幻想紅英伝   作:最弱神

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お待たせして申し訳ございません。


特別編③「里の夏祭り」

幸太「珍しいなお嬢、夕食の買い物に付き合うなんて。」

 

レミリア「たまには身体を動かさないとね。」

 

咲夜「買う物は決めてあるので手分けして買いましょう。」

 

幸太・レミリア「「了解。」」

 


 

幸太「こんなところか…」

 

レミリア「ねぇねぇゴウキ。こんなの見つけたの。」

 

幸太「ん?なんだ?」

 

レミリアは『夏祭り開催のお知らせ』と書かれたチラシを持ってきた。

 

幸太「夏祭りか…そう言えばもうシーズン的にも夏だな…」

 

レミリア「皆で行かない?」

 

幸太「俺は賛成だな。祭りは好きだしな。」

 

咲夜「では浴衣の手配をしましょう。」

 


 

紅魔館 居間

 

パチュリー「何で私まで…」

 

小悪魔「似合ってるから良いじゃないですか。パチュリー様。」

 

美鈴「ちょっと胸がきついですね…」

 

咲夜「…切り落としてあげましょうか?」

 

幸太「落ち着いて咲夜さん。」

 

レミリア「もう…見苦しいわよ…」

 

フラン「皆着替え終わったの?」

 

幸太・咲夜(…この光景だけであと3年は頑張れる…)

 

レミリア「咲夜も似合ってるわね。」

 

咲夜「ありがとうございますお嬢様。」

 

幸太「確かにな。良く似合ってる。」

 

咲夜「…っ!!」(少し顔を赤らめる)

 

幸太「…?どうした?暑いのか?」

 

咲夜「…別に、何でもないわよ。」

 

幸太「…?そうか。」

 

レミリア(…この二人仲良いわね…)

 

パチュリー(…砂糖吐きたくなるわ…)

 

幸太「…そろそろ始まる時間だな…」

 

咲夜「…そうね。」

 


 

人里 夏祭り会場

 

幸太「盛り上がってるな…」

 

レミリア「そうね。」

 

フラン「ねぇねぇ、今日はここで買った物を夕食にしない?」

 

幸太「元々そのつもりだけど。」

 

パチュリー「ふぅ…疲れた…ゲホッ。」

 

小悪魔「ほら、パチュリー様。色々有りますから。」

 

パチュリー「むきゅ~…」

 

幸太「パチュリーはこあさんに任せるか。」

 

レミリア「全く…しょうがないわね…」

 

咲夜「お嬢様、何を食べましょうか?」

 

レミリア「そうねぇ…」

 

幸太「色々あるから迷うよな…」

 

チルノ「あれ?師匠?」

 

幸太「チルノ?…お前出店やってるの?」

 

チルノ「うん!かき氷屋さんやってるんだ!」

 

幸太「…あまり儲かってはないみたいだな。」

 

チルノ「うん…何が悪いんだろ。」

 

幸太「取り敢えず一杯くれ。味は何がある?」

 

チルノ「みずあじ!」

 

レミリア・幸太「「…?」」

 

チルノ「はい、用意出来たよ。」

 

幸太「…マジで水味だ…」

 

レミリア「えぇ…」

 

チルノ「どう?美味しいか?」

 

幸太「…チルノ…一般人には水味のかき氷は売れないよ。」

 

レミリア「私も同感ね。」

 

チルノ「…どうしよ。」

 

幸太「今から新しい味用意するしかないな。」

 

チルノ「…あたいお金殆ど無いよ。」

 

幸太「手伝うから待ってろ。」

 

青年準備中…

 

幸太「こんなところだな。」

 

チルノ「これって?」

 

幸太「今作ったシロップ。色んなの用意したから。」

 

レミリア「これ…美味しい…!!」

 

チルノ「本当だ!凄いな師匠!!」

 

幸太「レシピも用意したぞ。」

 

チルノ「どれどれ…?読めない…」

 

幸太「…終わったら作り方見せるから…」

 

