ガンダムビルドダイバーズ in Another Century 作:クレナイハルハ
晴side
あれから僕は無事に後日退院した
僕を襲ったあの頭痛は恐らくは記憶を思い出すためのものだったのだろう
家族からは心配された、妹涙目で抱きついて来たときは凄く驚いた
いつもあんなにダラダラしてる妹が走ってきた時凄く驚いたよ
そんなこんなで、僕は自分の部屋でノートを広げている
夢で見たイクスブラウの姿が、まるで設計図のように描かれておりページの端に『XA-00』
前、後ろ、横から見たイクスブラウにイクスブラウ専用の武装も描かれている
『イオンブリットライフル』これはガンダムのビームライフパーツから作ればいい
『レーザーエッジ』は言えば出力調整の出来るビームサーベルだから、にてる感じのを探せばいい
『スティールディフェンサー』
ぶっちゃけると、ガンダムステイメンのシールドをプラバンで強化すれば作れる
思い付く限り、買わなければいけないガンプラのリストを端末にメモしていく
買い物ついでにニッパーとかも買えばいい
僕は財布や、端末を揃えて着替え
僕は近くのモールにあるプラモデル店『THE GUNDAM BASE』に急いだ
杏side
兄貴が走っていくのを見て、私はボーとしていた。
走っていった時の兄貴の顔は、今までずっと面白くなさそうな、詰まらなそうな顔ではなく
明日へと走っていくようなキラキラした、楽しそうな目だったから。
兄貴は、清流 晴は私の本当の家族じゃない
これは私が兄貴の事を嫌っているとか、そういうことじゃない
兄貴は元々は孤児で、私が六歳ぐらいの時に家に引き取られた
それ以来、少しずつ打ち解けてきたけど
実際、私は兄貴の事が心配だった
お小遣いを貰えば、貯めるか本を買うのどちらか
流行りのガンダムにはまるで興味がなく、GBNにだって興味を抱かない。
私ですら友達に誘われてGBNをたまにやってるって言うのに
休日は、勉強するか読書するか寝ていて
まるで、大人だった
昨日も学校の屋上で、こんなことを言っていた
『何か起きないかな』
それは、何かが兄貴の中で出来ない事への不満じゃないかって思った
何か起きないかなじゃなく、何か起こせないかなって
そう思って思わずこぼしたんじゃないかって
だけど、昨日倒れてから兄貴は変わった
まるで、何か目標を見つけたカのような感じだった
見ると、兄貴の部屋の扉が少しだけ空いていた
私は兄貴の部屋の中に入り、見回す
あるのは本棚に勉強机、そしてベットだけ
もし、兄貴の変化の理由がここにあるんじゃ?
そうして兄貴の部屋の中を眺めていると
ふと、勉強机に一冊のノートが広げられていることに気付いた
勉強机にあるノートを目にして私は思わず目を見開いた
「えっと………イクス、ブラウ?」
それはイクスブラウと言うガンダムらしき物の設計図だった
武装や武装名、機体の形式番号まで書いてあり本格的だった
「もしかして、兄貴は…………」
これを作る事が、作ってGBNにダイブするのが目的?
だからあんな子供みたいなキラキラした目をしていたんだ、ふとページを捲ってみる
そこにはイクスブラウ formBと書かれた大きな剣を装備しているイクスブラウが描かれていた
次のページまで描かれている
「兄貴。私、応援するよ」
そう言って私はノートをもとの場所に置いて自分の部屋に戻った
晴side
俺はモールに入り貯めていたお小遣いを出して『THE GUNDAM BASS』に入る
一応始めてくる店だ、店員のお姉さんにガンプラの場所を聞いた方が早いな
「すいません、今大丈夫ですか?」
「えぇ、大丈夫ってあれ?見ない顔だね、新人さん?」
「はい、まぁそんなとこです」
「やっぱりー!あのときのリクくんみたいにキラキラした目をしてるからそうかなって思ったら当たっちゃった!」
な、なんかテンションが高い人だな
そう言えばこの人も原作キャラだっけ?
「と、取り敢えずこのHGのガンプラをお願いします」
「何々?エクシア、ステイメン、ストライクね。いま案内するよ。それにしても、いきなり三機も買って大丈夫なの?」
「大丈夫です」
そう言って様々なガンプラの棚から探して貰い見つかっては手に持つのを三度繰り返す
「これでガンプラは全部だよね?」
「はい。あと、青色の塗料とニッパーとかも欲しいんです」
「分かったよ」
そう言ってヤスリやピンセット等がセットになっている物と青色や他に必要だと感じた塗料を会わせてかった
「さて、次は………」
大きな買い物袋を持ちながら、次は近くの100円ショップで目の細かいヤスリやプラバン、ガンプラを入れておくケースを幾つか購入する
「大分大荷物になったな、まぁ元々は何も無かったし仕方ないか」
そう呟きつつ、歩く
だが、不思議と足取りは軽い
それほどに僕はイクスブラウを作り上げることが楽しみなのだろう
「あ!ダイバーギア!」
すっかり忘れていた………でもまぁ、組み立ててから買っても大丈夫か
そう思い僕は家に帰った
次の日、学校にいつも教材をいれるリュックとは別にガンプラやニッパーを入れたバッグを持って投稿した
うちの学校は何故かガンプラバトル部なんて物があったりするから、持ってきても特に何も言われない
だけど、僕の場合は回りから変な目で見られる
まぁ当然だよね、前までガンダムにもGBNにも興味を持たなかった奴が大荷物で学校に来たんだから
行間の間はノートにイクスブラウのformを思い出して書いていく
そうしている内に、あっという間に放課後になった
今日は午前授業のため、速く荷物を纏めて教室を出て、荷物を持って校舎の端にあるあまり使われていないガンプラバトル部の部室に入る
そこには様々なガンプラ製作に関わる様々な機材が置かれていた
「よし、当たりだ」
早速荷物を下ろし、ガンプラの入った箱を取り出し、近くの机に座る
リュックを椅子の近くに起き、中から設計図を書いたノートを取り出して広げる
「よし、まずは…………」
そう言ってガンプラを組み立てつつ、プラバンで足りないパーツを作り上げる
まずガンダムエクシアを組み立て、ストライクガンダムのボディパーツを切り抜き、エクシアの体に接着し、残りはプラバンで作る
頭パーツもボディと同様にプラバンで足りないパーツを作り組み立てていく
足や腕も同様だ、特徴的な肩や腕、足首部の羽?のようなパーツをプラバンで作りつつ慎重に作り上げる
今世だと始めてだけど、前世の何度もやってたからか、良い出来になっていっている気がする
「考えてみれば、これってトランザムシステムも使えるイクスブラウが出来るのかな?」
そう呟き、立ち上がって背伸びをする
今は2時、作業し始めたのが12時半だから、1時間半も作業してたのか
少し休憩するか
そう思い、僕は教室の外に出た
ご愛読ありがとうございます
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