俺の家が女子高生の溜まり場になっている件   作:かしら

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ご無沙汰しております、かしらです。
気がつけばお気に入りが100件を超えている...!!嬉しい限りです。

今後ともどうぞ秋哉たちをよろしくお願いします!

本日もバイト先でのお話です。ガルパをプレイされている方ならこの光景、容易に想像がつくかも...?


加えて今回は多視点で書いてみようと思います。


#12 自然と通じるモノってあるんだよ

「へぇ、イヴってフィンランドとのハーフなんだね。」

「ハイ!」

「いいなぁ。なんか北欧って憧れるな。」

「そうですか?嬉しいです?」

「イヴの日本へのリスペクトとは比べ物にならないかもしれないけどね。」

「いえいえ、私もまだまだ勉強中です!」

 

 

 おなじみの休憩中の雑談タイムだ。イヴが羽沢珈琲店に道場やb...失礼、バイトに仲間入りしてから早1週間。ようやくお互いのこともわかってきたかな?

 

 

「おーい秋哉君、そろそろいけるかい?」

「はい!んじゃお先に。つぐ!交代だよー」

「え、もうそんな時間?」

「おうよ。ちゃんと休憩しろよ?」

「わかってるってば〜」

「ならよろしい。」

「もうっ、信用ないんだからぁー」

「ごめんて」

 

 

 いや、ちょっとでも目ェ離したらあなた無理するでしょ?という一言はなんとか飲み込み、俺は店内に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう、秋哉くん心配しすぎだよぉ...」

「お二人は幼馴染なんですよね?」

「うん、初めて会ったのは小学3年の時だから...もう6年くらい経つね。中学はほとんど秋哉くんがこっちにいなかったからまだそんなに一緒にいる時間は長くないけどね。」

 

 

 そう言って私はホールで常連さんを案内している幼馴染を見つめる。屈託のない性格とどこか人を惹きつける笑顔。なんだか秋哉くんがすっごく大人に見えるな・・・

 

 

「ツグミさん?どうかしましたか?」

「え?!う、ううんなんでもないよ。イヴちゃんから見た秋哉くんって、どんな印象?」

「ステキな方だと思います!」

「えっ...」

 

 

 妙に胸がざわつくのはどうしてだろう。

 

 

「アキヤさんはいつも面白くて私の話も楽しそうに聞いてくれて仕事も丁寧に教えてくれましたし...なんだか先生みたいな方です!」

「先生かぁーふふっ、確かにそうかもね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 女性陣が裏でそんなやりとりを繰り広げていることもつゆ知らず、今日も今日とて真面目に働く秋哉はというと・・・

 

 

「お、いらっしゃい。あれ、巴一人?」

「あぁ、なんかみんな用事があるみたいでさ。」

「じゃあ今日はこっちでもいいか?」

「おう。」

「?巴、なんか調子悪い?」

「へ?いやいや、そんなことないぞ!」

「ならいいけど...あんま溜め込むなよ?みんなの相談窓口になるのも悪かないけど巴のはけ口なくなってちゃ本末転倒だからな。」

 

 

 巴は生粋の姉御肌で面倒見もいいから俺もついつい頼りにしちゃうんだけど、巴は実はちょっと不器用というか自分のことには疎いんだよなー

 今だってあんなんで俺のこと誤魔化せてるって思ってるし。幼馴染なめちゃアカンで。

 

 

「秋哉君、厨房入れるかい?」

「了解です!」

 

 

 

 つぐなら事情知ってるかな。

 

 

「おーい、休憩中悪りぃ。俺厨房回るからイヴそろそろホール行けるか?」

「了解しました!」

「つぐは待った。」

 

 

 イヴと一緒に仕事に戻りかけてつぐを引き止める。っていうかあなたはまだ休憩中だぞ。

 

 

「どうしたの?」

「今巴が来てんだけど、アイツなんか様子がおかしい気がして。なんか知らない?」

「巴ちゃん?あぁ、そういえば...詳しくは知らないけど、巴ちゃん朝からちょっと元気なかったかも。」

「やっぱかー」

「なんだか怖くて事情は聞けなかったんだけど...」

「まぁそれは構わないさ。ズケズケ聞けるもんじゃなさそうだしな。おっけ、ありがと。も少し休んでていいよ?」

「ううん、私ももう行けるから!」

「わかった。あ、イヴ!」

 

