序章での銃を手に入れた時のセリフが説明口調なっていて、今さらながら多少反省してます。…まあオタク特有の早口みたいなものと考えて下さい。
特別編①でのチルノが使った技がオリジナルなのにどんな感じか説明してませんでした。簡潔にすると相手の全身を凍結した後氷で作った剣で斬るというものです。
今回のうちに書きたい内容を詰め込んだら普段よりも長くなりました。結構激しい描写があります。
幸太「弾丸のプレゼントだ!」
パァン!パァン!
レミリア「行きなさい!」
ゴウキの銃弾とレミリアの弾幕がルシファーに飛んでいくが…
ルシファー「最早効かんわ!!」
六つの翼で全て弾かれた。
幸太「チッ、近付かなきゃ話にならん!接近するぞ!!」
レミリア「了解!!」
ルシファー「させるわけ無かろう!!」
ルシファーの背に生えている六つの翼が風圧を起こす。
レミリア「くっ、近付けない!」
幸太「なら!」
ブゥン。
亜空間魔法で背後に回り込む。
ルシファー「甘いわ!若造が!!」
ガシッ!!
ルシファーに全身を掴まれてしまった。
幸太「クソッ…離しやがれ!!」
レミリア「ゴウキ!」
ルシファー(…このまま喰っても良いが、もう少し痛め付けても良いかもしれんな…)
幸太「炎牢…!」
炎の爪からゴウキを包む様に炎が放出される。
ルシファー「チッ、飛んでいけ!!」
その炎を嫌ってかゴウキを投球の要領でぶん投げた。
幸太(どうするか…翼で受け身を取る…いや無理だ、ブレーキが掛けられない…あれを使うか。)
懐から銃を取り出し炎の魔力石と雷の魔力石を取り出す。
幸太(ゲームじゃ炎と雷を混ぜたら過負荷が発生して爆発が生じるが…現実で上手くいくか?…やってから考えるか。)
ルシファー「あやつは何を…?」
ドコーン!!
レミリア・ルシファー「!?」
ゴウキの銃から放った銃弾は大爆発を起こし爆風によってぶん投げられた勢いを完全に殺した。
幸太(よし、上手くいった!)
ブゥン。
幸太「隙有りだ!!」
ゴンッ!!
ルシファーの頭を超合金バットでぶっ叩く。
ルシファー「ギッ…!」
幸太「…待ってそいつの頭アホほど硬い。」
レミリア「何なのさっきの爆発は?」
幸太「火と雷混ぜると爆発が起きるんだよ、上手くいくかどうかは半々って所だったがな。」
レミリア「もうっ、無理して…」
幸太「しなきゃ勝てなそうだぞ?」
レミリア「で?どうするの?ワープしても捕まれる、並の弾幕は通用しない、非常に不味い状況よ。」
幸太「翼を落とそうと思う、だが落とすには徹甲弾レベルの貫通力じゃないとな…残りのスペカの枚数は?一応予備は持ってきたけど。」
レミリア「まだ余裕はあるわ。…隙を作れるかしら?三秒動きを止めるだけで良いわ。」
幸太「了解。こっちも良い事思い付いた、任せろ。」
ルシファー「今度はそちらが隙を見せたな!!」
カッ!
幸太・レミリア「「!」」
ドコーン!!
幸太(目からビーム!?もう何でもアリだな!!)
ルシファー「まずは貴様からだ人間!骨も残さず消化してやろう!!」
ルシファーがゴウキを喰らおうと飛びついてくる。
幸太(ラッキー!それを狙ってた!!)
氷の魔力石と風の魔力石を取り出し銃にセットする。
幸太(お嬢を助ける時に確認できた、奴は生物だ。口内は柔いしヨダレもある!!)
幸太「くらえ!!」
パァン!ピキーン!!
ルシファー「!?」
ルシファーの口内に撃ち込まれた銃弾が砕け猛吹雪を巻き起こす。
ルシファー(何だ!?口の中が…凍って…尋常じゃなく痛い!!)
幸太「動きを止めたぞ!!」
レミリア「ナイスよゴウキ!
ドスドスドスドスドスドスッ!!
