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俺、藤堂桜はとてつもなく居心地の悪い所に居る。何故かって?そりゃ
「も、物凄く伊豆らいのですが、どうすれば良いのでしょうか?」
『ご、ごめんね。私が勢いで言っちゃった所為で……』
「違いますって。来るって決めたの俺なんで」
『絶対違うって。私が悪いの』
(なんだこの遠慮合戦は。付き合ってんのか)
『はいはい、2人とも。そんな言い争いしてないで何か遊びましょ?』
ただでさえ緊張しまくってるのに変な言い争い(?)になって余計に居心地が悪くなってしまう。
「あの……俺ってなんで呼ばれたんですか?帰って良いですか?」
『駄目よ、桜。考えてみなさい、女の子が貴方の為に部屋に呼んでくれたのよ。安易と「帰る」なんて言って良いのかを』
「ごめんなさい……。それで、何します?」
『って言っても何にも持ってないですからね。恋バナでもしますか?』
『良いわね。話が弾みそうだわ』
え、ちょっと待って、この人たち男が1人居る状況で恋バナ始めようとしてるんだけど。これって俺必要か?要らないんじゃないですかねぇ?
『何言ってるの、男子の意見も必要よ。帰ろうとするなんて思わない事ね』
『うん、私も藤堂くんが居てくれると嬉しいな』
「〜ッ!!わかりましたよ、帰りませんから。俺は何をすれば良いんですか?』
ほぼヤケになって質問すると偶に質問に答えれば良いんだと。めちゃくちゃ困るんだけど、質問くるまでちゃんと聞いたなくちゃいけないって事でしょ?ん、なんか話し始めた。本当にこれで楽しいのかなぁ?
『あ、そういえば桜はモテたりしないのかしら?』
「……ないですよ。だってクラスの端で一人でいる奴好きになる人いるんすかね」
『いやいや、藤堂君クラスの皆に人気だよ?「クールイケメン」って。知らないの?』
『ふえぇ、そうなんだ。クラスの人気者だね』
「え、いやそんなんじゃ……」
クラスの中でそんなのになっていたとは知らなかった。やはり興味ないからと言って全部無視するのは駄目か。にしても、俺が人気者か……、どうせあの事知ったら引いて居なくなるんだろうなぁ。まぁ、そんな事無いだろうから大丈夫だと思うけど。そうなったら居場所ないだろうな、白鷺さんは離れないでくれるかもだけど迷惑かけられねぇし。俺こういうの顔に出やすいからやめとこ。もう松原さん心配しまくってるし。
『と、藤堂くん?なんか嫌なことあった?相談乗るよ?』
「あ、いや考え事してただけです。心配してくれてありがとうございます」
『ふえぇ?何にもないなら良かったよ。気がかりになりすぎて体調崩しちゃダメ、だよ?』
「……善処します」
『ふふっ、さっきも思ったのだけど2人の会話は面白いわね、お笑いを見てるようだわ』
『もう、千聖ちゃん?私も藤堂くんもふざけてないんだから笑わないでよぉ』
(あー、なんだろう、この和やかな雰囲気は。あたし完全に空気でしょこれ)
完全に奥沢さんが傍観者になってる。変わって欲しい、こんなムードの中過ごせない……。俺もあっちに、行けませんでしたっと。首根っこ掴まれたんじゃしょうがないですよね、あはははは。
諦めてそこに座ると奥沢さんもこちらに来てまた話を続ける、本当に恋バナって何が楽しいんだろ?理解できない。でも、皆笑ってるからいいのか。
その後も結構話して、明るくすればモテるだの、女心が判ればいいのとアドバイスを頂きました、はい。そんな感じで今は自分の部屋に一人でいる。枕が変わるとよく寝れないとは良く言うが、それ以前にこの空間で寝れそうにない。
いっそ徹夜でもしてやろうかと思ったけれど明日も弦巻にいつものテンションで絡まれたら死にかねない、なのでそれはできない。かといって完全に目が覚めてしまったのにこれから寝れる気がしない。詰まる所八方塞がりなのである。
まあ、さも文豪かのような口調で言ったけど本当に何しようか。もうあの3人寝ちゃっただろうしね。ベッドに入ったらその内寝れるはずだ。そうに決まってる。
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ん〜、よかった、眠れた。黒服さんは着替えまで準備してくれるのか、頭が上がらないなぁ。
俺こんな服着たことないんだけど、でもこれしかないし……しょうがない、外出るか。
外に出ると丁度松原さん達も用意が終わったようで挨拶をし、食堂へ向かうと、映画に出てくるような長机でフレンチトーストとか、オシャレっぽい朝ごはんが並んでいた。
その中に昨日のやつみたいなサラダがあったのを見てクスッと笑った後に松原さんのジト目が突き刺さったのでやめることにした。
それから特に何もなく、朝ごはんを食べて自分の部屋に帰ろうとしたのだが弦巻が背中に飛び込んできた。前回もそうだったが、耐えられる訳も無く倒れてしまった。
──まだ俺の
タイトルの(仮)は外すか否か。
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そのまま『笑顔は迷子と共に』
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タイトル一から考えろやァァァ。