ゴウキの能力はカービィのウイング能力を元にしてます。(一部技名変更。)
レミリアが昼間でも普通に動けるのは仕様です。
幸太「よし、行くか。」
霊夢「気を付けなさいよ。」
幸太「おう!」
今日は快晴なり。ご飯もしっかり食った。準備は完璧!
霊夢「…」
数時間前…
紅魔館 客間
?「うちに就職希望?人間が?」
霊夢「そうよ。」
?「ダメよ。人間何て脆くてつまらないわ。」
霊夢「魔理沙のマスパを受けて傷一つ無かったのよ。」
?「ふーん…脆くは無いのね…じゃあ私達で個人的にテストするわ。最悪死んじゃうけど…」
霊夢「貴女達が殺せるなら私は絶対に止めてるわよ。」
?「えらく信用しているのね…名前は?」
霊夢「緋劉幸太よ。」
?「覚えとくわ。」
霊夢「じゃあ伝えたし、そろそろ帰るわね。紅茶ご馳走さま。」
?「ええ、また来てね。」
幸太「えっと…地図によると…こっちか。」
?「待て!」
幸太「む?」
?「お前か!魔理沙のマスパを喰らって傷一つ無かったって奴は!」
幸太「ちょっと待て…何で知ってる?」
?「天狗の新聞に書いてあった。」
幸太「は!?」
そいつが持ってる『
『号外!』幻想郷に不正侵入者現る!!
一昨日10:00ごろに博麗霊夢氏と霧雨魔理沙氏が弾幕ごっこをしている最中に魔理沙氏がスペルカードを不正侵入者に当ててしまう。しかし何と彼は無傷で居たと言う。彼は緋劉幸太と名乗り、現在は博麗神社で生活している様子。
(魔理沙氏へインタビュー)あいつは私のマスパを喰らって傷一つ無かった。今度は倒す!
幸太「魔理沙め…」
嘘が書いてないだけに余計イラつく…霊夢に頼んで対策を用意して貰おう…
幸太「で?俺は緋劉幸太で間違い無いが?何の用だ?」
チルノ「あたいの名前はチルノ!ズバリ!あたいと戦え!」
幸太「…」
チルノ「聞こえなかったのか?もっかい言うぞ!ズバ…」
幸太「めんどくせぇ…」
チルノ「ハァ!?」
幸太「俺はこれから就職するための試練に行くの!お前が誰だか知らないが相手してる暇は無いの!解った?」
チルノ「そんなの関係ない!あたいと戦え!」
幸太「ハァ…戦ったら通してくれるんだな?」
チルノ「それは約束してやる!」
幸太「よし乗った。さっさとやるぞ。」
チルノ「よーし、喰らえ!
幸太「遅い。」
チルノ「な!?」
幸太「喰らえ。」
必殺!!超デコピン!!
ビシッ!
チルノ「痛ったぁぁ!!」
幸太「俺の勝ち。何で負けたか明日まで考えといて下さい。」
チルノ「ちょ、待て!」
幸太「何で?もう勝敗は付いただろ?」
チルノ「今のはナシ!もう一回!」
幸太「ハァ…しゃーないな…一回だけだぞ…」
五分後…
メコォ…
幸太「ふぅ…やっと終わった…」
面倒だったから腰から下を地面に埋めたけど…やり過ぎたか?
幸太「まぁいいや…急ごう…」
?「……」
紅魔館に付いた…そこまでは良いのだが…
?「ZZZ…」
寝てる!寝てるよこの門番らしき奴!もうここから試練は始まってるのか!?どう対応するのか見られてるのか!?
落ち着け…俺…こういう時は…そう…優しく起こすんだ…
幸太「あのーすいませーん。」
?「はっ!敵襲!?」
幸太「あぶね!?」
蹴りが飛んできた…当たる所だった…あぶねー…
?「ん?ああ、あなたが今日来ると聞いた緋劉さんですか?」
幸太「おう。そうだけど…はい。紹介状。」
?「えっと…確かに霊夢さんのサインですね。」
幸太「それじゃ、失礼しま…」
?「待って下さい!!」
幸太「ん?」
?「お嬢様からの命令です。本当に強いかテストしなさいと。」
幸太「…なるほど…どうすれば良い?」
?「私と戦って下さい。」
幸太「了解。」
美鈴「私は
…
美鈴「来ないのですか?」
幸太「お先にどうぞ。」
美鈴「ではお言葉に甘えて…
ヒュゥ…綺麗な弾幕だな…もはや芸術…てやべぇそんな事考えてる場合じゃねぇ。
幸太「よっと。」
紅美鈴…って言ったか、そいつが放つ弾幕を紙一重で避けて行く。
幸太「さて、始めるか…」
そう言うとゴウキの背中から黒い天使のような真っ黒な羽が出てきた。
幸太「まずは様子見だ。『フェザーガン』!」
ゴウキに生えた羽が数枚取れ、美鈴に向かって飛んでいく。
美鈴「そんなもの!」
美鈴は一回の蹴りで飛ばした全ての羽を叩き落とした。
幸太「ほう…ならば!」
ゴウキは炎の爪を取り出し、装備する。
そして…
幸太「甘い!!」
カン!キン!コン!
ゴウキに向かって飛んでいた虹色の弾幕は炎の爪によって全て弾かれてしまった。
美鈴「なら!