レミリアのスペカで六つの翼全てに風穴を開けた。風圧を起こすのは最早無理だろう。
ルシファー「…貴様ら…!!我が翼を!!」
幸太「部位破壊は対大型戦では常識だろ…」
レミリア「確かにそうね、これで近付ける!」
ズズズズズ…
地中から恐ろしい大きさの大剣が出てくる。
ルシファー「真っ二つにしてやろう!!」
幸太「…でかけりゃ良いってもんじゃねーだろ…」
レミリア「あんなのどうやってガードするのよ…」
幸太「とりあえずあの剣は絶対に避けろ、ひとたまりもない。」
レミリア「言われなくても分かってるわよ。」
ルシファー「血を流せ!」
ブゥン!!
二人に向けて薙ぎ払いが来るが上手く避ける。
幸太「危ね!」
レミリア「甘いわね!!」
幸太「え?お嬢ってコウモリになれるの?」
レミリア「あら?言ってなかったかしら?」
幸太「そういうの出来るなら先に言えよ…」
レミリア「フフッ…来るわよ!」
幸太「了解!」
ブゥン!!ガシッ!!
大剣の斬撃を避けながら掴まり、振り抜いた大剣の上に立つ。
ルシファー「小癪な!打ち落としてやろう!!」
ルシファーの目からビームが大量に発射される…が弾幕としては薄く避けるのは容易だった。
幸太(霊夢の夢想天生の方が弾幕が厚いな!)
ルシファー「クソッ、何故当たらん!?」
幸太「弾幕は慣れてるからな!いくぞ!!」
大剣の上からクラウチングスタートを行いビームを避けながら顔に近づく。
幸太「薄い薄い薄い!そんな弾幕じゃ人一人倒せないぞ!!」
ルシファー「クソッ、貴様!!」
幸太「お嬢!攻撃準備!!」
レミリア「解ったわ!」
文字通りルシファーの目の前に立つ。
ルシファー「まさか貴様!」
幸太「そのまさかさ。」
ザクザクザクッ、パァン!!
ルシファー「ぐおっ…!!」
目を爪で切り刻み、銃撃を加える。ルシファーの目は損傷し使い物にならなくなった。
幸太「今だ、お嬢!」
レミリア「任せて!!『スカーレットディスティニー』!!」
ルシファー「ぐっがっぎっ…!」
ルシファーに向けてナイフ状の弾幕が降り注ぐ。その巨体では避けることが不可能なほどに。
ルシファー「貴様ら…殺す…殺す…殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すコロス!!ぶっ殺してやる!!」
幸太「俺はこれまでこんなにブチギレてる奴は見たことねぇな。」
レミリア「奇遇ね、私もよ。どうする?この状況。」
幸太「何とかしないと死ぬからな…もう少し付き合ってくれ。」
レミリア「当たり前よ。早く帰って美味しいご飯が食べたいわね。」
幸太「あぁ…そうだな。とっとと終わらせて帰ろう。」
レミリア「ええ!!」
ドクン…
幸太(!?)
?(汝…緋劉幸太よ…)
幸太(誰だよ!?女神様の声でもない、お嬢には…聞こえて無さそうだな…)
?(汝、契りを血盟の絆へと転生せしめたり…)
幸太(ペルソナかよ、まじで誰だ?
?(絆は汝の力となりて敵対する者を打ち砕かん…)
幸太(ちょっと変えてきたな…まぁ
?(今こそ汝、『運命』の究極なる秘奧に目覚めたり…無尽の力を汝に与えん…)
カッ!!
幸太・レミリア「「!?」」
ゴウキの懐から急に光が溢れ出す。
レミリア「何この光!?」
幸太「知らねーよ!?何だ何だ!?」
懐から光る物を取り出すと…そこにはヒビの入った真っ白なスペルカードがあった。
レミリア「ねぇ…何が起きてるの?」
幸太「分からん…声が聞こえたと思ったら急に…」
ピシッピシピシッ!パキーン!!
