こんにちワ♥皆さん 吾輩潤です♥ えっ?口調がおかしいって?それはしょうがありません♥今吾輩は伯爵の格好をしているのですかラ♥気分は大事なんでス♥
原初生命繊維をこの身に宿してから早2年も経ちましタ♥ その間起きたことといえばオーフィスというそれはもう可愛いドラゴンと会ったことぐらいですかネ♥彼女なんでも故郷をグレートレッドなる他のドラゴンに住処をとられてしまったようです、可哀相に。それでなんでも吾輩から変わった気配がするそうなので手伝ってもらえるか試したいなど言って襲いかかってきましタ♥原初生命繊維の力を使いなんとか勝てましたがドラゴンとの死闘なんて7歳児がすることじゃありませんどうやら彼女は満足して帰って行きましたが今でも時々遊びに来るんですよネ♥完全に秘密をおおっぴろげにできる友達なんて素晴らしいでス♥でも寂しさを知ってしまった吾輩はついにレロをつくってしまいましタ♥ですから吾輩もう寂しくありませんヨ♥
そういえば吾輩ノアの力を修行しましタ♥まぁ修行といってもノアのメモリーから学んだので実質使ってみただけなんですけどネ♥今吾輩が使えるのは
「ノアたま~一体何処に行くレロか?そろそろ教えて欲しいレロ」
「フフフ♥実は素敵な遺跡を見つけたのでス♥行けばいいことがあると吾輩の勘が囁くのです。せっかく方舟もできたことですし冥界探検なんて素敵だと思いませんか?」
「危ないレロ、絶対危ないレロよノアたま。魔獣に襲われるレロ」
「残念でしたレロ、もう着いてしまいましたヨ♥」
「レロォ~!!」
遺跡の中は思ったより綺麗であり芸術を感じさせるデザインとなってます。これはなかなかいい物件ですね少し掃除すればなかなかいい別荘にできそうでス♥数時間中を散策したのですが特に変わっているところがありません。おかしいですね、ここに来た時に原初生命繊維を手に入れた時のような疼きがしたんですがネ♥
「ノアたま~やっぱりここには何もないレロ、早く帰るレロ」
「おかしいですネ♥確かにここから感じたのですがね」
「たまには勘違いもするレロよ、帰るレrっ痛」
レロもお茶目ですねしっかり前を見ないから銅像にぶつかるのです・・・おや?壁についてる銅像がかけましたよ。傘がぶつかっただけなのに脆いですネ♥ もしやここが?
確信がある訳ではありませんがレロで一撃入れてみたらなんと下に降りる隠し階段があるではありませんか。
「フフフ♥さすがは吾輩のレロ、見事に見つけてくれましたネ♥」
階段を下りていくと祭壇のようなものがありそこには透明な容器に入っているどす黒い液体がはいってました。フフフフ♥やっと見つけました吾輩のラグナロクちゃん
「ノアたま、何レロかあれ?なんかヤバイ匂いがプンプンするレロ」
「あれぞ吾輩が探し求めていた魔剣ラグナロク、黒血と呼ばれる人を狂わせる血でできた魔剣でス♥」
「気色悪いレロ、あれをどうするレロ?」
「もちろんこうするのですヨ♥」
吾輩一気に飲み干しちゃいました。レロが横で騒いでますけど無視です。あぁ~黒血が体に馴染んできますネ♥もうひとりお友達ができたわけですね、素敵でス♥そんなことを考えていたら背中がむず痒くなってしまいました、そうですねではご対面といきましょう。
ピギャアアアアアアアアア
ウフフ♥素敵な悲鳴ですね。一般人が聞いたら思わず耳を塞ぐでしょウ♥
背中から出てきた黒血が人型に変わってきましたね。
「レッレローノアたま~大丈夫レロかっ、何か血がすごいことになってるレロ」
「大丈夫ですヨ♥レロこれは魔剣を使うために必要なことでス♥そしてはじめましてラグナロクこれから吾輩の剣として仲良くしましょウ♥」
「ハッ何がよろしくだよ、馴れ馴れしくしやがって俺が素直に言うこと聞くと思ったら大間違いだぜ」
「レロ~無礼レロ剣のくせに生意気レロ」
「ウフフ♥あなたも傘じゃありませんカ♥まぁいいですラグナロクあなたと仲良くするためにティーパーティーを催したのでス♥アメやケーキを食べながらおしゃべりしましょう」
「なにっ!何個だ?じゃ無ぇ変装して姿隠してる奴に協力する気はねーよ」
「気づきましたか。変装とは装いを変える事いわばファッションなのでス♥気分によって服を着替えるのと一緒です。他意はありませんヨ♥それとパーティーは金づるさえ見つければ毎日でもしますよ」
「マジか!しょーがねー一緒に戦ってやるよ」
