtuberのみでそれ以外は禁止。
また誰が来てもゲームをの方に集中するということにしたよ。
なんせ、俺達のチャンネルだしな!」
そうだっけ、ととぼけた。
流石にかわいそうなので、すぐにコントとして昇華させたけど。
あとはコラボだけど、基本的にNG。
そもそも【For of Legends】が、1012人まで入れるので上手く入ってけばいいんじゃい。
この後さらなる更新をしたぞ。
主に犯罪者の方かな。盗みとか特殊な行動を起こすことで、世界にどんな影響を及ぼすか。
隠れパラメータということで、名声システムを組み込んでやった。
これで主人公君の言動が、世界に響き縛られることになる。
それと基本的に卑猥なことは厳禁だ。
ネットにはいろんな奴がいるから、それらの対策かな。
もっと言えば、奴隷システムもオンラインにおいて一人に一人ずつにしている。
これは莫大なデータになってしまうからという簡単な理由だぞ。
1012人に一人ずつの奴隷ならいけるが、これが5人ずつまたは軍団を入れると
処理が莫大に膨大になってしまって色々大変になってしまう。
主にサーバーが重くなるし、転送するデータ量も増加する。
これだと各方面に負担を強いてしまうし、こんなご時世に変な出費はしたくないだろう。
こちらもサーバーの管理で、無駄な電力を食っているんだ。
一応アプリとかを作って、広告代を稼いで入るけれど本当に少ない額になっている。
というわけで、【For of Legends】のオンラインサーバーはBが配信する数時間のみの
解禁にしている。スパチャが解禁するというなら、常時でもいいかもしれない。
だが永久に開いておくわけにはいかないのが現状なんだよなぁ。
あ、電話。
「はーい」
「先生だよ。できたんだけどどうする?」
「ED? それともエスコンの方?」
「エスコンの方だよ。EDはまだ。隕石迎撃ミッションとかができたから明日持ってくね」
「有難うございます」
仕事が早いなぁ、たった3週間でできた。
実際に聞いても、まんまACESの音源だ。
ただ先生のセンスをもってしても、あの素晴らしい音楽たちを超えることはかなわないだろう。
まあアレンジってことで、今後のミッションはそれで行こうと思う。
へんにオリジナル色を出したとしても、それが受け入れられるかの否やは
個々人の価値観によるからなぁ。
で、隕石迎撃ミッションだけど、色々知ってほしいってことでシームレスな世界地図にしてみた。
珍しく燃料系を取り入れて、現実よりも長距離を移動でき、かつ世界を巡れるシステムにしてみた。
地図やマップに関しては、ほとんど妄想に近いけれどそこはよく似た地形を地球地図から探してみて作っている。
国際地球軍として、アグレッサー部隊とその部下だけが国境を自由に出入りできる。
主人公君は、序盤にこのアグレッサーという教導班に組み込まれて動くんだ。
最初はチュートリアルで隕石を撃破目標にして、操縦方法を学ぶ。
これが終わったら主人公君を先頭にして、色々動けるようになるんだ。
そしてAC6の様に色々ミッションがあるから、これらをクリアする。
終わったら主人公君は、次の戦場に赴くんだ。
このミッションの後は、絶対に04の方面に行く。
04の主人公君は、バイパー・オメガ・レイピア・メビウスのどれかに所属する。
最初の方は完全に下っ端なんだが、徐々に隊列に置いての序列が上昇していく。
04をやったことがある人ならわかるだろうが、イェローやストーンヘンジ・
数の暴力のせいで多くの被撃墜者が出ていく。
そういった面があるから、生え抜きの猛者になっていくんだ。
最終的にメビウス隊に合流するが、その最中彼の機動はものすごいものになっていく。
彼について行けるようになるのが、主人公君の目標になるぞ。
で、撃墜されたらオメガ11も一緒にベイルアウトしてくれて、味方の基地まで
徒歩または鹵獲して帰還できるようになる。
その道はユージアの戦車や兵士でいっぱいになり、それらをステルスキルしていく。
