今回は短いです。
前回、希少技能の検査を受けた主人公神上隼人(ガッショ・テノ)
研究者の最終手段によって、ついに神剣を呼び出した。
神剣は彼の今後にどう影響するのだろうか。
『聖賢』
永遠のアセリアの主人公が使う第二位の上位永遠神剣
今、その剣が目の前にあった。
「そうか、『聖賢』か……」
安堵。今俺が感じている感情はそれだった。
本当によかった。
『聖賢』は作品の主人公が使う剣だからとてもまともだ。
神剣の中にはとんでも無い効果を持つものがあるからな、
だから不安だったんだ。
神様が面白がってそれを持たせようとするとかさ。
まあ、結果としては大丈夫だったんだ。気にしないでいこう。
ああ、後言っておくと『聖賢』は若本ボイスである。
俺が一人で安堵していると神剣が心の中に語りかけてきた。
『お主に聞きたいのだが、』
おおー、やっぱり心に話しかけれるのか。
『お主は何者だ?先ほどは神が我を与えたと言っていたが。
そして、我はなぜここにいるのだ?』
あれ?考えている事が伝わっているというのはいいが、
なんで自分がここにいることを知らないんだ?
神様から聞いてないのか?
俺が心の中で考えた疑問に『聖賢』は答える。
『我は神なるものとは会っていない。』
会ってないのか。ならここに現れるまではどうしていたんだ?
元の世界にいたのか?
『我は今まで……。』
『聖賢』は答えようとしたみたいだが途中で言葉を止めていた。
どうしたんだ?もしかして思い出せないとか?
『そのとおりだ、我は今まで何をしていたのか全く思い出せない。
いや、思い出せないというのも違う。我は今存在が創られたのか?
しかし、我自身がどのような存在であるかは理解できる。
どういうことだ?』
『聖賢』さんは混乱しているみたいだ。
まあまとめると『聖賢』さんは自信の存在のことしか知らないという事だ。
もしかしたら神様が俺に特典を与えるときに記憶とかを与えなかったのかも
しれない。
まあ、神剣は弱体化するって話だったし記憶ありじゃ色々と面倒そうだ。
俺が一人で納得していると『聖賢』から抗議の声が聞こえてきた。
『一人で納得をするな!お主が知っている事を全て話してもらう。』
おーいいよー。それにしても流石は『聖賢』。
無知を知るものだね。
『お主、どこまで知って……ん?何かが近づいてきたぞ!』
『聖賢』の言葉を聞き周りを見渡す。すると研究者が走って近づいているのが見えた。
そういやいたっけ、忘れてた。
研究者は俺の前まで近づき興奮したように言った。
「こ、これが君の希少技能なんだね!!凄い、凄いよ!
君が今まで吸収していたエネルギーはこの剣に溜め込まれていたんだね!!
あれほどの魔力を溜め込めるなんて。とんでもないものだよ、これは!!
それに君、さっきこの剣のことせいけん?って言ったよね。名前かい?
もしかして聖剣って言ったのかい?確かに神々しい剣ではあるけどね!
この剣のことを知っているの?なんで?今まで自分の希少技能のこと知らなかったんでしょ?
もしかしてこの剣が話したとか?どうなの?」
こ、この男、興奮してやがる!今までに見た事無い希少技能を
前に知的好奇心を抑えられないみたいだ。
やばいな、このままじゃ『聖賢』と話せない。
「僕もよく分かりませんよ……。
また、明日来ますのでそのときに話しませんか?」
今は夜の10時だ。ぶっちゃけかなり眠い。
必殺涙目上目遣いうるうる攻撃。この人に効くかは賭けだが……どうだ……?
「む、分かった。明日来てくれるんだね、
それならそれまで私は今までのデータをまとめておくよ」
効いた!よかった、正気に戻ったみたいだ。
『聖賢』には後で説明するからと体の中に戻ってもらい
俺は家に帰る事にしたのであった。
今回は短いです。すみません。
できればキリがいいところで1話1話を終わらせたいんです。
こんなssですがこれからもよろしくお願いします。