笑顔は迷子と共に(仮)   作:斉藤努

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第10話

 あははっ。ラッキー、パッピー、スマイル、イェーイ!イェーイ(絶望)気が狂いそうだぜぇぇぇ!!!

 

 なんもわからないままお嬢に手を引かれ続ける気分がヨォ!分かんないだろうなぁ!脚が取れそうだぜ、イヤッホォォ!!ん、あそこにあるのは……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 これで楽だぜー、台車だァァァ、ん。しがみつかないといけない?こっちの方が怖い、キャァァァァァァ!

 地獄のジェットコースターも終わり台車でうずくまっています。だって、本当に怖かったんだもん、しょうがないもん!

 

『藤堂くん、大丈夫?』

 

「松原さん俺は、まだ、大丈夫です」バタッ

 

 脚が動かなくて倒れることしかできないや。でも、あのまま走ってても脚が潰れて歩けなかっただろうなぁ、詰んでたってことか。はぁぁ、何かに癒されたい。

 

『藤堂くん、足動かなくなっちゃった?手伝おうか?』

 

 松原さん…なんて尊い生き物なんだ!守りたい、その笑顔ッ!!可愛すぎるぜっ。ん?今俺なんて、可愛い?

 

 いや、これは小動物的な可愛い出会って決して異性としてとかではない、絶対に絶対にだ。

 

 だって、俺にはそんな感情抱いちゃいけない理由があるじゃないか。今まですごい楽しかったけど、それは俺が自分の枷から逃げていただけだろう、自分の大事な人を忘れて自分だけ快楽に溺れるなんて俺って最悪の人間だな。

 

 あーあ、折角弦巻とか松原さんとかが楽しい雰囲気作ってくれたのにそれでも引きずっちゃうんだ。本当に最低だなぁ、こんな奴で本当に申し訳がたたねぇや。

 

 


“花音”

 

 藤堂くんがこころちゃんに連れられて帰ってきたけど疲れてるのかなぁ、凄いやさぐれてる。多分疲れてるだけじゃないんだろうなぁ。でも、下手に声をかけて嫌われちゃったりしたら私嫌だしな、どうしよう。うんっ!頑張って声かけてみよう!

 

「……藤堂くん、大丈夫?」 

 

『松原さん俺は、まだ、大丈夫です』

 

 よかっ……ふぇっ⁉︎倒れちゃったよぉ、脚動かないのかな?と、取り敢えずどこかに運んであげないと!

 

 でも、私に運べるかなぁ、大丈夫じゃない気がする。きゃっ!藤堂くんに飛ばされた?私、嫌われちゃった?何が悪かったんだろう。

 

『ッ‼︎ごめんなさい、これは、その。違くて、無理なのは分かっています。でも、俺のこと嫌いにならないでください』

 

 ふぇ?どういうことなんだろう。あっ、藤堂くん行っちゃった。追いかける?……いや、今の私に何ができるかなんてわからない絶対にし迷子になる。でも、ほっとけない、行かなきゃ!

 

 

 

 

 はぁ、はぁ、ふえぇ?やっぱり迷っちゃった。あれ、あそこで丸まってるの藤堂くん?近づいても逃げないよね。

 

「藤堂くん、大丈夫?」

 

『なっ、松原さん!?なんで、近づかないでください。やだ、また。二の舞は嫌なんだッ!』

 

 に、二の舞?やっぱり藤堂くん隠してる事あるんだ。知りたいけど私なんかには教えてくれないだろうしなぁ。

 

 ふぇっ!?藤堂くんが抱きついてきてるの?凄い複雑そうな顔だな、安心させてあげないとだよね。

 

 よしよし……こういうの初めてやるけどどうかな?萎れちゃった?おっとっと、寝ちゃうの?ふふっ、藤堂くんは凄く変な子だね。守ってあげなきゃってなっちゃうよ。

タイトルの(仮)は外すか否か。

  • そのまま『笑顔は迷子と共に』
  • タイトル一から考えろやァァァ。
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