なお途中の基地で、戦闘機を鹵獲できることもあるので積極的に基地を狙うのも手だ。
開発途中ではあるが、5や6の連中と空に上がることができる。
彼らと共に灰色の男たちや超巨大企業の尖兵と戦ったり、外宇宙の使者と対峙することになるだろう。
それとプレイヤーまたは味方機による、協同戦役も実施しよう。
そのモードは仲間たちと共に、暴走した超兵器たちが進化して襲い掛かってくるというものだ。
一定の範囲を超えると、戦線が後方へ下がっていき3MAP分後退したあと
攻め込まれればゲームオーバーという形にしようと思う。
オンラインに関しての同期は、すでに【For of Legends】で学んだので、
これをもとに構築していこうかな。
「で……陸海空の武器兵器モデルできたらしいけど、人体の方は?」
「まだできないぜ。主にオメガをイケメンにするかどうか」
「声が渋いから普通にガタイのいい男でいいじゃん。そもそも正規兵だろうに」
「あ、そっか。装備とかでも隠れるし、そうかそうか」
「難しく考えるなって。素材さえあれば、こっちがなんとかすっからさ」
「なら、ここに素材があるんだけど」
友人Cより、戦車や船以外にも人物3Dモデルの入ったHDDをもらった。
後の仕事は、パーティクルや建物・マップ・天候に関するものかな?
モデルに貼るテクスチャも、Cの自作だからここらへんは時間がかかるのかもしれない。
あと一か月はかかるかな? そろそろ学校の方も、限定的な登校が始まるから
うかうかしてられないなぁ。
「そういやエスコン7みたいな機能を追加するのか? アンチアイスとか」
「あーあのしずくとかね。エフェクトにしてやるかモデルにエフェクトつけるか、
動画にしてそれを動画描写を優先させて挿入するか。やりようはたくさんあるな」
「あとは空母の発艦とか、リアリティを入れてみるのか?」
「今はカットするよ。まずは隕石迎撃ミッションをブラッシュアップする。
で、オンライン同期もせないかんから、先生とC・Bにも手伝ってもらうよ」
「りょーかい」
あとはシナリオ関係だけど、素人だから二次創作やMAD原案者のところみて
どのような傾向でプレイヤーを楽しませるかを研究しないとなぁ。
それか先生に頼んで、それらしい人を見つけてもらうか?
この後先生に電話して、シナリオやセリフ回りを書いてもらえるような人が
いないか聞いてみた。
「いないの?」
「いるにはいるんだけどね。ちょーっとばかり気が難しいんだ。
口は軽くないし技量も高いけど、即物的なものだからなんでもかんでもお金だし。
難しいね」
そういうわけで、一応の交渉をしてもらえるようだ。
この二週間後特別に五万円で引き受けるらしい。
範囲はこのエースコンバットの全てのシナリオに関して。
専門知識は本家のプレイ動画で勝手に字幕か何かで表示されやすいニコニコ動画で、
色々漁ってくるようだ。
さらにセリフ回しに関しては、その人の友人が映像と共に映画等映像文化の研究を
行っているらしく、その方も普通に請け負ってくれた。
こっちは片手間で行うらしいので、お金は必要ないってさ。
そこで余った一万円をシナリオ担当者に出して、隕石迎撃ミッションだけ早めに
完成させることにした。
さて何でこんなにお金を出せるか。
以前は先生の音楽趣味ついでの儲けを使っていたけれど、Bの視聴者が投げ銭機能を使えばいいという助言を受けたんだ。
これによってお金が少ないながらも、多くの視聴者が投げ銭してくれた。
集金した6万円は、例の先生に消えた。
これのおかげで、隕石迎撃ミッションに関しては十分な完成度になった。
最終的な調整は、今から行うから待ってなよユーザー。
「えーと、扶桑・出雲・葦原中つ国・日本・大和・倭国が残りましたね。
これより扶桑に戦争を仕掛けて、勝利を得たら水の利権を奪います。
もしだめでしたら、奴らの国庫に眠っている塩をダムに放って、
ダイナマイトでダムを崩壊させます」
:そんなことをしたら土地が死ぬぞ!?