レミリア「貴方も苦労してるのね…」

 

チルノ「?」

 

幸太「チルノ、気にしなくて良いぞ。お嬢、あんまり俺の弟子をバカにしないでくれ…」

 

レミリア「それは悪かったわ。」

 

幸太「さて、売ろうぜ!」

 

チルノ「うん!」

 

幸太「お嬢。俺ここ手伝ってるから。」

 

レミリア「分かったわ。」

 


 

チルノ「特製かき氷はいかがですかー!」

 

幸太「甘くて冷たくて旨いぞ!!」

 

小町「お、良いねぇ…って幸太?」

 

幸太「お、小町か。久しぶり。」

 

チルノ「知り合い?」

 

幸太「ああ。こいつはチルノ。俺の弟子だ。」

 

小町「弟子なんて取ってたのね。」

 

幸太「今のところこいつ一人さ。そっちは今どうしてるんだ?」

 

小町「甘味処で働いてるよ。楽しくさせて貰ってる。」

 

幸太「それは良かった。かき氷食ってくか?」

 

小町「頂くよ。ほい代金。」

 

幸太・チルノ「「毎度。」」

 

小町「…!これは美味しい!!」

 

おっさんA「お、小町ちゃんが美味しいって言ってるぞ。」

 

B「それなら安心して食えるな。」

 

若者「よし、買ってこう。」

 

幸太「それは良かった。」

 

チルノ「ありがとね。」

 

若者「すまんが一つ貰えるか?」

 

おっさん「俺には三つ。」

 

おばさん「私にも。」

 

チルノ「了解!…なんだ?急に売れ始めたぞ?」

 

幸太「そうだな…小町が美味しいって言ったからとか?」

 

チルノ「そうなのかな…」

 


 

幸太「…チルノ、シロップが品切れだ。」

 

チルノ「了解…完売だ!ありがとね!!」

 

チルノは完売の立て札を置く。

 

チルノ「今日はありがとな、師匠!」

 

幸太「良いんだよ別に。弟子を助けるのは師匠のやることだからな。」

 

チルノ「…だけど師匠が用意したシロップ、美味しかったな…もう一度食べたいな…」

 

幸太「そう言うと思って…実は二食分だけ別で用意してあるんだ。」

 

チルノ「本当!?」

 

幸太「ああ。」

 

チルノ「じゃあ早く食べよう!!」

 

幸太「待て待て、座れる所に行ってから食おうぜ。」

 

チルノ「そうだな!」

 


 

幸太「この辺で良いか。チルノ、氷。」

 

チルノ「はい!」

 

幸太「こうして…よし。ほれ。」

 

ゴウキはチルノに特製かき氷を渡す。

 

チルノ「頂きます!」

 

幸太「頂きます。…ん~冷たくて甘くて旨ぇ…」

 

チルノ「そうだね。あ、花火!!」

 

幸太「そういえば打ち上げの時間か。」

 

レミリア「あらあら、綺麗ね。」

 

幸太「お嬢か。…確かにな。」

 

チルノ「…楽しかったな…」

 

幸太「…そうだな。…あっ…キーンって来た…」

 

レミリア「あるあるよね…それ。」

 

チルノ「あたいはなった事ないけどな。」

 

幸太「へー。体質かね?」

 

チルノ「知らない。」

 

幸太「そうか。…今日は楽しかった。」

 

レミリア「ええ、そうね。」

 

チルノ「あたいも楽しかったぞ。」

 

幸太「そういえばその稼いだ金どうするんだ?」

 

チルノ「友達の大ちゃんとかに何か渡す時とかの為に貯めとこうかなって。」

 

幸太「そうか。…今日は頑張ったな。」

 

ゴウキはチルノの頭を撫でる。

 

チルノ「へへっ…誉められちゃった。」

 

レミリア「良かったわね。」

 

幸太「…もう終わりの時間か。」

 

レミリア「そろそろ帰りましょうか。」

 

チルノ「そうだな、またな師匠。」

 

幸太「ああ、またな。」

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