 

 せっかくだからイヴに初仕事任せてみるか。

 

 

「カウンター席にいる赤い髪の女の人、さっき来たばっかだからオーダー取ってきてくれる?」

「ちょ、秋哉くんいいの?!」

「俺らが行くよりいいかもよ。」

「そう...かもね。」

「少し緊張しますね...」

「大丈夫、何かあったらすぐに俺とつぐが救援に行くから。」

「何事も実践から、だね!イヴちゃんならできるよ!」

「わかりました!」

 

 

 健気でいいなぁ。この店ほんと癒ししかないなーなんて微笑ましく思いながら厨房に入った時、事件は起きた。

 

 

「へいラッシェーイ!!なに握りやしょーか!」

「は、はぁ?!」

「「え」」

 

 

 この瞬間俺とつぐの思考が一旦機能停止(フリーズ)した。今、あいつなんて言った???

 

 

「なぁつぐ、うちいつから寿司なんて始めてたんだ?今日はあいにく海鮮系はそんなに仕入れてないようだけど...」

「始めてないよ?!うちカフェだから!!!」

「あ、そっか」

 

 

 ってそんなことより

 

 

出動(レスキュー)っ!!」

「あ、そうだ!」

 

 

 別にイヴと巴を置き去りにしたかったわけじゃない。ただあまりにも事態がアクロバティックに変わったもんで。シライ3くらいひねってたね。H難度ぐらいかな?って違うそうじゃない。

 

 

「ななな、なんだ?!」

「いやー最近入った新メンバーなんだが...まだ仕事に慣れてないみたいで...悪りぃ」

「あぁ、そういうことか。何事も実践からだもんな。たくさん失敗して勉強すればいいじゃないか!」

「巴ちゃんごめんね?」

「平気だって。」

「アイスコーヒーだよな。」

「おう。」

「アキヤさんいつの間に注文を?!」

「あ、やべ。」

「お前が横取りしてどーすんだよ。」

「ついいつもの癖で...まぁそのなんだ、改めてこの子新入りの若宮イヴちゃん。花女の1年だってさ。」

「なんだ、同い年か!ずいぶん大人びて見えるからてっきり年上なんだと思ったぞ!アタシは宇田川巴。つぐと秋哉とは幼馴染なんだ。」

(巴も負けてねぇだろ...)

「よろしくお願いします!」

「仲良くしてあげてね!」

「おう、よろしくな。」

 

 

 なんとか巴の様子も元に戻ったかな?

 

 

「はい、お待ち。ごめんな、勝手に練習台にして。」

「いやいや、構わないって。アタシでいいならいつでも相手してやるぞ。」

「ありがとな。」

「なんのなんの...ってどーしたつぐ。さっきからすごい視線を感じるんだけど...」

「あっい、いや!」

((バレてないと思ってたのか?!))

「今日の巴ちゃん、なんだか元気なさそうだったから。その...何かあったなら私でよければ話聞くよ?」

「流石に誤魔化しきれてねぇぞ、巴。巴が沈んでるとなんかこっちまで調子狂っちゃいそうだから吐き出しちゃってよ。」

「2人とも...」

「いつもは巴に助けられっぱなしだからな。たまにはこっちにも世話焼かせろって。」

「秋哉くんの言うとおりだよ!私たちにできることがあるなら協力したいな!」

「やぁーっぱバレてたか。」

「幼馴染なめんなよ?」

「はは、そうだな。いやぁ実はな...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時を同じくして、こちらにも険しい表情のドラマーが。

 

 

「ねね、だからさ!せっかくまた4人集まれるんだし!!」

「何度来ても答えは変わらないよ...他の人あたってくれるかな。」

 

 

 

 

 

 

 

 




大変長らくお待たせいたしました!実はパソコンを新しくしていまして、なんやかんやで気がつけば前回の投稿からかなり時間が経ってしまっていました。。。

今後はなるべく週に一本くらいのペースで更新して行けたらなと思っていますのでよろしくお願いします。


評価バーに色がついていて驚きです。まさかこんなにも多くの人に見ていただけるとは、、、
気が引き締まります!!


次回はシリアス回になりそうですね・・・
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