幻想紅英伝   作:最弱神

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もう少しストーリーを進めたら人気投票みたいのがしたいなと考えたけどこのサイトのルール上無理なので軽く落ち込みました。残念。


第九話 「久しいな。親友。」

幸太「ただいま。」

 

咲夜「お帰りなさい。その袋は何?」

 

幸太「ああこれか?お土産の団子だ。味は保証する。」

 

咲夜「へぇ…お嬢様達はもう寝てるから。」

 

幸太「そうか。んじゃ俺もそろそろ寝ますかね…」

 


 

翌日、掃除とチルノとの修行を終わらせた後…俺はお嬢と昨日買った団子を食いながら会話をしていた。

 

幸太「今日で挨拶回りもパパッと終わらせるか。旨っ。」

 

レミリア「そう。でもまだ行く所は結構あるわよ。美味しい。」

 

幸太「そうか、良かった。何処に行けば良い?」

 

レミリア「永遠亭(えいえんてい)太陽の畑(たいようのはたけ)香霖堂(こうりんどう)って所かしら。宗教系は後で良いわよね?」

 

幸太「宗教には興味無いからな。別に良いぞ。どんな所なんだ?」

 

レミリア「永遠亭は迷いの竹林(まよいのちくりん)にある医療施設、太陽の畑はうちで育ててる草花の肥料を売っているわ。香霖堂は珍しい物があるからたまに行くのよ。」

 

幸太「成る程…何処から行こうか?」

 

レミリア「地図だと…永遠亭から行くのが良さそうね。」

 

幸太「解った。行ってくる。」

 


 

迷いの竹林

 

幸太「…」

 

俺が向かってるのって医療施設だったよな?何でこんなに罠だらけなんだ?しかもえらく凝ってる…

 

幸太「避けてくか。」

 

10分後…

 

幸太「着いた…」

 

何とか罠を避けながら永遠亭に到着する。

罠の張り方がプロレベルだった…どっかの軍隊でも相手にする気か?

 

幸太「失礼します。」

 

鈴仙「いらっしゃいませ。緋劉幸太さん。レミリアさんから話は聞いています。永遠亭で働いている鈴仙(れいせん)優曇華院(うどんげいん)・イナバといいます。」

 

幸太「おう。紅魔館執事の緋劉幸太だ。ところでここの周りのトラップは…」

 

鈴仙「…てゐの仕業ね…あのイタズラウサギ…」

 

幸太「イタズラってレベルじゃない位の多さだったな。どっかの軍隊と戦える。」

 

鈴仙「一体どれだけ張ったの?怪我は無い?」

 

幸太「五体満足だから安心してくれ。」

 

鈴仙「そう…」

 

?「あら?優曇華、お客さん?」

 

鈴仙「あっ師匠!そうです!」

 

八意「初めまして。永遠亭の薬師、八意永琳(やごころえいりん)です。」

 

幸太「紅魔館執事の緋劉幸太だ。宜しく。薬なら何でもあると聞いているが…?」

 

八意「ええ。材料さえあればどんな薬でも作れるわ。」

 

幸太「じゃあ…超神水(ちょうしんすい)。…有る訳無いか…」

 

八意「あるわよ。」

 

幸太「…マジで?」

 

八意「マジよ。ただお勧め出来ないわ。」

 

幸太「何故?」

 

八意「その薬を知っているなら効力は知ってるでしょ?潜在能力解放。ただし超の付くほどの猛毒。飲むのは大体不老不死とかよ。」

 

幸太「飲んで生き延びた人間は?」

 

八意「居ないわね…」

 

幸太「幾らだ?」

 

八意「ただで良いわよ。」

 

幸太「んじゃ早速…」

 

八意「え?」

 

グビッグビッ。

 

八意「ちょ、ちょっと!?」

 

幸太「ご馳走さま。そろそろ移動するから、じゃあな。」

 

八意「…嘘?…本物よ?この薬…」

 


 

太陽の畑

 

幸太「成る程…太陽の畑ね…」

 

果てが見えない程広いヒマワリ畑…スマホの電力に余裕があれば写真を撮るのだが…

 

?「あの格好…彼ね。」

 

幸太「!初めまして。紅魔館執事の緋劉幸太だ。」

 

風見「私がこの太陽の畑を管理している風見幽香(かざみゆうか)よ。宜しくね。」

 

幸太「ああ。宜しく。」

 

風見「貴方はここをどう思う?」

 

幸太「?綺麗なヒマワリ畑だと思うが…?」

 

風見「…そう。良かったわね。」

 

幸太「…?まあ良いや、そろそろ行くか。」

 

風見「ええ、さようなら。」

 

血も涙も無い恐ろしい妖怪と聞いたが…所詮噂か。

 


