俺の家が女子高生の溜まり場になっている件   作:かしら

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どうも、空いた時間に書き溜め計画、まさかの2作で終了のかしらです。
夏休み前怒涛の課題を片付け待望の執筆再開ですw

今日は前回のラストで登場したアノ人とのお話
この2人の進展は結構書きたかったのでウキウキで書いてます

ではでは、




#21 誰か俺にナンパの仕方教えてくれないかな

「いやぁーこないだ教えてもらったやつ、ホントにアタシの好みドストライクでさ〜」

「あ、マジすか?よかったっす。」

「秋哉もあぁいう感じが好きなの?」

「好きっすねぇー」

「言いながら自分でデレデレしないで?」

「いけね、仕事中や。」

「もぉ〜」

「はい、お待たせしました〜」

「秋哉ってお喋りしながら作業両立してできるタイプ?」

「わりと。」

 

 

 そりゃ寝てても耳だけ独立させられるくらいですから?

 

 

「うわぁ〜すごいなぁ。アタシ一つのことに集中しちゃうと他のこと全然なんだよね。」

「いや、それはそれでいいじゃないですか。妥協がないっつーかそれだけ没入できるってのも。」

「そう?じゃーそういうことにしとこっか☆」

 

 

 先日書店で偶然出会いまさかの好みのジャンルが重なったことで話すようになった今井リサさんだが、相変わらずのコミュ力の高さにはやはり対応するのが大変である。ただ鬱陶しいとかそういうのとも違う。なんだろう、俺の幼馴染ってどっちかっていうと「妹系」キャラの方が割合的には多いからここまでガチガチの「お姉さま」な感じ慣れてないんだよな。とはいっても沙綾と巴は姉枠なはずなんだけどなぁ。

 

 

「今度また秋哉のおすすめ教えてよ。」

「こないだのがハマってくれたならこないだ言ったデビュー作もいいっすけど...えっと」

「ん、どうかしたの?」

「ちょ、タイトルド忘れして...うあぁーモヤモヤするっ帰ったら真っ先に確認だな。」

「あはは、それずっと気になるやつだね。」

「今日上がるの早いんでそこが救いっすね。」

「え、そうなの?」

「いや...マスターが働きすぎだってうるさくて。」

「そこまで?!」

「まぁ一人暮らしなんで。しゃあないんすよ。」

「そっかぁー晩御飯くらいなら作ってあげてもいいよ?」

「...それマジで言ってます?」

「いやぁアタシも比較的1人の時間が長いからさ〜誰かと一緒のがいいなって。」

「あ、それはわかるかも。でももう慣れちゃったなー」

「そんなに1人長いの?」

「もうだいぶ経ちますね。小学校の高学年ぐらいの時点で一通りの家事はこなしてたかなぁ。」

「えっ、めちゃめちゃ生活力高いじゃん!」

「まぁそうでないと生きていけなかったもんですから...」

「そっか...そんなにご両親忙しいんだね。」

「あの人たちホンマに子育てに興味ないみたいで...ははは」

「ごめん、話したくなかったかな?」

「あ、いやいや、別にもういいんすけどね。」

「おーい秋哉君、そろそろだよ。」

「え、そんな時間?すいませんんリサさん、ちょっと抜けてきますね。」

「へ?あ、うん!お疲れ様!」

 

 

 

 

 

 

 

 バックヤードに戻るとつぐが復活していた。よかったよかった。

 

 

「あ、悪りぃ俺今日ここであがりなんだ。」

「え、そうなの?」

「マスターが働きすぎだってうるさくて...」

「無理しちゃダメだよ!しっかり休んだ方がいいよ。」

「つぐもな。あと頼んだ。」

「う、うん!お疲れ様!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 よかった、今も秋哉くんはいつもみたいに私に接してくれる。でもそれって私だけが変に意識してるってことなのかな・・・

 

 

「あ、じゃあこのあとうち来ます?さっきの本...」

 

 

 あれ、今のは秋哉くんの声だ。相手は・・・

 

 

「え、いいの?やった〜」

 

 

 心臓が止まるかと思った。

 楽しそうに話しながらお店を出て行く2人の後ろ姿は、その後もずっと私の頭から消えてくれなかった。




お久しぶりです。(n度目)
さまーばけーしょんということで執筆ペース上げていきます。多分。



随分と切ないラストになっちゃいましたね。つぐみまじでごめん

ようやく秋哉の家に人が来る。もうタイトル詐欺師だなんて言わせません()


ではまた次回
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