:カルタゴ農法(1470年)
:久しぶりに見たけど、どうなってんの?
:扶桑が土木技術の天啓引いて、ビーバーのダムを作ったのさ
:これを決壊されると、扶桑(関東平野)が使い物にならないぞ!
:商業ビル建てろよ
:ガリアが所属してるのは農業国家出雲だな
:なお倭国は冷蔵庫を使っている模様
あ、最近アップデートした日本対戦やってるな?
「あー高射砲の水平射で撃つ猪退治は最高ですぞー」
:やっぱサクナヒメは神ゲーやな!
:せやな、猿・鹿・猪・モグラ・雀・鯉・狼がおらんとか最高やな!
:おい!? 軍事兵器でやるんじゃねえ、肉が食えんだろ!!
:水・土壌・肥料・雨で、phが変化するとかむずすぎるだろ
:桃の枯れ葉は除いとけよ? 水質を酸化させるだけでなく、溝も埋まらせるぞ
「拙いですね、利権争いで隣の村が蜂起しました。
すぐに士農工商を集めて囲い込みましょう。
それで女子供を捕縛して、売り飛ばしましょう。ここら辺の田畑を正方形にしたり、
整地のための労働力を確保しなければ」
:戦争は?
:戦争はどうしたんだよ
:誰も戦争をするとは言ってないぞ?
:まぁな。ダムに塩入れればいいんだし
:極論ダイナマイトで崩壊させればええんやで
なるほどver:田畑だな。
俺達はバージョンを小数点以下で示すことはしていない。
何を改良改善追加したか。それをわかりやすく表示しているだけだ。
このバージョンは、田畑に関して非常に細かいシステムを搭載した。
米本位制や水の流れ・気候・市場等、ゲームとしての基本を抑えつつ農業の厳しさを
伝えるものになっている。
そして失敗したとしても、ちゃんとやっていれば近所からおすそ分けだったり、
周辺の野山から動植物を刈っていれば飯に困ることはない。
さらに今回はそれらを取り巻く環境を深くしており、
落ち武者狩りや水利権・青田刈り・それらへの紛争・米騒動。
そして貢ぐために都への行脚。
全てが隠しパラで制御されており、主人公君の待遇や経験を伸ばす糧になっている。
これらをうまくすれば物々交換だったり、将軍からの覚えがよくなったりするんだ。
ここから成り上がったり、商人になったり村長になったりすることもできる。
さらに新国家を樹立もできるぞ。
アイヌ共和国は、国を乗っ取ったからできただけで、新国家を樹立したわけじゃないんだなぁ。
新国家を樹立すると表記がおかしくなるだけじゃなくて、おかしなフラグが発生してしまう。
でも今では大丈夫だ。
リンクがおかしかっただけなんだな。
今回は田畑でわからされるが、次は日本の人間売買に関して触れていこうかな。
それと道徳の技術。道徳の技術は、文化とまじりあってしまって
混乱したもんだ。
でもちゃんと道徳というものを分別することで、技術と文化・衣食住足りて礼節を知るようにできた。
そこらもパラメータに括り付けて、技術開発や天啓を引けるようにした。
話は変わるが、最近武器方面や街並み、地形変化に力を入れてるぞ。
つまりグラフィックと音楽の増加だ。
ここらは暇つぶしと称した何かで、適当に作ったものを追加で入れていっている。
地形はたまに発生する隕石や津波、護岸崩壊でよくみられる。
九州方面は噴火や地震、関東や東北は地震や津波、北海道は冷害や豪雪・流氷等、
高知は台風といったもので天候を主に、地形を変化させて多くのデータを巻き込んで
世界を変革させるんだ。
「皆さん【For of Legends】を作った製作者のTwitterに、新ゲームの体験版が
出ましたよ!」
:おお
:ちょっとまって早くね?