おぉ~さすがは魔剣理解が素早くて助かります。これからは手札がさらに増えなすネ♥早く試してみたいですね・・・おやおやおや遠くの方で魔力の波動を感じますネ♥素敵ですねこれはあの神が用意してくれたチュートリアルですね。乱入しちゃいましょウ♥
「ラグナロク」
「おぅ行くのか?」
「おや?気づいてましたか」
「あたぼーよ。魂の波動がビンビン来るぜ」
「フフフ♥それでは行きますか」
遺跡を出て森の中をまっすぐ移動してると二人のお嬢ちゃんをおっさん達が8人がかりで襲ってますネ♥これはいけません助けましょウ♥
なんてことを考えていたらこちらに気づきましたネ♥随分驚いてますねまぁ歯茎丸出しの笑顔な紳士ですからね焦る気持ちもわかりまス♥こちらから話しかけてあげますか。
「皆さんご機嫌よう。こんな森の中でいたいけな少女二人のいたずらなんていい趣味してますネ♥」
「なんだ貴様はっ!!部外者が邪魔をするな」
「ウフフ♥ダメですとりあえずその子達助けますお話はそのあとでス♥」
「このっ」
男の一人が魔力を放ってきました。でも無駄ですよそんなもの触りたくありませんので。放たれた魔力はしっかりと身体を通り抜けました、快楽は正常に作動してますネ♥男たちも焦ってます全員で魔力を放ってきましたよ無駄ですけどね。
「無駄ですよ無駄無駄♥」
「ハアァァァァァ」
ガキンッ
後ろから切りつけてきましたがレロで防ぎます
「レロォ~痛いレロ」
「何ッ?」
「不意打ちなのに叫んじゃダメでス♥少し早いからって慢心はいけませんね」
「くらえっ」
「ですから無駄だと言ってm!!」
もう一人が槍で突いてきたのですり抜けようとしたら突き刺さりましたヨ♥
おかしいですね
「ウフフフ♥なんですかその槍は?興味深いですね」
「ッ!!化け物めっ」
引き抜かれたそばから生命繊維の力で傷が治ったので化け物扱い酷い事でス♥
しかしあの槍は何でしょう?快楽が聞きませんでしたノアの力を無効化したのでしょうか?イノセンスに近いものですかね?そういえば神器なる神が創った物があるようでしたね、それでしょうかカマをかけますか。
「神器・・・ですねそれハ♥面白いですね」
「そうだともこれはあらゆるものを貫く神器ッその名もk」
「名は不要です。知っていたところで結果は変わりませんのデ♥」
「ほざけっ」
彼らは左右に分かれて魔力を放ち剣士達が隙をついて斬りかかってきました、まぁ隙なんてないのですが。
「ラグナロク」
背中から黒血が背中から竜のように溢れ出してくる。
ピギャアアアアアアアアア
悲鳴とともに背中から現れた竜に驚き動きを止めましたネ♥おバカさん達 まぁ驚くのも無理はありませんよね黒く毒々しい液体のようなものが竜になって現れたらビビりますよね。
「ラグナロク、悲鳴共鳴」
背中の竜が手元に集まり剣になる
ピギャアアアアアアアアア
「ア゛アアァァァァァァ」
「スクリーチα」
黒い狂気の塊が叫び声をあげるように敵襲い掛かると三人を飲み込んだ。
あれじゃ悲鳴を上げる隙もありませんネ♥
「このォ」
仲間がやられたからって逆上して襲いかかって来ちゃいけません。
「ちょこざいナ」
レロに魔力集めて放ちます。膨大な魔力で辺り一帯ごと消し飛ばしてしまいましたけどいいですよネ♥
あぁちゃんと小娘二人は結界を貼って守りましたヨ♥どうやら気を失ったみたいですが猫だったのですね耳が生えてます獣人ですかネ♥
おや槍の彼が満身創痍とはいえ生きてますねびっくりです。
「グッくそっ」
「フフフ♥その神器すごいですね咄嗟に前に出して防ぎましたね。ウフフフ♥では生き残ったあなたには絶望をプレゼントでス♥」
槍を拾い上げイノセンスを壊す要領で破壊する。えっ?なんで破壊の仕方を知ってるかって?ノアのメモリーをみたからです。やはり神器=イノセンスで問題ないみたいですネ♥彼目の前で槍が破壊されて絶望しきった顔しちゃってます。可哀想なので終わらせてあげますカ♥彼の体に手をいれてしんぞうをにぎります。ウフフ♥震えちゃってますね。
「そんなに怖がらなくてもいいですヨ♥じっくり死を味わってください。ティーズ、お食べなさい」
ドクロに蝶の羽を生やしたゴーレムに心臓を食わせてやると痙攣しだして死んでしまいましたヨ♥なかなか素敵な殺し方ですね今度は心臓を抜き取って殺っちゃいましょうカ♥
早く猫ちゃんたち起きませんかネ♥
頑張ったけどグダグダかも
すんませんドクシャさん
これからもよろしくしてください