「こうてくだぁーっ。」
と、威勢のいい声が聞こえてきました。
「美味しそうな、店ね。」
「うん、能登と言えば輪島朝市だ。」
「ええ、私は沼津出身だから海の事は。」
「そうか、善子は北陸は好きなのか?。」
「うん、ヨハネは金沢も好きだけど、能登と、越前も好きなんだ。」
「富山は言ったことある?。」
「そうね、去年の秋に八尾と富山をね。」
「だから、善子は北陸が好きなんだ。」
「今回は、2人で行く冬の能登半島は嬉しいな。」
「そうだな。」
「美味しそうな、店ね。」
「行って見ようか。」
「ええ。」
南は、能登金剛と輪島を観光した後は金沢駅で善子と別れた。
金沢駅
「次の北陸線特急「かがやき7号」は12時43分か。」
「じゃあ、金沢でお別れね。」
「うん。」
「ありがとう。」
「まもなくー、12時43分発特急「かがやき7号」長岡行がまもなく発車します、お乗りの方はお急ぎください。」
「じゃあな。」
「じゃ。」
南は、特急「かがやき7号」に乗って長岡から上越新幹線「あさひ318号」に乗り換えて帰京した。
翌日、南は東京公安室に帰って来た。
「ただいま戻りました。」
「どうだった、休暇は。」
「ええ、結構楽しかったよ。」
「能登は凄かったですか。」
「ええ、能登金剛と輪島朝市へ見物してきたよ。」
「あら、いいわね。」
「でしょ。」
そこへ、水野が南に言った。
「冬の能登半島へ行ってたんですか。」
「うん。」
「いいな。」
そこへ、高杉班長が南に言った。
「イヤー南、休暇中に死体を発見されるとは。」
「ええ、死因は飛び降りたのではないかと石川県警はそう言っています。」
「それで、被害者の身元は。」
「はい、東京在住の塩尻源次郎。」
「でも、どうして能登金剛に来てたのかな。」
「そうですね。」
「1人で能登巡りしていたんじゃないか。」
「うん。」
「それに、能登金剛は自殺で有名な場所ですからね。」
「ああ。」
「冬の北陸に殺人か。」
「南主任も、とんだ北陸旅行だったな。」
「うん、謎が深まるな。」
「ええ。」
南の休暇が連続殺人が起きるとは予想もしなかった。
「とにかく、石川県警にも調べてもらおう。」
「ええ。」
特捜班はさっそく石川県警に捜査協力をすることにした。
「はい、石川県警捜査一課。」
「どうも、特捜班の南です、実はですね東京在住の塩尻源次郎について何ですけど、輪島の旅館で調べて見て戴けませんか。」
「ええ、東京在住の塩尻源次郎ですか、わかりました。」
「じゃあ、お願いします。」
石川県警は、東京在住の塩尻源次郎について調べてもらった。
「そうですか、昨日輪島の旅館にチェックアウトされていましたか。」
「はい、昨日確認されています。」
「どうも、ありがとうございました。」
と、電話を切った。
そして、事件が起きる