第5話 始まるっすよ!
前回、適性検査を受けた主人公神上 隼人。アルハザードではガッショ・テノ。
彼の適性検査の結果は王都で精密検査を
受けなければならないほどだった!
彼は平穏な生活を守れるのか!!
「はぁ……」
思わずため息が漏れてしまう。
あの検査の紙は当たり前だが両親に見られてしまった。
両親は結果に驚いていたが
すぐに王都に行く準備をしだした。
両親にはどんな希少技能か分からないという不安と
優秀な希少技能だった場合の期待とは混ざり合っているみたい。
はぁ、大丈夫かなぁ……不安だ。
その後、無事王都に到着しました。
王都はなんといえばいいのか、日本が考えていた
未来都市みたいになってやがるぜ。
車が浮いてやがる。ビルも多いし凄いなこれは。
いつも通り原理は分かんないが科学だけでなく、
魔法も使えば出来てもおかしくないよね。
「王都は凄いだろぉ、アルハザードで一番発展してるんだぞ」
父は少し前までは王都で働いていたらしい。なのに何故地方にいたのだろう?
「凄いです、父様母様!」
当然演技は継続中である。
この王都の一番の特徴は王都の真ん中にある無限エネルギー発生装置だ。
凄く高いビルの中にあるためどんなものかは分からないけど、
この装置だけで王都の全エネルギーを賄っている。
ずっと考えていたことがある……
アルハザードはいろんな説はあるが
滅んだというものだ。
神様がどう判断したかは分からないがこの世界は
滅ぶのではないかと思っている。
なら、どうして滅ぶのか。ここまで発展しているのに。
その理由はこの無限エネルギー装置にあると思う。
エネルギー装置が暴走して滅亡する。
ありきたりだがありえる。というかそれ以外に考えられない。
しかし、五歳児が何を言っても信じてもらえないだろうし、
今は保留にしておこう。
王都にせっかくきたのだから観光をしたいが、
親に許してもらえなかった。
「先に検査をしなきゃいないんだよー」
母の話し方は相変わらずだ、まあ五歳児相手だしこんなもんか。
そんなこんなで王都の検査場に到着した。
検査場を見たとき思った事は……
デカァァァァァいッ説明不要!!だった。
ただの検査場の癖に一流病院よりでかいぜ。
こんなに大きい必要あるのか?
疑問を持ちながら中に入る。
「おはようございます、今日は
精密検査をしに?」
「はい、そうです。これが適正表になります。」
父が受付の人と話している。
適正表は適正のことが書いてあったやつです。
それを受付の人は受け取り、
「なるほど、分かりました。
すぐに準備をするのでお待ちください。」
そう言いどこかに行ってしまった。
普通は検査は予約が必要だけど今回みたいな
場合はしなくてもいいということだ。
5分ぐらいでアナウンスに呼ばれたので移動する。
「テノ、頑張るんだぞ」
「頑張ってねー、テノちゃん」
何を頑張ればいいんだ?
何故か両親が応援してくるが気にしなくてもいいかな?
そのときの俺は
このあと起きる事を知らなかったんだ……
「これで精密検査は終了です。検査結果は明日また
来ていただいたときになります。」
やっと、やっと終わった……
アナウンスの後俺を待っていたのはとんでもないほどの
数の検査だった。
最初に血を採られた後に、
ベッドに寝かされMRIみたいな検査を3時間ほどした後、
魔力を全て魔玉に注ぎ込むように言われ、
魔力ほぼなしのふらふらな状態でまたMRI的な検査をさせられた。
最後にもう一度血を採られ終了。
準備や移動全ての時間を含めると10時間ほどだった。
子供の体で10時間は辛いよ……眠いよ。
ふらふらと揺れながら両親のところに行く。
両親はずっと待っていてくれたようだ。
両親のところに着いた後、
恥ずかしいがすぐに寝てしまった。
朝、連絡していた宿から出て検査場に向かう。
1日で分かるとか速すぎだよねー。大丈夫かな。
「ガッショさんですね、
すぐに105室に向かってください。」
検査場に到着すると、
すぐに別の部屋に向かうように言われてしまった。
移動すると、
その部屋には白衣を着た50歳ぐらいの人がいた。
俺たちが椅子に座るのを確認すると、
検査結果を話しだした。
「では、検査結果ですが……
まず、魔力適正は吸収です。」
吸収?なんだそれ
両親を見ると二人も分かってないのか、
首を傾げている。
「分からないのも無理ないです。
非常に珍しいので。
吸収は空気中の魔力を常時溜め込む体質
のことです。
普通なら体に異常が起こりますが……」
ここでいったん言葉を止める。
え、まじで?体に異常が起きるの?
大丈夫なのか……?
俺の心配をよそに話し続ける中年の人
「ここでテノ君の希少技能が関係します。
テノ君の魔力値はAAAランクであり、
非常に優秀です。」
おーー、かなりあるじゃないか。やるな俺。
父も流石私の息子だ、とか小声で言ってるし。
「しかし、テノ君の中には魔力の源である、
リンカーコア以外にも魔力を貯めている
ものがあります。」
ま、まさか……
「その内封されている魔力値は
今までに例がないほどに高く
測定不能となりました。
希少技能の効果だと思いますが、
今まで前例がなかったものです。」
これって……
そこで中年の人が検査表を渡してきた。
そこには……
ガッショ・テノ
魔法適正:吸収
魔力値 :AAA
希少技能:??? 内封魔力測定不能
つまり、永遠神剣が原因……?
神剣が空気中の魔力を吸収するために
俺の魔法適正が吸収になったと……?
これは……やばい
俺が内心で動揺している中、中年の人は
言葉を続ける。
「今からテノ君の希少技能を詳しく調べます。
よろしいですか?」
こりゃもうどうしようもないな。
もう……ゴールしていいよね?
登り始めたばかりだ、この長い小説街道を!
ということで5話目でした。
なかなか話を進められない……
1話1話の文字数も少ないし
もう少し頑張らなきゃ!