Fortune Lover シリウスルート シナリオ風ノベル 作:Brahma
B-1A-2(巨大な土人形が現れた)
すると巨大な土人形があらわれ、マリアをやさしくたすける。
それは生徒会室の前だった。生徒会室で会長の周りに暗い霞のようなものがかかっているのを感じる。
「キース様、ありがとうございます。私は行くところがあります。」
「あんなことがあった後だ。大丈夫かい?一緒に行こうか?」
B-1B-2(ジオルド王子が現れた)
令嬢たちは私の持っているバスケットに目をつける。
「それはなんなの?」
「マフィンです。生徒会の皆さんに召し上がっていただこうと..。」
昨日夕方作ったマフィンを少しでもおいしく召し上がっていただこうと温めなおしてきたのを正直に話してしまった。
令嬢たちはますます目をつりあげ、
「こんな平民のつくった貧相なものを生徒会の皆さんに食べさせるとか何勘違いしているの?」
バシッという音がしてバスケットが叩き落される。マフィンが中から転がる、
すると
「何をなさっているのですか?」
権威のあるよくとおる声がする。
金髪の美男子、ジオルド王子だ。
「そんなことをして,,,なぜキャンベル嬢をいじめるのですか?彼女は実力で生徒会にはいったのですよ。このようなことを繰り返すなら生徒会役員として王族として見逃すわけにはいかなくなります。」
「お、おぼえてらしゃい。」
令嬢たちには黒い霞が感じられた。ふと生徒会室を見ると会長の周りに暗い霞のようなものがかかっているのを感じる。
「ジオルド様、ありがとうございます。」
ジオルド様は、こぼれ落ちたマフィンを拾ってくださっている。
いきなり一つ召し上がった。顔を輝かせて、
「おいしいですね。甘すぎないし、舌触りもいい。素晴らしいです。またつくってきていただけますか。」
「あの、落ちてしまったものですのに...。」
「それは気にしないでください。キャンベル嬢がなにもかも努力していることは知っていますよ。」
「ありがとうございます。」
ふとみると生徒会室に黒いかすみがただよっている。
それをみてわたしマリア・キャンベルの気持ちは一変した。
「ジオルド様、すみません。わたしはいかなければならないところがあります。」
「あんなことがあった後なのに大丈夫ですか?一緒に行きましょうか?」
B-1A-2orB-2共通
「ありがとうございます。大丈夫です。それほどたいしたことはないので。」
マリアは生徒会室へ行き、会長のシリウス様に話しかける。
「会長のまわりには、クラエス様たちにかかっていたような暗いかすみがかかっています。それはなんですか?」
「マリアさん、母の真似をしてこれ以上僕をまどわさないでほしい。」
「母って誰ですか?」
「ディーク公爵夫人に殺された実の母だよ。僕は復讐のために生きている。それなのに君は僕の気持ちをかき乱す。これをかいで眠ってくれ。」
マリアは眠り薬で眠らされる。
気が付いたら薄暗い部屋に鎖をつけられて閉じ込められていた。
「今日の食事だよ。マリアさん、ここでずうっと眠っていてもらうか、これまでのことを忘れるかしてくれれば解放するんだけど...。」
「お母様のことを聞かせてください。」
「僕の母親は、ディーク公爵夫人に殺され、仇をとってほしいと言い残したんだ。その復讐を果たすうえで君の存在はじゃまなんだよ。殺すわけにいかないから眠っているか、これまでのことを忘れてほしいんだ。そうしないと解放することができないから。」
「本当に会長のお母様はそのようなことをぉっしゃったのでしょうか?わたしはそのようにはおもえません。」
「うるさい、復讐の邪魔をするな。」
眠り薬をかがせて、眠らせて生徒会室へ戻った。
学園内ではひたすらマリアを探しているようだった。
マリアの発見は意外なきっかけが糸口になった。
「あの、皆さん、不思議な夢をみたのです。
マリアさんが、魔法学園と魔法省の敷地内にある建物の地下室に閉じ込められているという夢です。こんな形の建物です。」
ソフィア・アスカルトが簡単な絵をかきながら生徒会室でメンバーに話す。
「こ、これは、10年前にディーク侯爵家の意向で建てられた倉庫によく似ていますね。」
「そこは探していませんでした。」
「魔法学園から連れ出すとなるとばれやすくなる。さらって監禁しておくには都合がいいのかもしれないな。」
「行ってみましょうか」
ディーク侯爵家の古い倉庫へいき、床にある隔し扉を開けると地下へ続く階段があり、ついに生徒会メンバーはその倉庫の廊下沿いにある地下室に閉じ込められているマリアを発見する。
「マリア、無事でしたか。」
「マリアさん、無事でよかったです。」
「なにかされませんでしたか?」
「いえ、なにもされていません。それどころか毎日食事を運んでくださいました。なにか事情があるのかもしれません。」
「マリアは彼がどのようなことをしてきたかご存じなのですか?」
「いえ、くわしいことはわかりませんが、復讐を考えているようでした。」
「いずれにしろ生徒をこのように軟禁していること自体犯罪です。」
「彼はどこにいるのですか」
「この部屋の入り口のある廊下の突き当たりです。」
「わかりました。皆さん行きましょう」
「待ってください。私は光の魔力保持者です。私も連れて行ってください。」
「あなたは危険な目にあったばかりでしょう、無理なさらないでください。」
生徒会のメンバーは無理しないでと止める。
闇の魔力は強力であり解決できないかもしれない。
マリアは行くか行かないかの決断に迫られた。
B-1A-2orB-2共通A-3(行くことにする)
B-1A-2orB-2共通B-3(行かない)