富山駅で起きた、特急「雷鳥13号」の車内で起きた殺人事件の捜査は、富山県警に任せることになった。
「死因は、ナイフによる出血死か。」
「うん、犯人は何処で下車したか、別の列車に乗り換えたか。」
「それは考えられますね。」
「ええ。」
そこへ、富山で起きた「雷鳥13号」の事件は特捜班に伝えられた。
「はい、石川県の輪島出身の井上 悠花、わかりました早速調査します。」
と、電話を切った。
「おい、富山県警から捜査協力の要請だ。」
「よし、僕と小海さんで捜査してきます。」
「頼むぞ。」
「了解。」
そこへ、南がやって来た。
「どうした、高山、小海。」
「富山で、特急「雷鳥」の車内で女性の死体が見つかったそうです。」
「何だって。」
「これから、能登へ向かいます。」
「南主任も一緒に。」
「わかった。」
次の日、南と高山と小海は午前7時36分発上越新幹線「あさひ1号」に乗り、長岡で特急「かがやき」に乗って富山へ向かった。
「東京から富山へ行くと2時間で行けれるのは便利ですね。」
「うん。」
「上越新幹線の場合は「北越」と「かがやき」とが連絡しているんだ。」
「なるほど。」
8時57分、南と高山と小海が乗った上越新幹線「あさひ1号」は長岡へ到着した。
「次の北陸本線「かがやき2号」は9時04分か。」
「あっ、あれじゃない。」
「来たぞ。」
「おお、金沢行か、これに乗ればいいのか。」
ファーン!
9時04分、南と高山と小海が乗った特急「かがやき2号」は長岡を発車した。
長岡と金沢を結ぶ特急「かがやき2号」は9時04分に発車し、直江津、富山、高岡、終着金沢には11時34分に着く。
「直江津過ぎたら富山へは10時57分に到着するそうだ。」
「新幹線と特急「かがやき」に乗り次いで北陸へ行くのは便利なのね。」
「うん、この「かがやき」は自由席が設けて、うち1往復は福井と和倉温泉へ運転されているんだ。」
「へぇ。」
10時57分、特急「かがやき2号」は予定通り富山へ到着した。
「やっと、富山だ。」
「ついに来たのね。」
そこへ、1人の刑事が迎えに来ていた。
「東京の、鉄道公安の方ですね。」
「はい。」
「富山県警の大下です。」
「私は公安主任の南です。」
「高山です。」
「小海です。」
「お待ちしておりました、どうぞ。」
と、言って、富山県警のパトカーに乗り富山県警察本部へ向かった。
富山県警察本部
「どうも、井上 悠花が死体で発見されたんですって。」
「ええ、死因はナイフによる出血死です。」
「この女性は。」
と、高山は言った。
「知ってるんですか、主任。」
「実は、年末年始の休暇で一度会ってるんだ。」
「何だって。」
「それ本当なの。」
「ああ。」
第一の事件は能登、第二の事件は富山で、連続殺人が起きた。
犯人は?