幸太「見えた!!」
美鈴「!?」
幸太「『フェザーアッパー』!!」
美鈴の突撃に合わせ翼によるアッパーカットを当てる。
幸太「そして…『シャトルループ』!!」
縦回転を掛けるように突撃する。さすがにガードしきれ無かった様で服の端が燃えている。
美鈴「はぁ、はぁ、私が、接近戦で一撃貰うとは、私も、まだまだの様です…」
幸太「まだやる?」
美鈴「もちろんです!!」
幸太「じゃあお前が気絶したら先行くから。」
美鈴「それはどういう…」
幸太「はい油断した。」
美鈴「!?」
今だ!!
幸太「C!Q!C!」
ダンッ!!
後頭部を地面に思いっきり叩き付ける。その一撃に耐えきれず、美鈴は気絶した。
幸太「しばらく寝てな。」
さて…いよいよ館内だな…
ギイィィ…
幸太「失礼しま…」
プチン!
幸太「!」
ヒュッ
パシッ。
幸太「罠かよ…」
どうやら扉にワイヤーが張ってあったらしく、開けた瞬間槍が飛んできた。そして…
幸太「大層なおもてなしだな…」
妖精メイド達が大量の弾幕を撃ってきた。
幸太「こいつは返すぜ!」
妖精メイド達に向かって槍を投げつけて、
避けた所でこめかみに平手打ちを当てる。
どうやら動かない体に混乱している用だ。
何で気絶しないんだ?
幸太「まだやるか?」
そう言った直後、全員が逃げ出した。
…動けない一人を除いて。
幸太「根性無しが…あんたの上司は何処だ?」
メイドA「よ、四階の当主室です…」
幸太「そうか、ありがとな。」
動けない妖精メイドをその辺のソファーに寝かせて階段に向かう。
幸太「誰だ?」
パチュリー「私はパチュリー・ノーレッジ。レミィに貴方をこの先には行かせない用に頼まれたのよ…ゲホッ。」
幸太「おいおい…明らかに喘息じゃねーか…病気の奴と戦う趣味は無いんだが…」
パチュリー「貴方に勝ったら新しい魔道書を買ってくれるのよ…勝たせて貰うわ…ゲホッゲホッ。」
幸太「それは出来ない相談だ。あと、休息を取るのを強く勧める。」
パチュリー「舐めないでちょうだい…
炎の渦がパチュリーの周りから広がる用に飛んできた。
幸太「あっつ!!…病人に怪我はさせたくないな…あ、そうだ!」
炎の渦を掻い潜った後、ゴウキは懐から銃を取り出す。
パァン!!バタッ。
幸太「やっぱり慣れて無かったか。」
ゴウキはパチュリーの近くで空砲を撃ったのだ。火薬の爆発音は大きい。大きな音に慣れて無い時に近くで爆発音なんて聞いたら普通の奴は気絶する。
幸太「どっこいしょ。」
ゴウキはパチュリーをソファーまで持っていき寝かせた。
幸太「ふぅ…やっと上に行ける…」
幸太「ここか…」
ようやく当主室の前まで来た。
ノックを二回してドアを開ける。
幸太「失礼しま…」
ギュゥーン…
シャキン!!
幸太「!!」
目の前にいきなりナイフが空中に置いてあった。空間を弄くる系の能力か?
レミリア「初めまして、人間。私はレミリア・スカーレット。紅魔館の当主をやらせて貰ってるわ。」
幸太「こんにちは。」
?「汚い声を出すな、人間。このナイフを刺すわよ?」
幸太「こいつ倒したら雇ってくれる?」
?「言葉が分からないの、人間?」
レミリア「良いわよ。咲夜を倒せたらね。」
幸太「ok。」
咲夜「いい加減刺すわよ人げ…」
幸太「その刺すためのナイフは何処にある?」
レミリア・咲夜「「!?」」
空中に置かれたナイフはいつの間にか無くなっていた。二人からはそう感じただろう。正解は俺が一瞬で全部奪った。
幸太「うらぁ!!」
その辺にあった机を掴み咲夜と呼ばれたメイドに向けて投げつける。
ギュゥーン…
咲夜「死ね!!」
幸太「バレバレなんだよ!!」
咲夜「!?」
空間を弄って後ろに立たれるのを予測して裏拳を入れる。油断してたのかクリーンヒットした。
咲夜「ふごっ!?」
幸太「せいっ!!」
隙をつき、奪ったナイフを全部服に引っ掻けて壁に刺す。最早行動不能だろう。
幸太「これで良いか?」
レミリア「…クククク、クハハハ、クハハハハハハ!まさか咲夜を倒すなんて思いもしなかったわ!!緋劉幸太!!」
幸太「俺名前言った覚え無いよ?」
レミリア「新聞に載ってたじゃない。」
幸太「そういえばそうだった…」
レミリア「それに前日に霊夢が来たしね。」
幸太「まじか…」
レミリア「ふふっ、楽しかったわ。」
幸太「満足頂けた様で何より。」
ゴウキはメイド服に刺さったナイフを一本一本抜いていく。
咲夜「まさか負けるなんて…」
幸太「下の奴らも起こして来るか。」
レミリア「ああ、その前に。」
幸太「ん?」
レミリア「今日から貴方は私達の家族よ。宜しくね、緋劉幸太。」
幸太「ああ、宜しく。お嬢。」
レミリア「ふふっ、本当面白い…」
ようやく試練が終わった…あー疲れた…
試練を終わらし正式に執事となったゴウキ。最初に任された仕事内容はある者の救出だった…
次回 第四話 「495年振りの空」