:同時開発なんて、企業じゃよくある事だろ
:開発費はどこから捻出してんだろな?
:そもそも【For of Legends】を作った会社の名前がわからないっていう
:少なくともインディーズじゃねえな
:こんな大作を数人でやるにはちょっと……
:この世には東方というシューティングゲームがあってだな
:あれは音楽界のシンギュラリティだから!
よし、友人Bが上手く誘導してくれた。
本人には、3Dシューティングゲームとしか伝えていない。
更に情報やOPは、例のMADの最初だけを流用してエスコン5のジュネットの日本語音声で、説明するだけだ。
様々な国家のエースが魅了された最高の戦闘機乗り。
そしてその二番機。
彼らを追及していくんだ。
まあ残念ながらそこまでできてないから、いきなり体験版として出撃してしまうんだけど。
それと04は英語だけ。
よって切り貼りは完ぺきではないし、一部おかしな部分もあると思う。
それでも『Comona』を体験してほしい。
本当の意味で空が広く、エースからひよっこ・量産から空飛ぶ金塊まで。
更に最初から攻撃機がくるが、自軍も電子戦機をよこすようにしている。
それと演出のために、飛行場から発進することにしてる。
これは友人Cが作ってくれた飛行場の一部を使っているんだ。
もしも今回がよければ、他のゲームでこれらのデータを流用できるかもしれないからなぁ。
「新ゲームのタイトルは、【Ace of Heroes】です。
説明文には、3Dシューティングゲームと書かれてますね。
では、ぽちっとな」
:3D!?
:モデルを作るのにどれだけ時間のかかることか
:2Dからいきなり3Dはびっくりだわ
:戦略シミュレーションRPGじゃなくなったな
オープニングは、制作中です。はい。
いきなり戦闘機でタキシング中なのは、赦していただきたい。
完全に二次創作ではあるが、これが次回作につながると思って楽しんでもらいたいな。
「えーと、俯瞰……ですね。どうみても戦闘機、エースコンバットですね
本当にありがとうございました」
:エースコンバットだコレー!?
:い、いや、ガーリーエアフォースかもしれんぞ!
:スカイ・クロラ
:↑絶対違うww
:何をする気なんだ?
藤堂 歩夢:なかなかきれいだなぁ
<後続機が待っている。速やかに発進せよ>
「あ、はいはい!」
:この基地のモデル凄いな。リアリティある
:急かされてやんのw
:英語が滑らかだ。声優雇ったのか?
:てか、この声スカイアイじゃね?
:まっさかー
そのまさかなんだよなぁ。俺達の技術革新のための犠牲になってもらうぞ。
このエスコンを完成させるには、相当時間がかかる。
それでも完成させれば、先生や友人のスキルも上昇してゲーム制作を短縮することができるだろう。
<離陸を確認。行動制限を解除。貴機の幸運を願う>
「お、ちゃんと仕舞いましたね」
:このアングルで分かるが、高度なモデリングだ。破綻がない
:普通なら隙間とかあって、変なちらつきあるんだよなあ
:さあ、どんなやつだ?
空戦エリアに来るが、飛行シーンを背景にして作戦の説明を行う。
『コモナ諸島で偵察衛星の打ち上げを実施する。
この際敵国が多くの戦闘機を投入し妨害するだろう。
打ち上げチャンスは、今しかない。
1機でも多くの戦闘機を撃墜し、ロケット発射基地を防衛せよ』
「コモナ? ちょちょ、待ってください。
パクリですか? まずいですよ、それは!」
:エスコンだ!?
:流石にパクリはだめだろ
:アイデア料とかどうするんだ?
:著作権……
「収益化してなくて本当によかったと思った瞬間です。
このネタは、法律的に危なかったですね」
俺もそうおもった。
だが技術の発展には、犠牲はつきものなんだよな。
だから今回エスコンをつくろうという話に、乗っかったといえるんだ。
さあ俺達の技術を見ろ!
