L特急「雷鳥」連続殺人   作:新庄雄太郎

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魚津で第3の殺人が起きた


第8章 第三の殺人

「キャーッ、」

 

とその時、若いカップルの悲鳴がした。

 

「はぁっ。」

 

「どうした。」

 

「この人死んでるわ。」

 

「な、何だって。」

 

なんと、魚津の海で男性の遺体で発見された。

 

まもなく、富山県警捜査一課と魚津署のパトカーが到着。

 

「富山県警の熊田です。」

 

「ええっ、蜃気楼見ていたら、突然悲鳴が聞こえまして、それを見たら人が死んでいたんです。」

 

「あなたは、」

 

「鉄道公安の南です。」

 

「同じく水野です。」

 

「警部、亡くなったのは富山市出身の綾野 崇さん34歳です。」

 

「うん、やはり富山の人か。」

 

「はい、一連の事件と関係あると思われますが。」

 

「なるほど。」

 

「これで、3人目ですね。」

 

「うん。」

 

魚津で起きた事件は、すぐに特捜班に伝えられた。

 

「何、魚津で男性の死体。」

 

「ええ、被害者は綾野 崇さん34歳です。」

 

「わかった、早速調べて見る、南達は引き続き捜査を続けてくれ。」

 

「わかりました。」

 

魚津警察署

 

「被害者の綾野は拳銃による銃殺と考えられます。」

 

「なるほど、使用された拳銃は?。」

 

「弾丸から見ると、これはリボルバーですかね。」

 

「それは考えられます。」

 

「リボルバーって事は、38口径ですか。」

 

「その可能性もあります。」

 

「「雷鳥13号」の事件と能登の事件と今回の魚津の殺人。」

 

「その被害者に共通する事は何でしょうか。」

 

「とにかく、この事件に謎が深まったな。」

 

「ええ。」

 

一方、特捜班では、桜井と岩泉は被害者の女性の足取りを調べていた。

 

「じゃあ、京都から乗ったんですね。」

 

「ええ、8時ごろの「雷鳥」に乗って富山へ行くとか言ってたわ。」

 

「富山ですか。」

 

「ええ、彼女はよく富山へ行くことがあるのよ。」

 

「そうか、彼女は京都から富山へ行くために「雷鳥」に乗ったのか。」

 

「新潟行なら富山へ行く事は可能だわ、岩泉。」

 

「うん。」

 

公安特捜班

 

「何、被害者の女性は京都から「雷鳥」に乗っていたのか。」

 

「はい。」

 

「そこへ、ナイフで殺害された。」

 

「犯人は何処で列車に乗り換えたかだ。」

 

「高岡か新潟県の糸魚川か又は直江津で乗り換えたって事も。」

 

「それは考えられるな。」

 

「もし桜井の言う通りなら、京都からは北陸本線を通って富山へ行くのはわかるが。」

 

「行くとしてでも、富山へは「雷鳥」に乗れる筈だわ。」

 

「うーむ、問題はどこで列車に乗り換えたかだ。」

 

「そこなのよね。」

 

「もしそうだとしたら、高岡か糸魚川か直江津辺りで乗り換えたとしたら、犯行は可能だ。」

 

と、高杉は言った。

 

「そうね。」




そして、事件の犯人は?

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