L特急「雷鳥」連続殺人   作:新庄雄太郎

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そして、事件の余韻がわかって来た


第9章 善子の北陸旅行

京都駅

 

50代の女は、京都駅で8時39分発の特急「雷鳥13号」新潟行を待っていた。

 

「まもなくー、8時39分発 北陸本線経由特急「雷鳥13号」新潟行が参ります、あぶないから黄色い線の内側に下がってお待ちください、途中停車駅は敦賀、福井、芦原温泉、加賀温泉、小松、金沢、石動、高岡、富山、滑川、魚津、黒部、入善、糸魚川、直江津に停車します。」

 

と、アナウンスが流れた。

 

「間もなく京都から旅に出るのね。」

 

と、言ってホームに「雷鳥13号」が入線して来た。

 

8時39分、特急「雷鳥13号」は京都駅を発車した。

 

ファーン!、ピィーッ!。

 

と、警笛を鳴らした。

 

「雷鳥13号」に乗った50代の女性は何者なのか。

 

「雷鳥13号」は京都を発車した後は、湖西線に入った。

 

そこへ、車掌がやって来た。

 

「すみません、乗車券を拝見。」

 

「あ、はい。」

 

と、乗車券と特急券を拝見した。

 

「はい、ありがとうございます。」

 

特急「雷鳥13号」は、湖西線を通り過ぎると敦賀へと入った。

 

しばらくして、富山と魚津から戻った南と高山達は特捜班に戻って来た。

 

「えっ、京都の女の身元が割れた。」

 

「ああ、今京都府警から連絡が会った。」

 

「それで、女性の身元は。」

 

「この女だ、名前は星村明子、53歳だ。」

 

「この女か。」

 

「奴は、輪島へ行くつもりです。」

 

「誰かと待っているようですね。」

 

「ええ。」

 

そこへ、南は高杉に行った。

 

「この女、確か。」

 

「どうした、南。」

 

「実は、京都駅で見かけたんです。」

 

「そうか、どこで。」

 

「ホームで列車を待ってた時にチラッと。」

 

「そうか、北陸へ旅行した時にこの女性に会ったか聞き込みに行って来てくれるか。」

 

「わかった。」

 

そこへ、善子がやって来た。

 

「あのー、事件の事で話したいんだけど。」

 

「何だい、善子。」

 

「私が輪島へ行った時に、この女を見かけたの。」

 

と、写真を見せた。

 

「善子、この女か。」

 

「ええ、間違いないわ。」

 

「うん、ありがとう。」

 

善子の証言で、輪島朝市に行った時の写真を見せて確認したら星村が輪島へ行っていたことが判明した。

 

「ありがとう。」

 

と言って、南は高山と水野と一緒に「雷鳥13号」殺人と魚津の殺人の捜査本部がある富山県警察本部へ向かった。

 

「何、犯人は誰かに会っていた。」

 

「はい、京都駅で8時39分発の特急「雷鳥13号」に乗るためホームで待っていたが、その星村は京都で起きた未解決事件の重要参考人と思われます。」

 

「なるほど、それで魚津の事件に関しては。」

 

「ああ、分かってるのは。」

 

「恐らく犯人はこの男とみて捜査しています。」

 

「それで、犯人は。」

 

「分かってるのは、この男と思われます。」

 

「その2人とは。」

 

「はい、わかっているのは、この男だ。」

 

「名前は、関口眞治 27歳だ。」

 

「やはり、犯人は関口か。」

 

「はい。」

 

「という事は、犯人は関口と見て間違いないな。」

 

「うん。」

 

「星村は、関口に会うと。」

 

「可能性があります。」

 

 




そして、犯人はどんなトリックを使ったのか?
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