<ヘイロー2、交戦>
<オメガ1、交戦>
<メビウス1、交戦>
<メビウス2、隊長機にくっついていけよ?>
□>はい いいえ<□
「いきなり始まりました!
しかも、私はメビウス2のようです。
えーと、はい!」
■>はい
<いい返事だ。メビウス1のマニューバに遅れるな。さあ、行け!>
この言葉の後に、エスコン7並のモデリング戦闘機が目の前に出現。
それと同時にメビウス1が、高速で追い抜き他の機体も追い抜いていく。
レーダー上の点が非常に多く、ブラックバードが眼前を超高速で追い抜いていった。
<此方コモナ発射場。予定時刻まで、ここを守り抜いてくれ。頼んだぞ>
「うわああああ!!! HDコモナだあああああ!!!
上の下も戦闘機だ、撃てば当たるぞ!」
:すげえええええ!!!
:おお、回避してるし、黄色はえええええ!!!
:なんでジャンボジェットが機銃掃射してるんだ?
:ヘリ・電子機・爆撃機・空中給油機までいるぞ、この空域
ちゃんとミサイルと機銃、特殊兵装を使って撃破していっているな。
よかったよかった。
それとメビウス1とのコンビネーション攻撃も、試していってほしいな。
これはプログラミングでできるから、容易に設定できるんだ。
ただこれは調整中。シナリオを進めていくとできるか、
階級が上昇したら使えるか。
色々考えているけれど、体験版中はこいつを使ってもらって
大量の敵を撃破していってほしいな。
<おい、黄色が煙を吹いてるぞ。誰がやった!?>
<リボンのマークだ!>
「援護攻撃で、メビウス1がやってしまったんですよね」
:このコンビネーション攻撃いいな
:演出で、周囲の仲間が攻撃してくれるのは斬新だ
:AC6とは違って、全軍が攻撃してきたりするわけじゃないんだな
さて、難易度はノーマルにしているんだけど、落ちてくれるかな?
落ちたらいいものが見れるぞ?
一応強制撃破イベントを、コモナに設置させている飛行場付近に配置してある。
これで地上を知ってもらえたらいいんだけど。
さすがにそうもいかないか。
空飛ぶ1.2兆円をあっさり撃破して、ロケットの発進を完遂してしまった。
興覚めではないけれど、そこまで求めるのはつらいかな。
後で反省会をしようか。
「ちなみに、今回使ってもらったF-2Aは、他の戦闘機もそうだが細部が違うぞ」
「またどうして」
「守銭奴[しゅせんど]なライセンス企業がこぞってやってくるんだよ」
「でも、日本企業だろ?」
「F-2Aは、米国が絡んできたから、三菱重工だけの許諾じゃだめなんだよ」
「まじか」
Bの家にやってきて、先生とCも集まり反省会をした。
Bは秘密にしていたことに関しては、ドッキリ感があってよかったし
新鮮な反応を視聴者に届けられたからよかったと言ってた。
で、そのあとなんだけど、Bの視聴者が言うにはF-2Aの意匠がところどころおかしかったと云ってたようだ。
その通り、こいつは贋作だ。
基本的に営利でなければ、グレーで済ませられるがここはようつべ。
広告で資金が自然発生しているから、それらの分け前をよこせとなるだろう。
そこらへんの権利関係が不明瞭なので、それを回避するために
この戦闘機の意匠を変化させたんだ。
全体的に8%くらい違う。
素人目には、そんなに変わってないという感じだが、下から見たり正面から見ると
相当違うようになっている。
「エスコンはどこまでやるんだ?」
「流石にお金にならないから、技術会得という名目で作ることにしたぞ」
「やっぱ?」
「そりゃそうだろ。一応メインストーリーも作っていくけれど、
流石にもう半年食うかもしれん」
「いや、それはダメだ。メインストーリーまたは、対戦を主としたものか
限定的な奴にしよう」
「とにかく先生は音楽を作ってほしいんだ。Cは戦闘機とかすでに納入されたから、
あとはMAPをお願いするよ。あとは俺の仕事だ」
素材さえそろえば、あとは俺が音声合成ソフト(自作)を使うことで、