 

香霖堂

 

幸太「ここか…」

 

チリンチリン…

 

?「いらっしゃい、おや?」

 

幸太「初めまして。紅魔館執事の緋劉幸太だ。」

 

森近「レミリアさんから話は聞いているよ。香霖堂店主の森近霖之助(もりちかりんのすけ)だ。掘り出し物が有ったら持ってきてくれ。」

 

幸太「おう。ちょっと覗いていくか。」

 

青年物色中…

 

幸太「面白そうなの見つけたな…」

 

森近「それは『最強(さいきょう)ダイナモMAX』と言うらしい。何でも電力と言うエネルギーを創る装置のようだ。」

 

…これがあれば『アレ』が作れるのでは?にとりに相談してみるか…

 

幸太「おっ、これは…?」

 

森近「目の付け所が良いね!それは『超合金(ちょうごうきん)バット・(りゅう)モデル』と言うらしい。」

 

幸太「どっかで聞いた武器名だな…」

 

森近「どうやら絶対に壊れず、全力で振れば遠距離攻撃は全部打ち返せるらしい。」

 

幸太「何だその特殊効果?」

 

?「店長、お客さんか…?」

 

幸太「!?」

 

この声のトーン…聞き覚えが有る!?

 

森近「ああ、そうだよ。倉庫の整理は終わったかい?」

 

幸太「森近…そいつは?」

 

森近「最近雇ったバイトだよ。」

 

修介「内木修介です。以後お見知りおきを。」

 

幸太「緋劉幸太だ…ドラゴンクエストⅨのラスボスは?」

 

修介「!?…堕天使エルギオス。…メタルギアソリッド2のジェニファーのスリーサイズは?」

 

幸太「…86…58…88。」

 

ガシッ!!

親友との再開に固い握手を交わす。

 

幸太「久しいな。シュウ。」

 

修介「ああ。ゴウキ。」

 

森近「え?二人とも知り合い?」

 

幸太・修介「「親友だ。」」

 

森近「そ、そうか…」

 

幸太「しかし…何でここに?」

 

修介「こっちのセリフだよそれ。お前が死んでから暇で暇で…」

 

幸太「お前も『女神様』とやらに連れてこられたのか?」

 

修介「は?誰それ?俺は…」

 

?「お友達との感動の再開中に申し訳無いのだけど、」

 

幸太「!?」

 

何も無い所から金髪女性が現れやがった…俺と似た力を持ってるのか?

 

紫「初めまして、緋劉幸太さん…私は八雲紫(やくもゆかり)…幻想郷を創った賢者の一人…」

 

幸太「ダウト。」

 

修介・森近「「は?」」

 

幸太「少なくとも人じゃねーだろ。」

 

修介「ゴ、ゴウキ!?この方にそんな口聞いたら…」

 

幸太「分かってる、俺の目の前に居るこいつが…霊夢ですら敵わないレベルの超強敵な事くらい。」

 

紫「フフッ、それが分かっててその態度?」

 

幸太「生憎敬語が苦手でな…お前がシュウをここへ?」

 

紫「…!良く解ったわね、その通りよ。」

 

幸太「このくらいの推理ならガキでも出来る。」

 

紫「フフッ、幻想郷は全てを受け入れるわ。歓迎しましょう。貴方は正式に幻想郷の住民よ。」

 

幸太「…丁重にお断りする。」

 

紫「え?」

 

幸太「俺は幻想郷に就く訳じゃない。あくまで紅魔館(俺らの家)レミリア・スカーレット(お嬢)に就いてる。間違えないでくれ、賢者殿。」

 

紫「…これは面白い事になりそうね…」

 

幸太「何か言ったか?」

 

紫「いえ、何も。じゃあね、紅魔館の執事さん?」

 

幸太「…行ったか。」

 

修介「バカなのかお前!?」

 

幸太「は?」

 

森近「紫さんにあんな口聞いて…生きていたのが奇跡なレベルだよ!?」

 

幸太「へぇ想像以上に強いのか、こりゃ楽しみだな…まだ勝てそうにねーけど。」

 

修介(…そういえばこいつ性別や人種、立場とか気にしないんだった…)

 

幸太「まぁ積もる話もあるし、飯でも食いながら話そうや!!シュウ!!」

 

修介「…んじゃそうするか!!」

 


 

本日買った物

 

『最強ダイナモMAX』

 

万能作業机(ばんのうさぎょうづくえ)

 

『超合金バット・龍モデル』

 




親友との楽しい夜はあっという間に更け…幸福の後は不幸が来る事を知らないまま夜が開ける。そう、彼らにとって最悪と言っても過言では無い不幸が…
次回 第十話 「運命を殺す者」
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