紅魔館 会議室
幸太「ただいま。」
レミリア「お帰りなさい。戦力はどれだけ取れた?」
幸太「伊吹萃香、小野塚小町、霧雨魔理沙の三人をスカウト出来た。」
レミリア「どれも指折りの実力者じゃないの…上出来ね。」
幸太「ああ。こんだけ居れば二人を捕まえるまでの時間稼ぎくらいなら出来そうだな。」
レミリア「そうね。さて…そろそろ咲夜も戻ってくるかしら。」
咲夜「只今戻りました。お嬢様。」
レミリア「お帰り咲夜。情報は手に入ったかしら?」
咲夜「はい、両方とも準備に三日、それより早くなる事は無いようです。」
レミリア「三日ね…」
幸太「物資の補給とかを考えてもそれだけあれば足りるか?」
レミリア「うーん…パチェに聞いてみましょう。」
魔法図書館
レミリア「パチェ、準備はどんな感じかしら?」
パチュリー「ロケットは殆ど終わったわ。人数分の生命維持用アーティファクトも問題ナシ。燃料の魔力が貯まればすぐ出発出来るわ。」
レミリア「そう、相手は両方とも準備に三日はかかるそうよ、それより前にはならないって。」
パチュリー「三日ね…それだけあれば充分だわ…ゲホッ。」
幸太「よし…あとはどうやって宣戦布告するかだな。」
レミリア「宣戦布告?そんなの必要なの?」
幸太「月の民と幻想郷で共通の敵が出来たら一時的に戦闘止めてこっちを叩き潰すのに専念すると思ってな。」
レミリア「なるほど…派手なのが必要ね。」
幸太「ああ、揉み消されねぇくらいド派手なのをな。」
レミリア「魔法で放送でもする?」
幸太「良いねぇ。パチュリー、可能か?」
パチュリー「簡単ね、音声変換とかも出来るわ。」
幸太「よし。それとさ…」
レミリア「何かしら?」
幸太「今のところこっち側を適当に第三陣営って言ってたけどただ第三陣営って呼ばれるのなんかダサくね?」
レミリア「…一理あるわね…」
幸太「だろ?だから何が良いか話し合わねぇかって。」
レミリア「そうね。準備とかが一段落したら決めましょう。」
会議室
レミリア「と言うわけで何か案あるかしら?」
咲夜・美鈴・パチュリー「「「うーん…」」」
幸太「…」
パチュリー「…ピンク・ダイヤモンズとかどうかしら?」
幸太「草野球のチーム名か?」
パチュリー「言った後で言うのも何だけど私もあまりカッコ良く感じないわね…ゲホッ。」
レミリア「…幸太は何か案ある?」
幸太「…終焉者たち。」
美鈴「おお、シンプルですが良いですね。」
レミリア「私も良いと思うわ。」
幸太「んじゃ、この戦争中において俺たちは『終焉者たち』という陣営ということで。」
咲夜「了解。」
幸太「んじゃ、準備が終わったら喧嘩売るか。」
レミリア「喧嘩って…まぁ否定は出来ないけど…」
三日後 紅魔館 エントランス
レミリア「皆、準備は良いわね?」
幸太「無論。」
咲夜「大丈夫です。」
レミリア「それじゃ…始めるわよ。パチェ、放送開始。」
パチュリー「ええ。」
月面
月の使者A「…ん?なんだあれ?映像?」
幻想同盟軍 待機所
妖怪B「あれは…紅魔館か?」
幸太「はいっ、幻想同盟軍と月の使者の皆さんこんにちは。」
レミリア「私達は、あなた達の戦争をくだらないと思ってる者よ。『終焉者たち』…とでも名乗ろうかしら。」
幸太「俺たちはお前らがどんな理由で殺し合って、どんな理由で滅ぼそうとしてるかを調べた。」
妖怪C「おいっ、一体どういう事だ?」
妖怪D「知らないわよ…」
レミリア「正直言って、アホらしいとしか言えないわ。」
幸太「穢れがどうとか知らねぇけど、1000年以上同じ理由で殺し合うなんて馬鹿馬鹿しくねぇか?」
レミリア「だから、私達はその歴史に終止符を打つことにするわ。」
幸太「殺し合いしか能が無いなら、両方俺らがぶっ飛ばして、終わらせてやるよ。」
レミリア「これは宣戦布告よ。文句があるならかかってらっしゃい!!」
?「紫様!」
紫「分かってるわ…自分が何を言っているのか分かってるのかしら…?」
?「地上の者風情が…穢れた存在が偉そうな口を…」
幸太「よし、こんだけ煽れば大丈夫だろ。」
レミリア「それじゃ、行くわよ。必ず全員生きて帰ること。分かった?」
一同「了解!!」
レミリア「それじゃ、終わらせましょうか。1000年以上続いた、このくだらない戦争を。」
戦争は始まった。双方に喧嘩を売ったゴウキ達『終焉者たち』は、大将の居る場所に向けて翔る!!
次回 第二十五話 「怪我したくなかったら道を開けろ!!」