容易に残りの展開を用意することができる。
そして必要なのは、俺の精神力だけどバイト戦士の俺は、スーパーから出勤日数を削られた。
流石に経営悪化を見越してのこれだろう。仕方がない。
その分こちらに力を注いで、資金を収集できるようなものをつくってやるさ。
じゃないと、色々支払うことができないし。
「あ、そうだ。C、あとで作ってほしい素材があるから、素案が決まったらラインで送るよ」
「ん? 了解」
色々話したら雑談をするだけなんだけど、俺達の雑談は普通の人が行う
雑談とは種類が全く違うんだよね。
一応TRPGみたいなことをするんだけど、面白いことが全てな物語(仮)では
ダイスなんて必要ない。
必要なのは、各々の声と演技だけなんだ。
これらは誰にも公表するつもりはないし、そもそも長すぎるので意味がないっていう。
いや、Wavetoneや動画編集ソフトの録画機能を使って、マイクからの音を録音してもらうことで、俺達の会話内容を取得することができる。
そしてこれらに音楽をつけることで、投稿することができるだろう。
俺達はお互いをフォネティックコードで呼んでいる。
だからもしものことはめったにない。
さすがに周囲に電車等が通っていれば、駆動音で即座にばれるだろう。
だがその存在もない。
気が向けば、暇つぶしにやるかもしれないな。
「そういえば【For of Legends】の更新内容はなんかあるのか?」
「ああ。”ヒャッハー世界で日本がこの先生きのこるには”という安価を参考に、
色んな技術提案ができるようにしたぞ。
さらに天啓の効果が幅広くなったな。
それと、戦間期を用意した。戦争のおこりすぎで、せっかくの経済や第一次産業の内容が全く生かされてないからな」
「それはある」
今までのBの配信やテストプレイで、かなり感じていたことだけど戦争が本当に多い。
水の利権等でも争うのに、それ以上の土地の奪い合いなんて想像を絶する頻度だ。
そこで戦間期という、開戦時とそのあとの時間経過と共に出る死者数で、
お互いが白紙和平をしつつ経済崩壊を食い止めるというシステムを入れる。
さすがに憎悪システムによって、死者数が一億行くような戦争になる可能性も
上がるんだけど、そこは民衆のやる気によるな。
「なぁB、次の体験版を用意したから、暇ができたらやってみてくれ」
「おk。楽しみにしとく」
「それじゃ、先生。またやってほしいなぁって」
「しょうがないなぁ。また、マスターやってやんよー」
「っしゃあ!」
「先生のシナリオ楽しいんだよな!」
「しかも無茶振りしても許してくれるしな!」
さて、物語を紡ぎつつ膝上でノートパソを開き、プログラミングを打っていこう。
集中状態と素の自分の状態を分けることはできないが、自分の場面が来るまではこれで行っていこう。
何でかっていうと、多人数だとそれぞれが分岐した状態で行動することがある。
それによってお互いが認知しない情報があったりするので、そのつじつま合わせや
ネタばれを防ぐためにこうやって集中していると音を忘れることができるんだ。
さすがにこれをやりまくっていると、お互いに忘れた設定とかが出てきて後々の
整合性が取れなくなって改編しないといけないことになる。
だが俺達はそんな矛盾でも、楽しくやってるぞ。
むしろその弱点や矛盾をついて、設定を面白おかしくするのが醍醐味だと思っているんだ。
今までの何年が十年以上の積み重ねが、俺達の世界を作り上げている。
普通の脚本家やプロが作ったゲーム以上に難解な部分もあるが、それでも俺達が楽しむための娯楽であるからそんなことは気にしない。
いろんな人生やキャラが存在し、キメラだって存在する。
各々20のキャラがいるから、そんな彼らを把握しつつ物語に登場させて新たな価値観
や組み合わせを作って物語に絡め合わせていく。
女キャラは難しいけれど、原則二人は作るように言っている。
