幻想紅英伝   作:最弱神

11 / 32
今回、タグが足りないと思い、必要に応じて増やす事にしました。あと、今回短めです。許して下さい。


幻想紅英伝 第二章 『吸血鬼の親子』
第二章 第十話 「運命を殺す者」


幸太「そう言えばさ、お前の能力って何かあるの?」

 

修介「よくぞ聞いてくれました!俺の能力は『魔工具(まこうぐ)を作り出す程度の能力』と言うぞ!」

 

幸太「へぇ…具体的にはどんな事が出来るんだ?」

 

修介「ん~…簡単に言うと、魔力エネルギーを燃料に動く機械を作る能力かな…」

 

幸太「お前の得意分野か。」

 

修介「そう!ちなみに最近見つけた設計図はこれだ!」

 

幸太「?スーツケースに形が似てるが…?まさか!?」

 

修介「そのまさかさ。これは『厄災兵器(やくさいへいき)パンドラ』の設計図だ!」

 

幸太「…マジかよ、ただ俺は悪魔の力を持ってねーから使えねーぞ。」

 

修介「だよなぁ…知り合いに悪魔居ないか?」

 

幸太「居るっちゃ居るが…」

 

修介「よし、今度紹介してくれ。」

 

幸太「解った、聞いてみる。」

 

…待てよ?『アレ』を作るの…シュウに頼んでも良いのでは?昔学園祭で作ったし…

 

幸太「…なぁ、俺ここでこれを買ったが…」

 

修介「ああ『最強ダイナモMAX』か。何に使うんだ?」

 

幸太「学園祭で作った『超電磁砲(レールガン。)』を俺一人で扱えるサイズにする。」

 

修介「…マジでやる気?」

 

幸太「出来るだろ、シュウなら。」

 

修介「いやあの時は科学部の皆が手伝って出来た代物であって、一人じゃかなり時間が掛かる。」

 

幸太「知り合いに技術者居るぞ。」

 

修介「誰?」

 

幸太「河童の河城にとり。」

 

修介「ああ、あのたまに来る…」

 

幸太「何だ、知り合いか。」

 

修介「今度頼んでみるよ。」

 

幸太「おう。…?この本は?」

 

修介「それ?この前手に入った魔道書だ。読むか?」

 

幸太「おう。どれどれ…?」

 

ネクロノミコン第一巻

 

幸太「神文字と悪魔文字の複合で書かれてる…覚えてるけど、英語苦手なんだよな…」

 

修介「俺もだよ…て言うか何で神文字と悪魔文字で書かれてるんだろ?」

 

幸太「ここに『これに書かれるは全て禁術なり。使用者に天の扉開く事有らず。』て書いてあるだろ。」

 

修介「使ったが最後二度と天国には逝けないって事か。」

 

幸太「そう言う事。だから禁術なんだろ。書いてある事も人間を辞める方法とかだし…簡単に読まれたら困るから神文字と悪魔文字で書かれてるんじゃねーかな?」

 

修介「まぁ少なくとも、お前に天国の扉が開くとは思えないけどな。」

 

幸太「違いねぇ。」

 

幸太・修介「「HAHAHA!」」

 


 

紅魔館 正面玄関前

 

美鈴「ふぁ~…やっぱり立ってるだけだと眠くなりますね…」

 

ザッザッザッ…

 

美鈴「…?申し訳ありませんがアポは…」

 

?「娘の家に入るのに許可が要るのか?紅。」

 

美鈴「!?…お引き取り願います!気符(きふ)地龍天龍脚(ちりゅうてんりゅうきゃく)』!!」

 

?「甘い…腕前が落ちたか?それに何だ、その札は?攻撃と言うのはこういう物だ。」

 

ドコッ!!

 

美鈴の腹に拳が入る。

 

美鈴「ガハッ…!!」

 

?「入らせて貰うよ、紅。」

 

美鈴「ま、不味い…お嬢様に伝えないと…」

 


 

紅魔館 当主室

 

レミリア「ふぅ…やっぱり咲夜が淹れた紅茶は美味しいわね。」

 

咲夜「ありがとうございますお嬢様。」

 

?「全く…探すのに手間取ってしまったよ…」

 

レミリア・咲夜「「!?」」

 


 

香霖堂 シュウの部屋

 

幸太「!」

 

修介「?どうした?」

 

幸太「何か物凄く嫌な予感がする…俺もう帰るわ。」

 

修介「お、おう。気をつけてな。」

 

幸太「ああ、じゃあな。シュウ。」

 


 

紅魔館 当主室

 

?「まさかお前が人間何かとつるむとはな…レミリア。」

 

レミリア「貴方に名前で呼ばれる筋合いは無いわ!!私は母の姓を名乗る事にしてるの、貴方とはもう何の関係も無い!!」

 

?「そう言うな…お前は優秀なんだ。『不良品』とは違ってな。」

 

レミリア「黙りなさい!!私の家族に『不良品』なんて無いわ!!」

 

フラン「お姉様…?どうした…ヒッ!?」

 

?「おや?噂をすれば…」

 

レミリア「フラン!逃げなさい!!」

 

ガシッ!!

 

レミリアは首を掴まれる。

 

レミリア「!!」

 

?「全く…」

 


 

紅魔館 正面玄関前

 

幸太「どうした美鈴!?」

 

美鈴「緋劉さん…お嬢様が危険です…早く…」

 

幸太「…解った、ちょっと待ってろ。」

 

ゴソゴソ…

 

幸太「応急用の治療パックだ。使い方は書いてある。」

 

美鈴「ありがとうございます…」

 

幸太「喋るな、安静にしてろ、行ってくる。」

 


 

紅魔館 当主室

 

?「優秀な者が不良品と関わるなと教えただろう?」

 

レミリア「グッ…離し…なさ…い…!!」

 

咲夜「お嬢様から離れなさ…」

 

?「遅い。」

 

バキッ!!

 

咲夜「グフッ…!!」

 

レミリア「咲…夜…!」

 

ダッダッダッ…!!

 

幸太「お嬢から離れろ!!」

 

ちっ、この距離じゃ銃を撃ってもお嬢を盾にされる…近づかなきゃ…間に合うか!?

 

?「また人間が…結局無能の血縁は無能か。」

 

ドスッ!!

 

レミリア「ガッ!?」

 

お嬢の胸に剣が突き刺さる。

 

幸太「お嬢!!」

 

フラッ…

 

レミリア「ごめんなさいね…皆…」

 

ドサッ…

 

幸太「おいっ、目ぇ醒ませよ、おいっ!!」

 

シュウもあの時こんな感情だったのか?

 

?「無駄だ。吸血鬼と言えど魔剣で心臓を貫けば死ぬ。」

 

幸太「…テメェ!!」

 

?「おっと…そろそろ戻るか…」

 

幸太「逃がすと思ってるのか?」

 

?「邪魔だよ、人間。」

 

ドスッ!!

 

幸太「グッ!!」

 

急所は何とか外したが…クッソ!!

 

?「じゃあな人間。『不良品』はまた今度だ。」

 

幸太「畜生が…!!」




レミリアの死亡…謎の襲来者…様々な物がゴウキの頭に混乱を呼ぶが、ある事を思いだし落ち着きを取り戻す。
そして、落ち着きを取り戻したゴウキが出した秘策は…
次回 第十一話 「まだ泣くには早い。」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。