永遠神剣を持つ主人公の生き方   作:京 志貴

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二話目っすよ!!

意味が分からなかったらすみません


永遠神剣

永遠神剣……それは永遠のアセリア、聖なるかなで主人公たちや敵が使っている武器である。

マナというエネルギーを使う。

永遠神剣という名前だが剣型だけでなく槍やら双剣なども存在している。

神剣には位がある。十位から一位までであり、十位が一番弱く一位が一番強い

しかし、神剣持ちとそれ以外でもとんでもなく差があるため十位が弱いとは一概には言えない。

 

俺が欲しいのはその永遠神剣である。

 

 

 

「永遠神剣か……いいだろう……と言いたいところだが問題があるんじゃ。」

 

「問題?」

 

なんでだ?問題になることなどないと思うが。神様が口を開くのを待つ

 

「おぬしが欲しいのは三位以上の上位永遠神剣じゃろう。

 おぬしをエターナルにすることはできん。長く生きるのはいい、しかし、

 不老は駄目なんじゃ。認められていない」

 

ああ、そういうことか

 

エターナルというのは第三位以上の神剣に選ばれた者たちのことだ。

その特徴は殺されなければ死なず、しかも力を分割し別の世界に置いておけば

そこで復活できる。さらに不老だ。

俺はこの力が欲しいから永遠神剣が欲しかったんだが……

認められていないという言葉が気になるがどうせ駄目なら聞く必要はない。

 

「それに神剣自体も強すぎる。世界を簡単に滅ぼせる力を持たせる訳にはいかんのじゃ。」

 

なぬ、神剣も駄目か。

確かに永遠神剣シリーズの主人公は主人公最強スレの上位の常連ではあるが。

 

「では、永遠神剣は駄目なんですか?」

 

俺の言葉に神様は腕を組み目を瞑り考え込んでいる。少し、時間にしたら3分ぐらい経った後

神様は話しだした。

 

「原作通りの神剣は無理じゃ。これは決まりである。

 世界を滅ぼすほどの力を与えるなというものじゃ。

 おぬしを信頼してない訳ではないが規則なんじゃ、すまんな」

 

そうか、規則か。ならしょうがないと簡単には思えんが、

俺以外の転生者も世界を滅ぼせるほどの力を持てないというのは悪くない。

だが、どうする?下位の永遠神剣では転生者と戦いになった場合負ける可能性がある。

他になにかあるか……

 

必死に考えていた俺を尻目に神様は言葉を続けた。

 

「だが……原作通りじゃなければ問題ないかもしれん。」

 

神様の言葉、その意味を考える。つまりこういうことか?

 

「世界を滅ぼさないレベルまで神剣を弱体化させ、エターナルにもしないと……?」

 

これなら規則には当てはまらないから問題はない。

エターナルになれないのはきついが規則ぎりぎりの力ならそう負けはしないだろう。

 

「そういうことじゃ……が、エターナルにはできんがそれっぽい存在にすることはできる。」

 

それっぽい存在ってなんだ?

まあ体が丈夫で長生きできるってぐらいだろうが……

 

神様に聞いてみるとそれぐらいだと言われた。なら、いいかな?

しかし、話はこれで終わらなかった。

 

「その場合普通とは生まれを変えなければならなくなるんじゃが。それでもいいか?」

 

生まれを変える?

 

「どういうことだ?」

 

「つまり、普通なら海鳴市に主人公達と同い年になるはずじゃが

 違う時間違う場所に生まれる事になる。」

 

「それは別にいいが……なんでそうする必要があるんだ?」

 

別にそのままでも問題ないと思うが、しかし、神様からの問いで理解した。

 

「おぬしは普通の人から生まれた人がそんな特殊な肉体を持っていると思うのか?」

 

 

そのとおりだ。海鳴市で生まれるなら普通の人間である必要がある。

魔法の力を持っている両親だったとしてもそれは変わらない。

能力だけならレアスキルだからと言い訳ができる。

しかし、肉体から違うなら無理だ。

子供が両親から生まれる以上普通じゃないのはおかしい

長生きする、体が丈夫になるという特典なら可能だろうが

俺の特典は永遠神剣だ。永遠神剣に関するものしかできない。

そういう永遠神剣にすればいいって?弱すぎだろそれ。あかんわ。

だから上位永遠神剣を得る事によってエターナルになろうとしたのだ。

エターナルは上位永遠神剣を得る事ができればなれるので問題はなかった。

 

「もしそうしたら……俺の生まれはどうなるんだ?」

 

これでただミッドチルダに生まれるとかだったらいいのだが……

 

「それは分からん」

 

「……え?」

 

予想外だった。知らないなどと言われるとは想定もしていなかった。

相手は神様で転生させると決めたのだ。

知らない訳ないと思っていたが、そんな単純な話ではないらしい。

神様は申し訳なさそうに言った。

 

「転生させる神はワシとは違う神じゃ、ワシはその神に要望を伝え依頼をするだけ。」

 

 

 

詳しく聞くとあらゆる世界を管理する専門の神様がいるらしくその神が転生させるらしい。

普通なら特典を伝えその特典を与えた者を海鳴市に転生させるのだが……

その特典を叶えるためには海鳴市に生まれる事が出来ない場合、どこで生まれさせるかは

その神様に一任させる。そういう仕組みらしい。

 

 

 

「もしかしたら、とんでもないところで生まれるかもしれないのか……」

 

一番あり得るのは研究所。人体実験の後に生まれたとかは可能性が高い。

神様の話だとそういうことはあんまりしないらしいが……

あんまりということはしたことがあるのだろう。

 

悩む、エターナルっぽい体はとても欲しい。長生きできるのはいいことだ。

しかし、それは危険な賭けだ。あえてやる必要はない。

 

 

しかし

 

 

「分かりました、それでいいです」

 

俺はその賭けに乗った。危険なことは分かっている。しかし、しかしだ。

 

 

 

そういう肉体って憧れるだろう!!

 

 

 

そういうことだ。俺は高校生だ。中学生ではないがそういうものには憧れる。

馬鹿だと思う人もいるだろうが俺は自分のしたいことをする。

 

 

 

「そうか、分かった。そう伝えておこう。」

 

 

神様も俺が了承した理由が分かっているんだろう、穏やかな目でこちらを見ている。

そして、目を瞑り腕を組むポーズをする。

何をしてるのかは知らないが、気にせずにいこう。

 

ふふん、俺は高校生。自分の欲望に正直に生きたいと思う。

今までは自分がどうなるか分からないから色々考えていたがここまでくれば必要ない。

 

うーん、でもどの上位神剣にしようかなー。聖賢もいいし、叢雲もありだし。

 

俺がそう考えると神様は驚いた顔をしてこちらを見た。

 

ん?どうしたんだ?

神様が口を開く。

 

 

「おぬしが永遠神剣が欲しいとしか言わんかったから要望は何もなしで依頼してしまったぞ?」

 

 

な、なんだってぇぇぇぇぇぇあれは連絡してたのかぁぁぁぁぁぁ

 

これから大丈夫なのか不安になる神上(今まで呼ばれていなかったから覚えている人はいないだろう)

だった。

 

 




プロローグは終了。
次から本編だよー
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