そうするとお互いの女子キャラがしゃべるとき、高い声で演技しないといけなくなるから
其処だけ奇怪になる。
数時間後終わって帰宅する。
色々やって終わったら、自室から友人Cに連絡を入れる。
「作ってもらいたい奴があるんだけど」
「おう、何さ」
「琴葉茜をLive2Dで、いろんな表情と顔の向き等色々作っては書いてほしい」
「いいけど、なんでまたそんなのを?」
「人工知能と人口無能が合わさり最強に見える茜ちゃんを作りたいんだ」
ボトムアップとトップダウンで、経験しつつ登録した情報を使ってボイスロイドの機能を勝手に使ってくれる電脳茜ちゃんをつくるためだ。
つまりBの相棒にするわけだな。
一応デザインに関しては、会社名というか引用元を書いていかがわしくなければ有料でもかまわないという注意書きに従い、彼女を作っていく。
エスコンと平行になるけれど、エスコンと違ってこちらはLive2Dのシステムとにらめっこし、それを改造するようなものになるから、何とかなる。
エスコンは3Dだが、茜ちゃんは2Dなので手間が違う。
それに声やセリフの改造もしなけりゃならんし、本当に手間暇のレベルが違うんじゃ。
絵の連続性や表情が破綻しないような画像の動き、それとリボンなどの動きも連動させる。
これもうCGでやった方が早いとかいうかもしれないが、AIで管理させるので
連続性や不確定な動作が発生するからあまり得策ではないなあ。
やはり絵かそれを使った簡単なモーションで動かすしかないかな。
一番簡単なのは、モーションキャプチャーの受信信号をLive2Dの絵に反映させる技術を使うことだ。
これを使って茜ちゃんAIが、設定された情報に基づき動きたい方向や感情をこの信号として発すればいい。
そうすれば簡単に出来るはずだ。
後はAIだけ。
基本的な感情とそのモーションの動きは、ランダム関数を使って管理することになるが、指定された情報どおりなのであまり突発性がないかな。
照れたら首の後ろを書くとか、照れると頬をかく、思い出すときに↑を見て嘘は下を矚る、好意を抱いている相手には手持ち無沙汰や興奮を抑えるために髪の毛をいじるなど。
これらを自由にするには、3Dがいいかもしれないがこれにはモデルに物理判定を
備えなければならない。
ゲームの物理判定は、基本的に球体か立方体だ。その方が簡単だし、メモリやハードウェアの
負荷を抑えられる。もしも指のひとつひとつに判定を付けたり、爪の一つ一つにでも
つけてしまえば今のゲーム機やパソコンは、フリーズこそしないだろうが
まともにゲームは出来なくなるだろう。
そもそもモデルは三角形のピクセルの集まりだ。それらに判定を付けるから重くなっている。
だから代わりの物体を作って、モデルに同期させることで判定を作り出しているんだ。
話を戻すが、これらの細やかなことをすればゲームができなくなる。
しかし茜ちゃん一人だったら、何とかできるが今度は頭髪の問題が発生する。
髪の毛といえば、糸等と同じく流線形のもの。重力判定に従い下に向かって、しだれている。
だがその髪の毛は、湿気や慣性によって揺れる。
この揺れは、ただの判定では確定できないものだ。
一応ボーンと揺れを関連付けて、連動させることで蛇やミミズのような動きをさせることができる。
だがそれを髪の毛一つ一つにやったら、演算処理装置が熱と音を上げるだろう。
だから基本的に3Dモデルは、髪の毛がひとまとめになって動いて一定の角度で
止まるようになっているんだ。
さて、これらを解消するには何が必要か。
マシンスペックと処理を最短にさせるしかないと思ってる。
または専用の機械を作って、処理された結果の色表示を別カメラで表示させるか。
「先生、Eのいる学校って知ってます?」
「知ってるけど、大丈夫? もう忘れてそうなんだけど」
「喧嘩別れはしましたが、好奇心[ロマン]を忘れる男じゃないので」