レミリア「これは…」
そのスペルカードにはゴウキとレミリアの顔が描かれており、
幸太「…ベタだが、悪くない展開だな。」
レミリア「そうね…使ってみる?」
幸太「どんな感じかは分からんが…やってみるか。」
ルシファー「殺す…貴様らを…ここら一体まとめて…消し飛ばしてやる!!」
ルシファーの持つ大剣が黒いオーラを纏いながら巨大化していく。
幸太「ありゃ避けても巻き込まれるな、真正面から打ち消すしかねーぞ。」
レミリア「その為のこのスペカでしょ?」
幸太「そうだな。」
幸太・レミリア「「
レミリアの槍とゴウキのバットから光が天へ伸びていき、剣の形になっていく。
幸太「
レミリア「まあA×B=ABとなるとは限らないでしょ。」
幸太「そうだな、まあ良い。この力なら…!!」
ルシファー「まとめて塵と化せ!!」
幸太・レミリア「「はああぁぁぁ!!」」
ギィン!!
二人の光の剣とルシファーの大剣によるつばぜり合いが起こる。
ルシファー「ぐぐぐぐ…」
レミリア「ぎぎ…まだ…まだ…!」
幸太「押し…きれ…!!」
ギィン!!…ヒュンヒュンヒュンヒュン…
大剣はルシファーの手を離れ宙に舞う。
ルシファー「な…!?」
幸太「今だ!!」
光の剣を真上に持っていき頭上から斬りつける。
ルシファーは咄嗟に白刃取りの構えを取る。
ルシファー「この…!!」
幸太・レミリア「「いっけーー!!」」
ズバッ!!
ルシファーを頭から真っ二つにする。
ルシファー「まさか…この我が…負ける…か…」
幸太「ハァ…ハァ…勝ったな…!!」
レミリア「ハァ…ハァ…やったわね…!!」
ルシファー「いやー参った参った。」
幸太・レミリア「「!?」」
目の前に斬ったはずのルシファーが小さくなって立っている。
ルシファー「まさか人間と吸血鬼に真っ二つにされちゃうなんてね。」
レミリア「…まさかの第二ラウンド?」
ルシファー「いいや?もう頭も冷えたし殺すよりも生かした方が面白そうだ。」
幸太「そうか…助かる、今すぐ戦うのはさすがにキツイ。」
ルシファー「そこまで下衆じゃないさ。…そうだ!」
レミリア「何かしら?」
ルシファー「我に勝った褒美として力を与えよう。」
幸太「…ありがたいが、『死後貴様の魂を頂くぞ。』とか『肉体を使うのはこの我だがな。』とかは勘弁。」
ルシファー「そんな事はしないさ。」
レミリア「なら良いけど…」
ルシファー「じゃ、いくぞ。」
ドクン…
幸太・レミリア「「ぐっ!!」」
幸太(何だ…!?頭が…割れそうだ…!!)
レミリア(何…この尋常じゃない痛み!?)
ドクン…
幸太(あれ…治まった…?)
レミリア(痛みが…消えた…?)
ルシファー「どうやら成功したみたいだな。」
幸太「何をしたんだ?」
ルシファー「君たちの魂と我の魂に繋がりを作ったんだ。君たちが望めばいつでも我の力を使える。」
幸太「…本当だ、凄いなコレ。」
レミリア「…?私にはよく分からないわね…」
ルシファー「おっ、もうコツを掴み始めたのか、さすが人間。」
レミリア「え?こういうの種族差あるの?」
幸太「そうだ。少し説明しよう。人間は本来肉体は脆いし生まれ持った魔力なども低い。」
レミリア「そうね。けどそれと何の関係が?」
幸太「話は最後まで聞いてくれ。だが何も使えない生物はいない。人間の特権として『他種族との相性がぶっちぎりで良い』というのがある。」
レミリア「え?どういう事?」
幸太「分かってない事も多いが俺はこう考えている。生物を紙と絵の具として例えると人間は絵の具を持っておらず、何も書かれても染まってもない真っ白な紙だ。」
レミリア「ああ!何にも染まってないから何にでも染まれる!!」
幸太「そういう事だ。」
ルシファー「どこでそれを?」
幸太「本で読んだ、さてお嬢。」
レミリア「何?ゴウキ?」
幸太「悪いが俺はここに来るのに頼まれ事を引き受けた。それを終わらせないと…」
レミリア「なら早く終わらせちゃいましょう。行くわよ。」
幸太「ああ。」
ルシファーを倒し、力を貰ったゴウキとレミリア。だがその上では一方的な蹂躙が起きており、その状況を見た二人に怒りを募らせる。
次回 第十六話 「反逆者」